2010年10月28日
菅総理の発言(デモンストレーション)
『日本政府のデモンストレーションに過ぎない』
これは菅総理が名古屋で開催されていますCOP10で表明した総額1620億円の資金拠出表明に対して出された反応のひとつです。
なぜこのような反応が出るのかと言いますと、この1620億円の支援は「新規」の支援ではなく、既存のODAを使うものであり、資金を受け取る途上国からすれば、何ら援助が増える訳ではないからです。
<菅総理 スケジュール>
10時34分 のぞみ19号で名古屋駅着
10時53分 名古屋国際会議場着
11時28分 COP10閣僚会合開会式に参加
<9分間>
11時37分 会議場出発>名古屋観光ホテルへ
12時46分 総理主催レセプション出席
<32分>
13時18分 途中退席>名古屋駅へ
13時53分 のぞみ24号にて東京へ
上記のスケジュールからみますと、菅総理は閣僚会合開会式<9分>の間に、この1620億円の支援を表明し、そそくさと退席したことになりますが外国閣僚との会談は全く行われず、唯一、名古屋観光ホテルでガボンの大統領と20分余り会談したにすぎません。
勿論、今回COP10に参加してきている閣僚は環境大臣クラスであり、総理大臣が会談する相手ではないかも知れませんが、それでもわずか<9分>しか居なかったという事実は、『日本は本当に環境問題を考えているのか?』と疑問を持たれても不思議ではありません。
今回のCOP10では、イギリスは5年間で「新規」に森林保全対策に130億円、海洋保護区設定に1億円の支援を表明しており、こちらの方が金額がはるかに低いですが、「新規」という金額であり評価を受けているのは皮肉としか言いようがありません。
日本は『大口をたたく国』とみられ、蔑まれるようなことを繰り返していますが、イギリスのように財政難でイギリス国民が苦しんでいる中、何とか工面してこれだけ支援します、という方がよほど好感を持って迎え入れられます。
イギリスは年間26億円の支援ですが、この金額であれば日本の国会議員を25人減らせば十分です。
国会への出席率の悪い議員を下から25人カットすれば26億円など十分捻出できますが、果たしてこのような「事業仕訳」が民主党に出来るでしょうか?
これは菅総理が名古屋で開催されていますCOP10で表明した総額1620億円の資金拠出表明に対して出された反応のひとつです。
なぜこのような反応が出るのかと言いますと、この1620億円の支援は「新規」の支援ではなく、既存のODAを使うものであり、資金を受け取る途上国からすれば、何ら援助が増える訳ではないからです。
<菅総理 スケジュール>
10時34分 のぞみ19号で名古屋駅着
10時53分 名古屋国際会議場着
11時28分 COP10閣僚会合開会式に参加
<9分間>
11時37分 会議場出発>名古屋観光ホテルへ
12時46分 総理主催レセプション出席
<32分>
13時18分 途中退席>名古屋駅へ
13時53分 のぞみ24号にて東京へ
上記のスケジュールからみますと、菅総理は閣僚会合開会式<9分>の間に、この1620億円の支援を表明し、そそくさと退席したことになりますが外国閣僚との会談は全く行われず、唯一、名古屋観光ホテルでガボンの大統領と20分余り会談したにすぎません。
勿論、今回COP10に参加してきている閣僚は環境大臣クラスであり、総理大臣が会談する相手ではないかも知れませんが、それでもわずか<9分>しか居なかったという事実は、『日本は本当に環境問題を考えているのか?』と疑問を持たれても不思議ではありません。
今回のCOP10では、イギリスは5年間で「新規」に森林保全対策に130億円、海洋保護区設定に1億円の支援を表明しており、こちらの方が金額がはるかに低いですが、「新規」という金額であり評価を受けているのは皮肉としか言いようがありません。
日本は『大口をたたく国』とみられ、蔑まれるようなことを繰り返していますが、イギリスのように財政難でイギリス国民が苦しんでいる中、何とか工面してこれだけ支援します、という方がよほど好感を持って迎え入れられます。
イギリスは年間26億円の支援ですが、この金額であれば日本の国会議員を25人減らせば十分です。
国会への出席率の悪い議員を下から25人カットすれば26億円など十分捻出できますが、果たしてこのような「事業仕訳」が民主党に出来るでしょうか?
nevada_report at 11:57|Permalink│
次第に明らかになってくるギリシャの実情
世界中の金融市場関係者はギリシャ問題は終わったとギリシャを見ないようにしていますが、今まで隠されてきた実態が徐々に明らかにされてきています。
<財政赤字対GDP比>
2009年当初 3%以下
2009年10月4日以前 6%
2009年10月4日以降 12.5%
現在 15%以上
当初想定されていた比率の5倍以上に拡大するとされているのです。
今後、金融市場は隠された「実態悪」をどこまで無視して突っ走るのかですが、金融緩和で何とか封印をしてきている「危機」ですが、いつまでもふたをすることは不可能であり、近々にふたがとれ、とんでもない「実態」が表面化します。
その時、世界中の金融市場関係者は「知らなかった」とうそぶくでしょうが、何も知らさせれてこなかった一般人は『なんのための金融緩和だったのか』と怒るでしょうが、その時にはすべて手遅れとなります。
<財政赤字対GDP比>
2009年当初 3%以下
2009年10月4日以前 6%
2009年10月4日以降 12.5%
現在 15%以上
当初想定されていた比率の5倍以上に拡大するとされているのです。
今後、金融市場は隠された「実態悪」をどこまで無視して突っ走るのかですが、金融緩和で何とか封印をしてきている「危機」ですが、いつまでもふたをすることは不可能であり、近々にふたがとれ、とんでもない「実態」が表面化します。
その時、世界中の金融市場関係者は「知らなかった」とうそぶくでしょうが、何も知らさせれてこなかった一般人は『なんのための金融緩和だったのか』と怒るでしょうが、その時にはすべて手遅れとなります。
nevada_report at 08:34|Permalink│
急騰してきた金利(米国)
アメリカの30年国債の利回りが4.04%と4%を超えてきており、FRBの金融緩和を「無視」するかのような動きになってきており、これを見てNYダウが120ドル以上下落し、金も原油も比較的大きな下落を見せてきています。
市場で何かが変わりつつあり、この変化にいち早く気づいた投資家が、資金を金融市場から逃がしていると言えます。
*この11月初めから12月上旬にかけて、サザビーズ・クリスティーズオークションの大オークション、アンティーク金貨のオークションが目白押しであり、資産家は
これらオークション用に金融資産の現金化を急いでいるのかも知れません。
この先、NYダウの200〜300ドルの下落、金の30〜50ドルの下落(最後には100ドルを超える下落)、原油の急落、為替市場の大変動が順に(または同時に)起これば、金融市場の破壊が本格的に始まったと言えます。
今晩のNY市場が持ちこたえることが出来るか、どうかですが、「金利の急騰」が起こった後に株価の暴落が襲いますがそれが今回に当てはまるのかどうか。
市場で何かが変わりつつあり、この変化にいち早く気づいた投資家が、資金を金融市場から逃がしていると言えます。
*この11月初めから12月上旬にかけて、サザビーズ・クリスティーズオークションの大オークション、アンティーク金貨のオークションが目白押しであり、資産家は
これらオークション用に金融資産の現金化を急いでいるのかも知れません。
この先、NYダウの200〜300ドルの下落、金の30〜50ドルの下落(最後には100ドルを超える下落)、原油の急落、為替市場の大変動が順に(または同時に)起これば、金融市場の破壊が本格的に始まったと言えます。
今晩のNY市場が持ちこたえることが出来るか、どうかですが、「金利の急騰」が起こった後に株価の暴落が襲いますがそれが今回に当てはまるのかどうか。
nevada_report at 00:12|Permalink│
2010年10月27日
クリントン国務長官の訪日キャンセル
アメリカ政府は、11月10日、11日に横浜にて開催されますAPEC閣僚会議にクリントン国務長官を送らず、代理としてスタインバーグ国務副長官が出席すると発表していますが、閣僚会合にアメリカが「大臣」を派遣しないのは極めて異例の事態ですが、そもそもAPEC自体が存在価値をなくしているとアメリカは判断しており、これは当初から想定されていたことになります。
ただ、日本政府としては韓国のG20開催に対抗する意味もあり、何とかAPEC開催を日本(横浜)に誘致し韓国と張り合うことにしていましたが、あえなく「日本丸」は撃沈となったのです。
これで日本としては、「もし」中国も参加を見送り、韓国、ロシアも参加を見送ってくれば日本のメンツは丸つぶれになります。
因みに、クリントン国務長官は、このAPEC開催期間中、アジア歴訪をする予定であり、ベトナム・カンボジア・オーストラリア等を訪問する予定になっています。
APECとは、「アジア太平洋」経済協力会議であり、今回、クリントン国務長官がこれら「アジア・太平洋地域」を歴訪するということは、何も横浜でAPEC閣僚会議を開かなくてもよくなります。
見事な【日本無視策】をアメリカはとってきましたが、この事態に菅総理はじめ民主党政権は殆ど反応を示していません。
かえって「警備が楽になってよかった」と思っている節があるくらいです。
また、アメリカ政府は前原外務大臣を今日、27日にハワイに呼んでおり、ここで日米協議に入りますが、表向きはともかくどのような「通告」を受けるのか。
表向きの会談発表の裏に、恐ろしい「通告」がされるかも知れません。
ただ、日本政府としては韓国のG20開催に対抗する意味もあり、何とかAPEC開催を日本(横浜)に誘致し韓国と張り合うことにしていましたが、あえなく「日本丸」は撃沈となったのです。
これで日本としては、「もし」中国も参加を見送り、韓国、ロシアも参加を見送ってくれば日本のメンツは丸つぶれになります。
因みに、クリントン国務長官は、このAPEC開催期間中、アジア歴訪をする予定であり、ベトナム・カンボジア・オーストラリア等を訪問する予定になっています。
APECとは、「アジア太平洋」経済協力会議であり、今回、クリントン国務長官がこれら「アジア・太平洋地域」を歴訪するということは、何も横浜でAPEC閣僚会議を開かなくてもよくなります。
見事な【日本無視策】をアメリカはとってきましたが、この事態に菅総理はじめ民主党政権は殆ど反応を示していません。
かえって「警備が楽になってよかった」と思っている節があるくらいです。
また、アメリカ政府は前原外務大臣を今日、27日にハワイに呼んでおり、ここで日米協議に入りますが、表向きはともかくどのような「通告」を受けるのか。
表向きの会談発表の裏に、恐ろしい「通告」がされるかも知れません。
nevada_report at 18:28|Permalink│
何か変な金融市場
日経平均は9円余り上昇して引けていますが、TOPIXは−0.18となり、値上がり・値下がり銘柄数も値上がり(670)に対して値下がり(804)と値下がり銘柄数の方が多くなっていました。
全般には値下がりしていた相場になりますが、【三菱UFJ】が後場更に値下がりし、出来高も1億株超と東証一部トップになってきています。
終値 373円(−7円:−1.84%)
また、3大メガバンク株がそろって値下がりしており、雰囲気的には嫌な雰囲気となってきています。
ところで、今日の値上がり1位・2位を見れば、昨日より悲惨となっています。
1位 C&I HLDG 終値 4円(+1円:+33.33%)
2位 シルバー精工 終値 5円(+1円:+25.00%)
4円、5円の株が東証に上場していることが問題ではありますが、このような超低位株が買われる今の相場は非常に危険な兆候とも言えます。
もっとまともな株があるにもかかわらず、「際物」が買われる市場は、『ばくち場』と変わりません。
今の金融市場を見ますと、ポンドが急騰したり、豪ドルが急落したり、と乱高下が激しくなってきており、金も急落・上昇を繰り返し、またここにきまして値下がりしてきており何か変な雰囲気になってきていると言えます。
金融緩和バブル相場の終焉かも知れませんが、異変が次から次へと起これば、それは異変ではなくなり、異常事態になります。
その時期が迫ってきたのかも知れません・
全般には値下がりしていた相場になりますが、【三菱UFJ】が後場更に値下がりし、出来高も1億株超と東証一部トップになってきています。
終値 373円(−7円:−1.84%)
また、3大メガバンク株がそろって値下がりしており、雰囲気的には嫌な雰囲気となってきています。
ところで、今日の値上がり1位・2位を見れば、昨日より悲惨となっています。
1位 C&I HLDG 終値 4円(+1円:+33.33%)
2位 シルバー精工 終値 5円(+1円:+25.00%)
4円、5円の株が東証に上場していることが問題ではありますが、このような超低位株が買われる今の相場は非常に危険な兆候とも言えます。
もっとまともな株があるにもかかわらず、「際物」が買われる市場は、『ばくち場』と変わりません。
今の金融市場を見ますと、ポンドが急騰したり、豪ドルが急落したり、と乱高下が激しくなってきており、金も急落・上昇を繰り返し、またここにきまして値下がりしてきており何か変な雰囲気になってきていると言えます。
金融緩和バブル相場の終焉かも知れませんが、異変が次から次へと起これば、それは異変ではなくなり、異常事態になります。
その時期が迫ってきたのかも知れません・
nevada_report at 16:08|Permalink│