2009年03月03日

3/8 DREAM 7 フェザー級GP。"セカンドチャンス"ジョー・ウォーレン選手。

ジョー・ウォーレン_top

09年3月8日に埼玉スーパーアリーナで行われる
DREAM 7 フェザー級GP 1st Round
出場選手が発表され大会が迫っていますが、
今回は新規参戦選手の中から
ジョー・ウォーレン選手についてご紹介をしたいと思います。


ジョー・ウォーレン_Joe Warrenジョー・ウォーレン(Joseph Warren)選手は
1976年10月31日生まれでアメリカ・ミシガン州出身。
84年からレスリングを始め、
Cliff Keen Wrestling Club、ミシガン大学を経て
New York Athletic Clubに所属。
レスリングの全米代表チームに選抜され、
総合に転向後はチーム・クエスト(Team Quest)に所属するという
選手です。
(上写真・ジョー・ウォーレン選手)

ジョー・ウォーレン_Joe McFarland大学時代には、ミシガン大学のレスリング部ヘッドコーチである
ジョー・マクファーランド(Joe McFarland)氏の指導を受けています。
(左写真・ジョー・マクファーランド氏)





ジョー・ウォーレン_MomirPetkovic大学卒業後には、全米チームのアシスタントコーチを務める
76年モントリオール五輪レスリング金メダリストの
モミール・ペトコヴィク(Momir Petkovic)氏の指導を受けています。
このペトコヴィク氏は、マット・リンドランド(Matt Lindland)選手を
始めとしてB.J.ペン(BJ Penn)選手、
マット・ヒューズ(Matt Hughes)選手などの
MMAファイターの練習をトレーナーとして見た経験を持っています。
ウォーレン選手が総合格闘技に転向し、
チーム・クエストで練習を行うようになった事には、
このペトコヴィク氏の存在があったのではと推測されます。
(上写真・モミール・ペトコヴィク氏)


【レスリング 主な戦績】
98. /  全米大学選手権 58kg級 優勝
00. /  NCAA Division I大学選手権 3位
00.11/ 6 世界大学選手権 グレコ63kg級 6位
05. /  全米選手権 グレコ60kg級 優勝
 決勝    ○Jacob Hey(アメリカ)
05. 9/30 世界選手権 グレコ60kg級 9位
06. /  2006 USA Wrestling World Team Trials
 決定戦1  ○Jeremiah Davis(Sunkist Kids)  判定2-0
 決定戦2  ○Jeremiah Davis(Sunkist Kids)  判定2-0
06. /  全米選手権 グレコ60kg級 優勝
06. 5/30 パンナム選手権 グレコ60kg級 優勝
 決勝    ○Milton Orellana(グァテマラ)
06. 9/25 世界選手権 グレコ60kg級 優勝
 一回戦   ○Dilshod Aripov(ウズベキスタン) 判定2-1
 二回戦   ○Ali Ashkani(イラン) 判定2-0
 準決勝   ○Vyasheslav Djaste(ロシア) 判定2-0
 決勝    ○David Bedinadze(グルジア) 延長判定2-0
07.2/10 デーブ・シュルツ国際 グレコ60kg級 準優勝
 一回戦   ○北岡秀王(日体大) 判定2-1
 準決勝   ○Ivan De Jesus Didue
 決勝    ×Nurbakyt Tengibayev(カザフスタン)
07. 2/24 ワールドカップ グレコ60kg級 優勝
 決勝    ○David Bedinadze(グルジア)
07. 6/10 2007 USA Wrestling World Team Trials グレコ60kg級 優勝
07. /  全米選手権 グレコ60kg級 優勝


以下はウォーレン選手のレスリングでの
試合映像です。

05年全米選手権グレコ60kg級決勝
Youtube「Joe Warren vs Jacob Hey」


06年世界選手権グレコ60kg級決勝
Youtube「Joe Warren (USA) vs. David Bedinadze (Georgia)」

2006 World Wrestling Championships



05年にはグレコで全米選手権を優勝し、
つづいて06年には世界選手権をも制覇したウォーレン選手。
レスリングのレベルの高いアメリカでトップに立ち、
世界王者となったウォーレン選手は
レスリングの選手生活を続けていれば
間違いなく活躍をし、五輪でメダルを取ってもおかしくありませんでした


しかし、ウォーレン選手は07年に受けたドーピングテストで、
マリファナ(marijuana)使用の陽性の検査結果が出た為、
米国アンチドーピング機構より
09年7月22日までの2年間のサスペンション(出場停止処分)が下されています。

これは、07年5月にマリファナを使用した、とされたもので
関係者のコメントにより「睡眠を助ける為に使用を止めるのが難しかった」とされています。


サスペンションを受けた事で
レスリングの試合に出場する事ができなくなったウォーレン選手。
30才での2年間のサスペンドは、
トップアスリートが鎬を削るレスリングでは
選手生命に多大な影響があることは想像に難くありません。



チーム・クエストではこれまで、
トップレベルの格闘競技のアスリートを
総合選手として仕立て上げて、短期間で活躍をさせた実績のあるチームです。

柔道で国の代表選手であったソクジュ(Sokoudjou)選手、
レスリングで全米クラスでトップであったキング・モー(King Mo)選手。
特にウォーレン選手はレスリングの実績では
キング・モー選手に劣る事はなく、
世界選手権を取るなど、タイトルではむしろ上回っています

この事からも、ウォーレン選手のアスリートとしての能力は申し分なく、
また総合格闘技での潜在能力も高いであろう事が分かります。

また、チーム・クエストには
92年バルセロナ五輪、96年アトランタ五輪でグレコ82kg級米国代表の
ダン・ヘンダーソン(Dan Henderson)選手、
00年シドニー五輪グレコ76kg級銀メダリストの
マット・リンドランド(Matt Lindland)選手など
同じグレコ出身の偉大なる先駆者がいます。
この事もウォーレン選手にとっては非常に大きいでしょう。


当然、経験豊富なMMAファイターを相手に
ウォーレン選手が総合格闘技でいきなり活躍をするのは、
特にレベルの高くなった現代の総合ではなかなか難しいのは
数々の金メダリストが苦戦している事などからも分かります。

しかし、そんな中で、総合経験の浅いアスリートを
活躍させたチーム・クエストが繰り出すウォーレン選手。
意図せずに背を向けざるを得なかったレスリングの世界から、
総合格闘技という新たな舞台で二度目のチャンスを得る事となったウォーレン選手。
デビュー戦でどの様な試合を見せるのかは非常に楽しみです。


トラックバックURL

トラックバック一覧

「格闘王」の煽り方が、今回はたいへんよろしく、番組をみて素直にわー楽しみだなあと思いました。 ウィッキー聡生、前田吉朗、大塚ナントカなどにもちゃんと焦点を当てて報じているからね。高谷裕之に関しては、顔を移さない仲間による「声の証言」でストリート時代のこと

コメント一覧

1. Posted by しど   2009年03月07日 09:31
5 対戦相手のビービは世界でも実力が認められてる選手ですが、ウォーレンからすれば同じレスリングタイプなので勝機ありそうですね。
レスリング技術はウォーレンが上だと思いますし。
2. Posted by くま@くまページ   2009年03月09日 17:17
>しどさん
ウォーレン勝ったみたいですね。
アスリートの実力を生かして
今持っている戦力で勝利を掴ませる
クエストは凄いと思います!

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
総アクセス数
  • 累計:

訪問者数

    Recent Comments
    • ライブドアブログ