2010年11月
2010年11月08日
8/22 益荒男を見ました。その9。
2010年8月22日にディファ有明で行われた
「益荒男-初陣」の観戦メモの続きです。
いやあ、まさかいきなり忙しくなって
早朝から遅くまで働きっぱなしになってしまい
すっかり更新する暇が無くなってしまっていました・・・・
いま、少ないチャンスを見つけましたので
なんとか完結させるべく続きを久しぶりに書きます。
その1はこちら。
その2はこちら。
その3はこちら。
その4はこちら。
その5はこちら。
その6はこちら。
その7はこちら。
その8はこちら。
■第25試合 59kgリミット 総合ルール3分2R
G(勝軍) vs 須藤和哉(D2)



青コーナーの須藤選手はD2所属の選手。
THE OUTSIDER第9戦に登場。
「素人」「練習してない」といった発言とは裏腹に
なかなかの打撃スキルを持っており、
見事に勝利を修めています。
その後も自身が所属するD2の主催で行われた
群馬の地下格闘技イベント「VICTORY」に
2月と5月に出場し、共に勝利を修めています。


対する赤コーナーのG選手は
須藤選手と同じくTHE OUTSIDER第9戦に突如参戦。
戸塚俊介選手と対戦し、判定3-0で勝利を修めている選手です。
試合内容から、練習を積んでいる選手であるのは間違いありませんでしたが
その底は見せていないだけに、どこまでやれるのかが非常に興味深い所です。







試合が始まると、スタンドを得意とする両選手は立って対峙。
前傾気味の構えのG選手に対して、須藤選手は後傾気味の構えです。
パンチで前に出て行くG選手と、ステップバックでかわして迎え撃つ須藤選手。




前に出たG選手に対して、須藤選手はコーナー付近で両足タックルに。
G選手がバービーで切ってがぶり、
須藤選手もタックルを離さずそのままの体勢で動きが止まりブレイクとなります。












ローキックで距離を取りながら打撃の須藤選手。
G選手は前に出るスタイルでパンチ。
お互いにステップでリングを回りつつ
打撃を交錯させるスタンド戦を繰り広げます。




ローを蹴る須藤選手にG選手がタックルでテイクダウン。
サイドポジションを奪い取るも、
須藤選手も下からG選手の首を抱えてホールドし、
暴れて脱出を試みます。G選手も攻めあぐみ膠着となりブレイクに。






スタンドでお互いにパンチを放つ展開。
中間距離での打ち合いの為共にクリーンヒットは当たりません。


G選手がタックルでテイクダウン。






下になった須藤選手はハーフガードとなりホールド。
G選手は抱えられた首を外せず、ハーフ上で次の攻めへ進めません。
パウンドとパスを防ぐべく抱える須藤選手。
そのまま1R終了のゴングとなります。


ラウンドインターバルには
AV女優の紅音ほたるが登場。




2Rもスタンドの打撃の打ち合いで、
G選手が圧力で須藤選手を詰めるも
須藤選手が見事な両足タックルを敢行しテイクダウンを奪います。






倒されたG選手は須藤選手の首を捕らえてフロントネックロックの体勢。
しかし極まりきってはおらず、須藤選手も首を抜こうと抵抗し
そのまま膠着状態に。レフェリーがブレイクを掛けます。





スタンドで再開され、パンチで前に出て圧力をかけるG選手。
押し込む様にタックルに行くも、須藤選手がコーナーを背に堪えて
スタンドで膠着となりブレイクとなります。





試合が佳境に入り、スタンドで半ば足を止めてのパンチでの打撃戦に。
今度は須藤選手がタックルへと入ります。




がぶってタックルを切るG選手。
逆に押しつぶしてグランドで上のポジションを奪います。


G選手が離れて立ち上がり猪木アリ状態に。
レフェリーがブレイクを掛けスタンドへと戻します。




スタンドでのパンチの打ち合いから
もつれG選手が圧力で上を取るもグランドでは動きが進展せずブレイク。





スタンドでの打ち合いから、須藤選手の片足タックルを
G選手が切って潰したところで試合終了となります。


判定では、下がって迎え撃つスタイルの須藤選手に対して
前に出るスタイルのG選手が評価され、
またグランドでは常にG選手が主導権を取っていた為
判定3-0でG選手勝利となっています。
須藤選手は「練習をしていない素人」キャラの選手ですが、
試合を見る限りそこそこの練習はしているでしょう。
ただ、恐らくは好きなスタンドを中心にそこそこ、と言ったレベルの練習かと。
アウトサイダーの高垣選手系の選手ですが、
高垣選手よりはスタミナはあるでしょう。
対するG選手は、須藤選手に比べれば全然練習を積んでいる選手だと思います。
今回の試合の勝敗を分けたのは、やはりこの練習量の差と言って良いでしょう。
お互いのスキルとレベルが似ていて拮抗した為、
噛み合った内容の試合でした。
メインは分量が多そうですので
その10として別個で。
「益荒男-初陣」の観戦メモの続きです。
いやあ、まさかいきなり忙しくなって
早朝から遅くまで働きっぱなしになってしまい
すっかり更新する暇が無くなってしまっていました・・・・
いま、少ないチャンスを見つけましたので
なんとか完結させるべく続きを久しぶりに書きます。
その1はこちら。
その2はこちら。
その3はこちら。
その4はこちら。
その5はこちら。
その6はこちら。
その7はこちら。
その8はこちら。
■第25試合 59kgリミット 総合ルール3分2R
G(勝軍) vs 須藤和哉(D2)
青コーナーの須藤選手はD2所属の選手。
THE OUTSIDER第9戦に登場。
「素人」「練習してない」といった発言とは裏腹に
なかなかの打撃スキルを持っており、
見事に勝利を修めています。
その後も自身が所属するD2の主催で行われた
群馬の地下格闘技イベント「VICTORY」に
2月と5月に出場し、共に勝利を修めています。
対する赤コーナーのG選手は
須藤選手と同じくTHE OUTSIDER第9戦に突如参戦。
戸塚俊介選手と対戦し、判定3-0で勝利を修めている選手です。
試合内容から、練習を積んでいる選手であるのは間違いありませんでしたが
その底は見せていないだけに、どこまでやれるのかが非常に興味深い所です。
試合が始まると、スタンドを得意とする両選手は立って対峙。
前傾気味の構えのG選手に対して、須藤選手は後傾気味の構えです。
パンチで前に出て行くG選手と、ステップバックでかわして迎え撃つ須藤選手。
前に出たG選手に対して、須藤選手はコーナー付近で両足タックルに。
G選手がバービーで切ってがぶり、
須藤選手もタックルを離さずそのままの体勢で動きが止まりブレイクとなります。
ローキックで距離を取りながら打撃の須藤選手。
G選手は前に出るスタイルでパンチ。
お互いにステップでリングを回りつつ
打撃を交錯させるスタンド戦を繰り広げます。
ローを蹴る須藤選手にG選手がタックルでテイクダウン。
サイドポジションを奪い取るも、
須藤選手も下からG選手の首を抱えてホールドし、
暴れて脱出を試みます。G選手も攻めあぐみ膠着となりブレイクに。
スタンドでお互いにパンチを放つ展開。
中間距離での打ち合いの為共にクリーンヒットは当たりません。
G選手がタックルでテイクダウン。
下になった須藤選手はハーフガードとなりホールド。
G選手は抱えられた首を外せず、ハーフ上で次の攻めへ進めません。
パウンドとパスを防ぐべく抱える須藤選手。
そのまま1R終了のゴングとなります。
ラウンドインターバルには
AV女優の紅音ほたるが登場。
2Rもスタンドの打撃の打ち合いで、
G選手が圧力で須藤選手を詰めるも
須藤選手が見事な両足タックルを敢行しテイクダウンを奪います。
倒されたG選手は須藤選手の首を捕らえてフロントネックロックの体勢。
しかし極まりきってはおらず、須藤選手も首を抜こうと抵抗し
そのまま膠着状態に。レフェリーがブレイクを掛けます。
スタンドで再開され、パンチで前に出て圧力をかけるG選手。
押し込む様にタックルに行くも、須藤選手がコーナーを背に堪えて
スタンドで膠着となりブレイクとなります。
試合が佳境に入り、スタンドで半ば足を止めてのパンチでの打撃戦に。
今度は須藤選手がタックルへと入ります。
がぶってタックルを切るG選手。
逆に押しつぶしてグランドで上のポジションを奪います。
G選手が離れて立ち上がり猪木アリ状態に。
レフェリーがブレイクを掛けスタンドへと戻します。
スタンドでのパンチの打ち合いから
もつれG選手が圧力で上を取るもグランドでは動きが進展せずブレイク。
スタンドでの打ち合いから、須藤選手の片足タックルを
G選手が切って潰したところで試合終了となります。
判定では、下がって迎え撃つスタイルの須藤選手に対して
前に出るスタイルのG選手が評価され、
またグランドでは常にG選手が主導権を取っていた為
判定3-0でG選手勝利となっています。
須藤選手は「練習をしていない素人」キャラの選手ですが、
試合を見る限りそこそこの練習はしているでしょう。
ただ、恐らくは好きなスタンドを中心にそこそこ、と言ったレベルの練習かと。
アウトサイダーの高垣選手系の選手ですが、
高垣選手よりはスタミナはあるでしょう。
対するG選手は、須藤選手に比べれば全然練習を積んでいる選手だと思います。
今回の試合の勝敗を分けたのは、やはりこの練習量の差と言って良いでしょう。
お互いのスキルとレベルが似ていて拮抗した為、
噛み合った内容の試合でした。
メインは分量が多そうですので
その10として別個で。