NetHeroの「今は昔」

California 州 Corona市在住のオッチャンによる日々の記録

Invasion of "Pokemon Go" / Game

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2週間前の月曜日(7月11日)午後でしたか、、孫1(14歳、女)から「近所の公園に行きたい。」との呼び出し電話がかかって来ました。

人が一杯集まって携帯電話のゲームをしているとの言うので、孫2(13歳、女)と3人で多少涼しくなる5時頃に行きました。

そしたら、居るは居るは、、大勢の老若男女(まぁ、若男女が主ですが)が、、、。
皆、携帯を見ながら歩き回っていました。

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まさに一種の集団ヒステリー状態です。

孫達を見ていると、持参のスケボーに乗りながら、所々で立ち止まり携帯に向かって何やらしています。

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孫達によれば、「ポケモン・ゴー(Pockemon Go)」と呼ばれる携帯電話を使った新しい無料ゲームを、皆やっているとの事。

テレビで放映されていたらしい「ポケモン」の主題歌を歌いながらルンルン気分の大盛り上がりです。

でも、ショッピング・モールなんかに連れて行き、くだらない買い物をされるよりはよっぽど安上がりでかつ健康的。
私としては大歓迎のブームです。

因みに、「ポケモン」って「ポケット・モンスター」の略だったんですね。
私は、知りませんでした。

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そして、先週の木曜日(7月21日)に、「グランパもやってみぃ。」と云う事になりました。

私の古い貰い物のIphone 4Sに、その場でプログラムを入れようとしましたが、iOS(7.1.2)のバージョンが古いとかでインストール出来ませんでした。

翌金曜日、iOS(9.3.3)にバージョン・アップし、プログラムも無事インストール出来ました。

昨日、それを孫達に見せたら大喜びで、2番目の孫がご祝儀にと、マクドナルドに現れた「ピカチュウ」を採ってくれました。(一番上の写真)

それから約一日余り。
嫁に笑われながらも、家に侵入して来た小物ポケモンをボールで撃墜し、現時点で計10匹のポケモン・コレクションとなっています。
因みに、目下レベル3です。(下写真)

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1969年、新宿PIT INNからはじまった(上田賢一)/ Book

あべのぼる自伝
当地のブック・オフで見つけた1ドルです。

2010年に59歳の若さで病死したミュージシャンで音楽プロデューサー、故「阿部登(あべのぼる)」氏の語りを、上田賢一氏が聞き書きし、それを一冊の本にまとめ上げたものです。

阿部、上田両氏とも、今回初めて知ったのですが、タイトルに「1969年」、「新宿PIT INN」と在るのを見て、もうそれだけで読んでみたくなりました。

全215ページですが、ありがたい事に活字が大きく助かりました。

主人公の「阿部登(あべのぼる)」氏は、大阪出身で1950年生まれとの事。
私と出身地、年齢とも同じで、親近感倍増です。

自分自身の事も思い出しながら一気に読み終えました。

私は、1979年5月にアメリカに移民してきたので、最後の50ページ余は知らない事ばかりでした。

ただ私にとって本書の山場は、タイトルにも在る様に70年前後の世相が書かれた部分です。

ジャズ・ピアニストの山下洋輔氏(阿部氏は山下トリオの初代マネージャーでした。)が、寄稿文に書かれている様に

「あの時代(70年前後)、いわば宇宙が誕生する前の、ものすごいエネルギーに満ち溢れ、これから世界が出来ていく、というその前の時間。」

だった訳で、あの頃に青春の真っただ中に居た私の様な者にとっては、懐かしい話が一杯詰まった本です。

阿部氏は高校卒業後、上京し新宿の有名ジャズ・ライブハウス「ピットイン」で寝泊まりしながら、当時の空気を一杯吸っていました。

一方、私は阿部氏に遅れる事丁度2年の1971年3月に春休みを利用し上京しました。
枯れ上がる最後のエネルギーが未だ残っていた頃ではと思います。

上京後、「ピットイン」と並ぶ渋谷の有名ジャズ・ライブハウス「オスカー」で、バイトしながら色々な人と知り合い刺激を受けました。

その中には、山下洋輔氏や、山下トリオの初代ドラマー森山威男(もりやまたけお)氏も居ました。

4月初めに、新学期開始の為、帰阪した私はその年の大学祭に山下トリオを呼ぼうと思いました。
しかし、翌年(72年)春に予定していた初日本脱出(今で云う世界一周の旅)の準備に忙しく、立ち消えになりました。

もし、実行していたら当時の山下トリオのマネジャーだった阿部氏と知りあっていたかも等と、思いながら本書を読み終えました。

全て「今は昔」です。






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X-Men Origins (Wolverine)/ Movie

X-menOrigins

マーベル・コミックス(Marvel Comics)社の"X-Men"を原作にした映画版"X-Men"シリーズは、今のところ計8作が公開されています。

8作中6作品は、X-Menチームの活躍を描いたものですが、残り2作はX-Menチームの主人公である「ウルバリン(Wolverine)」に焦点を当てたスピンオフ作品となっています。

この2009年公開の"X-Men Origins"(邦題:X-Men Zero)は、スピンオフ第1作目(通算第4作目)ですが、今回観なおして実に良く出来たストーリーだと改めて思いました。

シリーズ物は数年おきに順次公開されていきますが、前作の内容を忘れた頃に新作を観るので、スッキリ理解出来ない場合が多々あります。

第1作目の"X-Men"(2000年公開)、 第2作目"X2: X-Men United"(2003年公開)、そして、第3作目"X-Men The Last Stand「ファイナル ディシジョン」"(2006年公開)X-Men Trilogyを順番に観た後、
この"X-Men Origins"を観ると「なる程なぁ、そうだったのか。納得!!」となります。
(まぁ、暇人だから出来る事ですが、、。

以下、納得事項を思いつくままに箇条書にしました。

.第一作目で、ウルバリンは米国国境沿いアルバータ(Alberta)州の町より、過去の記憶を一切失った状態で登場します。

何故、カナダなのか?何故、過去の記憶を全て失っているのか?は、この4作目で納得出来ます。

.今年2月に公開されたヒット映画"Deadpool"が、この4作目にミュータント・キラーとして登場します。どう云う経緯で、彼が作られたのかが明かされます。

.第1、2、3作目で、記憶を失っているにも関わらず、ウルバリンの意識下に煩雑に登場するモノが明確になります。

来年(2017年)に、スピンオフ第3作目(通算9作目)が公開予定となっています。
ストーリーがどの様に展開していくのか楽しみです。






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荒野へ"Into The Wild" (Jon Krakauer)/ Book

荒野へ

2007年公開のアメリカ映画"Into The Wild(荒野へ)"の日本語訳原作を読みました。

ショーン・ペン(Sean Penn)脚本、監督の映画の方は、公開の翌年(2008年)にDVDを借りてきて観ました。

ジャーナリストで登山家としても知られるジョン・クラカワー(Jon Krakauer)によるノン・フィクション・ドキュメンタリーです。

1990年にアトランタ郊外の大学を卒業した一人のアメリカ人青年が、恵まれた日常生活、友人そして親兄弟を捨て「本当の自由とは何か?」を求めて、アメリカ西部からアラスカを目指して旅立ちます。

そして、2年後に無事到着したアラスカの地で4ヵ月後に、24歳の若さで飢え死すると云う数奇な主人公の運命を描いた作品です。

映画も148分と長尺でしたが、親、友人等広範囲に渡り取材を敢行した著者は、主人公「クリス・マッキャンドレス(Christopher McCandless)」の人物像に鋭く迫っています。

登山家である著者は、自己とクリス・マッキャンドレスの間に横たわる共通事項にもページ数を割き丁寧に記述しています。

佐宗鈴夫(さそうすずお)氏の日本語訳は読み易く秀逸なのですが、原作構成が入り組み過ぎ時々理解しずらくなる箇所が在ると云うのが唯一難点です。

映画の方も、もう一度観たくなりました。







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Etudes (Charlie Haden Trio)/ Music

CharlieHadenBoxSet

イタリーのジャズ・レーベル、ブラック・セイント(Black Saint)及びソール・ノート(Soul Note)にベーシスト、故チャーリー・ヘイデン(Charlie Haden)は、70~80年代に5枚のアルバムを残しています。
その5枚をボックス・セットにしたものを購入しました。

5枚のアルバム内訳は、下記写真の様になっています。
CharlieHadenBoxSetBack


演奏曲、パーソネルともに興味深いアルバムばかりですが、目下、私の愛聴盤になっているのがエチュード(Etudes)です。

Etudes

パーソネルは、ジェリ・アレン(Geri Allen,Piano), ポール・モチアン(Paul Motian, Drums)、録音は1987年9月14,15日にニューヨーク市で行われています。

このトリオは、他にもアルバムを何枚か残しており、私の手元だけでも3枚(In The Year Of The Dragon, Segments, Montreal Tape)あります。

オリジナル・ジャケットをそのまま使用したボックス・セットなのですが、如何せん字が極端に小さく私の老眼気味の目では残念ながらサッパリ読めません。

この面子なのでアバンギャルドでやろうと思えば幾らでも出来たと思うのですが、幸か不幸か本アルバムは非常に聴き易い仕上がりになっています。

その理由の一つは、グッド・タイミングでチャーリー作のサンディーノ(Sandino)サイレンス(Silence)及びチャーリーに触発されたかの様なジェリ作の小品エチュード1,2の計4曲の絶品が全9曲中にバランス良く挿入されている事です。

また、常人には良く分かり難い叩き方をしがちなポールも、此処では到って真面目に4ビートを叩いています。

特に一曲目のオーネット・コールマン(Ornette Coleman)作の有名曲"Lonely Woman"での8ビート風4ビートは聴きモノです。

YouTubeにアップされていたので貼り付けておきます。








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Bob Dylan@Shrine Auditorium/ Live

BobDylan061616

先週木曜日(6月16日)に、ロサンゼルス、ダウンタウンに在るシュライン・オーディトリアム(Shrine Auditorium)で、ボブ・ディラン(Bob Dylan)のライブを観てきました。

Shrine

シュライン・オーディトリアムは、アカデミー賞、グラミー賞等の元開催会場として知られています。

今回初めて行ったのですが、築後約100年近い建物は、手入れは良くされているものの、内部(特に廊下)は薄暗く、古い建築物特有の臭いがしました。

話は変わりますが、今年10月に我が家から車で2時間半に在るコチャラ(Coachella)と云う砂漠の町で、3日間に渡りビッグイベントが開催されます。

出演予定グループは、下記写真に見る様に現在活動中のビッグ・ネームばかりです。
DesertConcert2016


先日、インターネット経由でチケットが売り出されました。
しかし、瞬く間に売り切れ3時間近く待たされて、やっと私の順番が回ってきた時には、一番安い一日券で約$2,000しました。

流石にそれは無いだろうと云う事で、あっさりギブアップ。
代わりに、一度ライブを観たかったボブ・ディランの単独コンサートに行く事にしました。

それが、今回行ったシュライン・オーディトリアムでした。
チケットは、一番安い3階バルコニー(ステージから直線距離で約200メーター程か)でも、90ドル近くしました。

入場に際し厳重なセキュリティ・チェックがあり、愛用のデジカメは持ち込めませんでした。

IPhone 4S with 3.5" displayで、薄暗い中、遥か彼方のステージをブログ用に撮ろうと努力しましたが当然ちゃんと写りませんでした。

完全ピンボケですが、一番マシな一枚を下記に貼り付けておきます。
DylanStage


当夜のセットリストです。興味ある方は見て下さい。

20分程の休憩を挟み全20曲(アンコール2曲含む)を、ディランは熱唱しました。

木曜日にも関わらず、6,300席の会場はほぼソールド・アウト状態でした。
客層は、圧倒的に年配の白人でした。

ギターを持って歌うことは一度も無く、たまにハーモニカかピアノを弾いて歌うだけで、私の期待していた昔のディランではありませんでした。

選曲も最近のアルバム中からの楽曲が殆どでした。
セット・リストを後で見て驚いたのですが、アンコールで"Blowin' in the wind"を歌っていたようですが、全く気付きませんでした。

ディランの肉声によるトークも全くありませんでした。

それに引き換え、前座で登場した元ザ・ステープル・シンガーズ(Staple Singers)メイビス・ステープル(Mavis Staples)は、愛嬌たっぷりなトークで客席を沸かしていました。

悲しいかな、私は「ザ・ステープル・シンガーズ」と「ザ・ポインター・シスターズ(Pointer Sisters)」を勘違いしておりました。









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X-Men: Apocalypse/ Movie

X-Men_-_Apocalypse

今日(6月12日)は、朝から各局とも、今日未明にフロリダ州、オーランド(Orlando)市で発生した米国史上最悪のマス・シューティングに関する特別番組を流し続けています。

この種の事件が発生すれば、いつも「何故防げなかったのか?」とお決まりの議論が沸き起こります。

この種の悲劇は、完全に防げぬ迄も減らす事は可能なのです。

国民、政府が銃器を真剣に取り締まればいいだけの事です。
銃があるから1人で50人も殺害出来るのです。

そうすれば、この種の悲劇の度に、身内を失って悲しむ人の姿を見なくても済むし、宗教や移民に対する謂われの無い差別も減らす事が出来るのです。

Enough is Enough


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先月末に、公開されたばかりの「X-Menシリーズ」の通算6作目(スピンオフ2作を加えると8作目)「X-Men:アポカリプス(X-Men: Apocalypse)」を観てきました。

マーベル・コミック(Marvel Comics)」原作のこの人気シリーズも、例によって登場人物が増加しストーリーをちゃんと理解するには、前作の予習が必須となっています。
もはや予習無しで気軽に映画を観れる時代ではないのです。

御呼ばれがあって直ぐに予習したのと新兵器「キャプション表示機」のお陰で、今回も私は結構理解する事が出来ました。
ありがたい事です。

以下、ネタばれあり。

その昔、古代エジプトで神と崇められていた「アポカリプス(Apocalypse)」と呼ばれる最強ミュータントが、今回は悪役のボスとして登場します。

このボスは、不死身で全人類をマインド・コントロールする凄まじいパワーを有しています。

それが意外にあっさりと(この辺りがコミックなんですが)、部下の人間達に裏切られ地下に埋められてしまいます。

時が経過し現代に蘇った彼は、全人類を抹殺し自己の望む世界に地球を作り変えようと策動を開始します。

彼に従うのは、金属を自由に操るパワーを有したマグニートー(Magneto)を含む4人の強力ミュータント達です。
その悪企みを阻止しようと、プロフェッサーX(Professor X)率いる善人ミュータント達が立ち上がります。

以下、見所。

その1.
アポカリプスとの強力なマインド・コントロール戦のストレスで、プロフェッサーXの髪の毛が全て抜け落ちてしまいます。
本作でプロフェッサーXは、お馴染みの頭にやっとなります。

その2.
クレジットには出て来ませんが、ウルヴァリン(Wolverine)も目下開発中の強力秘密兵器として登場します。

大暴れした後、逃げ出すのですがその後の経緯が次回作に描かれるのではとの憶測もあります。

今後の展開に関する私の予想
宇宙から地球征服にやってきた生命体とミュータント達の戦いを描いていく様にも思うのですが如何でしょうか?

或いは、もう一つの人気シリーズ「アベンジャーズ(Avengers)」と戦わせると云うのもありかも。
でも、アベンジャーズの最新作では仲間割れしていたので未だ時期尚早か。

まあ、全ては脚本書きの力量次第ですね。








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Mad 6 (Ravi Coltrane)/ Music

Mad6
ベテラン・サックス・マン、ラビ・コルトレーン(Ravi Coltrane)によるリーダー・アルバム三作目"Mad 6"です。

2002年5月、ニューヨークで録音、翌2003年に発売されました。

以下、トラック・リスト
1. 26-2
2. Ginger Bread Boy
3. Avignon
4. The Mad 6
5. Self Portrait In Three Colors
6. Between Lines
7. 'Round Midnight
8. The Return Of Olymbus
9. Ask Me Now
10. Fifth House


自作曲は4曲(3, 4, 6, 8)で、残り6曲は、 7, 9 by Thelonious Monk5 by Charles Mingus, 1, 10 by John Coltrane, 2 by jimmy Heathとジャズメン有名曲を取り上げています。

以下、ミュージシャン
Tenor Saxophone, Soprano Saxophone – Ravi Coltrane
Piano – Andy Milne (tracks: 2, 3, 7, 8 & 9), George Colligan (tracks: 1, 4 to 6 & 10)
Bass – Darryl Hall (tracks: 1, 4 to 6 & 10), James Genus (tracks: 2, 3, 7, 8 & 9)
Drums – Steve Hass


マイルスの演奏で知られるジミー・ヒースの" Ginger Bread Boy"とモンクの超有名曲
'Round Midnight”が、8ビートでプレイされており迫力十分です。

また、独特なメローディ・ラインを持つ親父ジョン・コルトレーン作の"Fifth House"も一聴に値します。

では、例によってYouTubeを貼り付けておきます。











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Jumping the Creek (Charles Lloyd)/ Music

JumpingTheCreek

1989年よりECMレーベルに、サックスのチャールス・ロイド(Charles Lloyd)が残したリーダー・アルバム第11作目です。
アルバム付随のデータに拠れば、2004年1月にLos Angelesで録音となっています。

朋友のドラマー、ビリー・ヒギンズ(Billy Higgins)が、2001年5月に死去した後、気鋭のミュージシャン(Geri Allen on Piano, Robert Hurst on Bass, Eric Harland on Drums)3人と新規編成したカルテットでの演奏です。

ロイドのECM盤と云えば、共演ミュージシャン達は優秀揃いにもかかわらず、アルバム全体がなんとなく希薄な印象でした。
聴いていたら、知らぬ間に終わっていたと云う様な感じでしょうか。

まぁ、10枚中4枚(1991 Notes from Big Sur, 1993 The Call, 1998 Voice in The Night, 1999 The Water Is wide)を聴いた範囲での印象なのであしからず。

これは、ロイドの自作曲がフォーク調のゆったりモードが多いと云うのが、理由の一つかもしれません。

しかし、このアルバムはそれまでのモノとは一味違っています。

これは、Geri AllenEric Harlandの参加が大いに関係しているのではと思います。
特にEric Harlandは現在もロイドと共に活動していることから、お互い気に入ってるんでしょうね。

全部で10曲(内8曲がロイド作)演奏していますが、13分超えの一曲目"Ne Me Quitte Pas (If You Go Away)”から、早くも私はやられてしまいました。

マイナーなスパニッシュ・モードのピアノに静かに絡むベースとドラムでスタート。
やがて、ロイドのテナーが入ってきます。
このままで終われば歌謡曲なのですが、除じょに盛り上りロイドが咆えまくって終わります。

2曲目の"Ken Kata Ma Om (Bright Sun Upon You)"は、ロイドの曲としては異色作です。

テナーと複雑なリズムを刻むドラムでスタート。
やがて、1分57秒辺りからアレンの和音無しピアノが絡んできます。
ベースはお休みです。
一聴シンプルですが、ドラムとピアノが聴きモノです。

実は、先月この曲をインターネットで聴いて、私は遅れ馳せながらこのアルバムを知りました。

他の曲も素晴らしく、ロイドのECM盤中では、ピアノのJason Moranが入った2007年のライブ・アルバム"Rubo De Nube"と並ぶ私のお勧めアルバムです。

では、最後にYou Tubeから"Ne Me Quitte Pas"を貼って置きます。










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Love Nature (Terumasa Hino:日野皓正)/ Music

Love Nature
先日、You Tubeで懐かしいモノを発見しました。

1970年から翌71年にかけて、ジャズ・トランペッター、日野皓正(ひのてるまさ)キャニオン・レコードに残した4枚のアルバム中、最後の1枚「ラブ・ネーチャー(Love Nature)」の全A面("Each Other","Love Nature")2曲がアップされていました。

録音データに拠れば、71年3月にニュー・ジャージー(New Jersey)州で録音との事。
パーソネルは、下記の様になっています。

日野皓正(TP)ゲイリー・バーツ(AS)杉本喜代志(G)レジー・ワークマン(Reggie Workman)(B)エリック・グラバット(DS)

ゲイリー・バーツ(Gary Bartz)は、マイルスのバンドに未だ在籍していた頃でしょうか?

エリック・グラバット(Eric Gravatt)は、翌72年1月に、ウエザー・リポートのドラマーとして初来日し一躍知名度が上がりました。

レジー・ワークマンは、ベテラン・ベーシストです。
78歳になる現在も健在で、先週、ニュー・ヨークのリンカーン・センター(Lincoln Center)からストリーミング放送されたマイルス、コルトレーン生誕90年特別番組でベーシストとして登場していました。

ColtranAtVillageVanguard

テナーのジョー・ロバーノ(Joe Lovano)から,1961年にライブ録音されたコルトレーンのアルバム、"Coltrane Live at the Village Vanguard"でのベーシストとして紹介されていました。
そして、アルバム収録曲でコルトレーン作の"Spritual"等を演奏しました。


話がそれましたが、私が初めて身近に日野皓正を見たのは71年3月に、新宿のジャズ・クラブピット・イン(Pit-Inn)へ、日野元彦グループのライブを見に行った時でした。

丁度その日、「ラブ・ネーチャー」録音の為、渡米していた日野皓正が帰国し、その足でピット・インに現れました。

流石に、演奏はしなかったのですが、弟の元彦のエキサイティングぶりは尋常ではなく「今日、兄貴がアメリカから戻ってくる。」と仲間内で何度も言っていました。

当時の私は怖いモノ無しだったので、日野皓正に話しかけたりしウエイターをしていた友人から、後でたしなめられました。

翌72年5月に日本初脱出を予定していた私は、友人達に挨拶も兼ね同年4月に東京に出向きました。

その際、日野皓正のライブを新宿に在ったジャズ・クラブ「タロー」で初めて見ました。

ラインアップは、ギターの杉本喜代志が抜けてピアノの益田幹夫が新たに参加していました。

その時に演奏された1曲が、「ラブ・ネーチャー」でした。
テーマに特徴があり覚え易く、テーマ直後の日野'元彦による怒涛のドラムソロに圧倒されたのを覚えています。

テーマが"Freedom Jazz Dance"に似ていると今迄思っていたのですが、45年振りに今回聴き直してみると全く似てなかったですね。

では、最後に「ラブ・ネーチャー」を下に貼り付けておきます。
2曲目なので6分20秒辺りからスタートします。










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Captain America:Civil War/ Movie

CaptainAmericaCivilWar

ネタバレあり

主役級スター同士を闘わせ、どちらが勝つかワクワクしながら観ると云うのは、ネタが尽きてきた時に採用される常套手段です。

本作は、マーベル・コミックス(Marvel Comics)の誇るスター達が、2組に分かれて闘います。

キャプテン・アメリカ(Captain America)6人組に、アイアン・マン(Iron Man)6人組が挑みます。

常人から見ればスーパー・パワーの持ち主ばかりなのですが、
彼らの中では、歴然とした戦闘力の差は存在します。

例えば、弓だけが武器のホーク・アイ(Hawkeye)や格闘技が売りのブラック・ウイドウ(Black Widow)とテレキネシスを駆使するワンダ(Wanda)ヴィジョン(Vision)では、誰が見ても能力の差は歴然としています。

にもかかわらず、皆同じ様に強力に描かれている所が本作の見所の一つです。

過去の戦闘に捲き込まれ散々な目に遭った一般庶民の怨念に振り回されるスーパースター達の葛藤を描いているのが本作です。

上映前後に流れる予告編を見ていても、今後もストーリーは展開していきそうで楽しみです。

話は変わりますが、今回もキャプション付で私は鑑賞しました。

でも、3D用のメガネを普通のメガネの上に着けねばならない私には、キャプション用のメガネは、耳が痛くて保持出来ません。

そこで登場したのがこれ(写真下)です。

CaptionViewer

座席のカップホルダーに差し込んで高さを調節するタイプのモノですが、メガネ式と比べるとやや観辛かったですね。
勿論、無いよりは、マシでした。







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シダー・ウォルトン (意味がなければスイングはない、村上春樹)/Book, Music

意味がなければスイングはない

一昨年、帰国時にブック・オフで購入した村上春樹著「意味が無ければスイングはない」の一章「シダー・ウォルトン(Cedar Walton)」を読みました。

あの地味なピアニスト、シダー・ウォルトンに関して、よくもまぁこれだけ書けたなぁと驚かされます。
流石、ノーベル文学賞常連候補の事だけはあります。(余り関係ないか

氏は1963年にアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ(Art Blakey & Jazz Messengers)の一員として来日したウォルトンのライブを聴いたことがあるらしい。

コレには驚きました。

1949年生まれの氏は、私より1歳年上なので中学2〜3年生の頃ではと推察しますが、14〜5歳にして既にジャズを聴いていたとは、、これにも驚きました。

私が、ジャズを聴き始めたのは20歳の時ですが、ウォルトンのライブを初めて聴いたのはいつ頃かは記憶にありません。
なんせ目立たぬピアニストだったので。

はっきり覚えているのは、87年の夏、ハリウッド・ボール(Hollywood Bowl)に両親を伴いマイルス・デビス(Miles Davis)を聴きに行った時です。

シダー・ウォルトン・トリオ、(ベース:バスター・ウイリアムス(Buster Williams)、ドラムス:ビリー・ヒギンス(Billy Higgins))+テナー:デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)と云うラインアップで前座として登場しました。

アカデミー主演男優賞にゴードンがノミネートされた年だったので、マイルスよりもデクスターの方が歓声も大きかった様な気がします。

まぁ、ウォルトンは相変わらずマイペースで、いつも通りの目立たぬ存在でした。

村上氏が2回目にウォルトンを聴いたのは、74年12月23日、新宿の老舗ジャズ・クラブ「ピット・イン(Pit Inn)」だったとの事。

この演奏と翌日24日の渡辺貞夫を加えたカルッテトでの演奏はライブ録音として共に残っていると書かれています。

ここで、私が思い出したのは、以前帰国時に、大阪のタワー・レコードで購入した「笠井紀美子 with シダー・ウォルトン・トリオ」と云う再発アルバムの事でした。

早速、探し出してクレジットを見ると22日録音となっています。
従って、22,23,24日と3日連続でライブ録音したんですね。

当時の日本人女性ジャズ・シンガーと云えば人気、実力とも「笠井紀美子」がダントツでした。
その彼女も噂によれば、現在はL.A.在住の宝石デザイナーとか。

まぁ、外でお見かけしても分からないでしょうね。
オバアチャンになってしまって。







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Miles Ahead/ Movie

MilesAheadFilm

4月22日に公開されたばかりのジャズ・トランペッター、マイルス・デビス(Miles Davis)に関する伝記映画「マイルス・アヘッド(Miles Ahead)」を観てきました。

ネットで調べたら結構アチコチの映画館で上映されている模様。
我が家の近所でも上映中で、21日(木曜日)朝に観に行きました。
マチネと云う事もあって入場料は$6.25と格安でした。

本作は、残念ながら一般受けする作品ではないので、話題作の合間をぬって上映している様な感じです。
平日の朝と云う事もあり、観客は私を含めてたったの2人(全席数は150席余)でした。

今回、私は初めて知ったのですが、最近は耳の不自由な人用にキャプションが出るメガネを無料提供しているようです。

私の場合は、耳のハンディキャップではなく英語のハンディキャップですが、早速借りて使ってみました。
 
主役兼監督のドン・チードル(Don Cheadle)が、マイルスの声音を真似て、擦れ声で喋っているのでマイルスお気に入りの単語"MotherFxxxxx"ぐらいしか分からないのではと思っていましたが、この新兵器のお陰でサブタイトル付きのDVDを観ている程度に理解出来ました。

以下、ネタバレあり

チードルが、マイルスの遺族の協力もあって8年がかりで完成させた話題作ですが、批判も当然あります。

マイルスの伝記に忠実で無いと云うのが、その最たるモノでしょうか。

例えば、70年代末に、当時引退中のマイルスが、コロムビア・レコードに印税を支払えと乗り込み拳銃をぶっ放したり、無断で未発表テープを持ち出した者を車で追いかけ、拳銃をぶっ放すと云う類の挿入ストーリーが実話とかけ離れていると云う批判です。

しかし、この点に関しては本作はフィクション入り伝記で、もしマイルスが生きていたら、単なる伝記ではなくこの様な作品にしたかったのではないかと一部脚本も担当したチードル自身が語っています。

これは、歴史ドラマで実在の人物を描くのに視聴者の期待しているイメージを創作し一部付け加えるお馴染みの手法です。

この様に観る観客のイメージを期待したフィクションも挿入する一方、史実に沿った事件もしっかりと描かれています。

例えば、1959年8月にジャズ・クラブ「バードランド(Birdland)」の前で、白人警官にマイルスが殴られ逮捕される事件は有名ですが、釈放されたマイルスの頭に貼られているバンソコウの位置や枚数も現存の写真通りにちゃんとなっていました。

マイルスの有名曲が多数バック・グラウンドで流れるのですが、私が一番気に入ったのは、コロムビア・レコードに車で向かうマイルスの場面で流れたライブ・バージョン「バック・シート・ベティ(Back Seat Betty from "We Want Miles"収録)」でした。

それから、エンド・クレジットで使われているオール・スター・バンド(Herbie Hancock on Rhodes, Wayne Shorter on Soprano Sax, Robert Glasper on Piano, Esperanza Spalding on Bass, Antonio Sanchez on Drums, Gary Clark Jr on Guitar)をバックに演奏するチードル扮するマイルスも格好よかったです。

多分半年後に出るDVDを楽しみに待つ事とします。








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クリード チャンプを継ぐ男(Creed)/ Movie

Creed

昨年暮れに公開された「ロッキー(Rocky)」シリーズの第7作「クリード チャンプを継ぐ男(Creed)」をDVDレンタルでやっと観ました。

随分と話題になっていたのですが、中々観るチャンスが無くDVD発売まで待ってしまいました。

それにしても、、うぅうん、、やっぱりイイです。
唸ります。

過去の作品の手直しではと言う方も居ると思うのですが、私の場合はコレでいいのです。

まずストーリーが分かり易く、素直に楽しめる。
次々と出現する困難を乗り越え、巨大な敵に立ち向かっていくラストに至る迄の盛り上がり。
感動のバックグラウンド・ミュージックに乗って登場するお決まりの見せ場。

これでいいのです!
ロッキー」は!!

こんなにも清清しいカタルシスを迎えて観終える事が出来る作品は滅多にありません。
ありがたい事です。

ロッキー」シリーズの二大見せ場は、主人公が立ち直ってからのトレーニング・シーンとラストのファイト・シーンでダウン後、再度立ち上がり相手に向かっていくシーンではないでしょうか?

本作でも、この二大見せ場は期待通り登場します。
あの1976年公開「ロッキー1」の感動の名場面、"Adrian ! I love you !!"が頭の中で蘇りました。

久々に「ロッキー1」を観直したくなりました。
一人でこっそりと。
涙を見られたら恥ずかしいので、、。







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大地震(Earthquake)/ Daily Life

熊本地震

昔から「災害は、忘れた頃にやって来る。」と云われています。

しかし、5年前の東日本大震災の記憶が未だ生々しく残っている4月14日、またしても日本は大震災に見舞われました。

被災地は九州の熊本県一帯で、最大マグニチュードM7.3との事。
経験の無い私には、どれ程の揺れか想像すら出来ません。

ひっきりなしに余震が続く中、被害も増大する一方です。
一刻も早く元の安寧が回復する事をひたすらお祈り申し上げます。

余談ですが、最初の余震M6.5が熊本を襲った14日は、速報が当地のニュース番組でも流れました。
しかし、仙台市で発生したチンパンジー大暴れに関するニュースの方が各局とも扱い大で、繰り返し流されたのには思わず苦笑しました。

EcuadorEarthquake

その様なさなか、昨日(当地日付16日)夕刻のニュースで、日本の裏側南米エクアドル(Ecuador)M7.8の大地震発生との速報が流れました。

熊本には行った事(九州自体一度も行った事がありません。)も無く、親戚、知人も彼の地には一人も居ない私ですが、エクアドルの方は家内の母国です。

家内の里から離れたコロンビア寄りの地域が震源地かと思っていたのですが、そうでもなく、家内の里マナビ(manabi)県でもかなりの被害が発生している様子。

フェース・ブックを通じて、またたく間に親戚、友人の安否は確認出来ました。
まぁ、色々とウザい時もあるフェース・ブックですが、今回は大いに威力を発揮しました。

私の住んでいるL.A.地区もハリウッド映画になるぐらい有名な断層が走っており、いつ大地震が発生してもおかしくない状態が続いています。

南カリフォルニアは、地震さえなければ、気候条件に於いて地球上で最高に恵まれた地域の一つだと思います。

昨晩の全国版ニュースでは、コロラド(Colorado)州方面では大雪で難儀している様子が放映されていましたが、当地は、昨日も今日も青空の広がる最高気温が摂氏30度近い初夏の天候です。

地震発生は、神のみぞ知る領域で未だに予知不可能ですが、願わくはこの先20年ぐらい(私の存命中)は発生しない事を祈っています。

実に勝手なお願いなのですが、、。






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Go Ahead John (Miles Davis)/ Music

BigFun

ドン・チードル(Don Cheadle)主演によるマイルス・デイヴィス(Miles Davis)伝記映画「マイルス・アヘッド(Miles Ahead)が、現在L.A.とN.Y.で先行公開されています。

それにともない、サウンド・トラックも先週発売されました。

アマゾンで早速試聴したのですが、68年発売のアルバム「キリマンジャロの娘(Filles De Kilimanjaro)」収録の"Frelon Brun (Brown Hornet)"から始まる一連の電化マイルスの演奏が、私にとってはやはりベストです。

特に、74年発売のアルバム「ビッグ・ファン(Big Fun)」収録の"Go Ahead John"には、年甲斐も無く思わず身悶えしてしまいました。

「ブァ〜ン、ブァ〜ン」と繰返されるデイブ・ホランド(Dave Holland)のシンプルなエレキ・ベースに乗り叩きまくるジャック・デジョネット(Jack Dejohnette)のドラムとジョン・マクラフリン(John McLaughlin)のエレキ・ギターが作り出すグルーブ。

それに応えて、吹きまくるスティーブ・グロスマン(Steve Grossman)のソプラノ・サックスに御大マイルスのトランペット。

この頃(1970年前半)のマイルスのトランペットは未電化の生音なので、突き刺さってくる様な迫力があり、思わず「ヤバイ!」と死語を口走ってしまいます。(笑)

"Go Ahead John"には元バージョンが幾つかあり、2005年発売のボックス・セット"The Complete Jack Johnson Sessions"(下記写真)にそれらは収録されています。
JackJohnsonBoxSet


1971年春に発売されたアルバム"A Tribute To Jack Johnson"辺りから、リアルタイムでマイルスを聴き始めた私には特に思い入れが深い作品です。

最後に、YouTubeより"Go Ahead John"を貼り付けておきます。









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Cannonball Adderley Vol.2 (Seven Classic Albums)/ Music

CannonballVol2

キャノンボール・アダレイ(Cannonball Adderley)セクステットによる60年代初頭のライブ・アルバム3枚を含んだボックス・セット(アルバム総数計7枚)をアマゾンで購入しました。
送料込み計$12.57と格安でした。

有名アーティストのアルバムを、格安でまとめ聴き出来るあり難い時代になりました。
私もこの種のボックスセットを大いに利用しています。
今回で、計10箱近くの所有となりました。

CannonballVol2Back

7アルバム中、4枚がライブ録音です。

録音状態もリマスターで改善されており、満足のいくコスト・パフォーマンスです。

今回の発見は、取り敢えず2つありました。

1.
稀有のエンターテイナー、キャンノンボールのライブ録音と云う事で、キャノンボールの肉声が多数録音されています。

驚いた事には、そのキャノンボールの英語がジャズメンにしては驚くほど明瞭で分かり易いのです。(私の偏見かも。

ジャズ界では、私の知っている範囲で、チック・コリアに匹敵する聴き易さでは?と思います。

逆に、不明瞭さのダントツは、帝王マイルス・デビス。
まぁ、マイルスの場合は声質の為と云うハンディが大ですが、、。

2.
ライブ・アルバムの最後に聴き馴れた曲が「キャノンボールのテーマ」として毎回演奏されています。

実は、この曲、別名"Unit 7"として知られた有名曲です。
この曲はギタリスト、ウェス・モンゴメリー(Wes Montgomery)作と思っていたのですが、ベーシスト、サム・ジョーンズ(Sam Jones)作でした。

当時のキャノンボール・セクステット専属ベーシストはサム・ジョーンズでした。 

下記に、"Unit 7"を貼り付けておきます。




キャノンボールは、75年に亡くなりましたが、私は幸運にも72年夏に、ボスニア湾に面したフィンランドの港町ポリ(Pori)で開催されたジャズ・フェスティバルで聴くことが出来ました。

当時の編成は、実弟でコルネットのNat Adderley, George Duke@Piano, Walter Booker@Bass, Roy McCurdy@Drumsのクインテットでした。

ロイ・マッカーディ以外の残り4人は既に鬼籍に入ってしまいました。
因みにロイは、現在も健在でL.A.のクラブでたまに演奏しています。

チック・コリア(Chick Corea)の新バンド、"Return To Forever"のベーシストとして参加していた当時無名のスタンリー・クラーク(Stanley Clarke)が、ウオルター・ブッカーとステージ横で親しげに話していた事や、キャンノンボールのエンターティナーぶりが記憶に残っています。






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Szakcsi Generation/ Music

SzakcsiGeneration

正式なアルバム・タイトルは、"Szakcsi Generation With Jack Dejohnette And John Patitucci"です。
副タイトルとして"8 Trios For 4 Pianists"とあります。

2003年に、ハンガリー(Hungary)の首都ブタペスト(Budapest)でスタジオ録音されました。

僅か2日間で完了したとの事ですが、録音状態は良好で申し分ない仕上がりになっています。

三ヶ国語のライナー・ノーツには、このアルバム製作に至った経緯が詳しく書かれています。

2002年5月に、地元で開催されたドラム・コンペティションでピアノ伴奏を務めたRobert Szakesci Lakatos(読み方分かりません)は、特別ゲストとして招待されたジャック・デジョネット(Jack Dejohnette)の印象に残りました。

その翌年開催されたベース・コンペティションに特別ゲストとして招待されたジョン・パティトゥッチ(John Patitucci)と共に、デジョネットは本アルバム録音の為、再度ハンガリーを訪れました。

アルバム・タイトルにある"Szakcsi Generation"とは、副タイトルの「4人のピアニスト」の関係に因んでいます。

父親のハンガリー人有名ピアニスト、Bela Szakcsi Lakatos、その息子のRobert Szakcsi LakatosBela Szakosci Lakatos Jr.の兄弟、そして従兄弟のKalman Olahと計4人です。

4人とも、デジョネットパティトゥッチと云う当代ジャズ界最強リズム陣を従え臆する事なく丁々発止の演奏を繰り広げています。

各人が2曲ずつ計8曲(内訳はスタンダード2曲、オリジナル6曲)を演奏しています。

全て素晴らしい演奏で、一曲目のスタンダード" 'Round about midnight"から、早くも私は「ガツン!」とやられてしまいました。

まぁ、私の講釈よりも下記に貼り付けたリンクを見て頂いた方が手っ取り早いと思います。

.本アルバム・レーベルBMC Recordsのサイト
収録4曲のイントロを聴くことが出来ます。

.テナーのラビ・コルトレーン(Ravi Coltrane)参加のカルテット編成ですが、本アルバム4曲目収録の"Last Time Together"を演奏しています。
ピアノは、Robert Szakcsi Lakatosです。



.8曲目収録の"Allemande"です。
ピアノは2と同じでRobert Szakcsi Lakatosです。




以上






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The Walking Dead, Season 1-5/ TV Movie

WalkingDead

2010年よりシーズン1がスタートし、現在シーズン6が放映中のケーブル会社(AMC Networks)製作によるパニック、サバイバル、ホラー、アクション・ドラマです。

人気テレビ・ドラマとの噂は、以前より聞いていたのですが、ケーブル放送を契約していない私には縁の無い話でした。

連続テレビ・ドラマを毎週観ると云うのも実は中々大変なのです。
その理由の一つは、途中に挿まれるコマーシャル・ストップ。

これがあると、せっかく盛り上がっていた話が白けてしまいます。

まぁ、色々と書きましたが、私も遅ればせながらこの長いドラマ(シーズン1−5迄で計67エピソード、1エピソード約42分)をやっと観終えました。

昨年のサンクスギビング・アフターセールでシーズン1(計6エピソード)のDVDバージョンを5ドルで購入した事が発端でした。

長そうなのでメンドーだなと思っている内に時間が経過し、やっと観だしたのは2ヵ月後の今年1月末でした。

ところが観始めると、これが予想以上に面白い。
ちょっとダレたかなと思っていると直ぐ引き締めがあり、実に良く出来たストーリー展開になっています。

ゾンビが多出するので、血はこれでもかとばかりにドバーと飛び散ります。
残酷シーンがてんこ盛りなのです。

結局、続きが観たくなり思わずebayでシーズン1−5のボックス・セットを購入しました。

シーズン1がダブりましたが、送料、消費税無しで計37.90ドルでした。

シーズン1を観た限り、かなり楽しめる内容だったので、まぁエエかと自己満足。

到着後、直ぐにシーズン2から観始めました。
期待通り実に面白い。
こりゃええ買いモンしたわ、とまた自己満足。

ところが、ここで大変な発見をしてしまいました。

シーズン2エピソード2を観終わった時、こんな面白いドラマが日本語で観れれば理解も深まるのになぁ、と思い何気なくネットを検索した所、

ガァ〜ン

あるやないですか
日本語サブタイトル付き無料サイトが。

そんな訳でボックス・セットは、ほぼ新品状態で手元に在ります。
返品するにも、ケースの包装を破っているので難しいです。
まぁ、オマケの映像でもボチボチ観る事にします。

今回の教訓
何か買う前には、性根を入れネットをしっかりと検索しましょう。

P.S. 今夜、シーズン6エピソード13が放映されます。
   勿論、私は観ません。観れません。







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The Big Short/ Movie

TheBigShort

昨年12月に全米公開された作品を、評価版DVDで観ました。

日本語タイトルは「マネー・ショート 華麗なる大逆転」で、なんだか良く分からないタイトルになっています。
まぁ、英語タイトルも良く分かりませんが、、。

英語サブタイトルが幸い付随していたので、字幕表示で観れたのですが、一回目はストーリーに頻繁に登場する肝心の金融専門用語が良く理解できず、最初40分程見てギブアップし寝ました。
(因みに、要になる用語には、工夫を凝らした解説が途中に入ります。)

これじゃイカンと、2回目はネットで解説を色々読んで前知識を仕込んでから観ました。

しかし、それでもスッキリせず。
私としては異例の3回連続鑑賞となりました。

以下、多少ネタバレあり。

で、最終的にスッキリしたかと云うと、やはり疑問点も残りました。

2008年のリーマン・ブラザーズ破綻前後の時代を扱った物語です。

6人(内2人の若者は、ブラッド・ピット(Brad Pitt)扮する引退したバンカーの協力で勝利を得る。)の時流に反した決断で勝利する者達を描いています。

それぞれクセの有る者達ばかりなんですが、なかでも一番のクセ持ちはスティーヴ・カレル(Steve Carell)扮するウォール・ストリート(Wall Street)に在るファンド会社のマネージャーです。

彼とその部下4人とのやり取りが、血圧で血管が破裂するのではと心配になる程の大盛り上がり。
これがヒジョーに面白い。

その彼が、大儲けした後、買っておいたCDS (Credit Default Swap、金融派生商品の一種でリスク回避の保険の様なモノらしい。)を売るかどうかで大いに悩む場面が最後に登場します。

売れば、何ビリオン?の価値ある証券を、部下のヤイヤイの催促にも関わらず、何故かなかなか売らないんですね。(最後は、結局売りますが。)

この場面で、彼を躊躇させていたモノは一体何だったのか?
貧乏人のささやかな夢を踏みにじって儲けたと云う罪悪感によるものだったのか?

もう一回観直してもいいのですが、次回観るなら日本語版ですね。

それにしても、この背景になっている2005~06年頃のサブプライム・ローン全盛期は確かに狂乱の時代でした。

私もローン組み直してキャッシュ・アウトしたのですが、申し込み書類に書き込んだ収入なんて、担当者の言うままのいい加減なものでした。

それでも、直ぐにOKとなりました。
ろくに調べもしなかったのは明らかでした。
(本作の中でも、ローン申込者が犬の名前だったと云う笑い話が挿入されています。)

でも、エエ加減な事で得たモノは、やはりエエ加減なモノに消えて行く運命なんですね。
私は身を持って学びました。







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