2008年11月02日

THE OUTSIDER 第三戦 観戦記その4。

THE OUTSIDER 第三戦の観戦記の続きです。
その1(第1試合〜第5試合)はこちら
その2(第6試合〜第11試合)はこちら
その3(第12試合〜第16試合)はこちら


■第17試合
大藤剛志 vs 金親智


試合が始まり、金親選手がパンチを振るい前に出るも
大藤選手がフックで迎撃。
しかし金親選手は打たれても前に出て組み付きます。
大藤選手は首相撲からの膝蹴りを連打。
金親選手は振りほどいて離れます。

序盤は大藤選手の方がパンチが的確であり、
金親選手はフックを振り回して
気迫の圧力で対抗。
大藤選手は金親選手のパンチを
ステップでかわして反撃のパンチを入れるなど
序盤優位で試合を進めます。

がむしゃらに前に出る金親選手の圧力で
大藤選手がバランスを崩すと
金親選手はグランドに詰めて上を取りに行きます。
しかし大藤選手は金親選手を逆に組みとめ押し倒して上に。
グランドとなるも大藤選手はすぐに離れてスタンドに戻ります。

金親選手がパンチを繰り出し、
大藤選手は下がってかわして返しのパンチ。
この展開で試合が進むものの、
だんだん両選手共に動きが落ちて・・・

これは。ガス欠の匂いがプンプンしますね。
っていうか既にガス欠。

スタンドで向き合う両選手。
二人とも明らかに手数が落ちています。
組んで大藤選手がテイクダウンも、
すぐに離れてスタンドに戻り、金親選手もスタンドに。

そしてお見合い。
パンチを打ち合う両者。
3分経たない1Rから既にドロドロになり始めてます。
金親選手が組み付いて引き込みゴング。

既に消耗した両選手、はたして2Rは戦えるのでしょうか・・・


2Rが始まると
金親選手が前にでてパンチ。
しかし既に疲れてパンチも
ストレートだかフックだか分からなくなっています。
元気な時には打撃スキルで上回っていた大藤選手ですが
すでにガス欠で返しのパンチが出ず。
ヘロヘロながら前にでて
消耗状態ながらもパンチをがむしゃらに出す金親選手。
連打浴び疲れの見える大藤選手にスタンドダウンが宣告されます。

再開されるも、
両選手共に疲れて既に酔っ払いの喧嘩状態。
ガードは下がり、パンチは波を打って
単に手が前に出ている状態です。
疲れて膝に手を置いて休む両者。
金親選手がヘロヘロラッシュを掛けると
大藤選手が組んで膝蹴り。
すでに試合はスローモーションです。

見ているお客さんも緩んで
「頑張れ〜!」とかヤジを飛ばす状態。

金親選手のすごく遅いロボコンパンチも
大藤選手は圧力負けして後退。
後ろ回し蹴りを大藤選手が放つも
極度の疲労で、既に小学生でも避けられるスピードになっています。

ドロドロで、単発の打撃の打ち合いに
レフェリーが両者にイエローカードで注意。
膠着試合での注意らしいですが、
しかし既に両選手共に
そんな事を言われてもどうしようもありません

緩く笑っている場内のお客さん達。

マッスル酒井選手の「マッスル」というプロレスでは
試合途中でのスローモーションの演出が好評ですが、
まさか総合の試合でスローモーションが見られるとは・・・

お互い消耗状態での打撃戦、
というかリング中央でお互いにクロール

やっとゴングが鳴って試合が終了となります。


多分元気な状態であれば
日本拳法の経験で打撃スキルが上の大藤選手が
的確にパンチを入れて優位だったのでしょうが、
消耗した状態では
気力でパンチを出し続けた金親選手が押した展開となりました。
判定は3-0で金親選手。


勝者としてマイクを持たされた金親選手。
金親選手「・・・・・ハァ、・・ハァ。・・・疲れたぁ・・・。」
観客  「クスクスクス・・・」


両選手、お疲れ様でした。


【結果】
×大藤剛志 vs ○金親智
2R 判定(0-3)




■第18試合
大谷匡弘 vs 野村剛史

前回の勝利で一躍名前を知られた大谷選手。
黒い柔術着に白帯を締めての入場です。

The Outsider 第三戦_観戦記_入場曲_野村剛史対する、第一回、第二回と見事な勝利を修めている野村選手。
映画「マトリックス」のテーマ曲である
Juno Reactorの「Navras」で入場です。
参考(曲)
Youtube「Navras - Juno Reactor」



試合開始でグローブを差し出す野村選手。
しかし大谷選手はグローブのタッチを拒否します。
試合が始まり向き合う両選手。
構える大谷選手に対して、
野村選手はプロレスラーがロックアップする前の様に
片手を高々と上げた構えを取り
両選手見合っての牽制状態となります。

しばらく向き合った後、野村選手はスタンドで右パンチを炸裂。
大谷選手は気迫でパンチを返して
打撃戦を挑むも、野村選手の方が打撃スキルが上で
組み付きで野村選手がテイクダウン。
すぐに大谷選手のマウントを奪います。

マウントを取った野村選手は
すぐにパウンドを落とさず、上で大谷選手の様子を伺います。
そして間を置いて、狙いすます様に
単発でパウンドを落としては様子を伺い、
そしてパウンド。

パウンドを浴びた大谷選手が
下で体を返すと、バックについた野村選手は
チョークスリーパーの体勢に。
足をフックして大谷選手を絞め上げるも、
大谷選手は苦悶の表情ながらブリッジをして右手を中に入れて
かろうじて絞めを防御します。

絞めが極まらないと見たか
腕を緩める野村選手。
大谷選手は再び体を返して
向き合う体勢に戻す事に成功します。

上になった大谷選手がパウンドで反撃に行くも、
下の野村選手は腕を取って足を絡め
三角絞めの体勢に。
野村選手がキツく絞め上げるも、
大谷選手は必死の形相で
右手で鉄槌を打って抵抗をします。
尚も絞め上げる野村選手。
大谷選手は堪えて抵抗をやめず、
野村選手は腕十字へと移行をするも
ゴングとなり1Rが終了します。


2Rが始まり、再び1Rと同じように
グラブを差し出す野村選手。
しかし大谷選手はこのラウンドもグローブタッチを拒否。
両選手ともにスタンドで向き合う状態となります。

向き合う両者を見守り、
ほとんど音も無く見守る観客。

ここで、
「野村〜!遊ぶな!本気でやれ!」と叫んだ男が一人。

次の瞬間、野村選手は前に出て
大谷選手に右ロングフックを一閃。
このパンチが見事に大谷選手の顎にヒットして
大谷選手はそのままもんどり打って倒れてダウン。
レフェリーが即座に試合を止めて
大谷選手はマットに大の字。
野村選手が2R開始すぐのKO勝利を修めています。


【結果】
×大谷匡弘 vs ○野村剛史
2R 0分12秒 KO(右フック)




そして、試合後の
野村選手のブログでは次の様な記事が。
参考
T-style〜男の中の男への道〜「怒り」
T-style〜男の中の男への道〜「怒り 2」

どうやら、試合後にあちこちで
「手抜きしたの?」
「遊んでたの?」
と聞かれてお怒りの様です。


>みんな、インターネットによる、試合結果やblogなどを見ての情報らしい


blog・・・・


俺か。俺なのか。
・・・俺ですね。俺です。 otz



試合と同時に速報をしたのは
スポナビと俺くらいですし、速報で
「野村は知ってる大谷相手であきらかに手加減」
と書いたのは俺です。
まあ、某巨大掲示板でも書かれていましたが・・・


このまま黙ってスルーしておけば、
多分何も無いんでしょうけど、
記名で書いた私には責任がありますし、
自分で言った事はきちんと対応します。



まず、カードか組まれた時に、
大谷選手と野村選手では
明らかに野村選手の方が経験、スキル共に上で強く、
野村選手の勝利は動かないと見て、
その様に私は書きました。

実は試合前に野村選手は
道場の方からも「勝てる」と言われていたのを知っていました。
また、前回第二回の後、
カリスマにKO勝利をした大谷選手に、
大会後に何かあってはいけない、と心配をした事務局の依頼で
野村選手や九州勢の選手が
大谷選手についていて、一緒に食事に行った話も
伝え聞いていました。


実際に両選手の戦力を見て、
野村選手優位と見るのは真っ当な意見だと思います。
大谷選手と野村選手にはスキルの差があった
このことは事実であると私は断言します。


そして実際の試合。
野村選手は終始優位に試合を進めていました。
スタンドでは向き合って、
手四つを誘うかのような構えを取っています。
また、マウントではがむしゃらなパウンド連打などでは無く、
冷静に相手を見て、狙ってパウンドを落としていました。

出場選手の応援で数多くの
格闘技関係者がいたあの客席で、
試合を見ていた多くの人が
「野村選手は余裕がある」と感じた。
これも事実と言って良いと思います。

例えばGBRの試合結果でも、
野村選手がマウントを取ったシーンでは
「余裕たっぷりの態度でパウンドを放って行き」
書かれていますし、
これは真っ当な意見だと思います。


では、野村選手は
試合で手抜きをして遊んだのか?
本当にそうだったのかは
リングで戦った両選手にしか分からない事ですが、
結論から言うと、これは違うと思います。

伝え聞く所によると、
野村選手、昔は九州でもイケイケだったとか。
実際に野村選手のBLOG他などを読んでも
一本気な性格がにじみ出ていると思います。
野村選手、まさにアウトサイダーに出るべくして出ているキャラの選手の様です。

その野村選手が
「手抜き」
「手加減」
なんかできる訳ないし
する訳ねぇ!!!!

と断言をしています。

これは、まさしく本当にその通りなんだと思います
試合を生で見て「余裕がある」とか書いた私も、
手抜きは無かったと思う事を
ここに明記します。


実際に野村選手は第一回、第二回と
鮮やかな秒殺一本勝ちを修めて
その強さとスキルの高さを証明している選手です。
正直、通常のアウトサイダー選手では相手にならないと思いますので
次回こそは経験者やセミプロレベルの実力者との
マッチメイクを期待したいと思います。

また、野村選手には
「余裕がある」などと書いて
嫌な思いをさせてしまった事はお詫びします。
すみませんでした。

しかし、実際にあの試合を見て
野村選手が余裕だった、と思うことは
間違っていないと思いますので
撤回削除はしません。
それはここに明記しておきます。


あと、もし野村選手とどこかで鉢合わせたら
私はきっと目をそらすであろう事も
ここに明記して(ry



その4に続きます。


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