April 24, 2009
秘密の珠
最近、俺(kenneth/ケニー)達が着る服がだいぶ様変わりした。
俺は耐火性のある服なんか着ないで、白くて柔らかい綿のシャツに、
風通しと肌触りのいい七分丈のベージュ色をしたズボンを履いていた。
(だって全然興奮しねぇから、体温が上がって洋服炎上…なんてことがまったくねーし)
ケンはというと、俺が眠っている間に下町の安い服屋を見て歩いているらしく、
色々なアイテムをちょくちょく集めては、「ボーイッシュな女の子」のような服を着ている。
今日はどんな服かってーと、赤の太いボーダーのシャツに、
丈が合わないのか、裾を折ってあるデニム、
そして、小さな花のついたヘアピンに、安っぽい玩具の眼帯。
貴族っぽい服しか着ねぇイメージがあったから、すげー意外。
「ケン、その眼帯、どこで買ったんだ?」
「えへへ。通りがかったお店でセールやってたの。
5コ好きなの選んで、1タンカ(※拘束世界の日本円で1000円)。
あとね、このTシャツは500セント(※500円)だったんだ」
そう言って、ケンは星がプリントされたピンクのTシャツを広げて見せた。
「お前、意外とそういうの、似合うんだな」
「ありがとー。動きやすいし、カワイイし、今度からこういう服にしようかなぁ」
俺達はすっかりこの生活に慣れていた。
相変わらず憂鬱でだるくて仕方が無いが、これはこれで結構幸せだ。
なんでかは、頭まわんねーからわかんねーけど。
ドアのチャイムが鳴る。ケンがゲイルを呼んでいたからだ。
「お邪魔します。kenneth君の調子はどう?ケン君」
「結構良くなってきた。でもね、相変わらず寝てばっかりだし、憂鬱だって言うし、
なのに、お薬を全然飲んでくれないんだ」
ゲイルはケンの頭を撫でながら、言う。
「そうかー。ケン君、僕個人としては、薬がなくていいならそれでいいと思うんだよね。
医者失格の発言でしょ?でもね、ゆっくり休んで、安心できればそれでいいと思う。
知人でね、軽度の鬱だったけど、薬を勝手に辞めたけど治ったことのある人がいるんだ。
そうだなぁ、その人は、いい香りのお風呂に入って、TVを見て、ひたすら眠って治したそうなんだ。
また薬が欲しくなったらあげるし、そうじゃなくても、いくらでも相談に乗るよ。
じゃ、kenneth君をよろしくね」
ゲイルは玄関先でそれだけ言うと帰っちまった。…俺のカウンセリングは?
まぁいいか。特に話してーこともねーし。
「ケニー。今日、ちょっとだけ外出できる?」
「んー」
外出…か。そういや、どれくらいの間、ここに引きこもってたんだろうな、俺。
窓から見える空の色と風の香りだけで、すっかり満足しちまってたから、
外出するなんて発想が最近は全然なかったな。
「ちょっとだりぃけど、行くか」
「うん、お買い物に行こうよ」
◆
ケンが俺の手を引いて連れてきた場所は、フールがやたらハマってた石鹸屋。
ロゴに見覚えがある。
「入浴剤、買おうよ。いい香りのお風呂に、毎日入ろう。ね。」
「ああ。…ものすげー匂い」
「うん、このお店は香りがきついよね。嫌だったら隣のライバル店に行く?」
「大丈夫だ。行こうぜ」
ケンは店に入るなり、「試してみましょう」つー訳で、新鮮な食い物で出来たパックを手に塗られていた。
なんか、店員とすげー喋ってる。よく通ってたんかな?…まさかな。
俺は勝手に入浴剤の塊を見て回った。やたらでけぇ。一回分で野球のボールくらいある。
この店は菓子屋みてぇで飽きない。全部の商品がいちいち旨そうだ。
「おててつるつるー♪…ケニー、それ買うの?」
「ああ」
俺が手に持っていたのは、バニラが突き刺さったプリンみてーな形のヤツと、
イチゴ味のカキ氷の匂いのする入浴剤。どっちもやたら甘い匂いがする。
フールに無理矢理連れてこられたときは、ミントのと、レモンの匂いのやつを買ったんだけどな。
どっちもさわやかな匂いのヤツだった。…心変わりってやつ?
ケンはやたらでかいケーキみてぇな石鹸をカットしてもらって、それを一個買うらしかった。
グラム単位で指定して買ってたな…でも、253gとかいう超中途半端な結果になってた。
切るのはやっぱムズいんかな。
◆
帰り。あともうちょいってとこで、俺はくたばっちまった。
ケンは下町の喫茶店の外のテーブル席に俺を座らせ、カフェラテを買ってきた。
「ごめんね、ケニー…次からは通販にするから」
「いや、いいよ。楽しかったし」
悲しそうな表情のケン。そこまで落ち込むことないだろ…
実際、すげー楽しかったし。
「それよりさ、ケン。俺、カフェラテ飲んだことねーんだけど」
「そうなの?美味しいよ」
普段はブラックのコーヒーか、フールの淹れる紅茶ばっかだったからな。
…ちょっとドキドキする。
「…おいしい?」
ケンは相変わらず不安そうだ。
だけど、自分の分とはいえ、何でそんな大量の砂糖を突っ込むんだよ。
俺はケンが糖尿病にならねーか心配になるよ。
「…カフェラテ、うめーな。この泡に戸惑うけど」
「この泡が美味しいんだよ、ケニー。…まぁいいや。嬉しい」
あ。笑った。…かわいい。女の子みてー。おもしろい奴だな、ケンは。
暫くこのおかしな状況を楽しみながら、休ませて貰おうかな。
◆
夜。俺は石鹸屋のカタログに見入っていた。
どれもへんてこりんな名前だが、すげー旨そうで飽きない。
フールじゃないけど、いつかこれ、全部集めてみてーなーとも思っちまう。
「ケニー。お風呂入れたよー」
ケンがバスルームから出てきた。
あいつ、何にも出来ねぇお子様だと思ってたけど、結構何でも出来るんだな。
俺が親なら褒めてやりてー。
「ねぇねぇ。一緒に入ろうよ、ケニー」
「何でだよ」
一緒に入る?なんでだ?つか、男と風呂に入る趣味はねぇよ。
「腰にタオルを巻けば、いいでしょ?」
そういうと、ケンはその場で着替え始めた。
格好が格好だったから、女の子の着替えを見ちまってるようで恥ずかしくなる。
しかも上手いこと体をタオルで隠しながら着替えてる。
いっそ女の子として暮らしたほうが楽なんじゃねぇか?ケンは。
「ほら、ケニーも脱いで脱いで」
うん、なんか、な。あれだ。
フールのときは無理矢理脱がされてたから考える余裕がなかったが、
若いカップルが同棲し始めて、初めて一緒に風呂に入る時ってこんな気分なんだろうな。
恥ずかしいような、くすぐったいような。
…でも俺とケンは一緒に暮らしてはいるが、カップルになった覚えはねぇ。
とりあえず、二人して腰にタオルの格好になったんだが、
ケンの奴、眼帯を外そうとしねぇ。
「さー、お風呂お風呂♪ケニーの買ったバニラの奴入れよう♪」
「いやいやいや、ちょっと待て、ケン。眼帯は外そうぜ」
ケンが凍りついたように固まる。しかも無表情。
おいおい、さっきまでの上機嫌はどうしたんだよ。
「ケン、その眼帯、気に入ってるのか?」
「そうじゃなくて…」
「じゃ、外そう。な。目にバイ菌入っちまったら大変だからな」
「あ!…」
赤のエナメルで出来たハートの眼帯は、あっけないほどに簡単に外せた。
その下にあった目は、
「…すげー綺麗な目。満月みてぇだな」
「やめて!見ないで!!」
ケンは慌てて目を隠そうとするが、俺はその手を握って、
ケンの「金色の目」を見ていた。
「やめて、やめて…」
「おいおい、泣くなよ。なんで今までそんな綺麗な目を隠してたんだ?」
ケンが完全に黙り込む。手を離すと、顔を手で覆って、俯いた。
「誰にも、見せたくなかったんだ。忌まわしいものだから。トピアさんにも、見せて、なかった、のに」
「何言ってるんだよ。そんな綺麗なモン隠して、もったいねぇと思わねぇのか?
なにが忌まわしいのか知らねーけど、俺はカッコイイと思うぜ?」
ケンが手をどけて、俺を見つめる。俺自身、月が好きだから、ケンの目が羨ましい。
思わず、じっと見ちまう。というか、見蕩れちまっていた。
…ケンがゆっくりと眼を閉じて、じっとしている。
「…何してるんだ?ケン」
「うー…キスされると思った」
「ははは。しねぇよ、男相手に。つか、キスするとき目を閉じたいタイプなんだな」
「そういうわけじゃ…!すっごく近くまで寄ってくるケニーが悪いんだよ!」
そんなに近くに寄っちまってたのか?
無自覚って、怖ぇな…
もしケンが目を開けたままキスするタイプだったら、そのままぶちゅーってイっちまってたぜ。
危ない危ない…
◆
薄暗い浴室。
丸い蝋燭がいくつか浮かぶバスタブに、バニラの入浴剤をドボンとぶち込む。
そこに二人でゆっくりと浸かる。
「蝋燭、きれいだね」
「ああ。カワイイよな」
俺達、体が小さくてよかった。小さいバスタブなのに、結構ゆったり浸かれる。
蝋燭の燈が、ゆらゆら、ゆらゆら。
だが、俺は蝋燭じゃなくて、別のもんを見ていた。
「やっぱ、ケンの満月の瞳、すっげー可愛くて綺麗だと思うぜ」
[System message]
昨晩、脳が揮発した後、頭がパーンだったのに寝てないで、
朝になってからこんなの書くから、どこからツッコめばいいのかわからない内容に;
しかも眠れない原因が「萌え」って人生初だよ。
この奇病を治せるお医者様はどこにいらっしゃいますか?(
まぁ、あれだ、今回こそ、嘘偽りなくギャグ扱いでお願いします。
書いてる本人は本気で書いてたので笑えないですが。
虚影「けにちゃんけんちゃんがらぶらぶしてきた。止めるなら今のうち♪」
深夜「止めるわけがない+」
の会話をしながら書いたんですが、きっと深夜さんは後で後悔します…
俺は耐火性のある服なんか着ないで、白くて柔らかい綿のシャツに、
風通しと肌触りのいい七分丈のベージュ色をしたズボンを履いていた。
(だって全然興奮しねぇから、体温が上がって洋服炎上…なんてことがまったくねーし)
ケンはというと、俺が眠っている間に下町の安い服屋を見て歩いているらしく、
色々なアイテムをちょくちょく集めては、「ボーイッシュな女の子」のような服を着ている。
今日はどんな服かってーと、赤の太いボーダーのシャツに、
丈が合わないのか、裾を折ってあるデニム、
そして、小さな花のついたヘアピンに、安っぽい玩具の眼帯。
貴族っぽい服しか着ねぇイメージがあったから、すげー意外。
「ケン、その眼帯、どこで買ったんだ?」
「えへへ。通りがかったお店でセールやってたの。
5コ好きなの選んで、1タンカ(※拘束世界の日本円で1000円)。
あとね、このTシャツは500セント(※500円)だったんだ」
そう言って、ケンは星がプリントされたピンクのTシャツを広げて見せた。
「お前、意外とそういうの、似合うんだな」
「ありがとー。動きやすいし、カワイイし、今度からこういう服にしようかなぁ」
俺達はすっかりこの生活に慣れていた。
相変わらず憂鬱でだるくて仕方が無いが、これはこれで結構幸せだ。
なんでかは、頭まわんねーからわかんねーけど。
ドアのチャイムが鳴る。ケンがゲイルを呼んでいたからだ。
「お邪魔します。kenneth君の調子はどう?ケン君」
「結構良くなってきた。でもね、相変わらず寝てばっかりだし、憂鬱だって言うし、
なのに、お薬を全然飲んでくれないんだ」
ゲイルはケンの頭を撫でながら、言う。
「そうかー。ケン君、僕個人としては、薬がなくていいならそれでいいと思うんだよね。
医者失格の発言でしょ?でもね、ゆっくり休んで、安心できればそれでいいと思う。
知人でね、軽度の鬱だったけど、薬を勝手に辞めたけど治ったことのある人がいるんだ。
そうだなぁ、その人は、いい香りのお風呂に入って、TVを見て、ひたすら眠って治したそうなんだ。
また薬が欲しくなったらあげるし、そうじゃなくても、いくらでも相談に乗るよ。
じゃ、kenneth君をよろしくね」
ゲイルは玄関先でそれだけ言うと帰っちまった。…俺のカウンセリングは?
まぁいいか。特に話してーこともねーし。
「ケニー。今日、ちょっとだけ外出できる?」
「んー」
外出…か。そういや、どれくらいの間、ここに引きこもってたんだろうな、俺。
窓から見える空の色と風の香りだけで、すっかり満足しちまってたから、
外出するなんて発想が最近は全然なかったな。
「ちょっとだりぃけど、行くか」
「うん、お買い物に行こうよ」
◆
ケンが俺の手を引いて連れてきた場所は、フールがやたらハマってた石鹸屋。
ロゴに見覚えがある。
「入浴剤、買おうよ。いい香りのお風呂に、毎日入ろう。ね。」
「ああ。…ものすげー匂い」
「うん、このお店は香りがきついよね。嫌だったら隣のライバル店に行く?」
「大丈夫だ。行こうぜ」
ケンは店に入るなり、「試してみましょう」つー訳で、新鮮な食い物で出来たパックを手に塗られていた。
なんか、店員とすげー喋ってる。よく通ってたんかな?…まさかな。
俺は勝手に入浴剤の塊を見て回った。やたらでけぇ。一回分で野球のボールくらいある。
この店は菓子屋みてぇで飽きない。全部の商品がいちいち旨そうだ。
「おててつるつるー♪…ケニー、それ買うの?」
「ああ」
俺が手に持っていたのは、バニラが突き刺さったプリンみてーな形のヤツと、
イチゴ味のカキ氷の匂いのする入浴剤。どっちもやたら甘い匂いがする。
フールに無理矢理連れてこられたときは、ミントのと、レモンの匂いのやつを買ったんだけどな。
どっちもさわやかな匂いのヤツだった。…心変わりってやつ?
ケンはやたらでかいケーキみてぇな石鹸をカットしてもらって、それを一個買うらしかった。
グラム単位で指定して買ってたな…でも、253gとかいう超中途半端な結果になってた。
切るのはやっぱムズいんかな。
◆
帰り。あともうちょいってとこで、俺はくたばっちまった。
ケンは下町の喫茶店の外のテーブル席に俺を座らせ、カフェラテを買ってきた。
「ごめんね、ケニー…次からは通販にするから」
「いや、いいよ。楽しかったし」
悲しそうな表情のケン。そこまで落ち込むことないだろ…
実際、すげー楽しかったし。
「それよりさ、ケン。俺、カフェラテ飲んだことねーんだけど」
「そうなの?美味しいよ」
普段はブラックのコーヒーか、フールの淹れる紅茶ばっかだったからな。
…ちょっとドキドキする。
「…おいしい?」
ケンは相変わらず不安そうだ。
だけど、自分の分とはいえ、何でそんな大量の砂糖を突っ込むんだよ。
俺はケンが糖尿病にならねーか心配になるよ。
「…カフェラテ、うめーな。この泡に戸惑うけど」
「この泡が美味しいんだよ、ケニー。…まぁいいや。嬉しい」
あ。笑った。…かわいい。女の子みてー。おもしろい奴だな、ケンは。
暫くこのおかしな状況を楽しみながら、休ませて貰おうかな。
◆
夜。俺は石鹸屋のカタログに見入っていた。
どれもへんてこりんな名前だが、すげー旨そうで飽きない。
フールじゃないけど、いつかこれ、全部集めてみてーなーとも思っちまう。
「ケニー。お風呂入れたよー」
ケンがバスルームから出てきた。
あいつ、何にも出来ねぇお子様だと思ってたけど、結構何でも出来るんだな。
俺が親なら褒めてやりてー。
「ねぇねぇ。一緒に入ろうよ、ケニー」
「何でだよ」
一緒に入る?なんでだ?つか、男と風呂に入る趣味はねぇよ。
「腰にタオルを巻けば、いいでしょ?」
そういうと、ケンはその場で着替え始めた。
格好が格好だったから、女の子の着替えを見ちまってるようで恥ずかしくなる。
しかも上手いこと体をタオルで隠しながら着替えてる。
いっそ女の子として暮らしたほうが楽なんじゃねぇか?ケンは。
「ほら、ケニーも脱いで脱いで」
うん、なんか、な。あれだ。
フールのときは無理矢理脱がされてたから考える余裕がなかったが、
若いカップルが同棲し始めて、初めて一緒に風呂に入る時ってこんな気分なんだろうな。
恥ずかしいような、くすぐったいような。
…でも俺とケンは一緒に暮らしてはいるが、カップルになった覚えはねぇ。
とりあえず、二人して腰にタオルの格好になったんだが、
ケンの奴、眼帯を外そうとしねぇ。
「さー、お風呂お風呂♪ケニーの買ったバニラの奴入れよう♪」
「いやいやいや、ちょっと待て、ケン。眼帯は外そうぜ」
ケンが凍りついたように固まる。しかも無表情。
おいおい、さっきまでの上機嫌はどうしたんだよ。
「ケン、その眼帯、気に入ってるのか?」
「そうじゃなくて…」
「じゃ、外そう。な。目にバイ菌入っちまったら大変だからな」
「あ!…」
赤のエナメルで出来たハートの眼帯は、あっけないほどに簡単に外せた。
その下にあった目は、
「…すげー綺麗な目。満月みてぇだな」
「やめて!見ないで!!」
ケンは慌てて目を隠そうとするが、俺はその手を握って、
ケンの「金色の目」を見ていた。
「やめて、やめて…」
「おいおい、泣くなよ。なんで今までそんな綺麗な目を隠してたんだ?」
ケンが完全に黙り込む。手を離すと、顔を手で覆って、俯いた。
「誰にも、見せたくなかったんだ。忌まわしいものだから。トピアさんにも、見せて、なかった、のに」
「何言ってるんだよ。そんな綺麗なモン隠して、もったいねぇと思わねぇのか?
なにが忌まわしいのか知らねーけど、俺はカッコイイと思うぜ?」
ケンが手をどけて、俺を見つめる。俺自身、月が好きだから、ケンの目が羨ましい。
思わず、じっと見ちまう。というか、見蕩れちまっていた。
…ケンがゆっくりと眼を閉じて、じっとしている。
「…何してるんだ?ケン」
「うー…キスされると思った」
「ははは。しねぇよ、男相手に。つか、キスするとき目を閉じたいタイプなんだな」
「そういうわけじゃ…!すっごく近くまで寄ってくるケニーが悪いんだよ!」
そんなに近くに寄っちまってたのか?
無自覚って、怖ぇな…
もしケンが目を開けたままキスするタイプだったら、そのままぶちゅーってイっちまってたぜ。
危ない危ない…
◆
薄暗い浴室。
丸い蝋燭がいくつか浮かぶバスタブに、バニラの入浴剤をドボンとぶち込む。
そこに二人でゆっくりと浸かる。
「蝋燭、きれいだね」
「ああ。カワイイよな」
俺達、体が小さくてよかった。小さいバスタブなのに、結構ゆったり浸かれる。
蝋燭の燈が、ゆらゆら、ゆらゆら。
だが、俺は蝋燭じゃなくて、別のもんを見ていた。
「やっぱ、ケンの満月の瞳、すっげー可愛くて綺麗だと思うぜ」
[System message]
昨晩、脳が揮発した後、頭がパーンだったのに寝てないで、
朝になってからこんなの書くから、どこからツッコめばいいのかわからない内容に;
しかも眠れない原因が「萌え」って人生初だよ。
この奇病を治せるお医者様はどこにいらっしゃいますか?(
まぁ、あれだ、今回こそ、嘘偽りなくギャグ扱いでお願いします。
書いてる本人は本気で書いてたので笑えないですが。
虚影「けにちゃんけんちゃんがらぶらぶしてきた。止めるなら今のうち♪」
深夜「止めるわけがない+」
の会話をしながら書いたんですが、きっと深夜さんは後で後悔します…

