2012年08月

夏の夜の庭

仕事場(鳥の巣研究所)は、絵を描いたり、
鳥の巣の保管や関連の仕事をするだけの場所です。
食事をしたり、寝たりといったふつうの暮らしは、
庭を挟んだ母屋でします。
ですから、ビールを飲んで夕飯食べて仕事場に戻ろうとすると、
当然真っ暗なので、懐中電灯をつけると、

ナナフシ

これはナナフシさん。
まだ子供です。先日脱皮したての、もうひとまわり大きいお兄さんがいました。


ナナフシ2

これはトゲナナフシくんだそうで、種類が違います。
図鑑にはオスが少ないとあるけど、これはどっちでしょうか??


カラスウリ

これはカラスウリの花
夜だけ咲いて、朝にはクシュクシュしぼんでしまいます。
なんで夜咲くかというと


セスジツユムシ

こういう秋の虫がくるのですねえ。
これはセスジツユムシさん。

カラスウリは秋にはオレンジ色の実になって
クリスマスの飾りになります。
この花を押し花にすると、きれいなのです。


ハーベスタ2

こんな子もいます。
これはザトウムシ君。
クモのようですが、正確には
ザトウムシ(座頭虫)は節足動物門鋏角亜門クモ綱ザトウムシ目に属する動物の総称
だそうです。
子供のころ、メ??グモと言っていたけどクモではなかったのだ。
本体の構造はクモとは明らかに異なり系統的にはサソリに近いそうで、ダニにも近いらしいです。

そういえば、チックタックとも呼んでいました。
足を1本取ると、チックタック動かすのです。
(残酷な、、、)
英語ではハーベストマンとか、Daddy-Long -Legs(足長おじさん)とも呼ばれるそうです。
(これは女王様がおしえてくれた)

ハーベスタ3

まったく宇宙大戦争ですね。

しかしふしぎな生物がいるもので、
庭を歩くだけで知らないことばかり。
新たな発見の日々ですな。

今は、これら以外にガチャガチャムシくん(クツワムシ)がガチャガチャやっています。

このあと夜中になると、テンの兄弟があばれたり、イノシシ君が出て、シカさんが出て、
先日のセミさんなども脱皮したり、
そうしてさらに、、、

絵本ができそうです。(何年後??)


マンモスの解体

いつも早朝から絵を描いているので、
午後4時ころになると、目が疲れてくるし、
いい意味で、気分転換ということで、外仕事の時間になります。
草刈り、薪割りはいつものことなのですが、
季節により、畑仕事、石積み、山の手入れ、川掃除、橋つくり、ネコさんのマッサージなどなど
なんやかやと、やらねばならないことが絶えません。

で、今やっているのは、作冬剪定して切り倒した樹の後片付け。
重さ1グラム以下、 0.1ミリ勝負の白狸面相筆から、
歯先34センチ、コマツゼノアのチェーンソーに持ち替え、
直径4~50センチの樹の丸太を切って運ぶのです。

みな、冬の薪ストーブで燃すためですが、
雨ざらしにしておくと腐って薪に使えなくなるから
雨が当たらないように積んで、トタン板を載せておくのです。
(ほんとは丸太を割るところまでやるとよいのですが、
そこまで時間をかけられないし、それは冬場の仕事にしています)

軽トラが入れる道があれば運ぶのが楽なのだけど、
道のないところはみな担いで運ばねばなりません。
遠見に細く見える樹も近くに行くと、かなり太いものです。
それをチェーンソーで切り倒すのは、相当の覚悟と、信念と、とっさに逃げる判断力が必要です。
(以前、「アッ」と思った時には遅く、倒れてはじかれてきた樹にあたり、
足の筋肉を断裂したことがあります、みなさんも気をつけましょう)

仕事場の横の斜面のは、なんとか運び終わり、
現在は尾根の向こうの斜面をやっているのですが、
昔の人がマンモスの解体とかクジラの解体をしていた気持ちがよくわかります。
(右下に人)

山仕事

昔の人は大人数で、これは内臓、これは肉、これは骨などと、
みんなで嬉しそうにマンモスを解体して運んだのだろうなあ。

切り倒したのを切りきざんで運ぶのですが、ちいさくしても重いのなんの、
ちょっと指を挟んだりすると、骨まで潰れそうなくらい重くてかたいのです。
(よくアオゲラは生木を掘るものだと感心します)
太い幹は玉切りにして、中くらいの太さの枝は運べるくらいの長さにして、
細い枝ははまとめて、と分類しながら、少しづつ運ぶのですが、
倒した幹を切るのだって、重みのバランスを見ながらやらないと、
チェーンソーの歯が挟まって動かなくなってしまいます。

また、斜面がきついので、倒した樹がズリズリと滑り落ちてくることもあり、
気をつけていないと、体にぶつかって大けがをすることになります。
先日も、とっさによけたから軽い打撲ですんだけど、
山の中で樹につぶされたら、とても重くて動けず命にかかわってきます。

諏訪の御柱祭りは、こういう山仕事をしていて、
元気な人が滑り落ちる樹に乗ろうなんて考え出したのだろうなあ。
まったく、昔の人はすごいというか、無謀というか、恐ろしい。

この場所は、なんとか軽トラが入れる道ができそうなので、
そうなれば、この谷の財宝(多分一生分の薪が手に入る)はわしの独り占めじゃ。フフフ

などと、山の中で独り気分転換をしているのです。
山仕事は体全体使うせいか、ものすごい汗をかきます。
だから余計そのあとのビールがうまいのだな。


イソヒヨドリ

最近、研究所の周りにイソヒヨドリがよく出没しています。

イソヒヨドリ


ピコピコ動いて、サッと飛んでいきます。

繁殖期を過ぎたので、少し色が地味になっています。

仕事場の外廊下から飛び立ったところ。

秩父と九州へ

「第44全国子どもの本と児童文化講座 秩父大会」に呼ばれ、
朝一番の伊豆急に飛び乗り、池袋からレッドアロー号で西武秩父駅へ。

全国から集まった200人くらいの方に「鳥の巣と絵本の不思議」の講演。
あやしい鳥の巣カバンから鳥の巣を取り出して見せたり、絵を描いたり……
質問や脱線が多く、予定時間をオーバー。
さらにサイン会の後も、いくつかの分科会に分かれたところで、
拙作「げんきでいるからね」を取り上げてくれた会で、
製作の裏話的な事や、いろいろお話。
来年展示会をする所の人も来てくれ、夕食後、打ち合わせ。
翌日も、分科会に呼ばれ、乗り物絵本など、あれこれ話し、レッドアロー号で東京へ。 

新宿で高校の友人たちと、定年退職お祝い会。
月日の流れるのは早いけど、
昔のままで会えるのは嬉しいことで、束の間心の休息。
(そうか、ぼくには定年はないのか……)

翌日、フーテンの寅は、一人羽田から 福岡アジア美術館へ。
搬入時カメラを忘れたので、会場風景を撮りました。

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博多駅からすぐの大きなビルの7階と8階。隣は博多座。


アジア美術館(8)


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会場がもっと広いと良かったのだけれど、仕方ない……


子どもたちが鳥の巣作り体験できるコーナーを作りました。

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シュレッターで刻んだ紙を使って巣を作り、折り紙で鳥さんを作り、
卵も置いて出来上がり。

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これは折り紙で鳥さんをつくっているところ。
ボランティアの方々ご苦労様でした、
ありがとうございます。

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絵本を読むコーナーもあります。

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アジア美術館で毎夏やっているこの展示は、地元の人達に定着していて、
 1日2千人も来て、会期中4万人以上も来たそうです。
すごい。

夕方6時から梱包かたづけ。8時終了。
シャワーを浴びて、夕飯に外に出たら、となりの博多座の裏に凄い数の女性が並んでいました。
聞いたら、現在宝塚をやっていて、役者さんが出てくるのを待っているそうです。
フ~ン、こちらも、すごい。

翌朝、飛行機で帰宅。
お疲れ様でした~

 さあ、夏休みの宿題を終わらせよう。

セミ三郎君

夕方、野良仕事を終えて仕事場に帰ってきたら、
コンクリーの地面の上で、なにか、もにゃもにゃ動いている。
セミのぬけがら、ではなく入っている、セミ三郎君でした。

昨夜の子が寝過ごしたのか。
今夜の子が早起きしてしまったのか……
どっちにしても、ここではまずいので、庭のキキョウの支柱につかまらせたら、
ヨイショヨイショと登り始めました。
本能とはすごいものです。
しばらくして暗くなってから見に行ったら、一番てっぺんで脱皮し始めているではありませんか。


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ちょっとわかりにくいか



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なかなか感動的で神秘的。



脱皮 (3)

絵に描くとこんな。

脱皮 (1)


ここで動きが停止、続きは夜明け前かとこちらもお休み。

翌朝、3時半、行ってみたら。
あまり変化なしで、まわりに数匹の小さな蟻……。
なんかいやな予感で、
1時間後に行ったら



脱皮 (2)

ギャ~ン、蟻が一面……。

ウ~ン、やっぱりダメであったか。
出だしがやっぱり、まずかったのでしょうか……

運命とはいえ、自然界は厳しいものです。


山随院大権現幡回し(さんずいいんだいごんげんはたまわし)

翌日、8月11日、いよいよお祭りの日。

深夜、何時かわからないけど、ものすごい落雷の音で目が覚める。
春先にバサラ山ではよくあるのだけど、
ゴロンゴロン、グァラグァラと、 山から大岩が転げ落ちてくるのではと思うくらいすごい音。
そしてザーっという雨の音。
灯篭の絵がビショビショやぶけたらいやだなあと想いつつ、
もう仕方がないので、ウツラウツラしながら雷の音を聞く。

 明るくなって見に行ったら、風で、はじがめくれているくらいで、やぶけているのはなく一安心。

昼すぎ1時から本堂で 、下田、南伊豆の同じ宗派の和尚さんをお呼びしてお経をあげます。
1月11日は4人ですが、
(2012年、1月のブログに出ています)
8月は8人の和尚さんたちの拡大版で、スケールがさらに大きくなります。

それから、食事をしながら、世間話などして……

4時。いよいよ、幡回しのはじまりはじまり。 

一応、400年の歴史ある、
下田市の指定無形民俗文化財で、
山随院さんの霊をお祭りし、(前日本社からお迎えした人)
厄除けと五穀豊穣を祈願して、
前日切ってきた竹(46節と決まっているのですが、最近は軽くするため少し短い気がする)
を倒れないよう境内を3周を3回まわると、
その年は豊作ということになっています。

いつもアトヒキをする若い衆が少なく、今年は中学生まで動員。
昨夜の大雨のせいで、いつも初めにやる 水まきは形だけ。

カキネニスルハ キリギリス
モウセハヤセ コンドモラ
エノキニスムハ エセムシ
モウセハヤセ コンドモラ……という禰宜(ねぎ)さんの呪文のようなあと、
「ホイ、ホイ」の掛け声で、
10数人のアトヒキ(下図右側)が後ろ向きに引っ張り、
8人の”虎”と呼ばれる人たち(下図左側)が竹が倒れないよう支えて、
境内を3周を3回まわるのです。

はたまわし

これは以前景観委員の時に描いたものなので、整然としていますが、
実際は、泥んこビチャビチャで、特に今回は大雨でぬかるみも半端でなく、
例年以上に泥だらけでした。

以前、どろで足をとられて、ころんで大けがをした人がいたり、
酸欠で真っ青になって倒れる人も出るくらいかなりハードなのですが、
ぼくは、毎年、家の周りを後ろ向き走りして練習しているので、
(僕は檀家さんではない部外者なのでアトヒキしかしない) 
今年も、なんとかケガなく無事乗り切れました。

村の一大イベントが終わり一安心。



お祭りの灯篭

8月11日は加増野報本寺さんのお祭りです。
前日の10日に準備をします。
境内に、お祭りの旗を立てたり、竹を切ってきたり、
灯篭の絵も張ります。
灯篭は、お寺から川むこう(約2キロ)の神社の本社に山随院さんがお祭りしてあり、
その神様(?)をお迎えに行くので、
その道すがら、灯篭を立てるのです。
ここ20年くらい、ずっと灯篭の絵を描いています。
全部で最初は20枚くらいだったのが最近は灯篭が増え30枚くらい。

お天気が良ければよいのですが、
以前、夜中に強風と大雨が降った時は、1夜にしてぐちゃぐちゃになったこともあります。

今年は、この後10日の深夜に、
ものすごい雷と大雨で、びしょびしょになりましたが、
なんとか持ちこたえました。


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これはお寺の下。



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県道から農道に入ります。


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和尚さんを先頭に、役員の人や世話人、組の代表など……





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右手赤い屋根の家の上の辺がお寺。
左手むこう奥に見えるのがバサラ山。

画面の後ろ側が神明神社です。

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神社から山の中に入っていきます。

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これが本社。
この横に、山随院さんのお墓があります。


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お経をあげて、
山随院さんをお寺にお連れします。


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これが報本寺さんの境内。

灯篭の写真を全部見たい方は、下記からどうぞ。

http://www.i-younet.ne.jp/~basaract/tourou3.html

2012年以前のは「鳥の巣研究所」 鳥の巣の絵をご覧ください。

Painted paper lanterns for summer festival of a village temple.

双子のセミ

ぬけがら
双子のセミのセミ太郎君とセミ次郎君。

無事、セミになり飛んでいきました。

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これは閑猫さんが撮った写真。


看板描き

下の村の、農産加工施設「加増野ポーレポーレ」
そば打ち体験、ピザ体験などやっていますが、なぜかそこの運営委員になっています。
で、早朝から草取りなどやることになるのですが……。

今回は、耕作放棄地対策ということで、
手のかからないツルクビカボチャを栽培して、 それを商品化しなさいという、
県からの指導というか、補助が出るということでやるんだそうですが……。

手がかからないと言ったって、
草刈りしたり、あれこれしないといけません。

その一つに看板をつけなさいというので、看板屋さんに頼むと結構お金がかかるので、
 それではと、やったのが、これ。


かぼちゃ2

 コンパネ2枚に描きました。



かぼちゃ3

 こっちが左側、



かぼちゃ4

こっちが右側。



 

かぼちゃ1

これが県道から見たカボチャ畑の全体像。
(広すぎて手に負えないから、耕作放棄地になるわけです。)

遠くからだとわかりませんが、小さく近辺に住む鳥が描いてあります。
車でそばまで行けるので見てください。

ついでに草むしりも是非!

重量挙げ決勝

重量挙げ決勝。
さあバルト選手230キロ持ち上げることができるでしょうか。
最後の試技です。 


マドリ2a

手の位置を決めました。

ヨッ!

マドリ2b

さあ、肩まで引き上げました。
ここから、立ち上がることができるでしょうか




マドリ3a


おーっ、立ちましたバルト選手、すごい!
サア、ジャークで一気に持ち上げることができるでしょうか!!

マドリ3b

やったー、バルト選手、ジャークで230キロ持ち上げました!!

逆転の金メダル確定です!!



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