KeiAkagiPiano

先週水曜日(4月19日)夜、UCI(University of California, Irvine)内に在るコンサート・ホール、Barclay Theatreにて、ピアニスト、ケイ赤城、東京トリオのジャズ・コンサートがありました。

BarclayTheater

平日の夜8時スタートにも関わらず、ほぼ満席(一階のみ300人程度か?)の盛況でした。

KeiAkagi

ケイ赤城は、1996年UCI(カリフォルニア大学アーバイン校)で音楽講師として教鞭を執り始め、2000年からは同大学芸術学部教授としてジャズ理論、歴史、実技などの講義を行っています。(同氏のウエッブサイトより抜粋)

既に何度も(私が観ただけでも計3回)東京よりトップ・ジャズミュージシャンを呼び寄せ当地にてライブ演奏を行っています。

TokyoTrio

今回のメンバーは、2年前と同じで、若手ジャズベース奏者のホープ、若井俊也、そしてケイが絶大な信頼を寄せるベテランドラマー本田珠也でした。

15分のインターミッションを挟んで前半の演奏曲は、ケイの最新アルバム"Contrast & Form"からの選曲がメインでした。

前半

1. Playground - The Dog and The Snake
アルバムには、含まれていないイントロが数分ありました。
出だしの「ガッン!!」と来た硬質なピアノを聴いただけで、もうケイ赤城と云う感じでした。

追従する、ベース、ドラムとも十分にアブストラクトなノリですが、決して無調にならないのがこのトリオの魅力の一つです。
やがて、ピアノが7拍子のリフを弾き始めこの曲がスタートしました。

2. Simply Five
コンサート開始前に飲んだビールの為、不覚にも小用を足しに急遽トイレに駆け込むと云う失態の為、出だし数分が聴けませんでした。

ケイの曲としては、比較的聴き易い8ビート(と云ってもロックではありませんが。笑)の曲でした。

3. The Rain and The Frog
ピアノの裏拍にベースとドラムが入ると云うある意味高度なテクニックでスタート。
ケイ赤城トリオらしい曲です。

途中で、ベースとドラムの迫力一杯の高速掛け合いパートになり、これがまた無茶恰好良かった。

4. Mr. Pastorius
次に、ケイには珍しくシングル・トーンでスローバラードを弾き出しました。
その内、聴いた事があるメロディーの断片が徐々に登場。

ナナント!!マイルスがお気に入りだった曲の一つ"Mr. Pastorius (composed by Marcus Miller)"でした。
これは、今夜前半のハイライトでした。

因みに、ケイは自己の1998年アルバム、"New Smiles and Traveled Miles"でこの曲をレコーディングしています。ベースは今夜のゲスト奏者の一人、Darek Oles

5. Count Nine
一拍3連と2拍3連を繰り返すリフをベースが刻み、その上をピアノとドラムが大暴れすると云うケイには珍しいノリノリの曲。

ラテンタッチと云えばそうなんですが、なんせケイと珠也なんで通常のラテンのノリとは勿論違います。
詳細はCDで聴いて下さい。

後半

JamesNewton

一曲目、 Liquid Blue (From Year2007 Album "Liquid Blue")の演奏後、ケイと珠也はそのまま残り、今夜のゲスト、James Newton@Flute, Darek Oles@Bassの二人が加わりました。

DareckOles


二人とも、ケイの職場仲間でかつ昔のバンド仲間でもある旧知の間柄との事。

計3曲演奏しました。
まず、Eric Dolphy作、アルバム"Out To Lunch"収録の"Gazzelloni"でスタートしました。

ミディアム4ビートで演奏されたこの曲は、間違いなく今夜のハイライトでした。
余りに恰好良かったので、帰宅後直ぐに、Ericの原曲を聴き直し比べたのですが明らかに今夜の方が良かったです。

原曲のヒョロヒョロと鳴るヴイブに代わりピアノが入っただけでこうも違うのか!!と思わせる演奏でした。
これは、レコーディング希望ですね。>ケイさん。

因みに、珠也のドラムも原曲のトニー・ウイリアムス(Tony Williams)に負けていなかったです。

残り2曲は日本人作曲家「アリマ」さんの曲とデューク・エリントン(Duke Ellington)作の"Black and Tan Fancy"でした。

初めて聞く名前の曲で、イタリア料理ぽい名前の"Gazzelloni"だけで、私は十分にお腹一杯でした。

この後、東京トリオに戻り2015年アルバム"Circlepoint"より変態曲(失礼!)「資格外活動」を演奏しました。

今回、ケイは日本語タイトル名を"Activities for which you are not qualified under the provisions of not immigrant visa"と英訳し大いに笑いを取っていました。

アンコールは、名前不明のバラードでした。






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