2007年01月26日

Barbaro(バーバロ)蹄葉炎発症 −その後の経過3−

このBarbaro(バーバロ)に関して改めてご説明しておきますが、父Dynaformer母La Ville Rouge(母の父Carson City)という血統の4歳牡馬で通算成績は7戦6勝。GIは06フロリダダービー、06ケンタッキーダービーの計2勝です。

Barbaro

無敗でケンタッキーダービーを圧勝した馬で、断然の支持を受けた米三冠第二戦のプリークネスステークスにてスタート直後に競争中止。右後脚を粉砕骨折(足の球節の上の砲骨顆部及び、球節の下の第一趾骨を粉砕骨折)してしまい、競争馬生命を絶たれてしまいました。

通常ならば予後不良の診断を受けてもおかしくは無い重度のケガを負ってしまったわけですが、馬主さんの意向により長時間に及ぶ手術を受けます。その後七月には左後脚に蹄葉炎を発症。非常に苦しい状況の中、奇跡的な回復を見せつつここまで闘病生活を送っているわけです。

これまでの経緯の詳細については以前載せた記事(※最下部関連記事参照)をご覧になってみて下さい。バーバロはペンシルバニア大学のGeorge D. Widener病院の集中治療室にて現在闘病生活を送っています。

前回11月15日に載せた「Barbaro(バーバロ)蹄葉炎発症 −その後の経過2−」では11月14日の記事までの情報を取り上げていますので、その後の記事から目に付いた箇所を一部抜粋&意訳して少し詳しく取り上げたいと思います。


11月28日の記事(Barbaro steadily improving)

この記事では11月6日にギプスが取り除かれた右後脚の状態についての報告がされています。バーバロを担当しているRichardson博士(※以下博士)は「ギプスが取り除かれた右後脚は着実に力強くなっています。バーバロは今、右後脚に非常に薄い綿の包帯を身に着けている状態です。しっかり立って、歩いていますよ。」と語っています。

また、骨折した下肢のレントゲン写真が前日に撮られたらしく、「look excellent(素晴らしく見えるよ)」と博士はコメントされています。

そして蹄葉炎を発症した左後脚に関しても徐々に良化しているらしく、バーバロの態度・食欲は変わらず良好で、天気の良い日は短い時間の間、外に連れ出している(引き運動しながら芝生を食べさせている)そうです。


12月12日の記事(Barbaro gaining strength on right hind leg)

この記事にはバーバロの右後脚に関して「少なくとも数ヶ月間の間、特別なサポートを必要とする右後脚に、新しい蹄鉄が必要となりそうです。」との博士のコメントが載せられています。この二日間の間に右後脚の蹄鉄を取り替える事を計画しているそうです。

また、バーバロの左後脚に関しては「引き続き快適さは満足できる状態であり、少しずつですが、良くなってきています。」と語っており、「最も重要なことに、バーバロの総体的な状態は良化を続けています。体重も今までに比べて落ちているような事はありません。」と博士はコメントされています。


12月20日の記事(Barbaro examined by podiatrist)

昨日(12月19日)、バーバロはケンタッキー州レキシントンにあるRood and Riddle Equine病院の馬の脚治療における権威であるScott Morrison博士の検査を受けたそうです。そこでMorrison博士はバーバロの左後脚にいくつかの小さな作業(some minor work)をして、脚の管理について助言を行ったそうです。

また、Richardson博士は「左後脚の長期的な取り扱いに関して心配した状態ではありますが、現在バーバロは安定しており、快適な状態です」と述べています。しかし「現在バーバロの退院時期に関してはめどが立っていません」とも語っています。

以下にバーバロとRichardson博士の写真を載せておきます。全て12月20日付けのものです。一枚目は日光に当たりつつ、可愛い表情をしています。元気そうですね。

Barbaro3

Barbaro4

Barbaro5


1月2日の記事(Barbaro’s status remains unchanged)

年が明けて2007年になりました。この記事には右後脚に関して若干の異常が認められた事が報告されています。まず初めに12月中旬に取り替えられた右後脚の蹄鉄に関して、「(ギプス取り外しの後、弱っているように見えた)バーバロの右後脚の力強さがよくなったので、更に蹄鉄を変更しました」と博士はコメントされています。

続いて、右後脚の挙動に関して詳細が報告されています。以下は博士のコメントの全文です。

「私達はバーバロの右後脚の異常な動き(運動)に関する若干の周知の懸念が存在する事に気付いています。しかし、これは予期せぬ出来事ではありません。これは、バーバロが彼の下肢に持つ二つの主な継ぎ目の融合、及び特別な蹄鉄に慣れる(順応する)事を学んだ事により、彼の歩様が異常を示しているのかもしれません。」

「さらに、彼の左後脚が蹄葉炎を発症した後に、繋ぎの内部において、骨折箇所に若干の崩れが確認できました。しかし、これは視覚的に気にならない程度のものです。繋ぎと球節の関節はくっついていますので、脚の下部に深刻な影響を与えるものではありません。」

そして「右後脚は十分に良く治癒しました。私達は(右後脚の)見通しについては楽観的です。」とコメントされています。医学的な事はよくわかりませんが、右後脚に関しては異常が認められたものの、特に問題無いものであると判断されているみたいです。

最後に左後脚に関してはこのようなコメントが載せられています。「しかしながら、バーバロの蹄葉炎を発症した左後脚に関しては、より恐るべき長期の戦いになりそうです。本当に成功した結果(完治したと言える状態)までには、更なる蹄の成長が不可欠です。」


1月9日の記事(Barbaro has new cast applied to his left hind foot)

この記事には1月3日に前述のScott Morrison博士によって、バーバロの左後脚にギプスが付けられた事が記述されています。Richardson博士は「このギプスは左後脚の蹄骨の適切な再編成を助ける事を目的として用いられたものです。」とコメントされています。

また、1月8日に脚のレントゲン写真が撮られたらしく、右後脚の骨折は治癒が進んでいる状態である事が確認できたそうです。そしてバーバロの状態は安定しているものの、退院の見通しは立っていないそうです。


1月10日の記事(Barbaro suffers setback)


明けて翌日のこの記事にはバーバロにトラブルが発生して、深刻な状態に陥っているとの記述がされています。これは一部日本のメディアも報道していましたので、ご存知の方も多いと思われます。本文を引用して、該当箇所全文の意訳文を載せておきます。

Kentucky Derby winner Barbaro has had a significant setback over the last 24 hours. He became acutely more uncomfortable on his left hind foot.

※ケンタッキーダービーの勝ち馬バーバロはこの24時間の間に深刻な挫折に見舞われた。彼は左後脚に関して、激しくより不安な状態になってしまった。

The foot cast was removed and some new separation of the medial (inside) portion of his hoof was found. This required some additional debridement (removal of the damaged tissue) last night.

※(左後脚の)ギプスは取り除かれた。そして蹄の中央部(内部)に、いくつかの新しい分離が発見された。これによって、昨晩若干の更なる(外科的な)創面切除(損害を受けた組織の除去)を行った。

He is being treated much more aggressively at this time for his discomfort. He is continuing to eat well and is otherwise stable.

※この不安により、彼は積極的な治療をこの時からずっと受けている。彼は引き続き食欲があり、別の状況では安定している状態だ。

どうやらバーバロが痛がる素振りを見せていたので、左後脚を調べてみると蹄に分離している箇所が発見されたという事らしいですね。ちなみに蹄葉炎を発症した時に、バーバロの左後脚の蹄は大部分が除去されています。そして時間の経過と共に蹄の成長を待っている状態であったわけです。

また、Barbaro Suffers Setback, Being 'Treated More Aggressively'(bloodhorse.com)に一部記述がありますが、バーバロの主治医によると、左後脚のギプス装着によって若干炎症が起こる事は想定されていたみたいです。


1月11日の記事(Barbaro is stable and acceptably comfortable)

翌日1月11日の記事です。その後のバーバロの経過について記述されています。こちらも本文を引用して、該当箇所全文の意訳文を載せておきます。

Derby winner Barbaro’s management has been changed to include sling support for several hours during the day, according to Dr. Dean W. Richardson, Chief of Surgery.

※(バーバロを担当しているチーフである)Richardson博士によると、バーバロは一日数時間の間、ベルトで吊るされる処置が取られている。

“He is getting up and down on his own and continues to eat and have stable vital signs.

※「彼は自分で起き上がったり伏せる事ができ、引き続き食欲はあり、バイタルサイン(生命の徴候・・血圧、脈拍、呼吸、体温)は安定したままです。」

Radiographs (X-rays) taken yesterday revealed no additional complications in either hind leg.

※「昨日撮られたレントゲン写真では、どちらの後脚にも更なる問題箇所は見つかりませんでした。」

We are considering several additional therapeutic options at this time. He is stable and acceptably comfortable.”

※「私達は現在さらにいくつかの治療的なオプションを検討しています。バーバロは安定しており、落ち着いた状態です。」

以前お伝えしたように、蹄葉炎発症後にバーバロは今回と同じくベルトで一日数時間程吊るされた処置が取られていたわけです。これは脚の負担を減らすためのものですね。

当時載せた過去の記事を見直してみると、8月17日にベルトの使用をしていない事が発表されています。バーバロ自身がベルトに負荷を掛けていなかった事から、使用を取りやめたそうです。

しかしこの11日付けの記事によると、あれから約五ヶ月が経過して、再びベルトが使用されるようになってしまったみたいですね。何とも複雑な気持ちです。


1月12日の記事(Barbaro comfortable overnight)

10日の発表から二日が経過しました。こちらの記事にもバーバロのその後の様子が記述されています。該当箇所全文を抜粋したいと思います。(※は意訳文)

According to his medical team, Kentucky Derby winner Barbaro rested comfortably overnight.

※バーバロの医療班によると、バーバロは一晩中ゆっくりと休む事ができたそうだ。

“We do not believe that this setback puts him all the way back to where he was in July,” said Dr. Dean W. Richardson, Chief of Surgery.

※Richardson博士は以下のように述べた。「私達はこの挫折が(蹄葉炎を発症した)昨年7月の頃のような状態に戻す事になるとは思っていません。」

“He has much more healthy tissue on the bottom of the left foot than he had at that time. He spends part of each day in his sling, and he is eating well and acting bright.”

※「彼は(10日に発表された)左後脚の蹄の分離箇所よりも、より健康な組織を左後脚の底に持っています。彼は一日の一部をベルトで吊るされた状態で過ごします。そして食欲は良好であり、明るくふるまっていますよ。」

The colt’s right hind leg, injured at the Preakness on May 20, 2006, is also being closely monitored. “We have a solid column of bone to work with in the right hind limb,” said Dr. Richardson.

※06年5月20日のプリークネスSにおいて負傷した右後脚は厳重にモニターされている。「私達は右後脚にて機能する固体の骨の円柱状のものを持ちます。」とRichardson博士は語った。

“There are no signs of infection in either limb at this time. It is very disappointing to have him go through this setback, but we will continue to try to keep him comfortable and assist his healing with reasonable and humane measures.”

※「現在感染の兆候はどちらの脚にも見られません。彼がこのような事態に陥ってしまった事は非常に残念です。しかし、私達は彼が快適な状態を保ち続ける事に挑戦し続けますし、理にかない、人道的な方法で、彼の治癒を援助していきます。」

バーバロを1番近くで見守っている方が用いた「acting bright」という表現が胸を打ちます。


1月13日の記事(Barbaro undergoes planned procedure)

10日の発表から三日が経過しました。この記事にはバーバロに麻酔を掛けて、検査を行った事が記されています。該当箇所全文を抜粋したいと思います。(※は意訳文)

As previously planned, Kentucky Derby winner Barbaro was placed under general anesthesia this morning to fully examine his left hind foot. “While his condition was unchanged over the last two days, we were unable to fully assess his left hind foot with him in his stall,” said Dr. Dean W. Richardson, Chief of Surgery.

※前もって計画されていたように、バーバロは左後脚の完全な検査の為に、今朝全身麻酔下に置かれた。「この二日間に渡って彼の状態が変わらなかった間は、ストールの中で彼の左後脚の状態を評価する事ができなかったのです。」とRichardson博士は語った。

“In today's procedure, another area of undermined hoof wall was removed. The left hind deep digital flexor tendon was cut to help decrease the pull on the coffin bone by that tendon.

※「本日の作業で、(バーバロを)害していた別の蹄壁の箇所は取り除かれました。左後肢の深い指状の屈筋腱は、その腱による蹄骨上の引き(引く力)の減少を助ける為に、切断されました。」

This was previously done in July, but the tendon had healed and was pulling on the coffin bone, contributing to the malalignment of the coffin bone.

※「これは(蹄葉炎を発症した)昨年7月に行われたものです。しかし腱は治って、蹄骨(蹄骨のmalalignmentの原因となっている箇所)を引っ張っていました。」(※注 malalignmentは医学用語で「アライメント異常」という意味らしいです)

Because he has been more uncomfortable on his left hind, we put a cast back on the right hind lower limb for additional support. ”

※「彼が左後脚に関して心地良く無い状態であったので、私達は更なるサポートの為に、彼の右後脚にギプスを戻しました。」

Dr. Richardson reports that “Barbaro was awoken from anesthesia once more in the recovery-pool and had an uneventful recovery. He continues to receive intensive management for his discomfort on the left hind foot.”

※「バーバロは全身麻酔からプールで起こされて、問題無く回復しました。左後脚のトラブルにより、彼は集中的な管理を受け続けます。」とRichardson博士は報告した。

どうやら症状を改善する為に簡単な手術のような事が行われたみたいですね。医学的な事はまったくわかりませんが・・「屈筋腱の切断」は自分のような素人が文面だけを受け止めると、キツイものに見えてしまいます。

昨年11月6日に約五ヶ月半に渡って装着されていた右後脚のギプスは取り除かれました。しかし、この1月13日付けの記事には右後脚にギプスが再び付けられた事が報告されています。これは以前の内容から察するに、左後脚の負傷により、右後脚に負荷が掛かる為の処置でしょう。


1月16日の記事(Barbaro stable and comfortable following setback)

「バーバロの状態はかなり改善しました」と博士はコメントされており、13日の処置(簡単な手術)の後の経過は良好らしいです。「彼はベルトのサポート無しで立っており、ストールの中を動き回ってますよ。」とのコメントも掲載されています。

また、現在は食欲もあって、バイタルサインも良好な状態であるらしいです。「左後脚のトラブルからの回復具合に関して、全体的に私達は満足しています。」とのコメントで締められています。


1月18日の記事(Barbaro continues to gradually improve)

引き続きバーバロの状態は安定しており、「バーバロの快適さのレベルは着実に良くなってきています。そして私達は痛み止めの薬物の量を減らしています。」と博士はコメントされています。また、バイタルサインも安定しており、食欲もある状態だそうです。


1月25日の記事(Barbaro doing well after planned procedure)

この記事には、バーバロが昨日(24日)再び麻酔を掛けられて、13日に付けられた右後脚のギプスが取り除かれた事が記述されています。

「私達は右後脚のギプスを取り除きました。そして彼の脚の付加的なサポートの為に、プラスチックと鋼の矯正器具(添え木のようなもの)と取り替えました。」と博士はコメントされています。これにより、定期的な治療が可能になるそうです。

また、右後脚のかかとの横にある腫れものの水抜きを行った事も記述されています。そして左後脚のギプスに関しては「バーバロの良好な状態がこのまま維持されれば、二週間隔で少なくとも2,3回は再び麻酔を掛けて彼の左後脚のギプスを取り替える事になります。」とのコメントが掲載されています。

現在も引き続き、バーバロの態度や食欲は素晴らしい状態であるらしいです。そして博士は左後脚に最後のギプスが当てられた時以降、バーバロの左後脚の治癒の進展具合に関して、非常に満足しているとの事です。


少し長くなりましたが、以上が現在までの経過詳細になります。1月10日には蹄葉炎発症以降初めての大きなトラブルに見舞われました。が、25日までの記事を拝見した感じでは、再び状態は良化していて、今の所深刻な問題は無さそうですね。

しかし骨折した右後脚はかなり治癒したものの、蹄葉炎を発症した左後脚の状態に関しては、楽観的な見通しが立つまでは先が遠そうです。関係者のコメントから余談を許さない状況である事が想像できます。このまま無事に治療(治癒)が進んだとしても、退院はまだまだ先のお話でしょうね。

ただ一つ言える事は、バーバロは現在世界最高水準の医療環境にいるという事です。担当している医療チームの努力が実る事を願うばかりですよ。

ちなみにJacksons, New Bolton to Receive Special Eclipse Award(bloodhorse.com)によると、バーバロの生産者であるJackson夫妻と、バーバロの治療に当たったペンシルバニア大学の医療チームに、エクリプス賞の特別賞が授与される事になったそうです。

ちょっと例えが悪いかもしれませんが・・あのプリークネスS直後の状態(当時の風評)を考えると、既に映画化されてもおかしくない程の奇跡を起こしているわけですよ。仮に日本でこのような事が起こっていたら、ハルウララが比べ物にならない程の社会現象になってそうです。

このエクリプス賞特別賞受賞は当然の流れなのかもしれませんね。自分達の行動が結果的に認められ、一つの形として表彰されたという意味では嬉しいものなのではないでしょうか。おめでとうございます。

Barbaro2

バーバロはとても心が強い馬だと思っています。影ながら完治を祈って応援していますよ。また続報に関しては後日お伝えします。

こちら(ABC News)でバーバロの12月21日付けのニュース映像がご覧になれます。今までの経緯を振り返りつつ、Richardson博士のインタビューを交えながら、バーバロの様子も映し出されています。(※初めにCMアリ)


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(↑ケンタッキーダービー及びプリークネスSの映像がご覧になれます)

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この記事へのコメント
1. Posted by S木   2007年01月26日 13:52
こんにちは。

バーバロですが…私の想像を遥かに絶する闘病生活だったようですね。
私は蹄葉炎というとテンポイントを思い出します。骨折というだけで一大事なものですが、人間の闘病みたいにはいかず、寝せれば薄い皮膚が床ズレするし、立たせれば他の脚に負担が増えて腐敗が始まってしまう…まさに速い馬速い馬と追い求めていってしまった結果背負った宿命なのだと感じるものです。しかし、こうして一頭の馬が蹄葉炎を克服できたなら…世界の競馬界に新たな光が差し込み、今まで失われる運命にあった生命や血も救われていくのではないかと思います。
しかし、故障も蹄葉炎も後肢というのは不幸ですね…前肢なら種牡馬としての復活も比較的可能だったんでしょうが、後肢では更に大変ですよね。
2. Posted by S木   2007年01月26日 13:52
続きです。

なんて…ここまで期待するのは酷なんでしょうかね。現在はまずこの病と故障を克服してくれることを祈るべき、ですね。私も不謹慎でした。
種牡馬としての価値も高いでしょうし、救いたい方には救いたい理由もあるんでしょうけれども、それ以上に(少なくとも潜在的には)大きな期待が世界の競馬関係者から注がれていると思います。蹄葉炎を克服できれば、もっと多くの故障について延命・治療ができることでしょう。ぜひとも回復してくれることを祈り、応援したいと思います。
3. Posted by トップロード   2007年01月26日 21:06
こんばんは。

なかなか海外の情報は手に入れられないので、NEOさんのブログでしかバーバロの近況がわからない状況ですので、非常に興味深く読ませていただきました。

一度は危険な状態に陥ったものの、何とか持ち直したとのことで、安心しました。ただ、やはりまだまだ治療には時間がかかるとのことで…本当にバーバロにとっては苦しい日々が続くと思います。

おっしゃるように、映画が一本できそうなくらい、苦しい闘病生活を送っているわけですし、治療に関わる方々も懸命にやっているわけですよね。同じことの繰り返しになりますが…何とか回復してくれることを祈ることしか、我々には出来ないんでしょうね。
4. Posted by キンカメ   2007年01月27日 00:23
こんばんは☆

今回も詳しい情報、ありがとうございますm(__)m

私もおっしゃるようにバーバロの精神力というか、生命力がハンパないですね。確かに1枚目と2枚目の写真を見る限り、毛ヅヤが良くて体調自体は良さそうに見えます。ただ食事は脚に負担がかかるのである程度制限してそうですね。現役馬並に細いです。

右後脚も3枚目では繋より下がぐにゃぐにゃに見えますが、問題は左後脚なのですね。
5. Posted by キンカメ   2007年01月27日 00:30
続きですm(__)m

まだしばらくは、程度はともかくこういった合併症の心配がされますね。もちろん私も医学的なことは分かりませんが…。

そうそう、YouTubeの映像を携帯用に変換するサイトを見つけましたので、バーバロのケンタッキーダービーやプリークネスSを見ました。右後脚が変な感じに曲がっていて…表現が適切ではないですが…よくあんな状態になって、まだ生きてくれているもんですね。信じられません。
6. Posted by NEO   2007年01月28日 02:07
>S木さん

コメントありがとうございます☆

蹄葉炎というとテンポイントやSSが真っ先に思い浮かびますね。本当に恐ろしい病気です。未だに蹄葉炎を発病してしまったら、もうダメだというイメージが自分の中にはあります。まさにおっしゃるように速い馬を追い求めた結果背負ってしまった宿命とも言えますね。

現在のこのバーバロの闘病は世界中の(馬を専門とする)獣医学者が注目している貴重な事例となっているものと思われます。今後救われる命が増えて欲しいものです。以前から語っている事ですが、このままバーバロが完治するような事になれば、予後不良の判断を下すラインに関して論議を呼ぶものになりそうですね。

個人的には満足できる状態になって退院する事になったとしても、種馬としての復帰は厳しそうな気がしています。
7. Posted by NEO   2007年01月28日 02:07
続きです★

オーナーさんがどのような判断を下すのか注目が集まりそうですね。まぁその時はこの医療チームを含めて慎重に討論がなされる事でしょう。

ただ、これだけの馬ですし、書かれているように、内心種馬としてどれだけやれるのか見てみたいと思っている関係者や競馬ファンも多いものと思われます。まぁ、こういうお話が各所で真剣に語られるようになるのはまだまだ先の事になりそうですね。

まずは今できる事・目の前の課題を一歩一歩クリアしていく事が大切なのでしょう。その積み重ねによって、最終的に一頭の名馬の命が救われる事になれば幸いです。
8. Posted by NEO   2007年01月28日 02:17
>トップロードさん

コメントありがとうございます☆

そう言って頂けると光栄ですm(__)m蹄に分離箇所が見つかって状態が悪化したみたいですが、現在は安定しているようですね。本当に良かったですよ。昨年の七月の頃に比べると、状態は雲泥の差でしょうしね。今からまだまだ長い道のりですが、頑張って欲しいものです。

関係者の方々は大変ですよね。現地の競馬ファンの関心はかなり高いものになってそうです。このまま完治するような事になれば、ひょっとしたら将来的に映画化される事になるかもしれませんね(^^;)
9. Posted by NEO   2007年01月28日 02:30
>キンカメさん

コメントありがとうございます☆

バーバロの内面的な強さには本当に驚かされますよ。自分が仮にバーバロだったら、確実にここまで来れてないと思いますw生きようとする意志が伝わってきますよ。

写真に関してですが、確かに最後の写真はキンカメさんと同じような印象を受けます。食事は完璧に管理されているでしょうし、バーバロ自身の食欲が落ちない限り、問題無いものであると言えるのでしょう。右後脚はあの骨折してぷらんぷらんになっていた箇所ですからね。そう思えば(中にボルトがたくさん入っているとはいえ)よくここまで回復したなぁという印象を受けます。

合併症は心配です。右脚と左脚は持ちつ持たれつつの関係でしょうしね。今後何事もトラブルが起こらない事を祈りたいです。
10. Posted by NEO   2007年01月28日 02:30
続きです★

あのプリークネスSの映像は何回見てもキツイですよね。日本の常識では、あんな状態がテレビに映し出されたら、完全にアウトだと思ってしまいます。ホントここまで回復したのが信じられませんよね。医学の進歩を感じます。

というか、YouTubeの映像を携帯用に変換するサイトがあるのですか!「ネットで見れる海外レース映像の一覧」に貼ってる動画が携帯でも見れたらいいのになぁ・・とか思っていたので、見つけ次第追記したいと思います!
11. Posted by フジ   2007年01月30日 05:14
残念です…ただただ残念ですね…でも、やっと楽になれて良かったですね
12. Posted by キンカメ   2007年01月30日 07:45
おはようございます。

朝起きて安楽死の一報を聞き、驚いて凍りつきました……やはり蹄葉炎が決め手になったようですね。彼は最期に何を思っていたんでしょうか…胸が痛くなりますね(__;)ありがとう、なのかこの野郎、なのか…。
Barbaroという稀代の名馬は本当に良く頑張ったと思います。医療チームもオーナーも。

故障後の手術後は一生ギャロップが出来ないと言われていた程のものでしたからね…。
13. Posted by NEO   2007年01月30日 10:25
>フジさん

コメントありがとうございます。

まったく同感です。自分もその言葉しか出てきませんよ。しかし突然すぎる発表でしたね。どのような状況であったのかは現場の人間に聞いてみないとわかりませんが・・極端に苦しむ事無く天国へ旅立ったものと信じたいものです。
14. Posted by NEO   2007年01月30日 10:34
>キンカメさん

コメントありがとうございます☆

自分も朝起きて驚きましたよ。昨日後発の記事に載せたような状況にはなっていたようですが、翌日にまさかこんな事になるとは・・発表だけを見守っている人間としては、信じられません。

バーバロは最期に何を思ったのでしょうね。答えはありませんが・・自分は「ありがとう」と思って天国へ旅立ったものと信じたいですよ。

おっしゃるように当時は一生ギャロップが出来ないと言われてました。個人的には一時期でもギプスを外した状態まで回復できた事自体が驚きでしたよ。関係者各位は本当に頑張りましたね。その努力には頭が下がる思いです。全ての関係者、そしてバーバロにお疲れ様でしたと声を掛けてあげたいです。
15. Posted by Duromine Online   2012年04月04日 10:38
5 Pretty helpful info, much thanks for the article. おいしいですよねぇ!!!
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