「ゲートボール」というスポーツをご存知でしょうか?

聞いてまず連想するのは『お年寄り』だと思います。

あまり体を動かさずに済む、いかにもお年寄り向けのスポーツで、実際そういったイメージが定着しています。

しかし、元々はお年寄りのために考案されたスポーツではありません。

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実は、子どもの為に考案されたスポーツというからオドロキです。

ゲートボールは昭和22年北海道旭川市に住んでいた鈴木栄治という人物が「敗戦直後の子ども達の情操教育の助けになれば」と発案したのがゲートボールの始まりだと言われています。

意外にも発案者は日本人なんですね。

そのヒントとなったのは英国で行なわれていたクロッケー(クロケット)というスポーツです。

地面に立てた鉄門に、木槌で打った木のボールを潜らせ、最後に標柱に当てればゴールというのがクロッケーで、それを簡略化したのがゲートボールです。

昭和23年には北海道庁がこのスポーツに着目し、講習会などを行ないましたが、子どもたちに流行する事はなく、しばらくの間埋もれていました。

結局それからも子どもたちに支持される事はありませんでしたが、30年ほどたってからお年寄りのスポーツとして復活したというわけです。


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