NetHeroの「今は昔」

California 州 Corona市在住のオッチャンによる日々の記録

Another Standard (Bob Berg)/ Music

BobBergAnotherStandard

サックス奏者、ボブ・バーグ(Bob Berg)リーダー・アルバムで1997年にStretch Recordsから発売されました。

ボブ・バーグと云えばマイルス・デビス(Miles Davis)チック・コリア(Chick Corea)それにマイク・スターン(Mike Stern)との共演作からフュージョン系ミュージシャンとばかり思っていましたが、私の認識不足でした。

本作では、全曲に渡り緊張感溢れる真面目な(?)アコースティック・4ビートジャズを演奏しています。

収録曲は下記9曲です。

1. You And The Night And The Music
 Howard Dietz/Arthur Schwartz*
2. Summer Wind
Hans Bradtke, Henry Mayer, Johnny Mercer
3. Michelle
John Lennon/Paul McCartney*
4. Just In Time
Adolf Green*, Betty Comden, Jule Styne
5. My Man's Gone Now
DuBose Heyward, George Gershwin, Ira Gershwin
6. All The Way
Jimmy Van Heusen/Sammy Cahn*
7. No Trouble
Bob Berg
8. It Was A Very Good Year
Ervin Drake
9. I Could Write A Book
Richard Rodgers/Lorenz Hart*


Musicians:

Tenor & Soprano Sax - Bob Berg
Piano - David Kikoski
Bass - Ed Howard
Drums - Gary Novak
Trumpet & Flugel Horn - Randy Brecker (Tracks 5 &9)
Guitar - Mike Stern (Track 7)


疾走感溢れるオープニング・ナンバーの"You And The Night And The Music"が流れ出した途端、このアルバムは当たりと実感出来ます。

特にゲイリー・ノバック(Gary Novak)の畳みかけてくるドラミングが素晴らしいです。
GaryNovak


マイク・スターンとのギター・ユニゾンでスタートするアップテンポの"7"やコルトレーンの黄金カルテットを彷彿させる"8"等聴き応え十分のアルバムです。






-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ

64(ロクヨン),横山秀夫/ Book

64上 - Copy
昨日(2月5日)は、毎年恒例のスーパーボールが、テキサス州ヒューストン(Houston)でありました。

何度聞いてもアメフトのルールが未だに分からない私(従って、観ていても良く分からない)ですが、一大国民行事なので途中の宣伝やハーフタイム・ショーはしっかりと観ます。本末転倒ですが、、。

昨日のハーフタイム・ショーには、レディー・ガガ(Lady Gaga)が登場しました。
歌が上手いのは聴いてよく分かるのですが、中年太りの彼女が何故これ程人気があるのか?は情報不足の私には理解出来ません。

分裂状態の現アメリカに対しメッセージを送るとかの前宣伝が流れていたので期待もしていたのですが、、最初に歌った"God Bless America"がそうだったのでしょうか?

と云う事で話は変わり、
64下 - Copy
横山秀夫による架空の地方警察が舞台の推理小説「64(ロクヨン)」を読みました。
2012年発表作です。
映画やテレビドラマにもなってヒットしたそうです。

「64(ロクヨン)」と云う奇妙なタイトルは、7日間しかなかった昭和64年(1989年)にD県警管内で発生した7歳の少女の誘拐、殺害未解決事件の俗称から来ています。
その事件発生から14年後が舞台になっています。

地方警察を傘下に治めようと目論む中央の警察庁と地方警察の刑事部との暗躍に、ロクヨン事件の当事者達を絡め展開するストーリーは、警察組織に疎い私には結構面白かったです。

主人公は鬼瓦顔の元刑事で現広報官です。
美人の母親に似ず不幸にも父親の顔に似てしまった高校生の一人娘が、容貌を悲観し家出、目下行方不明と云う設定がストーリーにどう生かされていたのか?がイマイチ良く理解出来ませんでした。

まぁ、娘を持つ父親は大変だと云う事を言いたかったのかも知れませんね。
因みに、私には娘は居ませんが、たとえ私似の娘が居たとしても問題ありません。
元々、顔には自信がありますので。






-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ




沈黙 (Silence)/ Movie

Silence

先週は、トランプ新大統領が次々と署名する大統領令(英語で、Executive Orderって云うんですね。知りませんでした。)、そしてそれに依って巻き起こる連鎖反応のニュースで連日大騒動でした。

選挙中の公約を実行しているだけと云えばそれ迄ですが、これもメディアの大方の予想を覆す展開となりました。

「言った事は即やる。詳細はその後、徐々に詰めていく。多分。」と云うトランプ流のやり方は、従来の政治家には見られなかった点で強烈なインパクトをもたらしました。

当初、色々とトランプ批判をしていた共和党も、今やトランプ・ペースに完全に引き込まれた形です。
はたして、一般市民の日常生活に影響が出始めるのは何時頃からか?

周りは敵だらけと云う印象のトランプ新大統領ですが、ケネディ大統領の様に暗殺されない事を祈るだけです(期待している人も意外と多いのかも)。

以下、ネタバレ多少あり。

そんな中、先週月曜日(1月23日)に、遠藤周作原作、マーティン・スコセッシー(Martin Scorsese)監督の新作「沈黙(Silence)」を観てきました。

前日からの大雨が未だ降り続く月曜日の朝、孫を学校に送っていた帰り道に近所の映画館へ向かいました。

観客は20人弱(総席数約150)、全て年配の白人客ばかりで、入場料はシニア割引もあり格安の5ドルでした。

昨年11月に原作を読んだばかりなので、ストーリーは未だよく覚えていました。
原作に忠実に描かれていたと思います。

主人公の若い神父、ロドリゴが、最後に「転ぶ」直接の原因となる信者の逆さづり拷問シーンもちゃんと描かれていました。

原作には無かったロドリゴの葬式場面が、丁寧に描かれていましたが、この部分は主人公の手に密かに握られていたアレを映し出す為にスコセッシー監督が特別に付け足したのでしょうか?

キリスト教に縁の無い私には重過ぎる信じられない話でした。






-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ




新参者(テレビ・ドラマ)/ Movie

新参者
先週金曜日(1月20日)に、ドナルド・トランプが、米国第45代大統領に正式就任しました。

テレビ各局は、朝から宣誓式の生中継を流しずめで大忙しでした。
今年は過去数年と異なり、当地はこの日も朝から大雨。
屋根から雨漏りせぬかと気にしながらライブ放送をチラ観していました。

トランプ新大統領のスタート時点での嫌われ度は、ダントツの約60%との事です。
スタート時では期待感もあって支持度は一般に高く、時間と共に低下し辞める時は、ブッシュ・ジュニァの様にボロクソに言われて引き下がるのが常です。

今回はこの慣例を打ち破って、
「予想に反して良かった。」と言われながら支持率を高めて辞めてくれればいいのですが、どうなる事やら、、。


ロシアに恥ずかしい姿を隠し撮りされたビデオを握られているとかの怪しげな情報が流れたりで、その方面は相変わらず大忙しのトランプ新大統領です。

話は変わりますが、我が家の隣町に、City Of Chino Hillsと云う新興住宅街があります。
名前からして中国人が多そうな地域です。

孫達が通っている学校の関係で良く行く街です。
その街の図書館には場所柄、中国語の本が一杯置かれています。

因みに、その次は韓国語、ぐっと少なく日本語の本となっています。
でも、見ていて気付いたのは、中国語や韓国語の本の中には、原作が日本語の翻訳本が結構混ざっています。

何で原作の日本語本が無いのか!!と嘆いた処で、居住者数が少ないのでどうしようもないのですが、、。

そんな中で発見したのが東野圭吾(ひがしのけいご)原作のテレビ・ドラマ「新参者」
早速、借りてきました。
2010年に放映されたものとかで既に旧作ですが、私にとっては新作です。

中国人向け2枚組DVDで表紙には「日語発音中文字幕」と書かれています。

本篇1枚、オマケ1枚の2枚組映画のDVDと思っていたら、ななんと1話54分のストーリー計10話がびっしりと詰まったテレビドラマ2枚組DVDでした。

こんな長いモノが借り出し期間1週間で観れるのかと思って観始めたのですが、イヤイヤこれがまた予想以上に面白い。

結局、三日で観終えました。

登場舞台が都内小伝馬町辺りで、昔何度か行った事もありそれも懐かしかったです。

主役の「阿部寛」は実に恰好いいですね。
ファンになりました。







-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ

Friday The 13th, Uncut Version/ Movie

FridayThe13th
先週の金曜日は13日だったのですが、それに因んで1980年公開の記念すべきシリーズ第一作「13日の金曜日"Friday The 13th "」をuncut versionで観ました。
残念ながら、どの部分が、Uncutに当たるのか良く分かりませんでしたが、、。

本作が公開された1980年当時は、ハリウッドの入り口に近い地域に住んでいました。
丁度30歳の未だ若かりし頃で、金曜日夜は嫁と連れ立ってハリウッド界隈の映画館へ映画を観に行くのが、ささやかな小市民の喜びでした。

同時期に、キューブリック(Kubrick)監督によるホラーの名作「シャイニング"The Shining"」が公開されていました。

これはチャイニーズ・シァターで観たのを覚えているのですが、"Friday The 13th"は、その向い辺りに在った無名の映画館でB級映画としてひっそりと公開されていました。

映画館で観た記憶はないので、多分テレビかビデオで観たものと思います。

本作の売りの一つは、なんと云ってもエンド・シーン間際のショッキングな場面ではないでしょうか?

オマケに付いているドキュメントで製作者自ら語っていますが、1976年公開のデ・パルマ監督によるホラーの名作「キャリー"Carrie"」の有名なエンディングと同様の効果を狙っています。

最初観た時は、本当にビックリこきました。

この作品のモデルとなっている「クリスタル・レイク」は、ニュージャージー(New Jersey)州の湖がモデルで撮影もそこで行われたとの事。
私はてっきり中西部辺りの田舎街がモデルになっているモノと思っていたので意外な発見でした。

あと、工夫を凝らした不気味な音響とか、このシリーズの主人公となるジェイソンの生い立ちとか後のシリーズに繋がる伏線が各所に散りばめられています。

この手の名作って、たまに観直すと色々な再発見があり新鮮です。






-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ

Ole (John Coltrane)/ Music

OleColtrane

ジャズ・ピアニスト、チック・コリア(Chick Corea)作の超有名曲にラ・フィエスタ(La Fiesta)と云う曲がありますが、その原曲かと思われるのがジョン・コルトレーン(John Coltrane)作のオレ(Ole)です。

コルトレーンはインパルス!・レコード(Impulse Records)に残したアルバム群で良く知られていますが、インパルス移籍前のアトランティック・レコード(Atlantic Records)に残したアルバム中にも素晴らしいモノが何枚もあります。

その内の一枚が、1961年録音のアルバム「オレ(Ole)」で、アルバム・タイトルとなっている曲「オレ」は、そのトップに収められています。

18分超えの長尺ですが、スパニッシュ・モードで非常に聴き易いです。

2ベース(Art Davis, Reggie Workman) で一見実験的な演奏の様ですが、インパルス時代後期に現れるフリーキー・サウンドは全く無く、エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)のフルートも普通です。

メンバーは、以下の様になっています。

John Coltrane — soprano saxophone on "Ole"
Freddie Hubbard — trumpet
Eric Dolphy — flute on "Ole"
McCoy Tyner — piano
Reggie Workman — bass on "Ole,"
Art Davis — bass on "Ole,"
Elvin Jones — drums


下記に、YouTubeにアップされているモノを張り付けておきます。




そのコルトレーンの一番弟子で、後期コルトレーン時代のメンバーとして強烈な騒音を巻き散らしていたサックス・マンがファラオ・サンダース(Pharoah Sanders)です。
名前からしてもの凄いです。

今も健在で昨年秋には当地で、コンサートに出演していました。

OleSandes

そのサンダースが、1982年にサンフランシスコに在ったジャズ・クラブ、キーストン・コーナー(Keystone Korner)で、ライブ録音したアルバムが"Heart Is A Melody"です。

このトップで、オレを演奏しています。

これが、またもの凄い!!
20数年後に、コルトレーンがこの曲を再演したらこうなるのでは?と思わせる様な、一番弟子、ファラオ・サンダースの面目躍如たる22分超えの熱演となっています。

メンバーは下記の様になっています。

Pharoah Sanders - tenor saxophone, vocals
William Henderson - piano
John Heard - bass
Idris Muhammad - drums


これもYouTubeにアップされていたモノを貼っておきます。










-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ

Alphonse Mouzon (Drummer)/ Musician

AlphonseMouzon1

謹賀新年
今年も宜しくお願い致します。

当地の大晦日は、雨が降ったり止んだりの寒い一日でしたが、本日は青空の広がる素晴らしい元旦となっています。

例年同じ事を書いて恐縮ですが、当地の元旦は単なる休日で特別な雰囲気は全くありません。

昨晩は、コマーシャルが一杯入ったNHK紅白歌合戦の録画放送を電気コタツに入ってテレビで観ました。

知らない歌手が歌う聴いた事もない唄ばかりなので途中で寝てしまい、目を覚ましたら既に12時前になっていました。

例年通り7チャンネル(ABC)に切り替えタイムズ・スクェアーのカウント・ダウン中継を観て、その後12時過ぎに寝ました。

昨年は、暮れ近くに有名人が次々と亡くなりニュース番組を騒がせました。

その中で、ひっそりとジャズ、ヒュージョン界の草分けドラマーの1人、アルフォンソ・ムザーン(Alphonse Mouzon) が亡くなりました。
享年68歳でした。

昨年10月末に、ロング・ビーチのジャズ・クラブでコルトレーン・トリビュートのライブに珍しく出演するとのニュースをネットで見かけました。

久々に、ムザーンのライブ演奏を聴きに行こうかなと思ったのですが、前週に別ライブに行った事もあり割愛しました。
でも、その直後に亡くなるとは、、、行っておくべきでした。

初めて、彼の演奏を聴いたのは、1973年にニューヨークの老舗ジャズ・クラブ"Village Vanguad"にピアニスト、マッコイ・タイナー(McCoy Tyner)グループのドラマーとして出演した時でした。

垂直に立てたトップ・シンバルと云うセッティング自体も特異でしたが、叩き出すリズムが通常の4ビートではなく、独特なグルーブを伴ったものでした。

黒い異様な雰囲気が周りに漂っており、強烈な印象を受けました。

因みに、同時期に私が似た印象を受けた同世代のドラマーとしては、ノーマン・コナーズ(Norman Connors)がいます。

二人とも、その後、純粋なジャズとは異なった音楽分野に進んでしまい残念でした。

時は流れ、2012年9月30日に、当地のWatts Jazz Festivalで、幸運にも偶然ムザーンの演奏を聴く事が出来ました。
AlphonseMouzon2

その時は、サックスのエイゾー・ローレンス(Azar Lawrence)率いるクインテットのドラマーとして登場しました。

エイゾーもマッコイ所縁のサックス・マンで、懐かしの"Walk Spirit, Talk Spirit"等を演奏しました。

R.I.P. Alphonse Mouzon !!








-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ

Rogue One (A Star Wars Story)/ Movie

RogueOne

昨年(2015年)12月にスターウォーズ第7作目、"The Force Awakens"が公開された際、その前日譚に当たるスターウォーズ第6作目、Return Of The Jedi"を観直し予習までして備えました。

しかし、息子からお誘いがあった日は、当地では珍しい大雨で観に行けず、DVDでも発売されたら自宅で観よかと作戦変更しました。

結局それから一年経った今も未だに観ていません。

その内、今年12月に"Rogue One"と云う次作が公開されると云う噂がネットに出回り始めました。

ネットに流れる関連ニュースに依れば、"Rogue One"は、昨年12月に公開された"The Force Awakens"の続編ではなく、第3作"Revenge Of The Sith"と第4作"A New Hope"の間に位置するスピン・オフ作との事。

ややこしいのです。

そんな訳で、第4作で1977年公開の"A New Hope"を観直し、息子からのお誘いに今回も備えました。

先週水曜日(12月21日)に待望のお誘いがあったのですが、その日も前回同様当地では珍しい雨の降る日でした。

我が嫁も同伴したので、キャプション表示機も2台借りました。
しかし、私のキャプション表示機がちゃんと作動しません。

帝国軍との交戦が始まる見せ場辺りから、たまらず嫁のと交換しました。

その後、夢中になって観ていた私なんですが、何気なく隣席の嫁を見ると2席分を占有し寝転んで観ているではないですか
多分、寝ていたのでしょう。

勿体ない話です。

次作(公開は1977年)"A New Hope"に上手く繋げたなぁと云うのが一番の観ての感想でしょうか。

思わずお褒めの拍手をしてしまいました。
場内アチコチで拍手が沸き起こったので、同じ思いの方が何人も居たのでしょう。

その夜、1980年公開の第5作"The Empire Strikes Back"を観直しました。

その中で、反乱軍の偵察機操縦士と本部との交信で、機名を「ローグ2」とか「ローグ3」と呼んでいる場面が出てきます。

「ローグ1」は出てこないのですが、今回の"Rogue One"では、上層部に無断で帝国軍攻撃に出発する時、機名を聞かれて「ローグ1」と答える場面がありました。

この辺りも、前作との整合性を芸細かく持たせているのでしょうか。







-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ






Lonely Woman (Horace Silver)/ Music

"Lonely Woman"と聞けば、真っ先に思い浮かぶのは、サックス奏者「オーネット・コールマン(Ornette Coleman)」の楽曲ではないでしょうか?。

でも、ピアニスト「ホレス・シルヴァー(Horace Silver)」にも、ジャズ・スタンダードとなっている同名のバラードがあり、こちらも佳作です。

初出は、ブルー・ノート・レコード(Blue Note Records)から1965年にリリースされたシルバーのリーダー作"Song For My Father"中に含まれているモノです。
このアルバムは、ジャズの有名作としても広く知られています。



ボーカル・バージョンでは、「ディー・ディー・ブリッジウォーター(Dee Dee Bridgewater)」のモノがよく知られています。
ヴァーヴ・レコード(Verve Records)から1995年にリリースされた彼女のアルバム"Love and Peace: A Tribute to Horace Silver"中に含まれています。



そして、ECM レコード(ECM Records)から1983年にリリースされたギタリスト、「パット・メセニー(Pat Metheny)」のアルバム"Rejoicing"中でも取り上げられています。
ベースは「チャーリー・ヘイデン(Charlie Haden)」、ドラムスは「ビリー・ヒギンズ(Billy Higgins)」です。










-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ





Classics in The Key of G (Kenny G)/ Music

KennyGClassics

1980年代半ばに、スムーズ・ジャズと呼ばれる新しいミュージック・ジャンルに登場したサックス奏者、ケニーG(Kenneth Gorelick)は、FM放送のヒットチャート番組で頻繁に取り上げられ、瞬く間に有名ミュージシャンとなりました。

しかし、私にとっての彼は、アルバムをわざわざ買って迄、聴く気を起こさせないミュージシャンでした。

まぁ、彼が特別と云う訳ではなくスムーズ・ジャズ自体に興味が持てませんでした。
未だに持てません。

そんな乏しいケニーG歴の私ですが、先日ブック・オフの1ドルCDコーナーでジャズメンが普通に取り上げる様な曲ばかりを演奏した彼のアルバムを偶然発見しました。

2012年発売のアルバムでタイトルは"Classics in The Key of G"
下記11曲が収録されています。

1. "Summertime" (featuring George Benson) (George Gershwin, Ira Gershwin) - 6:46

2. "The Look of Love" (Burt Bacharach, Hal David) - 5:32

3. "What a Wonderful World" (lead vocal: Louis Armstrong) (George David Weiss, Robert Thiele) - 3:03

4. "Desafinado" (Antonio Carlos Jobim, Newton Mendonca) - 5:52

5. "In a Sentimental Mood" (Duke Ellington, Manny Kurtz, Irving Mills) - 4:56

6. "The Girl from Ipanema" (lead vocal: Bebel Gilberto) (Antonio Carlos Jobim, Norman Gimbel,
Vinicius de Moraes) - 4:17

7. "Stranger on the Shore" (Acker Bilk, Robert Mellin) - 3:09

8. "Body and Soul" (Edward Heyman, Frank Eyton, Johnny Green, Robert Sour) - 7:20

9. "'Round Midnight" (Bernie Hanighen, Cootie Williams, Thelonious Monk) - 6:26

10. "Over the Rainbow" (E.Y. "Yip" Harburg, Harold Arlen ) - 3:05

11. "The Girl from Ipanema (Instrumental)" ( Antonio Carlos Jobim, Norman Gimbel, Vinicius de
Moraes) - 5:04

ケニーGの演奏楽器:
Soprano Saxophone on 1, 3, 5, 6, 7, 9, 10, 11
Tenor Saxpphone on 2, 4, 6, 8, 11


癖の無い聴き易い正に名前通りのスムーズ・ジャズ(一部ボサノバ)です。
聴いていると寝てしまいそうです。







-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ

逆説の日本史12(井沢元彦)/ Book

逆説の日本史12

今年のNHK大河ドラマ「真田丸」も残すところ後2話となりました。

真田丸


今年の大河ドラマ「真田丸」は、帰国の都度、地元大阪に残る史跡を見学していたので特に熱心に観ています。

池波正太郎著「真田太平記」文庫本全12巻をはじめ数々の関連本も読みました。
その関連本の一つで、先週読んだのが井沢元彦(いざわもとひこ)著の逆説の日本史」シリーズ12話「近世暁光編」です。

この作家の著作は膨大で、私は未だ7~8冊程度読んだだけですが、特徴を一言で言うと「読み易い」と云う点でしょうか。
結構ややこしい話もテンポ良くスイスイと書き進んでいきます。

このシリーズ12話では、関ケ原の合戦から大坂の陣を経て家康の死去迄の期間を扱っています。
如何にして苦労人「徳川家康」が江戸幕府260年余の礎を築いたかと云う期間を中心に書いています。

そして、最後には、著者が提唱する日本人の「穢れ(けがれ)」思想についても紹介しています。

この記事を書く為、ウェブを見ていたら最近、この著者は「逆説の世界史」と云うシリーズも書いている様です。

世界史は、NHK大河ドラマとは縁のない世界なのでいつ拝読するかは今のところ未定ですが、、。






-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ

Thick In The South (Wynton Marsalis)/ Music

今年のサンクスギビング・セールも今日(11月27日)で終わりです。

この5年ぐらいでセールの形態は大きく変わってきましたが、相変わらずセール、セールで世間は大騒ぎしています。

この騒がしい期間中の外出は、私は嫌なのですが、学校休みで泊まり込んでいる孫達にせがまれるとそうも言ってられません。
(実は、私も結構好きなのです。

但し、セールとは云ってもまだまだ高いし、セールで無い商品も孫達は買い込んだりして、支払い時に要らぬエネルギーを消費する羽目になります。

そんな中、安心して連れて行けるのが、近所に在るThrift Store(中古品専門店)です。

中古品と云っても、一応検査して販売しているのでノミの市(青空市)の商品程デタラメ(失礼ならお許しを。)ではありません。

ブラック・フライデー(11月25日)中は通常の半額セールとかで、予算$30〜40程を見ておけば、孫達を十分に満足させるまで買い込む事が出来るし、「見かけでは無く中身で買うべし!!」と云う私のモットーも教える事が出来ます。

私も待っている間の暇つぶしに中古CD12枚(1枚50セント、計6ドル)を買い込んでしまいました。

中古と云えどもケースが汚れているだけで、CD自体やスリーブには全く問題ありません。
最近、モノ減らしを目指している私としては、不本意なのですが安いからまぁエエか。

それで、その内の1枚がこれです。
ThickInTheSouth


1991年7月30日に、コロンビア・レコードからトランぺッター、ウイントン・マルサリス(Wynton Marsalis)は、"Soul Gestures In Southern Blue"と云うサブタイトルを付けた3枚のアルバム(Thick In The South, Uptown Ruler, Levee Low Moan)を同時発売しました。

3枚ともアルバム・ジャケットは、特徴的な絵画を採用しておりインパクト十分です。

その頃は、私にとってL.P.からC.Dに移行する過渡期で、運転中に聴けると云う理由でカセット・テープを買っていました。

従ってこの”Thick In The South"もカセット・テープで購入しました。

演奏メンバーは、かなり豪華です。

Wynton Marsalis– trumpet
Bob Hurst – bass
Jeff “Tain” Watts – drums
Elvin Jones – drums
Joe Henderson – tenor sax
Marcus Roberts – piano

演奏曲は下記。

1. Harriet Tubman-7:41
2. Elveen-12:13
3. Thick In The South-10:14
4. So This Is Jazz Huh?-12:27
5. L.C. On The Cut-13:29


全曲ウイントン作です。
また、エルビンは2.と5.でドラムを叩いています。

初めて聴いた時は、ミディアム4ビート主体の演奏ばかりで、このメンバーに期待していた圧倒感に乏しく愛聴盤にはなりませんでした。

しかし、今回聴き直してみると、高速4ビートの圧倒感は無くとも4ビートの持つ粘っこさが十分にある演奏だと認識しました。

因みに、ドラム担当のジェフ・ワッツとエルビンの差異は全く感じられません。







-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ






Miles Davis Quintet: The Bootleg Series, Vol. 5/ Music

MilesDavisBootleg5

マイルス・デビス(Miles Davis)ブートレグ・シリーズ第5集
3枚組CDで、核になっているのは1966年録音のアルバム「マイルス・スマイル(Miles Smiles)」です。

節約とモノ減らしの理由で、最近は高価な新アルバムを滅多に購入しない私ですが、このアルバムには飛びつきました。(しかし、ベルギーから遥々送られて来たアルバムは、梱包不良によるダメージ大で結局返品しました。

理由は、「マイルス・デビス」そして副題が「フリーダム・ジャズ・ダンス(Freedom Jazz Dance)」となっていたからです。

ジャズを聴き始めて間もない1971年に、ジャズ喫茶でミロスラフ・ビトウス(Miroslav Vitous)の69年リーダー・アルバム「限りなき探求(Infinite Search)」で、この曲を初めて聴いたものと思います。

いやぁ、ぶったまげました。

その後、マイルスのアルバム"Miles Smiles"にもこの曲が含まれている事を知り、梅田の阪急東通商店街に在った輸入レコード専門店(店前は確かダンでした。)で、なけなしの金をはたいてLPを購入しました。

家に戻り興奮しながら聴いてみたのですが、トランペットとドラムの音ばかり大きく、ピアノはよく聴こえない(弾いていない)しで、不良盤を掴まされたものと長らく思っていました。

ピアノはワザと弾いていないと云う様な事は、かなり遅れて知ったのでした。

その"Freedom Jazz Dance"の録音過程抜粋が約23分に渡り、今回"Session Reel"として収められています。

僅かに23分ですが、中々興味深い内容です。

まず、テイク1で、マイルスがベースのロン・カーター(Ron Carter)に、口頭でリズムパターンをコード迄含め指示しています。

途中、トニー・ウィリアムス(Tony Williams)に、リズムを指示したりしていますが、スタイルはまだまだ4ビートです。
でもこの辺りの演奏(テイク3辺りか?)も、これはこれで十分に恰好いいです。

20分過ぎのテイク10辺りから、やっと最終バージョンに録音されているトニーの特徴的な3連連打が加わります。
アート・ブレイキー(Art Blakey)がやっている様に叩けと偉そうに言っているのは、ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)でしょうか?)

そして、アルバム「マイルス・スマイル」収録最終バージョンに繋がっていきます。
うぅぅん!!恰好いいですね。
唸ります。

それにしても、マイルスの掠れ英語は難しいわ。







-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ



沈黙(遠藤周作)/ Book

先週火曜日(11月8日)に、米国大統領選挙がありました。

結果はマスコミの予想に反し、トランプが第45代大統領に選出されました。

全有権者の半分しか投票していなかったと云う後日報道された事実から、今回の選挙は、やはりド白け選挙だった様です。(こちらは、残念ながらマスコミ予想が当たっていました。)

中西部や南部諸州は圧倒的にトランプが取り、カリフォルニア州の大都会L.A.周辺とは、全く異なった様相を持っている事を改めて知らされました。

8年前に、全国民の絶大な高揚感に迎えられ就任した民主党のオバマ大統領も、そろそろ飽きられ新風を求めた人達が多かったと云うことでしょうか。

民主党と共和党が長くても8年単位で入れ替わるのが、大統領選では通常の流れですが、今回は共和党候補が問題児トランプだったのが難点でした。

トランプに対する反対デモがアチコチの大都市周辺で目下発生していますが、選挙で一度決まった事を米国で覆すのは不可能です。

やはり、白けて沈黙した約半数の国民の責任大でしょうね。

沈黙

マーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)監督の映画が来月公開予定されている、「遠藤周作」作の小説(発表は1966年)です。
1971年に、一度日本で映画化されています。

私が21歳だった時で、アノ頃の自分の精神状態を振り返ると、この種の作品には全く興味がなかったです。
従って、全く記憶に残っていません。

時代は17世紀の日本。
キリスト教徒が激しい迫害に遭っていた長崎に、若い神父2人が自分達の師として仰ぐ神父の消息を求めポルトガルから必死の思いでやって来ます。

想像を絶する迫害を目の当たりにしても、若い神父はひたすら神を信じ続けます。

が、やがて、「神は何故、我々を助けてくれないのか?」「何時まで、沈黙し続けるのか?
と云う疑問に悩まされ始めます。

そして、ある出来事がきっかけとなり、ついに棄教に至ってしまうのです。

重過ぎる内容ですが、名監督と評判のマーティン・スコセッシが、本作をどの様に描いているのか映画が楽しみです。









-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ

Going To Hollywood By Metro/ Travel

Metro

大統領選は明日ですが、今日(11月7日)は、朝から大騒ぎでメディアは盛り上がっています。

さて、10月15日にL.A.C.C.(Los Angeles City Collage)で在ったジャズ・コンサートの前に、久しぶりに歩いてハリウッド界隈を探索しました。

MetroEntrance

ダウン・タウンから地下鉄に乗ってVine/Hollywood駅へ向かいました。

車社会のL.A.に地下鉄が初登場したのは26年前の1990年。
今では、6車線も開通しているんですね。
地下鉄に縁の無い私は全く知らなかったし、乗ったのも今回が勿論初めてでした。

発券からプラットフォーム迄、全て自動化されており、乗車券購入時にはちょっと焦りました。

土曜日で、乗客も少なかったのですが、途中で物売りのオバチャンが現れ、時計のバンドを車内で売りに回っていました。
中南米のバスを思い出し笑ってしまいました。

Pantages

下車して、地上に上がると目の前に「パンテージ・シァター(Pantages Theatre)」が在りました。

1949年から1959年迄アカデミー賞授賞式の会場として使われていた由緒ある劇場です。

普段は、ミュージカルを上演しているのですが、音楽関係のライブにも時々使用されている様で、私は1986年に此処で「マイルス・デビス(Miles Davis)」の単独ライブを観ました。

CapitalRecord

Vine Avenueと云えば、キャピトル・レコード(Capitol Records)本社のレコード盤を重ねた様な13階立タワーが有名です。

普段は、車からチラ見しているので分からなかったのですが、タワーの前からフリー・ウェイに向かって坂道になっているんですね。

Sunset@Vine

そこから2ブロック南に向かって、Sunset Blvd@Vineの交差点迄移動。
周りは観光客が溢れ、私も負けずに写真を撮りまくりました。

Palladium

次に、1ブロック東に向かって到着したのが、「ハリウッド・パラディアム(Hollywood Palladium)」。

此処で、来年3月に予定されている「ジミー・ヘンドリクス・トリビュート・コンサート(Experience Hendrix Tour)」の前売り券をボックス・オフィスで購入しました。
実は、これがハリウッドに来た目的でした。

コンサートは別の劇場なのですが、此処でチケットを買うと高額な手数料($15程度か?)がセーブ出来きるとの事。
この差額で食い盛りの孫達をハンバーガー・ショップに連れて行く事が出来ます。

Amoeba

そこから、西に3ブロック行った処に在るのがワールド・フェイマス(多分)「アミーバ・ミュージック(Amoeba Music)」です。

此処で、一しきり時間を潰し安い中古CD5枚を$10で購入。

残りの$5じゃ、ハンバーガー・ショップに、孫達を連れて行ってもスモール・フレンチ・フライしか買えんなぁ。







-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ





Kei Akagi(ケイ赤城)Quartet@O.C.M.A./ Live

OCMA

先週金曜日夜(10月28日)、ニューポート・ビーチ(Newport Beach)に在るO.C.M.A.(Orange County Museum of Art)で、ジャズ・ピアニスト、ケイ赤城率いるニュー・カルテットの無料お披露目演奏会がありました。

120人限定で椅子を並べただけの小さな会場は、落ち着いた雰囲気でジャズを堪能出来ました。

ケイ赤城は、当地U.C.I.(Unversity of California, Irvine)の音楽学部教授を長年に渡り務ています。

米国ミュージシャンのみならず、日本からもトップ・ミュージシャンを呼び寄せ当地で一般向け公開演奏も度々行っています。

今回は、大学の同僚である尺八奏者のkojiro Umezaki(梅崎康二郎)を加えたカルテット編成で、"Contemporary Asian Perspectives in American Music"と云ういかにも硬派ケイらしい副題を併せ持ったコンサートでした。

以下、簡単なメンバー紹介。
KeiAkagi1

ピアニスト、ケイ赤城と云う名が一般に知られたのは、晩年のマイルス・グループに、彼が日本人として初めて参加した時だと思います。(私もそうでした。

しかし、彼はそれ以前にも多数の著名な米国ミュージシャンと共演しており、そのリリシズム溢れる硬派なプレーは日本よりも米国内で広く知られていました。

KojiroUmezaki

ケイの大学での同僚である尺八奏者、Kojiro Umezaki(梅崎康二郎)は、在米30余年で、肩書はコンピューターを駆使した"The Integrated Composition Improvisation and Technology (I.C.I.T.)学部の助教授です。

DarekOles

当地のファースト・コール・ベーシストとして一番人気のベース奏者、デレック・オレス(Darek Oles)とケイとは、フルート奏者、ジェームス・ニュートン(James Newton)のグループでの共演来37年にも及ぶ旧知の仲です。

TamayaHonda

ケイの信頼度抜群のベテラン・ドラマー、ご存じ本田珠也
今回も、ケイがわざわざ東京から呼び寄せたとの事。
ケイとの付き合いは、15年以上にも及び、そのパワーと繊細さを併せ持ったプレーには定評があり引っ張りだこの人気ドラマーです。


Trio4

当夜のライブは約10分のインターミッションを挟み、1時間弱の2ステージでした。

ファースト・ステージ


流れる様なピアノの連打で始まる6拍子の曲でまずはスタート。
ケイ作による題未定曲。
珠也はブラッシュで対応し、やがて尺八が加わりました。


珠也の高速4ビートでスタート。
特徴的なピアノの3連打が5小節繰り返される(15拍子か?)曲。
ケイ作で"It never really was, part 2"がタイトルとの事。

ケイ得意の変拍子をテーマに持つ曲だが、途中で現れる尺八無しのピアノ・トリオでの4ビートプレーは迫力一杯で期待通りのものでした。


ケイの敬愛する日本人作曲家で仙台在住だった故、本間雅夫作で「寂響(じゃくきょう)#8」。
尺八とのデュオで、タイトル通り静かな日本的な曲でした。


Kojiro作の題不明曲。
基本的には3拍子だが、途中で4拍子が現れたりする結構複雑な曲。
珠也のドラム・ソロが圧巻でした。

Trio2


セカンド・ステージ


高速4ビート曲。
当夜の演奏曲中もっともジャズっぽかった。

ケイ作曲だが、まだ未完成で"To be continued"が仮タイトルとの事。
従って、完成後は変わる可能性が大いにありとのコメントに聴衆は大爆笑。


U.C. I.でのケイ、Kojiroの同僚で作曲家、クリストファー・ドブライアン(Christopher Dobrian)の作。
タイトルは「ハイブン」。スペルは不明。

演奏開始前に、ケイの説明があったのですが、うぅ〜ん難しぃ。
よく分かりませんでした。

かなり構えて聴いたのですが、スタート後は、一しきり8ビートで意外と分かり易い。

が、突然ストップ。
その後、無調のアバンギャルドの世界に突入。
珠也も逆さにしたシンバルのエッジをバイオリン弦でこすったりして奮闘していました。


当夜唯一のバラード曲。
本間雅夫の曲からアウトラインだけを拝借し、ケイが作曲し直したとの事。
途中でベースソロがあった。


ピアノ連打でスタートした最終曲は、タイトル、作曲者とも不明。
一聴サンバ風の明るいラテン・タッチのノリを持った8ビート曲でした。



今週水曜日(11月2日)に、当地の有名ジャズ・クラブ"Blue Whale"にこのグループが出演するので興味のある方は是非聴いてみて下さい。
その後、当地でレコーディング予定との話でした。






-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ




Shin Godzilla/ Movie

ShinGodzilla

今年夏に日本で公開され大ヒットした怪獣映画「シン・ゴジラ(Shin Godzilla)」を先々週(10月12日)水曜日夜に観てきました。

当地では、一週間限定の一日一回と云う大変則公開でした。
注:今、ウェブを見ていたら、一部では公開が続行されている様です。評判が良かったのかな?)

私が観たのは、元祖「ディズニーランド」で知られるアナハイム(Anaheim)と云う街に在る映画館でした。

日本人が少ない場所柄で平日夜7時半スタートでもあり、入りはガラガラだろうと思いながら、息子と孫娘二人(13歳、15歳)を従え出向きました。

が、予想に反し、200人弱の席は7割方埋まると云う結構な入りで驚きました。

客層はオリエンタルは殆ど見かけず、白人系若者が多数だった様に思います。

怪獣モノ大好きな私は、かなり期待していたのですが、、
残念ながら、今回は2014年米国版ゴジラ(Godzilla)の勝ちですね。

ストーリー展開、ゴジラの進化と云うアイデアは良いのですが、肝心のゴジラ自体がショボい。

あの可愛い目をした漫画的ゴジラが登場した時に、「これはアカン!」と思いました。
コメディではなくシリアス・ドラマなんだから、アレでは駄目ですね。

横で観ていた孫達は、飼っている犬と同じ目をしていると言って大笑いしていました。

また、成人した(?)ゴジラ本体も2014年米国版と比べると安っぽい。
破壊場面はリアルでかなりいいだけに、肝心のゴジラ本体の作りが安っぽいのが残念でした。

日本映画お得意の特撮技術はどうなったのかと思いながら観ていました。

劇中、何度も登場したセリフ「そうり(総理大臣)」が、面白かったらしく帰りの車中では孫達が、それを繰り返し盛り上がっていました。






-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ



Rudresh Mahanthappa's Bird Calls@LACC/ Live

LACCClausenHall
昨日(10月15日)夜、L.A.ダウンタウンに在るLos Angeles Community Collega(略称L.A.C.C.)内、Clausen Hallルードレッシュ・マハンサッパ(Rudresh Mahanthappa)(インド系の名前らしいのですが難しいですね。)クインテットの演奏を聴きに行ってきました。

治安の悪い処なのですが、38年前に私がL.A.にやって来た際、1年半程住んで居たので懐かしさ一杯のエリアでもあります。

当夜のプログラムは、今年で9回目を迎えたAngel City Jazz Festivalの一環として行われたものです。

毎年この時期にL.A.近辺のコンサート・ホールで約2週間に渡り開催されているジャズ・フェスティバルで、ボランティァによるN.P.O.(Non Profit Organization)により運営されています。

最先端のミュージシャン達(Cutting Edge Musicians)による演奏が主体の貴重なフェスティバルです。
 
2つのグループが登場しました。
1.Joshua White & CODES
JoshuaWhite4

前座は、31歳のピアニスト、ジョシュア・ホワイト(Joshua White)が率いるグループでした。

下記がパーソネルです。
Joshua White -piano & compositions
Dean Hulett - bass
Jonathan Pinson - drums
Dwight Trible - vocal & spoken word
Ralph Moore - alto sax


今回初めて、私は彼を知ったのですが、叩きつける様な強烈なタッチを持つピアニストで、一見アバンギャルド風だが、私の好きな70年代のマッコイ・タイナー(McCoy Tyner)にも通じる演奏を披露してくれました。

このグループの特徴は黒人男性ボーカリスト、ドワイト・トリブル(Dwight Trible)が煽るようなヴォイスで参加している事でしょうか。
DwigtTrible

意味不明の音をアドリブで発するのではなく、メッセージをアジテーション風に歌っていきます。
それに合わせて他のメンバーが反応していくスタイルです。

70年代にサックスの故サム・リバース(Sam Rivers)のロフト、スタジオ・リブビー(Studio Rivbea)で夜な夜な繰り広げられていた新進気鋭のミュージシャン達の演奏を思い起こしました。

また、最近、当地のファースト・コール・ドラマーとして活躍しているジョナサン・ピンストン(Jonathan Pinston)の躍動感溢れる瞬発力にも驚かされました。

2.Rudresh Mahanthappa's Bird Calls.
RudreshMahanthappa5

既にリーダー・アルバムを何枚も出しているインド系の中堅アルト奏者、ルードレッシュ・マハンサッパ(Rudresh Mahanthappa)クインテットが当夜のメインプログラムでした。

下記がパーソネルです。
Rudresh Mahanthappa -sax
Adam O'Farrill - trumpet
Joshua White - piano
Thomson Kneeland - bass
Dan Weiss - drums

Rudresh&Adam1


昨年、発売されたチャーリー・パーカー(Charlie Parker)トリビュート・アルバム"Bird Calls" から4〜5曲を演奏しました。

パーカーの有名曲"Donna Lee"や"Relaxin' at Camarillo"等にインスパイァーされた自作曲を演奏しましたが、残念ながらどうインスパイァーされているのか、チャーリー・パーカーに疎い私は良く判りませんでした。

パーカーの様に繰り出される早いパッセージの連続で疲れてしまいました。

ピアノは、ジョシュア・ホワイトが担当していたのですが、自己のグループでの演奏同様、個性を発揮していました。

今夜のコンサートは、前座のジョシュア・ホワイト・グループの勝ちだなぁと思いながら家路につきました。







-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ


またまた暴露!!トランプの暴言/ English

Trump
米国大統領選挙まで残すところあと一か月となりましたが、共和党候補、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は相変わらず話題を提供し続けています。

昨日のテレビ・ニュースは、フロリダ州を襲ったハリケーンと新たに発見されたトランプの女性蔑視発言のニュースで持ちきりでした。

メディアのトランプ攻撃は執拗です。

昨日ニュースで流れた暴露ビデオは、ワシントン・ポスト(The Washington Post)紙が発見したモノで、2005年のテレビ番組出演前のトランプと番組司会者との3分ほどの短いやり取りに関する内容でした。

11年前に行われた雑談が録音され、残されていた事自体も驚き(トランプ本人が一番驚いているでしょうね。)ですが、それを探し出したワシントン・ポスト紙の執念はもっと驚きです。

雑談の内容は、トランプ本人が慌てて発表した釈明コメントにある様に、仕事が終った後のロッカー・ルームや酒場で男同志でやり取りされる類のモノですが、米国の顔たる大統領になる事を目指す者としては失格ですね。

笑ったのは、ビル・クリントン(Bill Clinton)はもっと凄い事をゴルフ場で言っていたぞと云う部分です。

職務中に、ホワイト・ハウスの研修生に手をつけた等で、現職大統領として弾劾された事もある恥さらしの人間なら、もっと酷い事(具体的にどういう事を言ったのかは、大いに個人的興味がありますが。)を言ったとしても心情的に否定出来ないでしょう。

まぁ、これって友人に対する暴言で、先生に注意を受けている小学生が、誰それ君なんかもっと酷い事を言ってたよと泣きながら訴えている様で滑稽です。

それに、今回出馬しているのは、ビルじゃなくってヒラリーなんで関係ないと思うのですが。

ところで、下記が今回暴露されたトランプの問題発言の一部です。

"When you're a star, they let you do it. You can do anything ...
Grab them by the pxxxy. You can do anything."

「自分の様な有名人なら、女性に対して何でもし放題だし、させてもくれる。」と如何にもトランプらしい傲慢な発言なのですが、女性のアソコを掴む(Grab)なんて表現も肉食系トランプらしい言い回しです。

男性のモノならGrabが妥当だと思うのですが、、とニュースを観ながら下らぬ事を考えてしまいました。






-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ



天下大乱を生きる(司馬遼太郎vs.小田実)/ Book

天下大乱を生きる

1975~76年に雑誌「潮」に3回に渡り掲載された作家、司馬遼太郎小田実(おだまこと)両氏の対談集で河出文庫刊「天下大乱を生きる」を読みました。

200ページ程の薄い文庫本ですが中身は濃いです。

司馬遼太郎は日本人なら誰でも知っている国民作家ですが、小田実は現在ではそれほど知られていないのでは?
お二方とも既に鬼籍に入られておられます。

私は、1970年に小田氏の著作「何でも見てやろう」を初めて読んで以来、彼のファンでした。
特に、彼が世界各地を訪れ書いたルポは、熱心に読んでいました。

1973年7月から11月の約5か月をかけて、私は中南米に生まれて初めて行きました。

ニューヨークからグレイハウンド・バスに乗り、アメリカを横断後、メキシコ・シティに到着。
そして、バスを乗り継ぎ中米を縦断し、パナマからは道が無く飛行機でメデジン・コロンビアまで飛びました。

南米は、エクアドル、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、パラグアイ、とローカルバス(旅行者用の安楽バスは無かったのでは?)と鉄道を乗り継ぎ最終的にリオデジャネイロ・ブラジルに到着しました。

チリは、軍事クーデターにより国境閉鎖で入国出来ず。
ウルグアイはビザ代が高価で入国せず。
ベネズエラは、物価が高そうなのでカラカスに到着後に飛行機を乗り換え、トリニダード・トバゴ迄飛びました。

インターネットは勿論、「地球の歩き方」等の情報源は何も無い時代でした。
昨今の旅行者なら誰でも携帯している電子機器等は当然なく、その分リュックも軽くて身軽に動き回る事が出来ました。

情報源は、経験者の口コミと地元の人間の話だけでした。
嘘、ハッタリも勿論多かった訳ですが、今と比べると実にゆったりとした良き時代でした。

日本人旅行者とは殆ど出逢わず、日本人の女性旅行者と出逢う事なんて夢のまた夢でした。

有り余る自由時間に読もうと、出発前にニューヨークに在った日本語書籍店で買って持ち歩いていた本が小田実著の岩波新書「世直しの倫理と論理」上下2巻でした。

暇があれば(暇ばっかりでしたが)、その本を読み返し、持ち歩いていたスペインで買ったギターを弾き、街を歩き回り観光すると云う得難い経験でした。

老後に引退したらまた行こうと長らく思っていました。
しかし、いざ実際にそれが可能になってみると、、、気力、体力的にもう出来ないですね。
やっぱり、若かりし頃に実行したのは正解だったなぁと自己満足しています。






-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ




クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ

にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ




最新コメント
Archives
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新トラックバック
Deja Vu (雨の日だからジャズでも勉強しよう)
Guinnevere (David Crosby)/ Music
Steve "The Kid" McQueen (雨の日だからジャズでも勉強しよう)
The Getaway (Steve McQueen)/ Movie
The Imagine Project (雨の日だからジャズでも勉強しよう)
Herbie Hancock:7 Decades@Hollywood Bowl
cutのこと (日々の人気キーワードより)
Blade Runner/Movie
顔ちぇき ソフトバンク (顔ちぇき!誰に似ているのかな?)
When A Stranger Calls/Movie
QRコード
QRコード
記事検索
  • ライブドアブログ