ジャンプ編集部が異例のコメント 「ネットでの不正コピーはやめて!漫画家の魂を深く傷つけている」 ジャンプ編集部が異例のコメント 「ネットでの不正コピーはやめて!漫画家の魂を深く傷つけている」
週刊少年ジャンプにて、ジャンプ編集部が「ネット上の『不正コピー』に対して厳正に対処していきます」など異例のコメントを掲載したことで話題となっている。

週刊少年ジャンプにて、ジャンプ編集部が「ネット上の『不正コピー』に対して厳正に対処していきます」など異例のコメントを掲載したことで話題となっている。


読者の皆様へ
今、ネット上には漫画を不正にコピーしたものがあふれています。これらの「不正コピー」とアップはすべて、漫画家たちの気持ちに反しておこなわれたものです。そして、「この作品はこう読んでほしい」という作者の意図をも大きくねじ曲げています。

「不正コピー」を作りネットにアップする行為は、たとえそれが気軽な気持ちでおこなわれたとしても、漫画家が注いだ表現活動を傷つけることであり、また法に触れる行為でもあります。

私たちは、こうした「不正コピー」を発見するつど、漫画家と話し合いながら、考えられるあらゆる策を講じてきました。しかし、心ない人たちがあまりに多く、残念ながらそのすべてには対応し切れてはいないのが現状です。

読者の皆様にお願いです。ネット上にある「不正コピー」は、漫画文化、漫画家の権利、そして何より、漫画家の魂を深く傷つけるものです。それらはすべて法に触れる行為でもあるということを、今一度、ご理解ください。

また漫画家の方々と集英社は今後も、ネット上のあらゆる「不正コピー」に対して厳正に対処していきます。読者の皆様の変わらぬご支援をお願いします。
                                  週刊少年ジャンプ編集部



これにネットでは、「やっと集英社本気出したか」「ゲームもそうだけど民度の低いやつのせいで作り手が損する仕組みになった。そのうち誰も作り手に回らなくなるだろ」「雑誌が邪魔だから違法ダウンロードするみたいな論法のやつがいるが、さすがにおかしいだろ」「ローパラ閉鎖したのはこれが理由か」などといった声が寄せられている。

このほか、「立ち読みのただ見はOKなの?」「とにかく発売日のずっと前にバレとして流通するのがまずい。発売後にネットに流れても影響力はほとんどないだろ」「電子出版にすれば誌面も無限に増量できるから漫画の打ち切りもなくなって、いい事ずくめじゃね」などといった見解もあった。

また昨年9月には、毎週、発売前の早売り情報からネタバレを伝えていたバレ師と呼ばれるネタバレ投稿されていた方が、集英社から警告を受けていたことを2ちゃんねるにて報告したことでも話題となった。

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