2005年12月01日

はやぶさ サンプルリターン計画ミッションまずは成功!

11月26日 はやぶさによる小惑星イトカワへのサンプルリターン計画が成功した。

この成功に、今猛烈に感動している。

実は、この小惑星サンプルリターン計画は大学時代にちょろっとだけ参加していました。
学科に宇宙地球学というのがあり、これの単位を取る時の論文が小惑星からサンプルを採取する方法を考え、説明せよというものだった。

当時、大学生で旧NALにも勤務していた自分は、この論文に夢中になって取り組んだ。
壮大な計画で当時は絵空事のように聞こえた計画だったが、なぜか心を掴んで離さなかった。

その当時、自律型の宇宙ロボットを用いて採取する方法と、小型の弾丸型ロボットを撃ち込む方法の2つのアイデアを提供した記憶がある。
今の採取方法が後者に近いことも嬉しい。
(筆記は地球地質学であんまり興味なく、ほとんど白紙だったのに優をもらったのはその論文の評判がよかったせいかと勝手に思っています(笑))

当時は目標の小惑星はきまっていなかったので、その小惑星はコードネームで呼ばれていた。
そう、10番目の惑星?としても名前が付けられていたそのコードネームが「Nereus」である。
すっかり気に入って、以来、何かとNereusという名を使って活動することとなった。

当時、宇宙関連に進もうかどうしようか迷っていた私が宇宙を目指し、これを職業としようと後押しをしてくれたものかもしれない。

現在はこの衛星の計画にはほとんど関わっていないが、固唾を呑んで見守っていた。
こんなバカげた計画だと笑う人、何度も計画は白紙になりかけたと聞いている。
しかし、この壮大な計画を実現させる為に必要だったのは、何よりもロマンとか冒険心とかそんな人の根底にある部分だと信じている。

今回、この計画がひと段落を迎え、純粋に宇宙を目指したあの当時のことを思い出し、また、民間宇宙旅行を目指す今の自分とあわせて、気持ちを新たにしたい・・そんな心境だ。

ロマン、冒険心、知的好奇心、そんなものが人を動かす原点だ。
宇宙開発と言うとドロドロとした金とか利権とかそんなものも最近はクローズアップされたりするが、そんなものは後からついてくる、クリアしなければならない様々な課題のうちのほんの一つだ。

はやぶさを成功させた冒険者たちに心から賞賛の言葉を贈りたい。



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