2008年11月04日

THE OUTSIDER 第三戦 観戦記その6。

THE OUTSIDER 第三戦の観戦記の続きです。
その1(第1試合〜第5試合)はこちら
その2(第6試合〜第11試合)はこちら
その3(第12試合〜第16試合)はこちら
その4(第17試合〜第18試合)はこちら
その5(第19試合〜第22試合)はこちら



■第23試合
多村健司 vs 小川丈二


The Outsider 第三戦_観戦記_入場曲_多村健司多村選手は「Grand Sword」で入場。
プロレスラー・小橋健太選手の入場曲です。
NOAHの本拠地ディファでこの曲という所が
なかなかです。
参考(曲)
Youtube「Kenta Kobashi Theme "Grand Sword"」

The Outsider 第三戦_観戦記_入場曲_小川丈二対する小川選手は
映画「ゴッドファーザー」のテーマ曲
「ゴッドファーザー愛のテーマ(Speak Softly Love)」での入場。
参考(曲)
Youtube「Andy Williams' Speak Softly, Love (from 'The Godfather')」


小川選手は開始と同時に前に飛び出て
右パンチを放つも、多村選手が組み付いて
スタンドでバックを奪取。
しかし小川選手は振りほどいて離れます。
スタンドでパンチで前に出る小川選手。
多村選手は打撃をくぐりタックルに入ってテイクダウンを奪います。
グランドで小川選手が足で蹴りはがそうとすると
多村選手はその足を取り足関節。
小川選手は足を取られたまま
パンチを連発で多村選手に入れて引き離そうとします。
しかし多村選手は尚も足を取ったまま
極めを狙って離さず。
小川選手は立ち上がって逃れます。
ここでレフェリーがブレイクを掛けるも、
アクシデントでどこかを痛めたのか
多村選手はよろけてすぐに立ち上がれず。
レフェリーにダウンを宣告されます。

スタンドで再開され、小川選手がパンチで挑みかかり
多村選手もスタンド打撃で反撃に出るも
どこか様子がおかしく、
小川選手のパンチラッシュを浴びてしまい
レフェリーが試合をストップ。
小川選手のKO勝ちとなっています。


多村選手、セキュリティで喧嘩というバックボーンから
ストライカーを想像していましたが、
実際は組み付いてのサブミッションという
グラップリングをメインとした戦いでした。
アクシデントなのか
小川選手のグランドでの打撃が効いたのかは分かりませんが、
あのまま試合が続いていたら
どのような試合を見せてくれたのかが
気になる戦いぶりでした。
きっと格闘技好きな選手なんでしょうね。


小川選手は勝利のマイクで
「いやぁ。体鍛えてきた甲斐がありました。
世の中、まだまだ強いヤツがいるのを見せ付けてやります。
次回、生きていればまた出ます!」
とコメント。

小川選手はワースト加藤選手に似た印象でした。
ただ、小川選手は加藤選手よりも明るい印象でした。
次はバチバチの殴り合いが見て見たいと思います。



■第24試合
加藤紘也 vs 堀鉄平


そして全く何事も無かったかの様に
「第24試合」のコール。
加藤選手と堀選手が入場曲でそれぞれ花道から
入場をしてきます。

事前に堀弁護士の怪我で試合中止の告知がされていましたが、
それまでの試合と全く変わらずのコールだった為、
両選手が私服で入場してくるまで、
「あれ?試合やるの?」という感じでした。


まず加藤選手がマイク。
「今日、試合する予定だった加藤です。
今日、相手が怪我して試合できなかったので俺もイライラしてるんで、
次ボコボコにして、ヤベエ試合して勝ちたいと思うんで、応援よろしくお願いします。」


場内からは拍手。
そして堀弁護士にマイクが渡ります。

堀弁護士がしゃべる前から、
場内からは「弁護士試合しろ〜〜!」
「ふざけんな〜〜!!」とヤジが。

中に一人、しつこく
「ふざけんなーー!!」
「土下座しろ!!!」と叫んでいる人がいます。


堀弁護士「今日はすいませんでした。」

場内からは「ふざけんな〜〜!!」などのヤジがあちこちから。

堀弁護士「・・・・・(語気を強めて)12月20日!
ディファで行われる第4回アウトサイダーで加藤選手とやりたいと思います!
そこで加藤君の腕をへし折りたいと思います!!」


ちょっとキレ気味にコメントする堀弁護士。
場内には堀弁護士へのヤジが続きます。

加藤選手との試合を楽しみにしていた人も多かったせいもあるのでしょうが、
あきらかに堀弁護士自体をヤジる声も。
堀弁護士、アウトサイダーの会場で
ちょっとしたヒールになっていました。



■第25試合
吉永啓之輔 vs 江田雄一


吉永選手が入場すると
客席から多くの紙テープが投げ入れられます。
入場曲はヒップホップの曲。
曲名とアーティストは不明ですが、
「YMC」という歌詞が何度か入っており、
歌詞の内容も格闘技的な内容だっただけに
もしかしたら知り合いのDJに頼んだ
オリジナルもしくはアレンジの曲なのかもしれません。

The Outsider 第三戦_観戦記_入場曲_江田雄一江田選手はDarudeの「Sandstorm」で入場。
ヴァンダレイ・シウバ選手の入場曲として
あまりにも有名な曲です。
参考(曲)
Youtube「Sandstorm」

江田選手は今回のアウトサイダー出場が決まった後、
大会の為に総合の練習を10日積み、
毎日2時間バックブローの練習を積んでいたそうです。


試合は吉永選手が
前蹴りを蹴ってローキック。
江田選手はバックブローを繰り出します。
組み合ってもつれるようにグランドとなると
江田選手が上のポジションを取り、
スタンドからジャンプしてのパウンド。
吉永選手は足を利かせて防御をし、
足に足をい絡めてグランドに引きずり込む体勢に。
江田選手は上からパウンドを落とし、
立ってスタンドに戻ります。
江田選手を追って胴に組み付いた吉永選手が
テイクダウンで上となるも
江田選手は立ち上がって逃れます。
再び吉永選手が組み付きそのまま押し込むも、
ロープ際でもつれて江田選手が上のポジションに。
吉永選手がガードの体勢も、
江田選手が右腕を出した為
吉永選手はそのまま足を絡めて
三角絞めの体勢に入ります。
江田選手は胸を突き出すのではなく
腰を引いて逃れようとした為逃れられず。
吉永選手は腕ひしぎ三角固めの体勢から
そのまま裏十字の体勢に入って
江田選手の腕を極めにかかります。
極められた江田選手はそのまま耐えるも
ガッチリ極まっておりレフェリーが試合をストップ。
吉永選手の一本勝ちとなりました。


吉永選手はとにかく下になってからの極めが得意な様子で
今回も下からの三角で相手をコントロールして
きっちりと一本勝ちを修めました。
アウトサイダーでは格闘技経験者も極めており、
極めのレベルはすでに一段上を行っています。
吉永選手、もうすっかりアウトサイダーの看板選手です。
これは是非とも、打撃もグランドもできる
プロレベルの選手との試合を見たい所です。


勝った吉永選手はマイクで
「俺とやりたいって言ってる選手が何人かいるみたいですけど、
前田社長がGOと言ってくれればいつでもやるんで、焦らず待っててください。」

とコメント。



■第26試合
高橋玲央 vs 川村勝


高橋選手が入場すると、
ディファ有明の東側リングサイドの席が一斉に
「レオ〜!」と高橋選手を応援。
高橋選手を応援する78人の応援団は
西側に固まって座っていました。

The Outsider 第三戦_観戦記_入場曲_川村勝川村選手は
NORIKIYO氏のアルバム「OUTLET BLUES」から
「アウトレットブルース〜蛇の道をゆく〜」での入場。
やはり川村選手自身をフィーチャーした曲での入場でした。
参考(曲)
Youtube「NORIKIYO/アウトレットブルース〜蛇の道をゆく〜」

川村選手のその体躯は、それだけで見るものを圧倒する
説得力があります。



試合が始まり
川村選手は巨体に似合わず
見事なフォームでミドルキック。
向き合うとノーガードで高橋選手に向き合います。
高橋選手がパンチを放つも
川村選手はノーガードのスェーバック。
これだけで既に、川村選手は見かけとは裏腹の運動能力と、
殴り合いを数多く経験したきた事を伺わせます。
川村選手がスタンドでパンチのラッシュ。
高橋選手は格闘技のディフェンスではなく、
バスケのディフェンスの様に
川村選手の射程距離から離れます。
さらにパンチを放つ川村選手。
続けて右ハイキックから再度パンチのラッシュを浴びせます。

高橋選手は打撃を浴びつつ、
運動神経だけで避けるように
体を背けて逃れ、パンチで反撃。
しかし、川村選手の圧力でテンパってしまったか、
パンチはまっすぐ打つパンチではなく、
大振りの猫パンチに。
まるでバスケのダンクシュートの様です。
これは恐らく、川村選手の尋常ではない圧力を受けた高橋選手が
本能で、体に染み付いたバスケの動きが出てしまったのだと思います。
高橋選手はカードド発表のコメントで
「川村さんの顔面に、ダンク決めます」とコメントしていましたが、
はからずも本当にダンクを狙う事になってしまいました
川村選手は当然の様にスェーでパンチをかわします。

高橋選手はキックを放つも
川村選手が蹴り足を取り、そのまま右フックを連打。
膝蹴り、フックと浴びせかけ、
ラッシュを浴びて防戦一方となった高橋選手に
和田レフェリーがスタンドダウンを宣告します。
パンチをかわす事で精一杯の感がある高橋選手に
レフェリーは消極的のイエローカードを提示。

再開されると川村選手は
ローからハイ、そしてパンチから膝蹴りをぶちこみ
高橋選手が反撃できない様子を見て
レフェリーが試合をストップ。
川村選手が見事な勝利を修めています。


高橋選手は身体能力の高さは見せてくれましたが、
正直今回の試合では
ポテンシャルは分かりませんでした。
というか、川村選手凄すぎ。
何が凄いって、オーラがでした。
川村選手は、その姿だけでお金取れそうでした。


勝利のマイクを渡された川村選手は
「高橋君、まだ全然、闘ってる。
僕としては目が全然死んでないと思ったけど、
止められちゃって悔しいと思うけど、また頑張りましょう。」

とコメント。
しかし、高橋選手の負けが決まった西側観客席の高橋応援団は
川村選手のマイクが始まった最中、
パラパラとさも興味無さ気にすぐに席を立ってしまい
あっという間に西側席にポッカリと空白を作りました・・・・

高橋応援団がはけた頃、
落ち着いた会場内に、間を置いた川村選手が
それまでの淡々としたマイクから突如、
「競技と関係なく、リングス! ふざけるな、この野郎! 
ふざけんな、この野郎!

とドスの効いた声で絶叫。
ただでさえ迫力のある川村選手の怒号に
いかついコワモテの揃った会場もさすがにシーンとします。

続けて、元の淡々とした口調に戻って
「まあ、何があったかは憶測を呼んだり呼ばなかったりすると思います。」
とマイクをする川村選手。
「まあ・・僕も悪者にはなりたくないですし、」と続けた川村選手は
「僕も刑務所出て、資格をとって、一生懸命真面目な世界で
認められるように頑張ってますので、リングスにこれから期待しています。
でも、本当にふざけんな! この気持ち分かって欲しいところがあります。」

とコメント。

いったいどうなるのか、と見守る観客に川村選手は
「フザけんなこの野郎っていうだけじゃなく、
この野郎って言って申し訳ないですけど、」
と続け、
「今日、ここへ上がってまだ仕事も決まってないですけど、
ラッキーなことに子供も出来まして、
まだ籍も入れてないんですけど、日なたの道に近づきました。
今日はその彼女のためだけに戦わせてもらいました。」

と一転していい話を始めます。

マイクを持ちながらリングの中を
ブラブラと歩きながらコメントをしていた川村選手でしたが、
コーナーの方向に向かうと
「二度と言わないのでよ〜く聞いてて欲しいんですけど、
俺についてこれるのは君しかいないと思うので。」


リング下にいる彼女に向けて、
川村選手はコメントを。
するとリングでずっと直立していた
和田レフェリーがロープを上下に空けて
彼女をリング上に招き入れます。

「本当にまだ籍も入れてないし、1月に生まれてくるんですけど、
俺が情けなくて指輪も買ってあげられない生活なんですけど、
今日リングにあげてくれたリングスの皆さん、ありがとう。」

川村選手のコメントで、
序盤凍りついた会場は
いつの間にか暖かい雰囲気になっており、
会場からは拍手と歓声が沸きます。

そして最後に川村選手が一言。
「最後に一言、僕をポイしないで下さい!



以上がアウトサイダーの第三回の試合でした。
今回は常連(といってもまだ2回しかやってませんが)不良選手がおらず、
どうなるかな、と思っていましたが、
渋谷選手と川村選手がその役割を果たしてくれました。

ただ、再出場組の選手は
始めて出た時に比べてちょっと慣れてテンションが
前より低かったかな、とは思いました。
その辺は、まだ3回ですので
今後修正して、盛り上げてくれると期待をしたいと思います。



そして帰宅の為にロビーに出ると、
会場の扉の所に、第二回に出たトオル選手が。
挨拶をしてちょっとお話しました。

そうしたらトオル選手が
「黒石さんがまた喧嘩しちゃったんですよ・・・」


・・・・黒石さんグッジョブ。



では。

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コメント一覧

1. Posted by ちーりー   2008年11月05日 09:03
5 くまさんお疲れ様でした。更新が待ち遠しかったです。なんか久しぶりに格闘技を観に、というよりアウトサイダーを観にいきたい!と思わせてくれた観戦記でした。
2. Posted by くま@くまページ   2008年11月06日 19:58
>ちーりーさん
ありがとうございます。
是非、見に行ってくださいw

うちを読んでくださる方なら
きっと面白いと思いますw

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