2007年07月31日

狂犬病〜もし、咬まれたらすぐに医療機関へ

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本日は、最近日本ではほとんど聞かれなくなった「狂犬病」について。
海外では、まだまだ衛生状態や動物の管理面の問題から少なくない病気です。
かわいいからといって気軽に動物に触れてしまうと、
様々なリスクが潜んでいますので、ぜひご注意ください!


狂犬病〜もし、咬まれたらすぐに医療機関へ

※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための
参考情報です。本情報が発出されていないからといって、
安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を
禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に
合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

1.狂犬病の発生状況
  狂犬病は南極大陸を除くすべての大陸で発生が確認されている感染症で
 す。アジア、中南米、アフリカの多くの地域で発生が確認され、北米、欧
 州の一部地域でも現在も存在しています。毎年、世界中で5万人以上の人が
 狂犬病感染が原因で死亡しており、特にインド、中国などアジアを中心と
 した地域で多く発生しています。中国においては、2007年1月から6月まで
 の間で1,395人が発病、1,136人が死亡しており、2007年7月6日に北京市衛
 生局は6月に野良犬に咬まれた22才の男性が7月4日に死亡したと発表しまし
 た。日本では狂犬病が撲滅されているため、その危険性を忘れがちです
 が、2006年8月に、フィリピンで犬に咬まれた日本人が帰国後に発症、死亡
 する事例が発生しました。世界各国では現在も感染者が存在する病気なの
 で、海外に渡航、滞在される方は以下の点に御留意ください。

2.狂犬病について
(1)感染源
   狂犬病は、日本では撲滅された感染症ですが、世界中で感染者が出て
  います。狂「犬」病という名称ですが、犬に限らず、猫やイタチ等他の
  哺乳動物(北米ではアライグマ、スカンク、コウモリ、欧州ではキツネ、
  アフリカではジャッカルやマングース、その他牛や馬など)からも感染
  することがあります。狂犬病に感染した犬等の動物に咬まれることで、
  その傷口からウイルスが体内に侵入します。

(2)症状
   ヒトの場合、潜伏期間は9日〜数年(通常20〜60日程度)で、発病率は
  32〜64%(発病するかどうかは咬まれた傷口の大きさや体内に入ったウ
  イルスの量などで大きく変わってきます)で、発病した場合はほぼ100%
  死亡します。症状は発熱、頭痛、嘔吐などに始まり、次いで筋肉の緊
  張、けいれん、幻覚が現れます。犬の遠吠えのようなうなり声をあげ、
  よだれを大量に流し、昏睡、呼吸麻痺が起き、死に至ります。

(3)予防方法
 (イ)動物にむやみに手を出さない。
    日本人は犬や猫を見ると無防備に手を出したり、撫でたり、手から
   直接餌を与えたりしますが、むやみに犬や猫、その他の動物に手を出
   さないようにしてください。他人のペットであっても要注意です。
 (ロ)具合の悪そうな動物には近づかない。
    狂犬病の犬は、多量のよだれを垂らし、物に咬みつく、無意味にう
   ろうろするなど独特の行動をします。
 (ハ)予防接種(暴露前接種)
    渡航、滞在先で動物を対象に活動する場合や付近に医療機関がない
   地域に滞在する場合、事前に狂犬病ワクチンを接種することをお勧め
   します。狂犬病ワクチンは初回接種後、30日目、6〜12か月後の計3回
   接種します。予防接種は日本国内の各検疫所等で受けることができま
   す。

(4)万一犬猫等に咬まれた場合の対策
   狂犬病にかかっているおそれのある動物に咬まれてしまった場合、ま
  ず、直ちに十分に石けんを使って水洗いをします(傷口を口で吸い出し
  たりしない)。その後、すぐに医療機関で傷口を治療し、ワクチン接種
  をします。発病前であれば、ワクチンの接種は効果があると考えられて
  いますので、必ず接種してください(破傷風トキソイドワクチンを未接
  種の方は狂犬病ワクチンの接種と共に、破傷風トキソイドワクチンの接
  種も必ず受けてください。)。事前に狂犬病の予防接種を受けている場
  合でも、狂犬病にかかっているおそれのある動物に咬まれた場合は治療
  を目的としたワクチン追加接種が必要となりますので、必ず医療機関を
  受診してください。また、現地医療機関での受診の有無にかかわらず、
  帰国時に検疫所(健康相談室)に御相談ください。






(問い合わせ先)
 ○外務省領事局政策課(海外医療情報)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
 ○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/


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