2014年12月17日

危機的状況(ルーブル暴落:ロシア中銀第一副総裁)

ロシア中銀のシベツォフ第一副総裁は、1ドル70ルーブルを突破したルーブル暴落を受けて緊急の会見を開き、『危機的状況である』との発言を行ったと報道されています。

恐らくここで中銀は介入を行うのでしょうが、効果ある介入ではなく、¨アリバイ作りの介入¨となるはずであり、予定通り1ドル100ルーブルまで暴落し取引停止となるのかも知れません。

また原油先物価格は更に3%の下落を見せており、1バーレル54ドル台にまで下落しています。
1バーレル50ドルを割り込むのは時間の問題かも知れませんが、それで終わりでなく、始まりだとすれば、今後世界経済はどうなるでしょうか?
資源国通貨が売られている中、暴落する通貨がどこかによって次なる危機がどうなるか変わります。




nevada_report at 00:21|Permalink

2014年12月16日

オークション事情(その16)



世界中のオークションに参加してみますと、その国によってオークションの形態や進め方が違うのがわかります。

例えばイギリスとアメリカのオークションとでは、格式が全く違い、イギリスのオークションに参加する際にはある程度服装に注意しなくてはいけないのですが、アメリカのオークションではそのような格式はほぼなく、みな、勝手気ままな格好でオークションに来ています。

イギリスでも普通の服でくる人もいますが、回りからそれなりの人物として見られるだけであり、肩身の狭い思いをすることになります。
*イギリスでリッツホテルのアフタヌーンティーの際に男性はネクタイないしは蝶ネクタイ着用を求められる程であり、着用なき者は入れて貰えません。

『たかがアフタヌーンティーごときで』と思う人は『どうぞお引き取り下さい』となります。

紳士淑女(富裕層)の社交場とも言えるアフタヌーン一ティーやオークション会場にはそれなりの服装が求められるものであり、これはイギリスの歴史そのものと言えます。

アメリカには伝統とも言える歴史はありませんから服装も自由なのでしょうが、個人的にはイギリスの格式あるオークションが好きで今後はイギリスやジュネーブと言ったヨーロッパの格式あるオークションを中心に参加していきたいと思っています。





nevada_report at 23:19|Permalink

報道(制御不能に陥った中国鉄鋼輸出)

中国の鉄鋼需要が激減し、過剰生産量は1億トン台と言われていましたが、今やそれが3億トン台にまで激増し、過剰生産・在庫をダンピング輸出していると中国で報じられています。

しかもこのダンピング輸出ですが、通常の鉄鋼として輸出しているのではなく、価格の高い合金として輸出しているとされており、統計数字があわなくなっており、市場に混乱が生じていると言われています。

この合金扱い輸出の理由は、輸出還付金が9〜13%入り、かつ輸入国では関税が無税(マレーシアは20%)となっており、あわせれば30%程のダンピングが出来る計算になります。

しかも中国の鉄鋼メーカーのほとんどが赤字操業に陥っており、かつ在庫が急増しているとされており、
どのような価格でも輸出して現金を回収する動きに入っているとすれば、日本の鉄鋼業界はひとたまりもありません。
何せ日本の鉄鋼生産量は1億トン余りであり、中国の過剰生産量は3億トンとも言われているからです。

いつまでも赤字輸出が出来る訳ではありませんので、今後多くの鉄鋼会社が倒産、しその倒産会社から膨大な鉄鋼製品がダンピング価格で世界中に輸出されれば、世界中は鉄鋼価格は暴落します。
原油価格暴落に続き、2次製品価格まで暴落するようになれば、過剰債務下の世界はひとたまりもありません。

世界は最悪の事態に陥ることになりますが、最も影響を受けるのは世界最大の財政赤字を抱える日本であり、
1,000兆円を超える債務をデフレを前に解消させることは不可能となります。








nevada_report at 12:40|Permalink

ほぼ半値になった原油・ガソリンと元本消失

原油価格とガソリン価格(ニューヨーク市場)は、高値からほぼ半値になっており、どこで下げ止まるか全く分からない状態になっていると言われていますが、世界経済の悪化もあり、需要が急速に減ってきており、需給ギャップが広がっている今の状況下では、行き着くところまでいきませんと、落ち着くことはありません。

*原油(一バーレル) $55.91(−3.29%) 引け後の電子取引では更に売られ$55.69まで下げており、高値からの下落率は47.9%となっています。

*ガソリン(ガロン)  $ 1.58(−1.31%) 高値から49%下落となっています。 

また天然ガスは2.0%下落の$3.72となっており、過去一年間の高値からの下落率は39.5%となっています。

今回の下落の原因は、商品ファンドが投げ売りしているものですが、末端では在庫が積みあがっていると言われており、今後現物売りが市場に流れ込めば、相場は一気に10%〜20%の暴落を見せ崩れることもあり得ます。
そしてそれが追証を発生させ、目一杯レバレッジを効かせて投資をしてきたファンドは一瞬にして破たんとなるかも
知れません。

最も積極的な投資を行っているファンドは元本の10倍以上の投資をしていますので10%下落で元本を失います。
既に元本を失い機能停止しているファンドも出てきていると噂されており、決裁(受け渡し)不能が続出すれなば、
金融市場がマヒする事態に発展します。


日本では原油安は円安を相殺して消費者にメリットがあるというお気楽なコメントが出ていますが、、事態はそのような生易しいものではありません。





nevada_report at 12:01|Permalink

65.9まで暴落したルーブル


ロシアルーブルは1ドル65.9ルーブルまで暴落しこれを受けてロシア中銀は政策金利を一気に6.5%も利上げし17%としています。

ルーブルはまさにフリーフォールに入ったと言われており、1ドル100ルーブルまでこのまま突進していくかも知れません。

ロシアと中国が仕組んだ『時限爆弾』が順次破裂していっているものですが、今はまだ株式には波及はしていませんが、このロシアルーブル暴落と金利暴騰(国債暴落)が世界の金融市場に影響を与えるにはそう時間はかからないはずです。

ロシアは必要なドル資金は原油を売れば手に入りますのでルーブルが暴落しましても何ら困りませんが、西側のロシアに投資した投資家や融資をした金融機関は日々急減し続けるロシアルーブル建て資産価格を見て青くなっているはずです。


今後ロシアが金融封鎖を発表すれば世界の金融市場は震撼することになるでしょうが、その前にギリシャの問題があり、世界の金融の専門家はロシア、ヨーロッパから目が離せない事態になって来ています。

このロシア・中国が仕掛けていた時限爆弾問題はすでにワールドレポートにてお知らせしていた通りであり、今後起こる事態はすでに¨知っていた¨となりますが、その後の事態は我々が見てきました¨リーマンショック¨よりはるかに大きな破壊力を持っていることに殆どの方は気づいていません。


nevada_report at 10:22|Permalink