2009年09月
2009年09月30日
異常な買い(引け値)
日経平均は引け値で”急上昇”し、33円上昇して終わっていましたが、この引け値の異常さは「引けの出来高」にあります。
【トヨタ】 引け出来高146万株(一日出来高 951万株)
【ソニー】 引け出来高66.5万株(1日出来高 598万株)
【新日鉄】 引け出来高283万株(1日出来高 1729万株)
引け値で物凄い出来高があったことが分かります。
これは「月末のお化粧買い」のせいですが、この「お化粧買い」が関係なかった業種があります。
【不動産株】です。
三井不動産 −2.19%
三菱地所 −1.40%
住友不動産 −2.55%
レーサム −4.42%
ダヴィンチ −6.87%
総和地所 −3.43%
アルデプロ −5.62%
プロパスト −6.00%
デフレが進む今の経済状況下では、とても不動産株は買えません。
旧財閥系の大手より小型会社の下落率が大きくなっており、今後破たんする中小不動産会社が相次ぐかも知れません。
【トヨタ】 引け出来高146万株(一日出来高 951万株)
【ソニー】 引け出来高66.5万株(1日出来高 598万株)
【新日鉄】 引け出来高283万株(1日出来高 1729万株)
引け値で物凄い出来高があったことが分かります。
これは「月末のお化粧買い」のせいですが、この「お化粧買い」が関係なかった業種があります。
【不動産株】です。
三井不動産 −2.19%
三菱地所 −1.40%
住友不動産 −2.55%
レーサム −4.42%
ダヴィンチ −6.87%
総和地所 −3.43%
アルデプロ −5.62%
プロパスト −6.00%
デフレが進む今の経済状況下では、とても不動産株は買えません。
旧財閥系の大手より小型会社の下落率が大きくなっており、今後破たんする中小不動産会社が相次ぐかも知れません。
nevada_report at 23:31|Permalink│
ゴールドの再度一オンス$1,000乗せ(ロンドン)
現在、金がロンドン市場で再度一オンス1,000ドルを突破してきており、下値で着実に売り物が拾われたようです。
既報の通り、「買い方」は物凄い資金力であり、403トンのIMF放出金全てを飲み込み更に買い進む動きをしており、市場から売り物を全てさらうことになるかも知れません。
このような中、【純金 ウルトラハイリリーフ金貨 2009年 一オンス】も<MS69>はこの2週間まとまっては全く買えない事態に陥っており、かろうじて「MS70」は10枚単位で購入が出来ております。
ただ、これも以前のように100枚単位で購入が出来ている訳ではなく、10枚単位ですので、少しずつ、少しずつ購入を進めていますが、購入コストが既に$100アップしてきており、今の価格で購入がいつまで出来るかわからない状態になりつつあります。
また、数の多い【稀少金貨】も<100%完全品>はほぼ市場から消えており、今、価格の低い稀少金貨がじわりじわり上昇をしており、いずれは$10,000以上の稀少金貨の価格も上昇に転じるものと見られています。
今は汚い標準品しか売り物がなく、中々<100%完全品>は購入できませんが、機会があるごとに一枚単位でも購入を行っていきたいと思っています。
【Proof金貨】を中心としました1,000万円以上の【超稀少金貨】は売り物があれば即買われており、中々購入が出来ませんが、こちらも一枚単位で購入を行っており、ようやく1億円程の在庫になりましたので近々に販売させて頂く予定にしております。
ゴールドが一オンス$1,000前後で”遊んで”いてくれればその間に安く購入が出来るのですが、果たしていつまでこのような”幸運”が続くでしょうか・・・。
既報の通り、「買い方」は物凄い資金力であり、403トンのIMF放出金全てを飲み込み更に買い進む動きをしており、市場から売り物を全てさらうことになるかも知れません。
このような中、【純金 ウルトラハイリリーフ金貨 2009年 一オンス】も<MS69>はこの2週間まとまっては全く買えない事態に陥っており、かろうじて「MS70」は10枚単位で購入が出来ております。
ただ、これも以前のように100枚単位で購入が出来ている訳ではなく、10枚単位ですので、少しずつ、少しずつ購入を進めていますが、購入コストが既に$100アップしてきており、今の価格で購入がいつまで出来るかわからない状態になりつつあります。
また、数の多い【稀少金貨】も<100%完全品>はほぼ市場から消えており、今、価格の低い稀少金貨がじわりじわり上昇をしており、いずれは$10,000以上の稀少金貨の価格も上昇に転じるものと見られています。
今は汚い標準品しか売り物がなく、中々<100%完全品>は購入できませんが、機会があるごとに一枚単位でも購入を行っていきたいと思っています。
【Proof金貨】を中心としました1,000万円以上の【超稀少金貨】は売り物があれば即買われており、中々購入が出来ませんが、こちらも一枚単位で購入を行っており、ようやく1億円程の在庫になりましたので近々に販売させて頂く予定にしております。
ゴールドが一オンス$1,000前後で”遊んで”いてくれればその間に安く購入が出来るのですが、果たしていつまでこのような”幸運”が続くでしょうか・・・。
nevada_report at 18:05|Permalink│
株式情報(主要銘柄の値下がり状況)
今日の前場時点での年初来高値からの主要銘柄の値下がり状況は以下の通りとなっています。
トヨタ −15.5%(高値 4190円:8月10日)
ソニー − 6.0%(高値 2810円:8月10日)
新日鉄 −19.6%(高値 407円:6月15日)
三菱地所 −20.0%(高値 1738円:6月15日)
三菱UFJ −31.0%(高値 699円:5月11日)
急落している銘柄は以下の通りです。
任天堂 −39%(高値 36800円:1月 6日)
アルデプロ −62%(高値 1975円 :4月15日)
凡そ<20%>の下落が標準となっているようにも見受けられ(新日鉄、三菱地所)、今後この20%下落に達していない銘柄はこの<20%下落>に向かって下がっていき、既に<20%>を超える下落をしている銘柄は更に下値を探りにいく展開になる筈です。
【任天堂】の急落(現在進行中ですが)がいつどのタイミングでとまるのか。
それとも更に下落して高値の半値以下に叩き売られるのかどうか。
相場は今大きな分岐点に差し掛かっています。
トヨタ −15.5%(高値 4190円:8月10日)
ソニー − 6.0%(高値 2810円:8月10日)
新日鉄 −19.6%(高値 407円:6月15日)
三菱地所 −20.0%(高値 1738円:6月15日)
三菱UFJ −31.0%(高値 699円:5月11日)
急落している銘柄は以下の通りです。
任天堂 −39%(高値 36800円:1月 6日)
アルデプロ −62%(高値 1975円 :4月15日)
凡そ<20%>の下落が標準となっているようにも見受けられ(新日鉄、三菱地所)、今後この20%下落に達していない銘柄はこの<20%下落>に向かって下がっていき、既に<20%>を超える下落をしている銘柄は更に下値を探りにいく展開になる筈です。
【任天堂】の急落(現在進行中ですが)がいつどのタイミングでとまるのか。
それとも更に下落して高値の半値以下に叩き売られるのかどうか。
相場は今大きな分岐点に差し掛かっています。
nevada_report at 11:30|Permalink│
2009年09月29日
上海株が下がり日経平均上昇
【上海総合株指数】は<−9>ポイントの2754で終わり、【NYダウ】の上昇でも反応を示しませんでした。
【日経平均】は先物買いもあり90円ほど上昇していましたが、値下がり銘柄数の方が多いという状態であり、実態からしますと値下がりしていたことになります。
値上がり銘柄数 719
値下がり銘柄数 826
変わらず 138
【東証株価指数】は<+1.16>となっており、日経平均に換算すれば15円余りの上昇となりますが、実際には日経平均は90円も上昇していました。
この理由は以下の銘柄の<買上げ>です。
東京エレクトロン +160円
アドバンテスト + 70円
相場の実態とかけ離れた存在になりつつあるのが【日経平均】であり、本来なら今頃は日経平均は9000円前後になっているのですが、【御三家】銘柄への異常なまでもの買上げもあり、1万円をキープしているものです。
世界最高の成長をしている【中国】の株が下がり続けている今、いつまで日経平均・NYダウを高値に保ち続けることが出来るか。
ある意味壮大な実験が行われているとも言えます。
*因みに昨日も取り上げました【任天堂】ですが、今日も下落し120円安の
22,990円で終わっていました。・
2006年以来の20,000円割れも現実味を帯びてきています。
【日経平均】は先物買いもあり90円ほど上昇していましたが、値下がり銘柄数の方が多いという状態であり、実態からしますと値下がりしていたことになります。
値上がり銘柄数 719
値下がり銘柄数 826
変わらず 138
【東証株価指数】は<+1.16>となっており、日経平均に換算すれば15円余りの上昇となりますが、実際には日経平均は90円も上昇していました。
この理由は以下の銘柄の<買上げ>です。
東京エレクトロン +160円
アドバンテスト + 70円
相場の実態とかけ離れた存在になりつつあるのが【日経平均】であり、本来なら今頃は日経平均は9000円前後になっているのですが、【御三家】銘柄への異常なまでもの買上げもあり、1万円をキープしているものです。
世界最高の成長をしている【中国】の株が下がり続けている今、いつまで日経平均・NYダウを高値に保ち続けることが出来るか。
ある意味壮大な実験が行われているとも言えます。
*因みに昨日も取り上げました【任天堂】ですが、今日も下落し120円安の
22,990円で終わっていました。・
2006年以来の20,000円割れも現実味を帯びてきています。
nevada_report at 18:59|Permalink│
ダヴィンチ傘下のSPCがデフォルトへ
日経新聞が報じるところでは、不動産ファンド大手の【ダヴィンチ】ですが、運用ファンドである【カドベ】(自称1兆円ファンド)を通じて2006年に2,000億円で購入した【パシフィックセンチュリープレイス丸の内】がデフォルトを起こし、事実上債権者に所有権が渡るという事態に陥っています。
日経報道では詳しく書いておりませんので、ここで少し解説させて頂きますが、この【パシフィックセンチュリープレイス丸の内】には、新生銀行・メリルリンチ証券等6社が2,000億円もの融資を行い、うち1,120億円を商業不動産担保証券として投資家に売却しています。
*この商業不動産担保証券は国内で4兆円の残高があるとされています。
今、この1,120億円のデフォルトを防ぐために、債権者はこの【パシフィックセンチュリープレイス丸の内】の売却に動いていますが、売却希望金額は1,000億円といわれており、売却が成立すれば関係者は1,000億円の損が出ることになりますが、問題は1,000億円で「売れるか」となっています。
また、【ダヴィンチ】は直接的に23億円の損を被るとしておりますが、実際 には一桁違う損を被る可能性もあり、そうなれば経営に重大な影響が及び、上場も廃止されるリスクが出てきます。
今回の【ダヴィンチ】問題は今後浮上してきます色々な不動産ファンドの経営難・ノンリコースローンの破綻問題にも波及していき、折から金融機関の融資難もあり、封印されてきた不動産市場大暴落の扉を開ける切っ掛けになるかも知れません。
日経報道では詳しく書いておりませんので、ここで少し解説させて頂きますが、この【パシフィックセンチュリープレイス丸の内】には、新生銀行・メリルリンチ証券等6社が2,000億円もの融資を行い、うち1,120億円を商業不動産担保証券として投資家に売却しています。
*この商業不動産担保証券は国内で4兆円の残高があるとされています。
今、この1,120億円のデフォルトを防ぐために、債権者はこの【パシフィックセンチュリープレイス丸の内】の売却に動いていますが、売却希望金額は1,000億円といわれており、売却が成立すれば関係者は1,000億円の損が出ることになりますが、問題は1,000億円で「売れるか」となっています。
また、【ダヴィンチ】は直接的に23億円の損を被るとしておりますが、実際 には一桁違う損を被る可能性もあり、そうなれば経営に重大な影響が及び、上場も廃止されるリスクが出てきます。
今回の【ダヴィンチ】問題は今後浮上してきます色々な不動産ファンドの経営難・ノンリコースローンの破綻問題にも波及していき、折から金融機関の融資難もあり、封印されてきた不動産市場大暴落の扉を開ける切っ掛けになるかも知れません。
nevada_report at 07:49|Permalink│