2011年01月17日
11/27 VOLTAGE vol.1。紛れ込んで書いてみた その5。
さて、2010年11月27日にディファ有明で行われた
「VOLTAGE vol.1」の続きです。
その1はこちら。
その2はこちら。
その3はこちら。
その4はこちら。
さて、ここからが本戦となります。


本戦に備えて準備をするレフェリー陣。
場内が暗転して、場内に2基設置されたモニターに
大会のオープニング映像が流れます。
こちらはイメージ的な内容の、いわば爽やかな内容の映像。
実は大会前に、各選手の煽りビデオを幾つか見ていた私は
案外爽やかなオープニングを作ったな、という印象でした。
ちなみに映像を作った人は、
普段はおもしろくてロクでもない映像を主に作っています。
そしてビデオが終わると、
場内が再び暗くなって、二階席にスポットが。
あ!

東大阪のカレー屋のおじさんがあんなところに!

「VOLTAGE、始まるよ!」
・・・・斬新すぎる。
■本戦 第1試合 バンタム級(61.2kg) 5分2R
工藤一郎(フリー) vs 土田達也(横須賀総合格闘技道場DOBUITA)
工藤一郎(Kudo Ichiro)選手は
1978年6月19日生まれで東京都出身。
これまでアマチュアで総合経験7年というキャリアを持つ選手です。
元々は和術慧舟會東京本部に所属をして
アマ修斗やパンクラスゲート×2などを中心に活躍。
強力なフィジカルを生かした極め力を持つグラップラータイプ
の選手です。
また、近年では、
足立区綾瀬にあるキックボクシングジム TEAM.KOKで打撃の練習を積み
BOXFIGHT 第1回トライアウトに合格するなど
打撃スキルもメキメキと上げているという選手です。
【総合格闘技 戦績】
04. 6/13 第4回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
△大山秀作(超人クラブ) 判定(1-0)
04.10/24 第6回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
○渡邊政樹(GRABAKAジム) 2R 1分39秒 一本(チョークスリーパー)
05. 2/13 第8回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
○増澤廣征(グレイシーバッハ東京) 2R 1分54秒 一本(フロントチョーク)
05. 3/ 6 第2回中部アマチュア修斗選手権 フェザー級
二回戦 ×森章俊(トランクケイラス) ポイント23-35
05. 4/24 第9回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
○中山俊行(P's LAB横浜) 2R 2分49秒 一本(フェースロック)
05. 6/ 5 PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR パンクラスゲートルール フェザー級
△片山伸(T-Pleasure) 2R 5分 終了 時間切れ
05. 7/27 第4回東北アマチュア修斗オープン
一回戦 ×高瀬雄一郎(マッハ道場) 1R 終了 判定(20-23)
05. 8/21 第11回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
×西村広和(和術慧舟會A-3男塾) 2R 1分26秒 一本(腕十字)
06. 2/12 第14回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
△川元啓吾(U-FILECAMP) 2R 終了 判定(0-0)
06. 8/13 第17回パンクラスゲート×2 フェザー級
×廣瀬勲(ストライプル) 2R 終了 判定(0-2)
06.10/29 第18回パンクラスゲート×2 フェザー級
△竹中慎(P's LAB東京) 2R 終了 判定(0-1)
06.12/ 9 club DEEP東京 フューチャーキングトーナメント2006
×高藤正和(高田道場) 1R 終了 判定
07. 2/25 第20回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
○久保田潤郎(GOKITAGYM) 2R 1分38秒 一本(肩固め)
07. 6/17 第22回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
○日吉伸尊(KILLERBEE) 1R 2分25秒 一本(チョークスリーパー)
07. 5/ 6 PANCRASE 2007 RISING TOUR パンクラスゲートルール 5分2R
△内山重行(GRABAKAジム) 2R 5分 終了 時間切れドロー
07.10/14 PANCRASE 2007 RISING TOUR パンクラスゲート フェザー級プロ昇格トーナメント
一回戦 ×佐々木亮太(B-CLUB) 2R 終了 判定(0-3)
08. 6/15 第28回パンクラス・ゲート×2 バンタム級
×石井拓麻(ALLIANCE) 2R 0分26秒 一本(腕十字)
08.10/19 第30回パンクラス・ゲート×2 バンタム級
○木山和慶(ALLIANCE) 1R 2分57秒 一本(フロントチョーク)
09. 2/ 1 PANCRASE 2009 CHANGING TOUR ネオブラッドトーナメント バンタム級
一回戦 ×板谷一樹(GRABAKAジム) 1R 終了 判定(0-2)
【グラップリング 戦績】
05. 9/25 第1回北関東格闘技サミット HYBRID BOUT in 宇都宮
×黒古一裕(ハイブリッドレスリング山田道場) 4分 終了 ポイント判定
※山田学 技能賞受賞
05.12/11 第3回東日本修斗グラップリングオープントーナメント ライト級(16名参加)
×早坂俊明(パラエストラ仙台) 判定1-2
07.11/17 ポゴナ・グラップリング2007 アダルトクラスAペナ級 準優勝
決勝 ×西林浩平(GRABAKAジム)
08. 2/17 第6回プロ・アマオープン キャッチレンスリングトーナメント 60kg未満級
二回戦 ×松本義彦(パラエストラ川越) 判定(0-3)
08. / ポゴナ・グラップリング2008A アダルトクラスAプルーマ級 優勝
10. 6/26 アマチュアDEEP グラップリングルール バンタム級
△猪俣紀彦(ハイブリッドレスリング山田道場) 時間切れドロー
【キックボクシング 戦績】
10. 6/26 アマチュアDEEP キックルール
○大嵩一光 判定
※小路晃プロデューサー賞獲得
【シュートボクシング 戦績】
10. 4/18 第18回全日本アマチュアシュートボクシング選手権 4位
準決勝 ×菅原正(シーザー力道場)
対する土田達也(Tsuchida Tatsuya)選手は
1986年9月17日生まれで神奈川県横須賀市出身。
横須賀にある総合格闘技DOBUITAに所属をする選手です。。
元々は土田選手は横須賀・三崎の暴走族で
当然のごとくストリートファイトに明け暮れていたという過去を持っています。
TRIBELATEを中心にすでにプロのリングで活動をしており、
鋭い右ストレートが強力なストライカータイプの選手です。
【総合格闘技 戦績】
07. 2/11 八景フリーファイト7
○加藤一義(roots) 2R 終了 ポイント46-31
07. 9/30 TRIBELATE vol.14 総合ルール65kg契約
×飯塚鎮 判定(0-3)
07.12/13 TRIBELATE vol.14 総合ルール63kg契約
○増倉敦(フリー) 1R 0分20秒 TKO(ドクターストップ)
08. 2/22 TRIBELATE vol.16 総合ルール62kg契約
○Exit正蔵(スタジオ2000) 1R 3分43秒 TKO(レフェリーストップ)
08. 6/28 TRIBELATE vol.18 総合ルール62.5kg契約
×佐藤将光(坂口道場) 1R 1分46秒 一本(腕十字)
08.10/13 TRIBELATE vol.20 総合ルール64kg契約
×MIKEY(坂口道場横浜) 不戦敗
08.12/20 TRIBELATE vol.21 総合ルール64kg契約
○MIKEY(坂口道場横浜) 1R 3分27秒 一本(チョークスリーパー)
09. 6/30 DEEP 42 IMPACT
×和田竜光(吉田道場) 1R 2分14秒 一本(チョークスリーパー)
09. 8/23 DEEP 43 IMPACT
○KZ(渋谷飛車角道場) 1R 3分11秒 一本(チョークスリーパー)
10. 3/28 club DEEP in 歌舞伎町 バンタム級
×若菜千明(RANGER 品川) 1R 0分14秒 KO
10. 5/24 club DEEP東京
×小林博幸(T-BLOOD) 1R 2分17秒 一本(チョークスリーパー)
10. 9/ 5 SWAT!-VTX2 バンタム級
△羽鳥洋輔(総合格闘技宇留野道場) 2R 終了 時間切れ
試合に先駆け、まずは両選手の煽り映像がモニターに。
この「VOLTAGE」では、本戦全選手の煽り映像を
かなり力を入れた内容で作って流すというのをひとつの売りとしています。
まずは工藤選手の煽り映像。
工藤選手につけられたニックネームは「綾瀬の思想テロ爆弾」という
なんとも物騒な名前です。
映像が始まると、いきなり廃墟の画像が流れて
「足立区綾瀬」とテロップとナレーションが。

こんな感じで。
・・・これ綾瀬じゃなくて軍艦島だろ!(註2)
※(註2)長崎県西彼杵郡にある端島(はしま)の通称名。
かつて炭鉱で栄え、現在は無人島となり廃墟が軍艦のように残る島。
・・・もうね、煽り映像はひどい、じゃ無くてすばらしい出来で。
「キチガイや無法者が蠢くこの街で、悪に立ち向かえなくて何のための格闘技か」
みたいな内容を堂々と工藤選手がコメントしている訳ですよ。
いかつい癖に、コメントの端々にインテリジェンスが感じられる工藤選手は
正に「思想テロ爆弾」。うまい事名前をつけたな、という感じでした。
ネットとかで流したら、間違いなく祭りになるレベルの衝撃煽りビデオ。
ヤバイ。ヤバすぎる。
これネットで流しちゃえば、VOLTAGEの知名度が飛躍的にあがるのにな・・・・
対する土田選手のニックネームは「横須賀の暴走伊達男」。
端正な顔立ちで寡黙でクールなイメージの土田選手。
黙っていれば元暴走族だなんて分からない事でしょう。
そして寡黙なんで、やっぱり暴走族だったとは良く分からないという・・・
ストライカーvsグラップラー。
しかしながら、両選手ともにその過去戦績を見れば分かる通り
真面目に格闘技の練習を積み重ねてきた選手同士です。
決して軍鶏の喧嘩のような試合にはなりません。
プロ昇格前後から、プロとしてこれからの選手を中心に集めた
「VOLTAGE」の本戦とは、はたしてどのような内容となるのか。
その一発目の試合がこれから始まります。
試合内容はその6へ。
「VOLTAGE vol.1」の続きです。
その1はこちら。
その2はこちら。
その3はこちら。
その4はこちら。
さて、ここからが本戦となります。
本戦に備えて準備をするレフェリー陣。
場内が暗転して、場内に2基設置されたモニターに
大会のオープニング映像が流れます。
こちらはイメージ的な内容の、いわば爽やかな内容の映像。
実は大会前に、各選手の煽りビデオを幾つか見ていた私は
案外爽やかなオープニングを作ったな、という印象でした。
ちなみに映像を作った人は、
普段はおもしろくてロクでもない映像を主に作っています。
そしてビデオが終わると、
場内が再び暗くなって、二階席にスポットが。
あ!
東大阪のカレー屋のおじさんがあんなところに!
「VOLTAGE、始まるよ!」
・・・・斬新すぎる。
■本戦 第1試合 バンタム級(61.2kg) 5分2R
工藤一郎(フリー) vs 土田達也(横須賀総合格闘技道場DOBUITA)

1978年6月19日生まれで東京都出身。
これまでアマチュアで総合経験7年というキャリアを持つ選手です。
元々は和術慧舟會東京本部に所属をして
アマ修斗やパンクラスゲート×2などを中心に活躍。
強力なフィジカルを生かした極め力を持つグラップラータイプ
の選手です。
また、近年では、
足立区綾瀬にあるキックボクシングジム TEAM.KOKで打撃の練習を積み
BOXFIGHT 第1回トライアウトに合格するなど
打撃スキルもメキメキと上げているという選手です。
【総合格闘技 戦績】
04. 6/13 第4回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
△大山秀作(超人クラブ) 判定(1-0)
04.10/24 第6回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
○渡邊政樹(GRABAKAジム) 2R 1分39秒 一本(チョークスリーパー)
05. 2/13 第8回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
○増澤廣征(グレイシーバッハ東京) 2R 1分54秒 一本(フロントチョーク)
05. 3/ 6 第2回中部アマチュア修斗選手権 フェザー級
二回戦 ×森章俊(トランクケイラス) ポイント23-35
05. 4/24 第9回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
○中山俊行(P's LAB横浜) 2R 2分49秒 一本(フェースロック)
05. 6/ 5 PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR パンクラスゲートルール フェザー級
△片山伸(T-Pleasure) 2R 5分 終了 時間切れ
05. 7/27 第4回東北アマチュア修斗オープン
一回戦 ×高瀬雄一郎(マッハ道場) 1R 終了 判定(20-23)
05. 8/21 第11回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
×西村広和(和術慧舟會A-3男塾) 2R 1分26秒 一本(腕十字)
06. 2/12 第14回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
△川元啓吾(U-FILECAMP) 2R 終了 判定(0-0)
06. 8/13 第17回パンクラスゲート×2 フェザー級
×廣瀬勲(ストライプル) 2R 終了 判定(0-2)
06.10/29 第18回パンクラスゲート×2 フェザー級
△竹中慎(P's LAB東京) 2R 終了 判定(0-1)
06.12/ 9 club DEEP東京 フューチャーキングトーナメント2006
×高藤正和(高田道場) 1R 終了 判定
07. 2/25 第20回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
○久保田潤郎(GOKITAGYM) 2R 1分38秒 一本(肩固め)
07. 6/17 第22回パンクラス・ゲート×2 フェザー級
○日吉伸尊(KILLERBEE) 1R 2分25秒 一本(チョークスリーパー)
07. 5/ 6 PANCRASE 2007 RISING TOUR パンクラスゲートルール 5分2R
△内山重行(GRABAKAジム) 2R 5分 終了 時間切れドロー
07.10/14 PANCRASE 2007 RISING TOUR パンクラスゲート フェザー級プロ昇格トーナメント
一回戦 ×佐々木亮太(B-CLUB) 2R 終了 判定(0-3)
08. 6/15 第28回パンクラス・ゲート×2 バンタム級
×石井拓麻(ALLIANCE) 2R 0分26秒 一本(腕十字)
08.10/19 第30回パンクラス・ゲート×2 バンタム級
○木山和慶(ALLIANCE) 1R 2分57秒 一本(フロントチョーク)
09. 2/ 1 PANCRASE 2009 CHANGING TOUR ネオブラッドトーナメント バンタム級
一回戦 ×板谷一樹(GRABAKAジム) 1R 終了 判定(0-2)
【グラップリング 戦績】
05. 9/25 第1回北関東格闘技サミット HYBRID BOUT in 宇都宮
×黒古一裕(ハイブリッドレスリング山田道場) 4分 終了 ポイント判定
※山田学 技能賞受賞
05.12/11 第3回東日本修斗グラップリングオープントーナメント ライト級(16名参加)
×早坂俊明(パラエストラ仙台) 判定1-2
07.11/17 ポゴナ・グラップリング2007 アダルトクラスAペナ級 準優勝
決勝 ×西林浩平(GRABAKAジム)
08. 2/17 第6回プロ・アマオープン キャッチレンスリングトーナメント 60kg未満級
二回戦 ×松本義彦(パラエストラ川越) 判定(0-3)
08. / ポゴナ・グラップリング2008A アダルトクラスAプルーマ級 優勝
10. 6/26 アマチュアDEEP グラップリングルール バンタム級
△猪俣紀彦(ハイブリッドレスリング山田道場) 時間切れドロー
【キックボクシング 戦績】
10. 6/26 アマチュアDEEP キックルール
○大嵩一光 判定
※小路晃プロデューサー賞獲得
【シュートボクシング 戦績】
10. 4/18 第18回全日本アマチュアシュートボクシング選手権 4位
準決勝 ×菅原正(シーザー力道場)

1986年9月17日生まれで神奈川県横須賀市出身。
横須賀にある総合格闘技DOBUITAに所属をする選手です。。
元々は土田選手は横須賀・三崎の暴走族で
当然のごとくストリートファイトに明け暮れていたという過去を持っています。
TRIBELATEを中心にすでにプロのリングで活動をしており、
鋭い右ストレートが強力なストライカータイプの選手です。
【総合格闘技 戦績】
07. 2/11 八景フリーファイト7
○加藤一義(roots) 2R 終了 ポイント46-31
07. 9/30 TRIBELATE vol.14 総合ルール65kg契約
×飯塚鎮 判定(0-3)
07.12/13 TRIBELATE vol.14 総合ルール63kg契約
○増倉敦(フリー) 1R 0分20秒 TKO(ドクターストップ)
08. 2/22 TRIBELATE vol.16 総合ルール62kg契約
○Exit正蔵(スタジオ2000) 1R 3分43秒 TKO(レフェリーストップ)
08. 6/28 TRIBELATE vol.18 総合ルール62.5kg契約
×佐藤将光(坂口道場) 1R 1分46秒 一本(腕十字)
08.10/13 TRIBELATE vol.20 総合ルール64kg契約
×MIKEY(坂口道場横浜) 不戦敗
08.12/20 TRIBELATE vol.21 総合ルール64kg契約
○MIKEY(坂口道場横浜) 1R 3分27秒 一本(チョークスリーパー)
09. 6/30 DEEP 42 IMPACT
×和田竜光(吉田道場) 1R 2分14秒 一本(チョークスリーパー)
09. 8/23 DEEP 43 IMPACT
○KZ(渋谷飛車角道場) 1R 3分11秒 一本(チョークスリーパー)
10. 3/28 club DEEP in 歌舞伎町 バンタム級
×若菜千明(RANGER 品川) 1R 0分14秒 KO
10. 5/24 club DEEP東京
×小林博幸(T-BLOOD) 1R 2分17秒 一本(チョークスリーパー)
10. 9/ 5 SWAT!-VTX2 バンタム級
△羽鳥洋輔(総合格闘技宇留野道場) 2R 終了 時間切れ
試合に先駆け、まずは両選手の煽り映像がモニターに。
この「VOLTAGE」では、本戦全選手の煽り映像を
かなり力を入れた内容で作って流すというのをひとつの売りとしています。
まずは工藤選手の煽り映像。
工藤選手につけられたニックネームは「綾瀬の思想テロ爆弾」という
なんとも物騒な名前です。
映像が始まると、いきなり廃墟の画像が流れて
「足立区綾瀬」とテロップとナレーションが。

こんな感じで。
・・・これ綾瀬じゃなくて軍艦島だろ!(註2)
※(註2)長崎県西彼杵郡にある端島(はしま)の通称名。
かつて炭鉱で栄え、現在は無人島となり廃墟が軍艦のように残る島。
・・・もうね、煽り映像はひどい、じゃ無くてすばらしい出来で。
「キチガイや無法者が蠢くこの街で、悪に立ち向かえなくて何のための格闘技か」
みたいな内容を堂々と工藤選手がコメントしている訳ですよ。
いかつい癖に、コメントの端々にインテリジェンスが感じられる工藤選手は
正に「思想テロ爆弾」。うまい事名前をつけたな、という感じでした。
ネットとかで流したら、間違いなく祭りになるレベルの衝撃煽りビデオ。
ヤバイ。ヤバすぎる。
これネットで流しちゃえば、VOLTAGEの知名度が飛躍的にあがるのにな・・・・
対する土田選手のニックネームは「横須賀の暴走伊達男」。
端正な顔立ちで寡黙でクールなイメージの土田選手。
黙っていれば元暴走族だなんて分からない事でしょう。
そして寡黙なんで、やっぱり暴走族だったとは良く分からないという・・・
ストライカーvsグラップラー。
しかしながら、両選手ともにその過去戦績を見れば分かる通り
真面目に格闘技の練習を積み重ねてきた選手同士です。
決して軍鶏の喧嘩のような試合にはなりません。
プロ昇格前後から、プロとしてこれからの選手を中心に集めた
「VOLTAGE」の本戦とは、はたしてどのような内容となるのか。
その一発目の試合がこれから始まります。
試合内容はその6へ。