2009年11月

2009年11月30日

暴落を続けるHBOS(イギリス)

今回の≪ドバイのデフォルト危機≫でイギリスの金融システムの動揺がおさまらず、事実上国有化されています【HBOS】の株価が−13%暴落しており、ロイヤルバンクオブスコットランドの株価も−5%急落しています。

日本のメガバンク株は『11月末のお化粧買い】で急騰していますが、このようなお化粧買いが無い市場の金融株は今後襲ってくる本当の危機を恐れて急落を続けているのです。

日本だけ異質な市場となっているものですが、世界の金融市場が実際には脆い土台にたっていると今回の≪ドバイのデフォルト危機≫で分かったはずであり、今後世界中の金融市場が疑心暗鬼に陥れば連鎖的に動揺が広がり、金融株が暴落することもありえます。



nevada_report at 20:01|Permalink

見事な買上げ(11月末)

日経平均は264円高となりましたが引け前に一気に買い上げたもので何が何でも日経平均で9300円以上が必要というような強引な買い方でした。

日経平均の動きをみますと2時半時点では9280円であったものが引け一分前で9320円まで買上げ更に引け値清算で9345円まで買い上げたのです。

明日、日経新聞朝刊の株式チャート欄をご覧になれば一目瞭然となります。

この買上げの中でも見事だったのは【トヨタ】です。
引け一分前までは3380円だったものが引け値ではするすると買上げられ終わってみたら3440円となっていたからです。
そして出来高です。
引けで400万株以上の売買になっていたのです。
一日の出来高が1600万株ですから、まさに異常な出来高が記録されており、なんとしても株価を引き上げる必要があった動きになっていました。

一日出来高 16,524,000株
引け値出来高 4,224,800株
比率 25.5%

このような強引な買上げを個人が行えば『株価操作』として摘発されますが、機関投資家ならお構いなしとなりどのような株価でも自由につけることが出来ます。

このような事が許されているために本当の外人投資家は日本市場から逃げていくのです。
とてもまともな市場ではないとして。

ただ、規制が厳しいアメリカでもいかさま取引が摘発されており、証券市場は一見公平・正当な市場に見えますが実際にはいかさま・インサイダー取引が横行している市場であり、このような市場で一般個人が継続して利益を上げることなど殆ど不可能だと言えます。
(プロ・セミプロと言える個人は別でしょうが、そのような人はそれは物凄い情報収集を行い研究をしており、一般個人が新聞・雑誌・ネット情報で購入しているのとは次元が違います。)


金融危機と経済不況が進む中、個人が投資で利益を上げることは殆ど不可能になってきていると言えます。






nevada_report at 18:08|Permalink

【純金 ウルトラハイリリーフ金貨 MS70】受付停止につきまして

【純金 ウルトラ ハイリリーフ金貨 2009年版】ですが、既に<MS69>の新規受付は停止させて頂いておりますが、<MS70>も入手が殆ど不可能になってきましたので、本日付けを持ちまして新規のご購入希望受付を停止させて頂きます。

再開の見込みは未定であり、年明け以降になるかも知れません。

鑑定されていないものにつきましてはまだ購入が出来るようですが、既に偽物が出回ってきたとの内部情報もあり、弊社としましては鑑定されていない物は、以前、コンベンション会場でUSミントから直接購入したもの以外は一切取り扱わないことにしております。

アンティーク稀少金貨・純金ウルトラハイリリーフ金貨とも、世界的な鑑定会社であります【PCGS社・NGC社】(弊社は公認取り扱い業者になっています)で鑑定されました分以外は一切取り扱いませんのでご安心ください。




nevada_report at 15:19|Permalink

はしゃぎすぎ?

午後2時時点で日経平均は250円以上上昇はしていますが、ドバイ信用不安は全く解決されておらず、11月末の株価を引き上げたいファンドの買いとなっています。
所謂、『お化粧買い』です。

【ドバイ】のデフォルトは今後ヨーロッパ・東欧・ロシア・香港の金融機関に波及していきますが一気に波及していくのではなくじわりじわりと進んでいき、来年3月・4月に火を噴くはずですが、それまで金融市場には波状的にこの手のデフォルト・破綻の嵐が襲ってきます。

そして経済の実態は悪化の一途を辿っていきますので、経済の実態悪と金融市場の混乱という『パーフェクト・ストーム』が襲えば、今の世界経済は一瞬にして崩壊してしまいます。

今日の株価上昇で買いから入っている投資家は手痛い打撃を受けることになる筈です。




nevada_report at 13:58|Permalink

急騰する低価格の稀少金貨

ここにきまして余り有難くない現象、即ち、【稀少金貨】の値上がりが続いており、しかも汚れがない完璧な<AAA級品>が殆ど買えないという事態になっております。

需要と供給の関係からしますともっと大幅な値上がりになるのでしょうが、今は殆どの業者・専門家が休暇に入っており、特に12月は通常でありますれば税金申告の関係で値下がりしている稀少金貨・銀貨を売却して損を確定して税金から引くという作業を行いますので、売り物が増えますが、今年は値下がりしている稀少金貨・銀貨がないため、税金面での売りものが全くない状態になっているのです。

このような中、来年一月には過去最大級の稀少金貨・銀貨のコンベンション・オークションが開催されますので、ここで世界中の資産家・投資家の買いが入り、価格が上昇すると見られており、今、業者・専門家は売り物を探し回っている状態にあります。

例えば【セントゴーデンズ金貨 MS65】で言えば1927年Pの汚れがあります標準品価格が$3,265〜$3,500となっていますが、全く汚れがない完璧な美しさを持ちます<AAA級品>では$7,000出しましても購入が出来ない状態になっています。
一部では$10,000という買い希望価格を出しているところ(ヨーロッパのプライベートバンク部門)もありますが一枚も買えていないようです。

この標準品である$3,265はこの一年間で50%以上上昇してきていますが、それでも売り物は非常に少なくなってきており、弊社ではほんの少し汚れがある<AA級品>を貯めていますが精々50枚もありません。

<AAA級品>は世界中の資産家・専門家が100枚、1000枚単位で保有しているためであり、個人が目先で保有している物が10枚単位でたまに売り物として出てきますがこれも即消化しており、市場に滞留するということがありません。

株を売ったり不動産を売って【稀少金貨】に転換される方が多くいますが、肝心の【稀少金貨】が不足しており買いたくても買えない状態に陥ってきています。

世界最大の稀少金貨オークション会社(年商700億円)の社長からはしきりに【稀少金貨】を売却して欲しいとの依頼が参りますが、弊社は売るどころか買いたい方であり、反対に『売るものはないのか?』と照会しています。

今まで【稀少金貨】を購入されてきた方は皆さん利益を上げておられ、中には数百万円単位で売られる方もおられますが(お子さんの学費を捻出されるために売られる方もおり、この方は70%以上の収益になって売却されます)、今後も同じような状況になる筈であり、株や不動産を買っている方と【稀少金貨】を資産ポートフォリオに組み入れている方とでは余裕が全く違ってきます。

【稀少金貨】等につき、お電話等でご照会頂く例も多くありますが、多忙にしており以下のメールアドレスにお願いできればご返答させて頂きますが、頂いた順にご返答をさせて頂いておりますのでご返答まで数日掛かることもありますが、ご了承頂けましたら幸いです。


<ご連絡先>

report@collectors-japan.com







nevada_report at 05:24|Permalink