GeriAllen

女性ジャズ・ピアニストとして確固たる存在感のあったジェリ・アレン(Geri Allen)が、先週火曜日(6月27日)に癌により亡くなりました。
享年60歳との事、残念です。

私が彼女の名前、演奏を初めてCDで聴いたのは89年に録音されたチャーリー・ヘイデン(Charlie Haden)名義のモントリオール・ジャズ・フェスティバルのライブ録音盤、「モントリオール・テープ(The Montreal Tapes)」だったと思います。

ドラムがポール・モ チアン(Paul Motian)でもあり、フリーにドドッと突入してもいいのですが、そうはならず伝統的なジャズを踏まえたモダンなプレイで対抗していました。

ヘイデンの有名曲「ファースト・ソング(First Song)」では、バラードもそつなくこなしていました。

同時期の演奏を何枚か入手し聴いたのですが、まぁ、当たり外れはあるようです。

一応、ジェリの隠れファン(笑)だった私は、機会が在ればライブを観てみたいと思っていました。

そして、やっと訪れたチャンスが、2013年8月のハリウッド・ボール(Hollywood Bowl)の恒例サマー・ジャズ・コンサートでした。

ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)カルテットの前座としてジェリのトリオ: エスペランザ・スポーディング(Esperanza Spalding, Bass)テリー・リン・キャリントン(Terri Lyne Carrington, Drums)が登場予定でした。

前売りチケットを購入し楽しみに待っていたのですが、当時存命中だった親父の様態急変の為、急遽帰国となり結局行けず仕舞でした。

その後、昨年(2016年)2月26日に、当地のUCI(University California Irvine)で、"UCI Festival Of Contemporary African Culture"と厳めしい名前のフリー・コンサートがありました。

出演予定者一覧を見ていたらナナント!ジェリの名前があるではないですか

無料でもあるし、当然会場に駆けつけたのですが何となく様子が変でした。

ステージはあるのですが、やたらとコンピューター機器が置かれており太いケーブルが何本も走っていました。

実は、ライブと云ってもインターネット利用のライブで、ジェリは講師をしていたThe University of Pittsburghからインターネットを経由し、San Francisco Jazz Center そしてUCI音楽学部のミュージシャン達とのジャムセッションでした。

そしてそれから1年余り。
突然のジェリの死去。
もうこれで永遠に彼女のライブは観れなくなってしまいました。
RIP to Ms. Geri Allen !!







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