2008年03月04日

佐賀には「三夜待」「おちゃご」というものがあります。



「三夜待」(さんやまち)とは・・・
友人や同級生・趣味のメンバーなど
気の合う者同士が(男性限定)月に1度くらいの割で集まって
お酒でも飲みながら盛り上がるといった感じです。
昔は文字通り、三日三晩飲みあかしたという説がありますが
詳しいことはまだわたくしにはわかっていません。



「おちゃご」はその女性版で
「六夜待」(ろくやまち)とも言います。




わたくしの記事は文章の緑色の文字の部分、
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設定していますのでお手間ですが覗いてくださった方が
記事への理解が深まりますのでよろしくお願いします。



リンク先はそれぞれ違いますので楽しんでください。




ここで過去の記事で「上を向いて歩こう」と
上を向いて歩こう」を先に読んでください。




わたくしが初めて佐賀の町で暮らすことになったのは
1985年の8月15日。
もう23年も前のことになります。
520人の命が奪われた、
日本航空・東京-大阪123便墜落事故が起きた年です。






もしもあなたが 雨に濡れ
言い訳させも できないほどに
何かに深く 傷付いたなら
せめて私は 手を結び
風に綻ぶ 花になりたい    ♪

(中孝介   唄    花)





当時、勤めていたスナックに「三夜待」と称して
月に1度どころか頻繁に飲みにやって来る男性陣がいました。
その飲みっぷりと言ったら明るく、とんでもなく豪快で
心底、楽しそうだったのでわたくしは思わず・・・



☆ ねぇ〜 三夜待・・・ってなん?  (わたくし)



★ 三夜待や〜 
  う〜・・・ん・・・
  こがんして気の合う男同士で適当に飲むったい^^


☆ 男同士?
  男しかだめと?


★ そがんさい!
  女は女で別にあるとばい


☆ ふ〜ん・・・
  ばってん うちはここんたい(この辺)に
  知り合いはおらんとやっけん
  かたいことは言わんで うちばたまには仲間に入れてくれん?


★ はぁ〜??



☆ ねぇ〜 ねぇ〜
  よかやんね^^
  ねっ・・・ねっ・・よかやろ?



★ あははは〜^^
  仕方なかなぁ〜



そう言って無理やりに仲間に入れてもらった日から
忘れた頃に・・・といった間隔で
数年に1度はお声をかけてくれるようになりました。



彼らは佐賀市の隣町である小城市の住人。
昭和33年生まれの同級生の集まり。(5〜6人)
ちなみにわたくしは昭和36年生まれで
一人っ子で育ったわたくしにとって彼らは
頼りになる気のいい親戚の兄ちゃんのような存在になりました。







花のように 花のように
ただそこに咲くだけで 美しくあれ
人はみな 人はみな
大地を強く踏みしめて それぞれの花 ♪






今年は何やら当たり年か・・・
数年に1度のはずがもう何度もお呼びがかかります。



★ お〜!
  なんしよっかい?
  飯食うたや?
  何処にお〜?       (Aさん)



Aさんは三夜待仲間のひとりでリーダー的存在。 
小城の三日月という町で車の整備工場を営んでいます。



☆ 佐賀ん町におるさ
  食べるとは食べたよ
  もう何時と思うと〜?     (わたくし)



Aさんから電話が入った時間は午後10時をまわっていました。



★ へへへ〜^^
  ラーメン食わんや?
  しょうゆラーメン!
  おいたちもわこうなかけん(若くない)
  とんこつはきつかろうが〜
  しょうゆラーメンうまかばい
  食うや?           (Aさん) 


☆ どこに行くとや?
  どうせ うちに迎えに来いって言いたかとやろ?
  Aさん もう飲んで酔うとっとやろうもん?
                 (わたくし)



★ ありゃ!
  ばれた〜?^^       (Aさん)




佐賀市街地から小城のAさん宅まで車で20分程度。
彼を拾って向かった先は小城駅近くの
え〜わいえ〜わい」(子育て支援の店)という焼き鳥屋さんでした。





花のように 花のように
ただ風に揺れるだけの この生命
人と人 また 人と人
紡ぐ時代に身をまかせ       ♪






☆ 「えーわいえーわい」ってさ〜
   よかさいよかさい=いいさいいさ・・・って意味?
                     (わたくし)



◆ はい
  そがんです^^          (マスター)



スキンヘッドには似つかわしくない、
なんとも穏やかで愛らしい笑顔の30代前半のマスターと
今風の20代後半の美人ママが夫婦二人で頑張っているお店。
初めて会ったのにそれを感じさせない二人の人懐こさに
Aさんのお勧めのしょうゆラーメンをいただく前から
満足気分になりました。



お店は4人掛けのテーブル席が2つと
これもまた4人掛けの赤い小さなカウンター。
こじんまりした可愛さが若いママとマスターに
とてもよく似合っています。





★ こいとはさ〜
  幼なじみのようなもんやっけん^^ (Aさん)



◇ えっ!
  三日月のひとですか?      (ママ)



☆ いや・・・違うよ
  今はね 佐賀ん町^^
  佐賀に来て23年かなぁ〜
  九ちゃんの飛行機の落ちた年に来たと   (わたくし)



◇ うん・・・??          (ママ)




ママはAさんとわたくしの関係を理解に苦しんでいるようでした。




★ こいがさ〜
  おいにヘネシーのロックの一気飲みば教えたとさ
  おかげでおいは人生狂わせたばい^^
  胃に穴の開いた
  あははは〜^^        (Aさん)



☆ はぁ〜?
  うちが教えた〜??
  あのね・・・
  昔ね うちが働きよったスナックに飲みに来よらしたとさ
  そん時に一気飲みの流行よったと^^
  うちはね〜
  場ば盛り上げてやるために
  わざとじゃいけんに負けてやって
  しょっちゅう一気飲みしてさ
  合間に澄ましてトイレに行って 喉に指つっこんでもどして〜
  また飲んで〜ってしよったとよ
  今やっけん 言うばってんさ^^
                  (わたくし)


◇ あ〜・・・
  なるほどですね^^       (ママ)




★ どがんや?
  うまかろ?
  お互い もうよか年けんな
  しょうゆラーメンがよかろうが?  (Aさん)




☆ うん!
  うまかね〜^^
  鳥皮もうまかばい
  カリって焼けてうち好みばい^^
  鳥皮はこがんなからんば〜  
  よか年っていうとは よけいばってんね・・・
                    (わたくし)





 シンプルでいい。
 シンプルがいい。
 
 旨い「焼き鳥(肴)」と旨い酒
 そして気の合う仲間と
 楽しいひとときがあればいい。

 光る笑顔があればいい。

 一串入魂
 まごころ込めて。
  
              店主 敬白
(お店の壁に貼ってある味のある手書きの書です)





23歳だったわたくしが5月には47歳になり
Aさんは12月で50歳になるというのですから
時の経つのは早いものです。






例えこの身が 果てるとも
戦(そよ)ぐ島風 願いに染まれ  ♪







☆ この店は何年くらいなると?   (わたくし)



◆ 5年になるですね〜      (マスター)



☆ 休みは?           (わたくし)



◆ そいが休みはなかとですよ〜
  今まで正月以外は休んだことなかとです^^
                 (マスター)


☆ はぁ〜?
  頑張るねぇ〜
  そがんやったらさ〜
  台風とか来たら嬉しかったいせん?
  不可抗力で休まるっけん^^  (わたくし)



◆ そいが そがん時に限って
  出てくるひとっておるとですよねぇ〜^^
                (マスター)



☆ あ〜 あははは〜^^
  おるおる〜    

  Aさん!
  こがん頑張るひとは応援せんばたい
  Aさんは頑張るひと好きやろうが〜^^
                  (わたくし)



★ うん!^^
  今度 昼間に温泉に連れて行こう〜! (Aさん)








もしもあなたの 夢破れ
行き先のない 日々は暮れゆき
信じることができなくなれば
せめて私が声にして
明日に揺蕩(たゆた)う 歌をうたおう   ♪





「えーわいえーわい」は夕方からの営業なのです。





◇ わぁ〜!
  うれしかぁ〜^^        (ママ)






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             愛唄―バツイチ女のひとり言
  

Posted by net_i5750 at 03:07Comments(569)