2018年03月

思わぬ出来事、春のバサラ山 3


日本の絵本の世界を語るとき、この方を抜きには語れないという
絵本作家のK先生のところに急用で出張。

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朝早くないので、Fネコさんが撮ってくれました。

「行ってきま~す」

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初めての訪問で、いつも赤ちゃん絵本などやってくれる
Komine書店の編集のMikakoさんと、H駅で合流。

K先生のお宅に到着、K先生のお嬢様が「応接室にどうぞ」というので行ったら…
部屋の隅に、明らかにテレビ局のカメラマンの人、と、マイクの人、ディレクターらしき人。

某国民的テレビ局の、各界のプロの方を取り上げる番組の方たちだそうで、
K先生の番組を作っているようで、この1週間ずっと張り付いて撮影しているようです。

で、今日は ぼくらとK先生の打ち合わせも撮影するとのこと、
「エーーー、そんなの全然聞いていなかったぞ~~~」
と言ってもしょうがないしMikakoさんも「知らなかった」というので、
何事もなかったように、カメラの前で打合せ。

ぼくらが帰るときも、玄関の外に待っていて、
歩き出したぼくを呼び止め、今回の仕事のことなど、あれこれ質問されました。

今回の仕事は、まだ今後どういうことになるかわからないことが多すぎるので、
まだはっきり書けませんが、思わぬ方向に展開していきそうです。


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ということで、往復6時間、
どこへ行っても、春休みとお花見で、スゴイ人、人、人、人…
ヘロヘロで夜9時過ぎ帰宅~~~~
オツカレサマデシタ~~~~

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で、さっそく

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画用紙を切り、ダミー本の制作。

どうなりますか……

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疲れた体にはお花見が一番。

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満開の軽トラ駐車場。

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横の山も

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これからヤマザクラが咲き出し、一面春春春です。

アッ~~~~~~~!

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仕事場の入り口につけた巣箱(左の緑色)。

穴の中にシジュウカラさんのメス。

右の枝に、メスの巣作りについて回っているオス見~~~~つけ!!


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巣作りはメスの仕事で、コケを入れ始めました。



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メスが中で巣作り中はオスは外で待っています。



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これは出ていくところ。


ちょうど現在巣箱の絵本を制作中。

ロフトの窓につけた、中が見れる巣箱には今年も入ってくれず~~、残念。

こればかりは仕方ありません。


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コマチャンも 見~~つけ

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倒れたスイセンの葉の陰

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茶色いしっぽ

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隠れてるのは、わかっているんだぞ。

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鳥さんを、捕るんじゃないぞ~~~

のどかでありつつ、時は少しずつ動いて…

どうなりますか……



春のバサラ山 2


仕事場の前の椅子。

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オッ、コマチャン春を独占してる。

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日ごとにではなく、1時間ごとに花の量が増えていきます。
これは朝

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2時間後、
写真では あまり変わっていないみたいですが、
体感としては、ワサワサと増えている感じ。

下はプラム

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横の山のヤマザクラも

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軽トラの駐車場のソメイヨシノも3分咲き

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ここの巣箱はヤマガラさんみたいです。

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ここは日当たりも良いし、
台所の生ごみで堆肥を作っているから虫が多いせいか、
人気のスポット。

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そんな春の庭をコマチャンが見ていると…

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ニャーン にゃーんと

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マリンちゃんが

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ニャーニヲ シテイルノ

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マタ ソンナトコロデ

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マッタク 

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ワタシノコト ナゼナゼシナサイ

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ゴン

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シュクダイ ヤッタノ?

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モウスグ シンガッキナンダカラ 

ハ~~イ

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のどかな 春のバサラ山

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新しい絵本の絵の制作も第4コーナーから最後の直線へ。

そしてシカ除け柵も、かなりかなり密度を増してきましたが…

昨夜は出なかったけど…

のどかでありつつ、厳しい春のバサラ山






春のバサラ山


庭の隅にツクシンボ。

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いろいろな花が咲きだしました。

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モクレン

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レンギョウ

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ユキヤナギ

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プラム

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朝日がのぼると…

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コマチャンも登る

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登る

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登る

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どんどん 登る

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まだまだ 登る

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ガオ~~~~~

バサラ山の帝王 コマチャン!

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キョウハ ココマデニスルカナ

クルリ

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ヒラリ

「大丈夫?」

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ゼンゼン ヘイキダヨ

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ソロリ ソロリ

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着地 決まりました。

この八重桜の木は花が遅いですが、

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隣の桜は

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少し咲き出しました。

しかし、ここには巣箱を付けたので、
コマチャンが登りそうで心配だ


アーアッ、

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アマゾンの奥地のクロネコにやられたかな

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犯人は奥で寝ているマリンちゃんでしょう。

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そして まだまだ続く シカとの闘い…

いったい どこから 入ってくるのか…
何匹いるのやら……


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夜、下のお寺で
夏祭り保存会の会議。

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こちらは、

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この「幡廻し(はたまわし)」が若い衆が減り、
存続の危機に瀕しているのです。

なんとか今年も開催の方向に。

今から体を鍛えておかないと、と同時に」外部から
「3日間、バサラ山無形文化財、祭り体験ツアー、3食昼寝付き、」など
やる必要が出てくるかもしれません…

どうなりますやら…









新しいネコさん


先月のこと、

どこからかネコさんの声がする……

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薪置き場の辺みたいだが…

あっ、いたいた…

この板の中に、かわいいネコさん見ーつけた。

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きれいな縞模様のネコさんでした。

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うちのネコさんになりました…

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オスのカエルさんが鳴き出して3日目。
ようやく、お姫様カエルン登場したみたいで、

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朝、池を見たら…

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オオッ、ありますね~~~

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ヨシヨシ、よかった良かった。

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こちらは良くないこと、
夜中に、横の山にシカさんの気配。
翌日点検に行くと…

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明らかに、通った痕。

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ウ~~~ン、
たどっていくと、
尾根を越えた鹿よけ柵の
ワイヤーメッシュ(金網)をしていないところのすき間を通過したような…

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頭が通ると通過できちゃうのでしょうか…

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増築、増築
これでもか!

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ここも

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これでもか、

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これでもかと増築。

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これはコマちゃん

隠れたふりしている。

このごろ ごっこ遊びが大好き

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ビョンと飛び出して、なにかを追っかけていく。

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アッ、悪の帝王、ダースベーダーだ!

……@@@@@@@@


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バサラ山の河津桜


静かに絵を描いている今日この頃…


コマ吉君、コマチャンへ


コマ吉君、多分生後7か月くらい経っただろう、ということで、
獣医さんに、コマ吉からコマチャンへの手術に行きました。

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ニャーン

と言われてもしょうがないんよ。

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朝連れてゆき、午後3時引き取りに。
体力的に頼りない子なので、麻酔が効いているのかヘニャヘニャで心配したのですが、
麻酔がハイに作用したのか、身が軽くなったせいか、
帰宅後、元気になり、庭のカメキチ君の池に乱入。金網デスマッチに。

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カメキチ君に右ジャブ

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右ストレート

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右のアッパーから

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右フック
さらに客席にいるクレちゃんを発見。

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金網を飛び越え

テメエヤルカ

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場外乱闘。

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コラッ  マテ~~~~

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放送席の元チャンピオンを叩きのめし、

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突然飛び出し!

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マテ~~~~~~~~

元気なコマちゃんです。


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夕ご飯を食べ、仕事場に行こうとしたら、
ケロケロケロと懐かしく、うれしい声。

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いるいるいる

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カエルさんたち池に集合。

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あっちからこっちからも10匹ぐらい池に集まってきました。
スマホもないのにどうして皆 示し合わせたように出てこれるのでしょうか????


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しかし!!!

今年は、オスばかりみたいでお嫁さんがいないようです。
翌日もその次の日も池には卵がありません。

オスばっかりじゃなあ~~~~~~~


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年度末、新学期ということで、
講演会も展示もないので、お絵かきに専念の日々…。


入間市立図書館で講演会


入間市の図書館で講演会

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入間市は微妙に遠いので、いつもより早い7時17分発の電車に乗って出発。

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河津桜も もうおしまい。

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池袋から西武新宿線。

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入間駅到着11時過ぎ。

アッ

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ホームからカラスさんの巣発見。

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入間駅まで図書館の方に迎えに来ていただき、

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図書館の入った産業文化センターへ到着。

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左側の建物に図書館があり

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右の建物にホールや会議室があるそうです。

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アリャ~~

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会場は2階の会議室

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ここは絵本の販売もOK

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いつものように準備して2時に講演開始。

小さいお子さんから年配の方、読み聞かせの方、
子育て絵日記とかサンゴロウなど、昔からのファンの方などなど…
プラス隣接の図書館のスタッフの方々など約120名ぐらい。

質問もたくさん出て、あっという間に予定の4時を過ぎ、
それからサイン会などして
5時半の電車に飛び乗り、
池袋から品川に出て、お土産とフランスパンを買い、
家にたどり着くのは遅いので、夕ご飯を買って、
6時半のこだまに乗り継ぎ、

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駅から車なので、残念ながらノンアルコール

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10時過ぎ帰宅~~~~~~~

家に帰って改めてアルコール補給~~~~~~

翌日下の村の区の総会なので、ハードスケジュールな1日でした。

オツカレサマでした~~~~~~

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ということで、翌日は、下の村の区の総会。
役員は1時間前の7時に集合。
会場作り

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若干、色々もめましたが無事閉会。

2年間の役員の仕事も今日まで。
神社のこと、村のことなど、いろいろ知らないことができ、楽しい2年間でした。
お役目ご苦労サマデシタ~~~~~~

さあさあ、自分の仕事に専念しましょう。












バサラ山のいろいろと26の瞳。


明け方、仕事場の外でゴトゴト何かが動く気配がするので見たら…

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大人のハクビシン君でした。
(写真は撮れず)

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打ち合わせで東京へ。
河津桜も、もうおしまい…

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目黒駅前の新しいビルに引っ越したTOKUMA書店

昔、目蒲線の洗足に暮らしていたので、目黒駅前は時々降りていたけど、
ずいぶん変わっていました。

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ここでの仕事は、なかなか進みません。
仕方がない、気長にやろう…

この後、表参道で、昔の予備校での教え子たちのグループ展に行ったり、
打ち合わせもあったのですが、
皆、撮影し忘れ、帰宅。

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家の横の川にかかる橋が腐ってきたので、架け替え工事。

軽トラで防腐剤入りの柱を買ってきて…
(でも、昔より防腐剤が薄いみたいだ)

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切って…

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古い橋の上にブロックを置き、その上に新たに作ることにしました。
(撤去するのも重いし、ばらして燃すのも大変なので)

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まず柱を向こう岸まで渡し…

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トントン 打ち付けていきます。

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トントン トントン…

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とんとん とんとん
だいぶ進んだ

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出来上がり~~

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こちら岸から見ると、こんなで

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下から見ると、こんな

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コマちゃんに渡り初めしてもらいました。
右の丸いのは古いやかんで、ミソサザイさんなど、だれか鳥さんが巣を作らないかと、
ぶら下げているのですが、気に入らないみたい。

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コマチャ~~ン

ネコのガラガラドンだ

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シカ君たちが渡れないように柵をして
(まだ どこかしらからか入ってくる~~~)

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おしまい。

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今年最後の下の村の小学校の総合学習。

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一番最初の時間に自画像を描いたので、最後も自画像。
1年間での変化?

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みんなが感想を書いてくれて、歌を歌ってくれました。

26の瞳の、みんなかわいいかわいい3年生。

楽しい楽しい総合学習でした。

ありがとうございました。

みんな 元気でね~~~~。



























富士宮で講演会と いろいろ。


富士宮市市制施行75周年記念、西富士図書館開館25周年記念ということで、
富士宮へ行きました。
会場は西富士図書館となり、上井出区民館。

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(Fネコさんに、ホームにカバンの写真だと、どれも同じに見えると言われたので、
チラシを出しました。)

駅の横の茂みでウグイスさんが さえずり始めていましたが、姿確認できず。


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河津桜は見ごろとなり、朝の8時なのに、もう人がゾロゾロしています。
すれ違う伊豆急電車は、ほとんど都会のラッシュアワー状態で、ほんとにギュウギュウ。

下の村の人が伊豆急に勤めているけれど、
今は1年のうちで河津桜の時が一番お客さんが多いそうで、
それによってボーナスが違ってくるそうです。
今年は前半寒かったけど、あと1週間、最後の追い込み…。

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富士宮駅で迎えに来てくれた図書館長のSさんと合流。
S=佐野さんですが、なぜか富士宮には佐野という名字が多いそうです。

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図書館へ向かう途中、時々、スーパーで買う日本酒「高砂」の蔵元が。
館長さん曰く、「僕は富士錦が好きですね。」
では次は富士錦を飲んでみましょう。

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会場の上井出区民館到着。
図書館は、すぐ上にあり、これまた館長さん曰く

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日本で一番富士山がきれいに見える図書館だそうです。

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確かに、室内の奥の子どもの本のコーナーからは

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大きな富士山が見えます。
これはなかなか立派で気持ちよい場所です。

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図書館には大きな部屋がないということで、
下の区民館が会場。
ここからも

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富士山が良く見えました。

4,5歳の子供さんから、おじいちゃん、おばあちゃん、読み聞かせをしている奥様達、
子ども連れのご家族、野鳥関係ぽい方たちなどなど…
+スタッフの方、90名。
質問もたくさん出て、前列の子どもたちが(裸足の)足を触りにまつわりついたり…。
絵本の販売は(図書館ということで)なかったのですが、
持参の絵本にサインをしたりで、あっという間の3時間。

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5時半の電車に飛び乗って、

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9時に帰宅~~~~~

翌日は、村の役員会なので、アルコール消毒してオヤスミナサイ~~~~


オツカレサマデシタ~~~~~~~~~~~~~~~。

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これは先週ですが、仕事場の前のホオの木に

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メジロさんの巣発見。

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高いところなので、灯台もと暗しではないですが…

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低気圧で暴風雨になるというので、
飛ばされる前に いただきに。

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木の上から見ると、仕事場はこんな感じ。
ここで巣立ったんだ…

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うまく取れました。
外ではわかりにくいですが…

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こんなに かわいい~~~巣。

今年も作ってね。

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強風の後、鹿よけ柵の点検にいったら……

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ア~アッ、足元の枯葉の中にヒヨドリさん…

風で何かに当たってしまったのか、脳震盪というか、
もう少し当たり所が悪い感じ。
しばらく介抱したのですが…

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残念~~~~~~~。


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寒い冬が終わり、暖かくなると…
天井でプチプチ音がしはじめます…

この後、虫の嫌いな方は見ないほうが良いです。

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冬ごもりしていたテンテンちゃんたちがお目ざめなのです。

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昼間は、みんな明るい窓辺に集まるので…

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パナソニックのテントウムシ吸い取り機、
SUー508で吸い集め…

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庭に出て(再度警告!R18 ! 虫の嫌いな人は見ないほうが良いです)…

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パカッ

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みんな お外に 飛んでいけ~~~~~~


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村の役員も無事終了。

オツカレサマデシタ~~~~













「刑事コロンボ、鳥の巣の謎」



ーいつものポンコツ車で、コロンボ現場に到着。ー

ロス警察スペンサー巡査部長(以下、スペ)「警部、こっちこっち、こっちですよー」
コロンボ 「ハイハイ、いったい何時だと思ってんだよ…ねえ、コーヒーない?」
スペ   「アッ、今お持ちします。それより警部、これなんです」

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コロンボ 「なに これ?」
スペ   「鳥の巣だそうです」
コロンボ 「鳥の巣? ヘー,知らなかった、こんな鳥の巣があるの?
      あたしゃツバメの巣しか見たことなかった。それで?」

スペ   「これは 日本の鳥の巣研究家のMamoさんが2年前コスタリカから取ってきた
      Rufous-naped Wren アカエリ サボテン ミソサザイという鳥の巣らしいんです」

コロンボ 「鳥の巣研究家? なにそれ。そのMamoさんていうのはコスタリカに
      鳥の巣を取りに行く の?  ヘー、世の中には変わった人がいるもんだ、それで?」

スペ   「この鳥の巣を見つけた時、現地のガイドのRaさんて人が、 
      これは Rufous-naped Wren の巣だと Mamoさんに言ったらしいんです。

コロンボ 「ふん、それで?」

スペ   「Mamo さんは実は絵描きで、その鳥の巣の絵も描くそうで、、
      これが描きかけの鳥の巣の絵らしいです」

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コロンボ 「これが絵なの?」
スペ   「えー、それで、鳥の巣と鳥と卵の絵を描くそうで、
      鳥の姿はわかったらしいんですけど、

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卵がどんな色かわからない」

コロンボ 「これ 途中の絵? 鳥の巣や卵って鳥によって違うの?
      ヘー、それも知らなかった。それで?」

スペ   「カリフォルニアにある Western Foundation of Vertebrate Zoolozy ていう
      世界で一番鳥の巣と卵が保管されている博物館にメールで問い合わせたらしいんです」

コロンボ 「ちょっとちょっと、なにその Western なんとかって?
      そんなのカリフォルニアにあったっけ?」
スペ   「エエ、調べたら、ロスから車で2時間くらいのカマリーロっていう町にあるそうです」
コロンボ 「へー、これまた知らなかった。で、わかったの?」

スペ   「ええ、ちゃんと Rufous-naped Wren アカエリサボテンミソサザイの卵は
      あったんですけど、ここからが、ちょっとややっこしくって、
      Western のコレクションマネージャーのRenéさんいわく、

      これは Rufous -naped Wren の巣と形が違うんじゃないかっていうんですよ。
      で、実はMamoさんも帰国後鳥の形など調べていて、少し巣の入り口の形や材質が
      違うなあと思ってたらしくて、違和感はあったらしいんですが、
      コスタリカのRaさんはしっかりした人なので、疑わなかったそうなんですが、
      Renéさんに言われたので、もう一度調べなおすことにしたそうなんです。」

コロンボ 「MamoさんとRené さんは知り合いなの?」

スペ   「ええ、20年位前、Mamo さんが『世界の鳥の巣の本』ていう本を作る時
      Westernに取材に行って、そこにある1万個以上の巣を片っ端から見て、
      スケッチしたり、写真を撮影したらしいんで、それ以来の付き合いらしいんです。」


コロンボ 「日本からわざわざ鳥の巣見に来たっての?  Mamoさんてのは変わった人だねー」

スペ   「それで、MamoさんはコスタリカのRa さんにメールで問い合わせたらしいんですが、
      返事がないんで、もう一人コスタリカの別の場所に行った時のガイドのJuさんに
      メールで聞いたらしいんです。」

コロンボ 「コーヒーまだ? で、わかったの?」

スペ   「アッ、はいはいコーヒー。ところがJuさんから、わからないって返事なんで、
      Mamoさんはコスタリカに住む Wrenーミソサザイ科の鳥の巣を
      いろいろ調べたらしいんです。」

コロンボ 「まったくMamoさんてのは鳥の巣が好きなんだね。それで?」

スペ   「ここからがまた、ややっこしいんですけど。

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これもMamoさんがコスタリカで見つけた巣で、その時一緒にいたのがJuさんで
Juさんは White -brested Wood-Wren ムナジロモリミソザイの巣だと言ったらしいんです。」

コロンボ 「もう、なにがなんだかわかんないよ、それで?」

スペ   「Mamoさんは、実はこれは さっきの

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この巣を作る初期の段階の巣ではないかと思ったらしいんです」

コロンボ 「えーーー、そう? まあそういえば、丸いところと、
      長くなったところの感じは似てるかなあ。」

スペ   「ええ、確かに、丸いところが卵を産む産室ていうらしくて、
      下向きのチューブみたいな入り口を作ったといえばそう見えなくもない。
      ところが White -brested Wood-Wren ムナジロモリミソザイの巣を調べると、
      材質や形が違うらしい。そこで、Mamo さんはJuさんとRenéさんに、
      この二つの巣は同じだと思うか聞いたらしいんです。」

コロンボ 「あたしには、なにがなんだか、ぜーんぜんわからんよ」

スペ   「まあそう言わないで。Juさんはわからない、と言ったらしいんですが、
      Renéさんは、Mamoさんの意見は合っている。確かに、この二つの巣は
      同じ種の鳥の巣の途中の段階と、完成品だと思う。
      そして、これは Banded Wren クロオビマユミソザザイの巣だっていうんですよ。」
  
コロンボ 「Renéさんてのは、なんでも知ってるんだね。あんたも、ちっとはみならいなさいよ」

スペ   「警部に言われたくないですね。それでMamoさんはWesternに卵があるか聞いたら、
      ちゃんとあって 写真を送ってもらったそうで、巣もあるか聞いたら、
      当然あるっていうんですよ。」

コロンボ 「Westernに巣がある…。あんたMamoさんは前にWesternに行ったと言ったね?」

スペ   「ええ、鳥の巣を調べに…」

コロンボ 「よし、これから、そのMamoさんとこに行こうじゃないの。」


ーーーーーーーーー

コロンボ 「こんにちは、私ロス市警の刑事でコロンボと言います。
      すいませんねえ おいそがしいところ。いくつか質問させていただけますか」

Mamo  「いったいなんだ? わしは忙しいんだ。手短にたのむよ。」

コロンボ 「ハイハイ、すみませんねえ、あなた20年前Westernに行きましたよね。」

Mamo   「ああ、行ったよ、それがどうしたのかね?」

コロンボ 「そこで、あなたは『世界の鳥の巣の本』を作るために、たくさんの巣を見た。」


Mamo  「ああそうだよ、朝から夕方まで、1週間見てもまだまだ見切れないくらい、
      たくさんあるんだから、それはそれは楽しい時間だった。」

コロンボ 「そこでは、最初から探していて見たかった巣もあれば、
      まったく知らない巣もあったわけですよね?」

Mamo        「そりゃあそうだよ。ぼくの知っている巣なんて世界の9000種の中の
      ほんの少しだ。Westernには世界中の鳥の巣があるんだからね。
      まあ9000種全部はないけれどね。」
 
コロンボ 「見たかった巣もスケッチしたし、知らない巣もスケッチしたんでしょうねえ。
      あなたのことだから」

Mamo   「そりゃあそうだよ、だってそれはそれは不思議な形の鳥の巣があれば
      スケッチしたくなるのは当然だろ。2年前コスタリカに行った理由の一つに
      黒い素材だけででできている巣があるんだけれど、その巣を見たのも
      その時スケッチしていたんだ。」

コロンボ 「その黒い鳥の巣ってコスタリカで見つけたんですか?」

Mamo  「当然じゃないか、5つも見つけたよ」

コロンボ 「じゃあ20年間追いかけていたんだ。そりゃあ嬉しかったでしょうね」

Mamo  「当り前じゃないか、なにが言いたいんだ君は?
      さあ、帰った帰った、わしはいそがしいんだから。」

コロンボ 「ハイ、もうひとつだけ。今回のBanded Wrenの巣はどんな場所にあったんですか?」

Mamo        「高い木の枝に引っ掛けるように作ってあるんだが、巣を作る木には
      必ず、恐ろしく攻撃的なアリが住んでいて、下手に木に登ったりしたら、
      何万匹のアリが噛みにくるんだ」

コロンボ 「ヒエーそれは恐ろしい、ヒアリなんか目じゃないですね。どうやって取ったんですか?」

Mamo       「ちょうど、庭師の人が木を切るところだったんじゃ。ラッキーだったね。
      案の定、ものすごい数のアリが出てきたが何とか無事取ることができたというわけさ。」

コロンボ 「現地だと、周りに葉があったり見えにくくても不思議な形というのはわかるんですか?」

Mamo  「そりゃあね、鳥の巣は襲われないように見つからないように作るんだが、
      これはアリが守ってくれるせいか、遠くからでも、周りに葉っぱがあったけど、
      わかる形だったな。まあ、一般の人だと、枯葉が木に引っかかっているだけと
      思うかもしれないけどね。」

コロンボ 「確かに、この巣は変わった形ですよね。」

Mamo       「そう、わかるかね、さすがコロンボ君。たいていの人は一度見たら、
      その不思議な形に驚くね」

コロンボ 「あなただったら、喜んでスケッチする?」

Mamo      「そりゃあそうさ、コスタリカでは木の下からスケッチしたよ。
      どこでだってしたくなるね。」

コロンボ 「スペンサー君、今の聞いたね?」

スペ   「はい」

コロンボ 「すみません、ちょっとこちらを拝見させていただきますよ」

Mamo  「なんだ君、失礼だぞ。そこは大切な資料を保存してある部屋で
      誰にも入らせない部屋なんだぞ。」

コロンボ 「知ってますよ。フンフン♪♪ あった、これですね。
      あなたが20年前Westernに行ったとき描いたスケッチブック」

Mamo      「やめろ警察署長に言うぞ。いったい君は何がしたいんだ。
      帰ってくれたまえ、わしはいそがしいんだから」

コロンボ 「ほーら、あったあった。あなたは20年前、Westernの資料室で
      1万個以上の巣を見てスケッチした。その中にBanded Wrenの巣があって、
      あなたちゃんと見つけてスケッチしているんだ。ほら。」

Mamo       「アッ。 こ、こ、これは… Banded Wrenの巣のスケッチ」

コロンボ 「そう、あなた見てるんだ、20年前この巣を。
      そしてスケッチしてるんですよ、ちゃーんとね。
      この部屋はだれも入らない部屋だから、だれか別の人間が描きたすなんてできない。
      あなたしかいないんだ、このスケッチを描いたのは。あなたがやったんですね。」

………


Mamo        「よくわかったね コロンボ君」

コロンボ 「いや、あなただったら描いてんじゃあないかと思っただけです。]

Mamo  「私としたことが、自分で描いていたのを忘れるとはね。」

コロンボ 「しかたないですよ。誰だって1週間にそんなたくさんの鳥の巣を見て、
      みんな覚えていられるわけないですよ。」

Mamo       「そう、言い訳だが、みなビニール袋にパックされ、どっちが上か下かも
      わからなかったし、ただただ、嬉しくて描いていたからね。」

コロンボ 「ちょっと一服していいですか?」

Mamo       「イヤ、悪いが、鳥の巣は燃えたら大変なんで、絶対に火気厳禁なんだこの部屋は。
      スマナイネ。外ならいいよ。」

コロンボ 「あっ、それはそうですね。ところでMamoさん、今この葉巻を見て
      キューバにはどんな鳥の巣があるかって思ったでしょう?」

Mamo   「さすが コロンボ君するどいなあ、君。
      今度ぼくと一緒にキューバに鳥の巣探しに行かないかね?」

コロンボ 「いやあ、やめときます。だいたい鳥の巣探しに外国行くなんて言ったら、
      うちのかみさんになんて言われるかわかったもんじゃありませんよ」

Mamo     「そうか残念。それじゃあ一人で行くかな…」


エンディングテーマ…

 …………


この物語は、すべてフィクションです。

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