半島を出よ上

2005年に、幻冬舎から刊行された村上龍の小説「半島を出よ」を読みました。

文庫本上下合わせて1,000ページ余りの大作です。
10年以上昔の作品ですが、膨大な資料を駆使して書かれた内容は全く古さを感じさせません。

時代設定は2011年、主要舞台は九州福岡県です。
地名が多出するので地元の人は、一層興味深く読めると思います。

半島を出よ下

偽装漁船に乗った9人の北朝鮮特殊部隊コマンドが、開幕ゲーム中の福岡ドームに侵入し満員の観客を人質に取ってドームを占拠します。

ドームの人質を殺害するとの警告を受けた日本政府は手も足も出ません。

その隙を狙って2時間後に、北朝鮮から飛来した500人の兵士がドーム周辺に着地します。


一方、北朝鮮政府は彼らは北朝鮮の反乱軍であり、日本政府の要請があれば討伐軍を送る用意があるとの声明を発表し、北朝鮮とは何の関係も無い事を強調します。

反乱軍と称される彼らは、九州に独立国を作る事が目的であるとの声明を発表します。
その実現の為に、さらに12万人にも及ぶ追加兵士を北朝鮮から呼び寄せる計画を明らかにします。

やがて、巧妙に練られた作戦を次々と実行していく反乱軍に地元住民も徐々に懐柔されていきます。

とまぁ、こんな具合に緊迫度を持った展開で話はドンドン進んでいきます。

どう結末をつけるのかと思っていたら、流石、村上龍。
奇想天外な結末をつけてくれます。

世間からあぶれた若者達が多数登場しますが、その彼らの人物描写がかなりユニークで面白いです。

まぁ、続きは本を読んでのお楽しみと云う事で。
失礼しました。







-----------------------------------------------------------------
クリックをお願い致します。
ありがとう御座いました。


にほんブログ村 海外生活ブログ 国際生活へ
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ