2008年12月28日

THE OUTSIDER第四戦。見に行きましたその5。

THE OUTSIDER 第四戦の観戦についての続きです。
休憩明けの試合を。


その1(試合前)はこちら
その2(第1試合〜第6試合)はこちら
その3(第7合〜第11試合)はこちら
その4(第12試合〜第17試合)はこちら


■第18試合
「和製ヴァンダレイ 鋼の喧嘩術師」友田隆志
   vs
「実録死亡遊戯 九州軍団 影の総帥」山元寿

山元選手はカンフー着を着て
ブルース・リーのスタイルで登場。
酔拳のような動きで花道に登場します。


山元選手のパンチに合わせて友田選手がローキックを蹴ると
蹴り足を取り山元選手が押し倒してテイクダウン。
猪木アリ状態でスタンドの状態で山元選手が足を極めに行くも
友田選手は逃れて立ち上がります。
スタンドでボクシングの展開の持ち込む山元選手。
友田選手も応戦し、打ち合いとなります。
お互いにパンチにクロスを被せるなど
なかなかレベルの高い打ち合いとなったものの、
徐々に友田選手が山元選手のパンチを見切り始めて
右フックをヒット。尚も山元選手はパンチで前に出るも
友田選手は右ストレートを一閃。
モロに打ち抜かれた山元選手は腰からダウンをします。
レフェリーのカウントに立ち上がる山元選手。
しかし再開されると、再び打ち合いから
もはやパンチを見切った友田選手が狙い済まして右フックを叩き込み、
山元選手はその場に前のめりにダウンを喫して試合が終了。
見事なKOで友田選手が勝利を修めています。


友田選手は
「今日、僕のために来てくれた人、応援してくれた人、
そんなに多くないですけど、ありがとうございます。
いい年を送れます。前回僕の友達が吉永選手に負けてしまったので、
敵討ちをしたいと思います。」
とコメント。

今回この試合に期するところがあった友田選手は
見事な勝利を修めました。

【結果】
○結城 vs 小川
1R 1分23秒 KO(2ノックダウン・右フック)



■第19試合
「濱の狂犬」黒石高大
   vs
「北区の鬼山賊」小森信綱


アウトサイダーで、看板選手と言って良い黒石選手。
出場の度に、ある意味一番目立って
ファンの心を鷲掴みにしている黒石選手が
今回どのような試合を見せるのかが注目された試合です。


先ずは小森選手が入場してリングイン。
自コーナーに付きます。

そして対する黒石選手がいつもの
オラオラ歩きで花道を闊歩して登場。
ロープをくぐってリングインすると、
まるで踵を返すかの様に
脇目も振らずに一直線にオラオラと小森選手の前に向かいます。

場内の観客が喜ぶ中、黒石選手は小森選手に額を突き合せてメンチ。
小森選手も引かずに額を突き合わせます。

そして次の瞬間。

黒石選手はいきなり殴りかかって
小森選手にパンチを連打


慌てて和田レフェリーが黒石選手を
後ろから胴を抱えてリフトし、
持ち上げたまま黒石選手を運んで引き離します。

そして、もはや恒例とも言える
横浜軍団がリングへなだれ掛かって殺到。
セキュリティも駆けつけてリングの上に。
またしてもリングの上には人が大勢入り乱れる事となります。

小森選手の状態をチェックするドクター。
和田レフェリーはマイクを持って
「ただ今の攻撃についてご説明申し上げます。」
説明を始めるも、リングの上は混乱状態。
思わず和田レフェリーは続けて
「上がらない!リングに上がらない!」

しかし既にエキサイトした横浜軍団と
排除しようとするセキュリティ。
和田レフェリーはマイクで
「離れろ!離れて!」

リング北の花道では、白いジャージの人が
和田レフェリーと押し問答をしています。
どうやら大阪の喧王というイベントの方の様子です。
参考
喧王実行委員会ブンちゃんのブログ「アウトサイダー」


なんとか徐々に混乱が落ち着いてきたリング上で
和田レフェリーが説明を続行。
「試合前の出来事で試合が始まっていませんが、メンチ切るのはいいですが、
試合が始まってない状態で無防備の相手にパンチをやったらどの大会でも反則負けになります。
試合が始まってないアクシデントですから、ノーコンテストにさせてもらいます。
ゴングが鳴ってからの行為だったら反則負けにさせてもらいますが・・・」


そして前田代表もリングインしてマイクを持って説明。
「試合前の力を抜いているところに攻撃したら、試合が成立しなくなる。
ゴングが鳴る前なのでノーコンテストとさせていただきます。」


花道を引き上げて行く小森選手陣営一同。

しかし場内ちこちからは怒号やヤジが。
「やらせろー!」
「黒石ー!あやまれ!」
「謝る事無いぞ!」
などなど。

語気を強めた前田代表は再びマイク。
「チャンスは何回もあるんだから!
でも今回はルールはルールなんで、相手が怪我しちゃったんで、
ドクターができないと言ったら自分らはできないんです。
黒石君は2回不本意な試合が続いて気合いの入ってきた気持ちも分かるんで、
彼の次の試合に注目してやってください。」


そして黒石選手がマイク。
場内からはヤジが飛びます。
「リングの上で2回負けて、自分死ぬほど悔しくて、今回は練習してきました。
今回は自分が100%悪いんで、会場の皆様申し訳ありませんでした。」

そして頭を深々と下げる黒石選手
まるで田村潔司ばりに、リングの四方に順番に礼をします。

試合前に加撃をしてノーコンテストという裁定を引き起こして
リングを混乱状態にした黒石選手。
しかし、最後のマイクとお詫び、そしてその佇まいで
黒石選手は場内の観客のハートを鷲掴みにして退場して行きました。

終始オラオラ全開ながら、もはやその姿には
愛嬌すら感じさせました。

すげえ。黒石さんすげえ。
こんな選手はなかなかいないですね。
最低でしたが、最高でした。


そしてリングの南側のエプロンには、
しつこくわめいている、後ろで髪を縛ったおじさんが
なにやらエキサイト。
セキュリティに宇宙人の様に連れ去られて行きました・・・



ちなみにある選手は、
試合前の小森選手の動きを見ていて
「今回は黒石君が勝っちゃうかな・・・」と思ったそうです。
ご参考までに。


【結果】
━黒石 vs ━小森
黒石選手の試合前の加撃によりノーコンテスト




■第20試合
「法曹界の最強弁護士 人権派 柔術弁護士」堀鉄平
   vs
「喧嘩所茨城制圧 ザ・WORST」加藤紘也

試合当日の計量で、申請体重75kgの所を
81.9kgと、およそ7kg体重をオーバーしていた加藤選手。

メインカードの一つであったこの試合で
体重オーバーが発覚した事で、
当日のバックステージは大騒ぎ、大混乱になったそうです。

確かに90kgから75kgへの減量はかなり過酷なものですが、
加藤選手が自分で希望し決めた事です。
控え室の選手や関係者達は
「なんで落としてこなかったのか」
半ばあきれていたと聞きます。



試合がはじまると、堀弁護士は前蹴りを繰り出し、
フェイントを掛けてタックルに。
加藤選手は受け止めると堀弁護士の左腕を取り、
スタンドでアームロックの体勢からそのまま
後ろに倒れてグランドで上を取る事に成功します。
下になった堀弁護士はオープンガード。
上からパウンドで圧力を掛ける加藤選手に対して
足を利かせる堀弁護士は
そのまま脇を差すと右腕を取って腕十字の体勢に。
加藤選手は腕を取られたままリフトをします。
逃れる加藤選手に対して、堀弁護士も足を聞かせつつ離れ、
加藤選手がキックを何発か入れるも
ここでレフェリーのブレイクとなち、
両者スタンドに戻ります。

スタンドでパンチを食らわない様に
組み付く堀弁護士。
ここは加藤選手が体格を生かしてテイクダウンを奪い
グランドで上となります。
ハーフガードの体勢となった堀弁護士は
グランドで柔術の技術でバックを奪います。
亀になって防御する加藤選手。
仕掛けに合わせて加藤選手は逃れようとするも、
堀弁護士は押さえ込み、持ち上げて
パウンドで圧力を掛けて腕十字を仕掛けるも
ゴングで1R終了となります。

2Rがはじまると
加藤選手が飛びついてのパンチ。
堀弁護士は前蹴りで距離を保って
タックルで加藤選手を押し込みます。
加藤選手はアームロックを狙いつつ引き込む様にグランドに。
パワーを生かして加藤選手は上のポジションを奪い返して
上からパウンドで圧力を掛けます。
しかし堀弁護士は下になりつつも加藤選手をグランドでコントロールし、
下から三角絞めを仕掛けて極めの体勢に入り、
加藤選手がタップ。
堀弁護士が一本勝ちを修めています。


加藤選手はパワーを生かして
スタンドの圧力で勝負かと思いましたが、
堀弁護士は前蹴りを使ってスタンダードに
距離を取る作戦とを取りました。
前回の試合を見ても、恐らく加藤選手に
スタンドでいなして打撃を打ち込むスキルは無く、
加藤選手は引き込んでグランドでの戦いを選択しました。

大会前のコメントをしていた通り、
加藤選手も一定のグランドの技量は持っていた様子でしたが、
グランドでの勝負となれば堀弁護士の土俵。
優位にコントロールして試合を進めた堀弁護士が
一本勝ちを修めました。

やはり堀弁護士を倒すには
グランドに付き合わない事がポイントになると
改めて思いました。
そろそろ堀弁護士には、
総合でスタンドをキープできる相手との
対戦を見てみたい
と思います。

【結果】
○堀 vs 加藤
2R 1分16秒 一本(三角絞め)



■第21試合
「本場 広島からの刺客」翔貴
   vs
「川口連合 第十代総長」武井勇輝

50人の応援団を動員したという武井選手は
大歓声を浴びて入場。

対する翔貴選手には、
西日本で活躍するクラスAのプロシューター、
佐々木信治(Sasaki Shinji)選手と、
女子総合やグラップリングの第一人者、藤井恵(Fujii Megumi)選手が
セコンドに付いています。

もっとフジメグには反応があるかと思いましたが
場内のお客さんは無反応。
前々から思っていましたが、
やはりアウトサイダーは普通の格闘技興業とは
若干お客さんの層が違うという事を
改めて認識させられました。

事前に知っていた人以外は、
恐らくフジメグを見ても誰だか分からず、
単に小さい女の子がセコンドに付いている、くらいの
認識だったと思いました。

当日、アウトサイダーの控え室に来た藤井選手は、
アウトローの溢れる控え室を見て
「えらい所に来てしまった・・・」という反応だったそうです(笑)


試合はまず、スタンドで向き合い牽制をする両者。
武井選手が右のフックを振ってヒットするも、
翔貴選手もパンチを連打して圧力を掛け前に出ます。
アマ修斗で実績を残す翔貴選手が圧力では優位。
ロープまで押し込まれた武井選手はローキックを放つも
蹴り足を翔貴選手が取ってテイクダウンを奪い
上のポジションを奪います。
ガードの武井選手は下からパンチ。
そして足で蹴り離しでスタンドに戻ろうとするも
翔貴選手は間髪入れずにそのまま組み付き
押し倒して上をキープ。
サイドポジションを取ってパウンドを入れます。
武井選手はガッチリとクロスガードを取って防御。
そして下から腕十字を狙うも
翔貴選手は腕を抜いて極めさせません。

2Rが始まると、武井選手がローキックを放ち、
翔貴選手が返しのハイキック。
組み付いた翔貴選手は抱え上げる様に
テイクダウンを奪って上を取ります。
ガードポジションを取る武井選手に対して
翔貴選手はパウンドで圧力。
すると武井選手は、足を上に移動させて
三角絞めの体勢に入って絞め上げます。

翔貴選手選手は捕まった体勢から逃れようと試みるも、
武井選手は三角で足をロックしたまま
渾身の力で絞めの体勢をキープします。

翔貴選手は肩を入れて防御し、
絞め落とされる事は防いでいるものの、
武井選手が勝負所とばかりにガッチリ三角の体勢をキープ。
翔貴選手はガードから立ち上がって脱出を試みるも
武井選手は体を伸ばした状態でも
三角の足のロックはガッチリとキープし、
意地でも逃さないという体勢です。

三角絞めの体勢のまま、動きが少なく時間が経過するも、
極めの体勢に入っている為に
レフェリーもブレイクを掛けることは出来ず。
翔貴選手も空いている手で
パウンドを試みて脱出を目指すも
武井選手は意地でも三角の体勢をキープして
技を解かせません。

およそ2分くらい、武井選手は三角の状態で
絞め上げた状態で体勢をキープ。
翔貴選手は最後まで脱出は適わず
そのまま時間が経過してゴング。
判定となり、2Rでキャッチの体勢をキープし続けた
武井選手が判定で勝利を修めています。


正直、修斗での実績を比べても
私は翔貴選手が優位に試合を進めて
勝利を修めると思っていました。
実際に武井選手が三角の体勢に入るまで、
圧力で勝って試合を優位に進めていたのは翔貴選手でした。

しかし、武井選手はこれしかない、とばかりに
三角絞めの体勢をキープ。
逃れようとする相手に長時間三角の体勢をキープすることは
かなり消耗するはずであり、
自分の応援団の見ている前で、
格上の相手に武井選手は根性を見せつけました

バチバチの殴り合いで根性を見せることは
観客には分かりやすいですが、
武井選手はグランドでその根性を見せ付ける事で
勝ち目の薄い相手を制して、見事に勝利をもぎ取りました。

武井選手、素晴らしかったです。
お疲れ様でした。

【結果】
翔貴 vs ○武井
2R 判定(0-2)



そして後の試合はその6へと続きます。


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