マグノ兵:うおああ、
ああああああ!!

ファナリス兵団を迎え撃つマグノ兵。

ドギョッ
ファナリス兵団の戦士の容赦ない蹴りがマグノ兵の顔面にめり込む。

ぎゃあ!
ひいぁ!
あ゛っ!
ぐあっ
圧倒的なファナリス兵団の力の前に次々になぎ倒されていくマグノ兵たち。

ハハハハア
およそ人とは思えぬような様相で笑いながら次々と敵を蹴散らすファナリスの戦士たち。

マグノ兵:うわああああ
奴らは・・・・
人間じゃない・・・!!!

ロゥロゥ:ハハア いいですねぇ 団長!
こんなの久しぶりですよ・・・

実感する!!
生きてるってことを・・・・

俺たちがこういう種族に生まれたんだってことをよ!!
素手で敵を引きちぎっていくロゥロゥ。

ミュロン:あいつ絶対おっ勃ててるのだ。
とてもコーフンしてるのだ。

おおいやだ・・・・
興奮まかせに戦いだなんて・・・・
ファナリスがそんな野蛮な種族だって・・・・
思われたくないのに・・・!!

マグノ兵:くたばれっ!
化け物が!!!

取り囲むマグノ兵を回し蹴り一閃で片付けるミュロン。
ミュロン:くたばるのはお前らの方だ!!!
このエサどもが!!!とブチ切れモードを見せる。

おっと上品に上品に。
兄さんのメンツをつぶしてしまうのだ。

ムー:さて、あのお方はどこかな?
と誰かを探すムー。

そしてムーの前に一人の魔導師が姿を現す。
ムー:やあ・・・・ 見つけたぜ!

後方で前線の戦況をうかがう魔導師たち。
魔導師:・・・・・!!
突破されるぞ・・・・

もっと撃つんだ、焼き払え!!

だめだ!!使いすぎた・・・・
こいつに必要な魔力は学院都市から徴収してる・・・
これ以上無理に吸い上げれば・・・・・・・

「5等許可区」で・・・・
何人死ぬかわからんぞ・・・・・!!!

イレーヌ様・・・・!?イレーヌに伺いを立てる魔導師。

イレーヌ:・・・・・・・・・・!!
やむを得まい・・・!!

その時
ゴアッ
何者かが魔導兵器への魔力供給路を攻撃する。

イレーヌ:何!?

ドン ドドン ドド ドッ
次々に魔力供給路を攻撃し切断していく人物。

魔導師:何者かが魔力路を破壊して・・・・!!
イレーヌ:・・・・!
なんのつもりなの・・・・・!?
あの子は・・・!?

そのまま前線に向け飛び去っていく一人の魔導師

ムーと交戦するティトス
ムー:レームへ帰りましょう。
シェヘラザード様!!

ティトス:いやだ、ボクは帰らない・・・

ムー:帰りましょう!!!
ぶつかり合うムーの剣とティトスの魔法

ティトス:ボクは・・・ シェヘラザード様じゃない!!
ただの分身だけど・・・
たった1年とちょっとしか生きてないけど・・・・・
それでも・・・・・・
1人の・・・・ 人間になったんだ!

ムー:・・・・・

ティトス:だから負けない・・・
シェヘラザード様の1番の部下のお前にも、
ボクにもできた大切な人たちを守るために!!

「大閃光(デストロシオン)」!!!強力な魔法をムーに放つティトス。

それをかわすムー
ムー:フッ!!
大切な人? よかったな。
だがおまえはわかってない。
おまえは彼らと共には生きられない。

ティトス:何・・・・!?

ムー:時間の流れも、
体のつくりも、
与えられた運命も・・・・

全部ちがうんだよ・・・・・・
不自然なんだ!
それは俺たちも同じだが・・・

だからうぬぼれるな。
わきまえろ。

自分が何なのかから目をそらすんじゃない!!

ティトス:・・・・・・・!?

ロゥロゥ:・・・・・・・
ムーのほうを見るミュロンとロゥロゥ

ティトス:・・・・ちがう・・・・
でもボクは・・・・
ずっといっしょに・・・・・!!!

ムー:まだわからないのか!!?

お前は化け物だ、
人間なんかになれない。

この世界に・・・・
本来生まれて来るべきじゃなかった命なんだよ!!!

ムーの言葉に現実を突きつけられ愕然とし、うなだれるティトス。

ムー:認めなさい。
きみの「大切な人」たちも
本当はそう思ってる・・・・・・
ティトスの手をつかみ連れて行こうとするムー。

ティトス:・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・

ティトスが諦めかけムーに従おうとしかけたその時
ピイ・・・ ピイ・・・
ティトスの周りでルフがざわめきだす。

ティトス:・・・・・・・・・!?

ティトスとムーの前に現れるアラジン
ムーの手をティトスから引き離し
アラジン:そんなことないよ。
ティトスくん、
きみはティトスくんさ、僕らの友だちの。

たとえ君がどんなに世界中の誰ともちがって、
ひとりぼっちでも・・・・

そんなこと関係ないって、
言ってくれる人たちがいるよ。
僕もそう思うよ!
ティトスに手を差し伸べるアラジン。

ティトス:・・・・・・・あ・・・・・・・
アラジン。
アラジンの手をとり涙を流すティトス。

アラジン:いっしょに戦おう。

ミュロン:フン!
そいつはレームの裏切り者なのだ。
情けをかける価値があるのか?

ミュロンの言葉につらそうな顔をするティトス
アラジン:・・・・・どう決着をつけたらいいか、
いっしょに考えよう。

ムー:・・・・・で?アラジンくん、
君はどうするつもりでここへ来たのかな?

アラジン:おにいさんたちと・・・・・
この悲しい戦争を・・・・
止めるためにさ!!

マギ MAGI ネタバレ 172話へ続く