2009年03月28日

3/15 THE OUTSIDER SPECIALを見たその3。

09年3月15日に行われた、両国国技館でのTHE OUTSIDER SPECIALの
観戦レポートの続きです。


その1はこちら。
その2はこちら。



休憩が明け、実力者が登場する後半戦が開始・・・・
の前にトークショーが結構な時間を掛けて行われます。


ロビーをうろついていた佐野さんが、
ナックルズの方に連絡先を聞かれた、と言っていたのですが
休憩が明けると、隣の佐野さんの携帯がなります。

佐野「・・・・これ、誰だか分かります?」と携帯を見せる佐野さん。
恐らく、と思いながら佐野さんが電話に出ると、
案の定ナックルズの方からの電話でした。

そして佐野さんは電話でロビーへと拉致られていきます。


■第14試合
武井勇輝 vs 友田隆志

お互いにジムに所属する選手同士の対戦。
格闘技のスキルを持つ者同士の対戦となります。


試合が始まると、両者共に打撃戦を挑みます。
フックを振る武井選手に対して
友田選手も打撃で応戦。
両選手共に距離を取ってのパンチの打ち合いの為、
なかなかクリーンヒットが無く
動きがありながらも探りあいと言った感じで試合が進みます。

武井選手のフックをスウェーでかわす友田選手。
スタンドの打撃ではやや友田選手が押し気味の印象です。

武井選手は友田選手のパンチに合わせてタックルに。
しかし友田選手はタックルを切って潰す様に上を取ります。
下になった武井選手はガードからの仕掛けを見せるも
友田選手は警戒してか離れて立ち上がります。

両選手スタンドでの打撃戦に戻るも、
やはりストライカーの友田選手が優位の印象。
相手を見て的確に打撃を放っています。
対する武井選手は、トリッキーな動きで頭を下げたりなど、
組み付きを狙っているかの印象です。

両選手組みから、もつれるようにグランドとなり
友田選手が上に。
グランドになると、途端に武井選手が下から攻めている印象となり、
ガードの足が上がって三角絞めを狙う動きを見せます。
武井選手は捕らえに行くも、
友田選手もしのいで極めを許さず、1Rが終了となります。

2Rが始まり、スタンドで武井選手がフックの連打で前にでて
ヒットをするも当りが浅く、
友田選手が自分の距離を保って打撃を返す展開。
武井選手はパンチが単発の印象です。
飛び上がってスーパーマンパンチを放ちながら組み付きを狙う武井選手。
組んだもののコーナーで動きが止まりブレイクとなります。

再開されると武井選手は前に前にでて飛び膝蹴り。
序盤に比べると武井選手はパンチからの組み付き狙いに戦法が変わった印象です。
友田選手は距離を保って、武井選手の組み付きに膝を合わせると
打撃のラッシュを仕掛けます。
スタンドで劣勢となった武井選手は圧力に押されるも
フックを振り回して反撃。
友田選手は距離感良くかわして
カウンターの膝蹴りをヒットします。
打撃戦のまま試合終了のゴング。
判定となり、2-0で武井選手の勝利となりました。


正直な話、私の見た印象では
スタンドでは友田選手が優位だったと思いました。
グランドでは終始武井選手が下から攻めて友田選手は防戦でしたが、
スタンドの方が圧倒的に時間が長かったです。
立ち技で自分の距離を取って
的確な打撃を比較的放っていたのは友田選手だと思いました。
後で武井選手のブログを読んで、
試合中に武井選手が指に負傷を抱えた事は知りましたが、
それは判定には当然関係の無い事ですし。

なので、判定で武井選手の勝利が宣せられた時、
私は思わず「えー、そりゃないだろう!」と叫んでしまいました。


しかしまあ、所詮素人の私の目ではアレなので、
ここは打撃専門家の佐野さんに意見を聞こうと・・・・

佐野「いやあ、試合見れなかった・・」
・・・やっと戻ってきやがった。
試合中ずっと取材されてやがりました。

佐野「ナックルズの取材の人が可愛かった。」とかはどうでもいいです。
肝心な時に使えねえ奴・・・・・


■第15試合
中村俊太 vs 幕大輔

幕選手が第二戦で敗れた後に、
アウトサイダーのリングの上でリベンジ戦をアピールし続けて
実現した再戦。


リングに上がった幕選手は首から肩にかけて大量のテーピングを施しての登場です。
私は幕選手が首に故障を抱えていた事を事前に知っていました。

幕選手の対戦カード発表のコメントでは
「俺の選手生命、お前に全部くれてやるよ!」と書かれていましたが、
それらの事を知っていたので、
試合前にはなんとも言えない気分でした。

リベンジに燃えて練習を積んだ幕選手は、
万全の状態ならリベンジを成し遂げたのでは、と思いますが、
故障というハンディを背負っては・・・と。


試合が始まると、打撃を得意とする幕選手が
前に出て打ち合いを挑みます。
中村選手も応戦してのい打撃戦に。
右のストレートが幕選手にヒットするも
幕選手も前に出る中村選手にカウンターで膝蹴りを入れると
続けてハイキックを叩き込みます。
中村選手のパンチの為、幕選手が鼻から出血して
一時ドクターチェックで中断。

再開されると、再び打撃戦となるも
組んでグランドとなり、幕選手が上となります。
グランドでサイドポジションとなる幕選手。
しかし中村選手はグランドで返して上のポジションを取り返します。
しばらくグランドでの攻防となるも、
動きが止まってブレイクに。

スタンドで再開されると再び打撃戦に。
中村選手がパンチで前に出ると、幕選手は膝蹴りを放って中村選手を下がらせます。
しかし、グランドの展開の後に動きが落ちてしまった幕選手。
中村選手が打撃の連打の圧力で幕選手にコーナーを背負わせると
一気にラッシュを仕掛け、レフェリーが幕選手にスタンドダウンを取ります。
そして1Rが終了。

2Rになると、幕選手は飛び膝蹴りを放つも
中村選手がパンチの連打で圧力を掛けて幕選手は防戦に。
幕選手は胴回し回転蹴りを繰り出すも
中村選手はそのままグランドに幕選手を詰めると
上からパウンドの連打を浴びせます。
幕選手が下でパウンドを浴びて防戦となり、レフェリーが試合をストップ。
中村選手が2R 0分53秒でTKO勝ちを修めています。


前回の試合では、互角の戦いを繰り広げた両選手。
比較的グラップリングが得意な中村選手が
打撃で応戦するなどその心意気は立派でした。

それだけに幕選手の首が万全ならば、
熱い試合になったであろうと思われるだけに、
試合が終わると、なんともいえない気分になりました。

中村選手はこれから活躍するでしょうから、
私は幕選手の故障の良化をまず祈りたいと思います。
折角のいい選手ですので。


■第16試合
剛田武 vs 能仁

THE OUTSIDER SPECIAL入場曲_剛田武剛田選手はエントリー当初は
竹内和洋という本名でエントリーしていたものの、
途中で何故かジャイアンキャラに。
入場では「おれはジャイアンさまだ!」の曲で入場。
なんと入場で剛田選手はマイクを手にして
曲に合わせて口パクをしながらの入場です。
ご丁寧に上にはジャイアンと同じデザインのシャツを着ています。
参考(曲)
おれはジャイアンさまだ!(作詞・たてかべ和也 作曲・編曲・菊池俊輔)
Youtube「おれはジャイアンさまだ! (詳細に歌詞付)」


試合が始まり、剛田選手がフックを振るって前に。
能仁選手もパンチを返すも、
スタンドではキックのスキルのある剛田選手の圧力が勝り
能仁選手は組み付く事となります。
もつれて剛田選手が引き込む様にハーフガードの体勢。
グランドで動きが続かずレフェリーがブレイクを掛けます。

スタンドで再開されると、剛田選手は再度フックで前進し、
組み付いて首相撲の体勢に。
組み膝を連打する剛田選手。
能仁選手は首相撲の対処を知らない為逃れられず。
膝蹴りを浴び続けてスタンドダウンを宣告されます。

再開されると剛田選手は左右のパンチを連打。
能仁選手も気合でパンチを返すも
剛田選手はきちんとブロックをしてパンチでラッシュ。
コーナーまで追い込まれた能仁選手は
頭を下げてガードを固めるも、打撃を浴びるがままの状態となります。
しかし気力で倒れない能仁選手。
剛田選手は容赦無くラッシュを続けます。
するとコーナーからタオルが投入され、
1R 1分59秒で剛田選手がTKO勝ちを修めています。


隣で見ていた佐野さんは
「・・・ジャイアン強いですよ!うわー強いわ。」とコメント。
打撃の得意なアマ最強戦士が強いと言うのですから、
やはり剛田選手は強いのでしょう。
実際、キックに裏打ちされたスキルで
的確に打撃戦を制していました。

対する能仁選手は、頭にまで刺青のあるアウトサイダーで
パンチを浴びても決して倒れませんでした。
その気力はさすがでしたが、
ちょっと相手は悪かった様です。


■第17試合
野村剛史 vs 佐藤拳真朗

The Outsider 第三戦_観戦記_入場曲_野村剛史アウトサイダーではいづれも鮮やかに決めて
勝利を重ねている野村選手。
見た目は普通っぽい感じですが、
話すと端々に向こうっ気の強さを感じる選手です。
入場曲はこれまでと同じ、
映画「マトリックス」のテーマ曲である
Juno Reactorの「Navras」。
参考(曲)
Youtube「Navras - Juno Reactor」

対する佐藤選手は地味な印象ながら
フルコン10年という、まさしく武道家の匂いのする選手です。
打撃に関しては、その実績で強さが証明されている
フルコン空手家の選手です。


試合が始まり、野村選手は前回のアウトサイダー出場時と同じように
手四つのような構え。
対する佐藤選手は組み付きを警戒しているのか
腰を引いた前傾の構えを取ります。
両者向き合っての牽制状態で試合が進行。

お互いの武器を警戒してか、
緊張感漂う対峙が続いたものの、
野村選手がフックから胴タックルで組み付いてテイクダウンに成功します。
佐藤選手はグランドになりすぐにガードを取るも、
野村選手が腰を引いて立ち上がり
佐藤選手は足を野村選手の腰に当てるオープンガードを取ります。
しかしグランドになれば野村選手の土俵であり、
ガードの足を払ってパスをした野村選手は
サイドポジションを奪取。
そしてすぐにマウントを奪うと佐藤選手の腕を取って
腕十字の体勢に。
さすがにグランドでは佐藤選手は成す術が無く、
腕を極めた野村選手が1R 1分20秒で一本勝ちを修めています。


転がしてしまえば野村選手の独壇場だと思っていましたが、
フルコン空手家の圧力をかいくぐって組み付くには
かなりのプレッシャーがあったと思います。

結果的には何もさせずに野村選手が圧勝してお見事でしたが、
簡単な試合では無かったと思います

野村選手はマイクで
「マジ怖かったです、今日。相手ケンシロウですから。」


■第18試合
出田源貴 vs 川村勝

その実力でアウトサイダーに君臨する出田選手。
対するはそのオーラで見る者を圧倒する川村選手。
カードを見ただけで、楽しみでしょうがないという試合が実現しました。


重量級ながら動きも俊敏な川村選手。
加えて、その姿は見ただけで負ける姿が想像できません

しかしながら、出田選手は
WECで活躍する三浦広光(Miura Hiromitsu)選手とも対戦の経験があるなど
豊富な試合経験を誇り、強者の圧力は経験済みであると言って良いでしょう。


コールされコーナーに仁王立ちの川村選手。
見るだけでその佇まいに圧倒されます。

試合が始まり、出田選手がパンチを奮って前に。
川村選手も全く引かずに打ち合いに応じ、
両者ともにフック、ストレートを当て合う
まさしく重量級の殴り合いとなります。

鬼人の如くの形相で殴りかかる川村選手。
しかし打撃のスキルのある出田選手が次第に的確に打撃を当てて
殴り合いで優位に立ちます。

出田選手のパンチが的確に当って押され始めた川村選手。
パンチをかわすため横向きになったところに
出田選手が右ストレートをテンプル付近に打ち込み、
続けて返しの左フックをぶち込むと
川村選手は尻からマットに崩れダウンを喫します。
追い討ちに行く出田選手をレフェリーが制してストップ。
真っ向からの打撃戦で出田選手は
1R 0分31秒でKO勝利を修めています。


格闘技の豊富な経験を誇る出田選手が
実績通り、格闘技では圧勝を飾りました。
お見事としか言い様がありません。

あと、出田選手の試合写真を見ていただけると分かりますが、
出田選手は左腕に何重にもテーピングを施しています。
実はこれは出田選手は練習中に腕を負傷したもので、
腕を使う事もままならない状態のはずでした。

しかしながら、出田選手は試合前、試合中、試合後と
その素振りを表には一切現していません。
あかるく飄々と引き上げていった出田選手。
重ねてお見事でした。



この出田vs川村戦もそうですが、
この後メイン級のこってりお腹一杯のカードが次々と続きます。
その4へ。

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コメント一覧

1. Posted by 匿名希望   2009年03月28日 23:52
剛田選手は口パクではなく歌ってましたよ。
マイク無しなので聞こえづらかったですけど
2. Posted by くま@くまページ   2009年03月28日 23:59
>匿名希望さん
マジですかw
まあ、あの状況だと分からないですよね。
私も会場で見た時には「歌ってる」と思いましたが、
人に口パクだと言われて、ああそうかと納得しちゃいましたし。

それにしてもジャイアン強かったですね。

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