まだあった!!

井上みつとみ先生
http://www.sakura-s.co.jp/kabu/index.htm

2002年、当時はまだ受講料が2〜3万でした。教室は神戸の三宮。
教室の帰りに、六甲山の濃厚なソフトクリーム食べたっけ。

19歳の僕は、ド素人。
そこらの適当な情報を頼りに、適当な売買を繰り返して、損を重ねるだけでした。
株価変動と出来高だけで、株っていうのはいづれ儲けることができるんだと思っていた頃。企業価値なんて概念は聞いたことすらなし。
投資を勉強しにわざわざ神戸へ行くほど、学習教材がない時代でした。(パンローリングはあったが、和訳がひどかった&値段が高かった)


みつとみ先生は、昔ながらの相場師。
純和製。表現も日本語。
「雰囲気が良い日だけ勝負しなさい」
「右肩上がりか?右肩下がりか?それが大事」
「建玉法が大事だよ。」
「右肩上がりの銘柄を、日計りで安値買い、高値売りで、毎日小さな鞘を抜いていったら、大きな利益になる。」
「空売りは、過去最高水準の出来高(具体的には数千万株)を伴って急騰している銘柄に対して、段階的に売り上がっていくんだ」
彼はこんなことを言っておりました。

おっしゃること正しいのでありますが暗黙知が多く、真似は難しいと思います。彼の中で、その手法は帰納的に導かれた、有効なものであるわけだけれども、僕がその手法を用いて演繹的に勝ちトレードを創出していくことは難しいわけです。万人が使えるようにするためには、もう少し「科学」でないとなりません。
いくらパターン認識を積み重ねても、裁量の余地が大きい限り、ランダムウォークに飲み込まれる可能性は高いわけです。しかしながら、当時の僕には優位性なんていう概念は一切ありませんでしたので・・・。

みつとみ先生は、写真よりもずっとお年を召されておりますが、大変元気な方でした。トレードの腕は、おそらくかなり高いと思います(いくら持ってんだろうなぁ)。オールドエコノミーに精通しているのが強みでしょうか。悪く言えば、仕手戦の時代の方なので、現在の新興企業や、ファンド主導の相場には疎いかもしれません。(商品先物に関しては、精通していると思われます。)

当時は、若造が教室の門を叩いたものですから、とても張り切っていらっしゃいました。本当に、若造でした。行動力だけが取り柄。寄り道ばかりの投資人生。思い返すと、感慨深いものがあります。