本の世界

本を読むこと、きっと「人間」にしかできないことですね。一冊の本がときには人の運命を変えることさえあります。 一冊の本の世界には冒険やまだ見ぬ世界への誘惑・憧憬があり、私達の心をワクワクさせます。

小説など文学が中心の読後感想を掲載しています。何冊心に残る「本」に出会えるのでしょうか。訪問者の皆さん、いい「本」に出会えたらご紹介ください。ルポルタージュやエッセイももちろん読んでいます。最近は、写真集にも興味が湧いてきました。特に遺跡などに惹かれますね。「隣」の芝生<文化や遺跡、人々の生活など>がよく見える!?といわれますが、現地へ行ってみないと自国の良さも分からない。

ブログで読了本についてシェアできる喜び

巡り会った本、読んだ本のことについて、いろいろと書いているわけですが、ここ数年は書く意欲が減退していますね。本を読んでいないわけじゃない、時間がないわけじゃない。書いたり、記録したりすることが億劫になっているんですね。

でも、間が空いても続けましょう!
同じ本を読んだ人と共有できる「こと」が時空を超えて「存在」していると感じられるから。

僕の場合、本の情報収集は、
おもに、立ち寄った書店や新聞の書評欄や広告です。
次に友人からの情報、
そしてネット関連(SNS、メルマガなど)です。

さて、読んだ本を思い出してみよう。

◆黒書院の六兵衛(浅田次郎)
これは読んでおきましょう。

◆君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい(浅田次郎)
浅田節炸裂の軽妙なエッセイです。

◆かわいい自分には旅をさせよ(浅田次郎)
浅田氏のエッセイを読むといつも思うのですが、どこまでが本当でどこまでが嘘なのか、嘘が混じっているのではないか、と思ってしまいます。それが浅田次郎という作家の魅力なんですね。
歴史・時代小説ですっかり騙されてしまって、やられた!と思うことがたびたびあります。所詮、小説は嘘なんです、本当かな?とまた思わせてしまう。
それでも、読んだ後の読後は清涼感があります。生きていく上で大切なものを得たような気がします。 幸福な少年時代、生き別れた母のこと、競馬、小説の奇蹟。人気作家の人生の風景に酔う、単行本未収録多数の傑作エッセイ集。

◆月のしずく(浅田次郎)

◆月島慕情(浅田次郎)

◆夏井いつきの超簡単俳句塾(夏井いつき)
プレバトで人気の「先生」です。

◆室町無頼(垣根亮介)
ちょっと「宮本武蔵」を連想しました。
揺れ動く時代に生きる青年の生きざまを描いています。
多感な青春時代に、時の流れに翻弄されるのはいずこも同じ。

◆応仁の乱 (呉座勇一)
『室町無頼』を読んで、いったい応仁の乱とは何だろう?と思って手に取りました。
どんな時代だったんだろう?
時の為政者たちは、何もできない状態だったですね。

◆脳が読みたくなるストーリーの書き方(リサ・クロン)
この本を読んでから、様々な本を読むうえで、作者はどんな仕掛けを意識しているのかな?と思うようになりました。

◆マチネの終わりに(平野啓一郎)
純文学というものに接していく場合、少しの忍耐がどうしても必要です。テレビドラマやアクション映画のように最初から読者をひきつけるような書き出しは比較的少ないからです。
物事が起きていく場合、様々な伏線があります。それは現実の人生であれば無数の糸で編まれているようなものです。どこかで切れたり、ほつれたり、絡まったりします。これからどうなるのだろう?読者は自分の想像が掻き立てられるところに醍醐味があります。ある結末に向かって数本の糸をたどっていくことになります。

どんな小説にも何かのメッセージを発見するものです。
時は流れるという仮説でいうと今は二度とやってこないし、過去には戻ることはできない。いつも常に時は進むだけです。そして僕たちは確実に死に向かって歩んでいます。僕たちの宇宙にあるものはすべて形あるものは壊れ、生あるものは死に、空になっていきます。

過去の事実は変えられないが、その意味を変えることで、過去の表情を変えることができる。

こんな一つのメッセージを受け止めました。
大変都合の良い解釈です。人の脳はそのように意味づけをして、死に向かいながらも、これからの生の選択肢を探っているのでしょう。

このような小説をじっくり読んでいくと「脳が読みたくなるストーリーの書き方(リサ・クロン)」で解き明かしている物語の構造を知っておくといいですね。本を読むのが別な意味でも楽しめます。


◆醤油・味噌・酢はすごい-三大発酵調味料と日本人(小泉武夫)
辛みその通販もやっているので、興味深く読ませていただきました。

◆大前研一のビジネスモデルの教科書(大前研一)
さすがに大御所ですね。
自分の思考を大胆に提示しています。

◆土の記(高村薫)
文学です。読み進めていく上で、僕の場合、我慢が必要でした。
文章を楽しみながらというわけにはいきませんが、何を表現しているのかを確認しながら読みました。
友人から勧められました。
辞書を引きながら読む小説はそうなかった、そうです。僕も同感。
『マチネの終わりに』でも何回か辞書が必要でした。この小説は読み始めてすぐに辞書を側に置きながらでないと前に進まない。
いやー、文学って辞書が必要なんだ!
我慢するとはそういう作業も必要だという意味です。

また、文章や文体も随分と気なってきます。
情景を含む様々な描写は、「文学的表現」だとよく言われるように、これからのことを暗示したりするイメージを掻き立ててくれます。

そしてなかなか「事(こと)」が起こらない。いつ何が起きるのか?いやすでに起きているのか?

◆男の作法(池波正太郎)
読んでおけばよかったとつくづく思う本ですね。 
単に男として年齢を重ねてばかりで中身のない薄っぺらな自分を恥じるのみ。
30代、40代の方の必読書です!
タイトルに「男」とありますが、女性にとっては男の生態を知る手掛かりになるでしょう。 

◆古文の読解(小西勘一)
タイトルと著者を見て、なつかしいと思う方は僕と同じ世代かな。
当時僕の彼女が普通高校に通っていて、「古文」の勉強をしているというので、どんなものかと思って購入しました。おもしろかった!たまたま本屋の店頭にあったので、甘酸っぱい思春期が頭をもたげてました。今読んでも内容が素晴らしい!小西先生の話口調が絶妙!日本の歴史の勉強にもなります。

女のいない男たち、の喪失感の果てにあるものは

女のいない男たち』(文藝春秋 文庫)村上春樹著
女を愛してしまった男がある理由でそれぞれ女を失ってしまう。
そんな物語6編です。
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6編のタイトルは次のとおりです。
・ ドライブ・マイ・カー
・ イエスタデイ
・ 独立器官
・ シェラザード
・ 木野
・ 女のいない男たち

『ドライブ・マイ・カー』は妻を亡くした俳優の話です。臨時に雇ったさえない女ドライバーと話をしていく中で、亡くなった女優だった妻の浮気が話題になる。いったいなぜ妻は?

『独立器官』は独身の美容整形外科医が多くの女性と関係を持つが、一人の女性を愛してしまう話です。恋をするということ(恋煩い)がどんな結果をもたらすのか?

男が女を愛するということがどんなことなのか?
まあ、そんなに深刻にならずにさらっと読み流してみてください。
男女の心理の妙は、圧倒的に現実の方がバラエティです。
でも、なかなか渦中あるときは自分の心の処理に戸惑うものです。
文学全体に言えることですが、そのときに、こうした小説が役に立つことでしょう。

スーパービジネス(それはおばあちゃんのレシピからはじまった)

『スーパービジネス(それはおばあちゃんのレシピからはじまった)』 フレイザー・ダハティ著 毎日新聞社 イギリス発の「スーパージャム」 という100%果物使用のジャムを知っていますか?


次のヤフー!トレンドニュースで確認してみてください。

祖母のジャムレシピを元に起業! 23歳のスーパー起業家に学ぶ"成功の秘密http://trendnews.yahoo.co.jp/archives/147685/

著者1988年生まれですから、28歳。
14歳の時に、おばあちゃんに秘密のジャムレシピを教わり、15歳で「ダハティのジャム」として販売開始。
18歳になり、ジャム工場操業開始、大手スーパーマーケットに納品を始める。

ダハティ氏がどのように起業していったのかがわかる書籍です。
目次を見るだけでも、参考になるでしょう。

長いですが、目次を記載します。
目次を見ると、起業のストーリーが垣間見えてきます。
また、彼はいったい何に気づき、フォーカスしていったのかも想像できるでしょう

語り口が口語体なので大変読みやすい。


第1章 なぜビジネスを始めるのか
家族の影響
自分自身のボスであること
起業家であること
人生に何を望むか

第2章 スーパーアイデアを思いつく ヒントを見つける
最高のアイデアを思いつく方法
いろいろなことに興味を持つ
市場の隙間
他の会社から刺激を受ける
海外のアイデアを探す
誰かに話してみよう
スーパーシンプルに いいアイデアとはなんだろう?
僕のひらめきの瞬間
昔からある製品を、新しい方法で提供する

第3章 協力者を見つける
ゆっくり育てる
一大決心
メンターを見つける
取締役会を作る
資金調達
補助金とソフトローン
銀行から借りる
出資者を見つける
顧客に支えてもらう
顧客にあなたのアイデアを支持してもらう

第4章 情報収集と、アイデアの売り込み
競合他社を知る
顧客を理解する
適正価格を設定する
商品あった販路を見つける
僕のスーパーアイデアを調べる
ブランドを世に出す
ビジネスプランを書く
製品を売り込む
売り込みで話すべきこと
ウエイトローズに売り込む
ブランドを作る
スーパーヒーローたち
工場を探す
再び売り込む 立ち上がり、再挑戦する
ブランディングの問題を解決する
新しい工場を探す
最後の売り込み

第5章 販売開始
小さく始める
ウェブサイトを作る
スーパージャムのウェブサイト
試験販売
展示会
発売記念パーティー!
発売開始を告知する

第6章 ストーリーを語る
あなたのメッセージは何だろう?
マスコミに語る
記事を書く
いいインタビューをする
国際学生起業家賞
イベントで話す

第7章 売る、売る、売る
売ることへの恐れ
顧客を見つける
売る相手について知る
関係を築く
出版広告
全部与える
ダイレクトメール
オンライン広告
テレビ広告
イベントと展示会
他のブランドと提携する
口コミで売り上げを伸ばす

第8章 顧客を愛する
顧客とより身近な関係に
顧客と話す
愛してくれる人たち、嫌いだという人たち
フィードバックを活かす
すべての手紙に返事を出す
コミュニティ意識をつくる
ザッポスのカスタマーサービス

第9章 社会貢献をする
世界を変えるチャンス
良いことをするビジネス
抗議活動としてのビジネス
ベン&ジェリーズ
売却
三つの価値
利益
社会と環境の持続性
人に影響を与える
一杯の紅茶と笑い
理由を忘れない
環境行動主義

第10章 チームをつくる
ふさわしい人材を集める
スーパージャムの採用活動
フレキシブルな働き方
アウトソーシング
スーパージャムの製造パートナー
中国での生産
クラウドソーシング

第11章 多様化と成長
新しい市場を見つめる
スーパージャムの多様化
手を広げすぎない
世界に打って出る
未来とその先

北村薫さんのタイトルに魅せられて

続・詩歌の待ち伏せ』 北村薫著 文藝春秋


日本には、万葉集から現代歌人(詩人)まで、様々な詩歌があります。
そのひとつひとつを味わうには、あまりにも時間がありません。 

そこで、このような本があるとうれしい。

外国のひとつ詩を翻訳という形で、私たちは接することができます。

翻訳の持つ意味を、本書でも取り上げています。

プレヴェールの「朝食」という詩。
訳者として、内藤濯氏、小笠原豊樹氏、平田文也氏、北川冬彦氏、大岡信氏の6人の訳詩を比較しています。
その国の時代背景も併せて、詩の成立と意味に迫っていきます。
この辺は、推理の力を感じてしまいます。

著者は作家として生計を立てていく前は、高校で国語の教鞭をとっていたそうです。

そうそう、本書のカバーデザインとイラストを気に入っています。 

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起業に効く2冊

起業するならこの1冊(時代が動けば起業のチャンス) 』 馬渡晃著 自由国民社
事例から設立書式などまで網羅しています。
223ページの量ですが、起業のアウトラインを確認しておくには最適な1冊。

スーパービジネス(それはおばあちゃんのレシピからはじまった)』 フレイザー・ダハティ著 毎日新聞社 
イギリス発の「スーパージャム」 という100%果物使用のジャムを知っていますか?

次のヤフー!トレンドニュースで確認してみてください。
祖母のジャムレシピを元に起業! 23歳のスーパー起業家に学ぶ"成功の秘密http://trendnews.yahoo.co.jp/archives/147685/

著者1988年生まれですから、28歳。
14歳の時に、おばあちゃんに秘密のジャムレシピを教わり、15歳で「ダハティのジャム」として販売開始。
18歳になり、ジャム工場操業開始、大手スーパーマーケットに納品を始める。

ダハティ氏がどのように起業していったのかがわかる書籍です。
目次を見ると、起業のストーリーが垣間見えてきます。

語り口が口語体なので大変読みやすい。

第1章 なぜビジネスを始めるのか
第2章 スーパーアイデアを思いつく
第3章 協力者を見つける
第4章 情報収集と、アイデアの売り込み
第5章 販売開始 
第6章 ストーリーを語る
第7章 売る、売る、売る
第8章 顧客を愛する
第9章 社会貢献をする
第10章 チームをつくる
第11章 多様化と成長 

集客ができれば…、マーケティングに関する4冊の書籍です。

面白いビジネス書籍を紹介します。

市場独占マーケティング』ダニエル・プリーストリー(Daniel Priestley)著
集客の問題が解決すれば、ビジネスでは大半の問題が解決すると言っても言い過ぎでないかもしれません。 本書『1日で3ヶ月分の顧客を集める「市場独占マーケティング」』のテーマです。
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次のような疑問に答えてくれます。

なぜ、特定の商品やサービスに 人は惹きつけられるのか ?
意図的に売り手よりも買い手の方がはるかに多い「売り手市場」を作れるとしたら?

買い手の数を売り手より増やす隠れた4つの仕掛けとは。
行列のできるレストランや予約でいっぱいのコンサルタントの秘密とは。
小さな会社でもその業界で一瞬で唯一の存在になれる簡単な方法とは。


次の3冊も面白い内容ですよ。
コンテンツ・マーケティング64の法則
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脳科学マーケティング 100の心理技術
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