Gerald'sGame

スティーヴン・キング(Stephen King)が1992年に書き下ろした「ジェラルドのゲーム(Gerald's Game)」を読みました。

以下、ネタバレあり。

以前、キングの1993年作「ドローレス・クレイボーン(Dolores Claiborne)」を読んだのですが、翻訳者の矢野浩三郎が、「ジェラルドのゲーム」と云う同時期の作品と関連していると「訳者あとがき」で書かれていました。

カナダと国境を接する米国東北部のメイン(Main)州で、1963年7月20日に観測された僅か4分間の皆既日食中に、主人公達が経験した出来事が両作品の主要テーマの一つになっています。

肌寒い10月の或る日、子供の居ない中年カップルのジェラルド(弁護士)と妻ジェシーは、メイン州の架空の湖カシュワカマク(Kashwakamak)湖畔の高級別荘へバケーションに出かけます。

この日の為にコネを駆使して入手した特別製の手錠を、ジェラルドは持参します。
その手錠を使って妻をベッドに緊縛するつもりなのです。

しかし、思わぬハプニングが起こります。

張り切り過ぎたジェラルドは、プレー直前に過剰エキサイトによる心臓麻痺で死んでしまうのです。
キングには珍しいコミカル調です。

1人残されたジェシーは、さぁ大変

簡単に外れない特別仕様の手錠で両手を拘束され、パンツ一丁のあられもない姿でベッドに仰向けになった状態で1人取り残されます。

季節外れの別荘地には、全く人気が無く(だから、夫ジェラルドがイヤラシイ企みを思いついた。)腹を空かした獰猛な野犬が一匹うろついているだけです。

泣けど喚けど誰も来ません。

犬に襲われぬ前に、ジェシーは手錠を外そうと必死にもがくのですが、、、
特注の手錠は容易くは外れません。

その様な絶望的状況下で、ジェシーは過去の色々な出来事を朦朧としながら思い出していきます。

でも、彼女が見たのは妄想だけではなかったんですね。

血の飛び散る気持ちの悪い場面も登場しますが、この手の話が好きな方には一読をお勧めします。

近所の図書館で1.5ドルで買った原本も手元にあり、英語の勉強にも大いに役立ちました。







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