2010年09月

2010年09月30日

安値を更新した三井住友、三菱UFJ

【日経平均】は190円余り急落し、9369円となり、9500円台を大きく割り込んでいますが、メガバンク株の急落、そして任天堂株の暴落には市場は今後の相場の姿を見たようです。

三井住友  −98円(−3.87%) 終値2432円*年初来安値更新
三菱UFJ −15円(−3,71%) 終値 389円*年初来安値更新
みずほ   − 2円(−1.61%) 終値 122円

みずほのみ安値を更新していませんが、一足早く安値に沈んでいましたので、今日は安値更新は一服となっていたもので、明日以降【みずほ】は120円の攻防になるかも知れません。

また、【任天堂株】の9%を超える暴落(−2150円:終値 20860円)を見て、日本の勝ち組企業の先行きに警戒を持った外人投資家が多くいたようで、ユニクロ(−280円:−2.3% 終値11760円)、トヨタ(−77円:−2.5%、終値2998円)と言った優良銘柄も軒並み急落していました。

メガバンク株の急落は持ち合いしている企業の財務内容にも影響を与えますので、本来なら期末は上げて終わりますが、今回は外人機関投資家の売りが引けにかけ殺到し急落して終わったもので、今後、国内機関投資家の売りが本格化してきますので、これら有名株は更に大きく下落することになります。

日本株は確かに過剰流動性相場下にありますが、日銀短観にもありますとおり、大企業の景況感(先行き)がマイナスに転じた今、景気は更に悪化しますので、流動性相場だけで株を継続して買い上げるには無理が生じます。

メガバンク株が更に下落するのは避けられず、三井住友は2000円割れ(200円割れ)、みずほは100円割れの攻防になるのは必至ですので日本の株式市場には問題の11月が接近する中、厳しい状況に追い込まれることになります。



nevada_report at 22:43|Permalink

群発地震(福島県)

福島で群発地震が発生しており、今までの最大震度は4となっていますが、今後これが最大となって収束するのか、それとも更に大きな地震が発生するのか、注意深く見ていく必要があります。



nevada_report at 08:51|Permalink

地方経済の悪化

東芝グループである【東芝機器・リビング産業(本社:前橋)、従業員数220名】は、来年3月末に事業を停止し清算する(負債総額110億円)と発表していますが、これで東芝グループは群馬県での生産から全面撤退することになります。

今回の清算理由は売り上げ不振ですが、ピーク(1992年)には262億円あったものが2010年には61億円にまで落ち込み、3期連続赤字になっているもので、『もはやこれまで』となったものです。

日本企業の日本国内での工場閉鎖はあらゆる分野に及んできており、今後円高もあり加速することになります。

地方にとり、大企業の工場はパート採用であったとしても安定した働き場所であったわけですが、これが今続々と閉鎖になっており、新米価格の急落もあり、今後地方経済は一層の悪化は避けられません。





nevada_report at 08:43|Permalink

日本包囲網

アメリカは、日本の【イラン・アザデガン油田開発】からの撤退を求めており、これが実行されますと日本の中東政策に大打撃をあたることになります。

この【アザデガン油田】はいわば日本政府の開発案件であり準国策油田開発であり、ここから撤退するとなれば、中東諸国は日本をアラブの敵として判断し、今後の中東政策に重大な影響を与えることになります。

そしてこの撤退した後は中国かロシアが引き継ぐはずであり(場合によっては韓国・インドということもあり得ます)、もし、そうなればアメリカは日本を中東政策から排除し始めたということになり日本は資源輸入先を失うと言った国家存亡の危機に直面することになります。

アメリカは日本をもはやパートナー・同盟と認めていないばかりか、国際社会から排除するような動きをしており、これに中国等の資金援助を受けて『イルカ・クジラ問題』で残酷な日本人という印象を世界中に植え付けることに成功しつつある今、
ロシア・中国が日本に対して軍事的挑発に動き出せば、日本は世界から孤立するばかりか、破滅への道を一気に転がり落ちることになります。

また、海外で日本レストランや日本人学校への嫌がらせや日本レストランボイコットもあり得、日本包囲網は着実にそして急速に進みつつあります。

殆どの日本国民は何も考えずに日々過ごしていますが、海外からみますと今、日本のおかれている立場は恐ろしい状態になっているのがわかります。

大至急、アメリカとの関係を再構築し、日本に本当の意味での国家戦略局を設置し、対外的な関係強化をうたいませんと、日本は国としての存在自体を失うことになりかねません。







nevada_report at 00:34|Permalink

2010年09月29日

領土問題(今度はロシア大統領の北方領土電撃訪問)

中国の尖閣諸島問題が日本政府からしますと『一件落着』となりましたが、今度は【ロシア】からとんでもない話が飛び込んできています。
ロシア大統領の北方領土電撃訪問です。

中国訪問を終えて今は極東ロシアに滞在していますが、モスクワに戻る予定を変更して、明日にも北方領土を訪問するかも知れないと言われているのです。

すでに極東ロシア空軍は護衛の準備を整えているようですが、問題は2つあります。

1)北海道上空の飛行許可を申請してきた場合、日本政府が許可するかどうか、という問題と、
2)仮に今、ロシア大統領が北方領土を訪問した場合、日本政府としてどのような抗議を行うか、になります。

特に後者2)の場合、日本が抱えています領土紛争地域としては、北方領土の他に、竹島(韓国)、尖閣諸島(中国・台湾)がありますが、仮にロシア大統領北方領土訪問に対して、日本政府として大した抗議をしなかった場合、韓国・中国は、ならば自分たち首脳も竹島・尖閣諸島を訪問をして実効支配を世界にアピールしようとなります。

日本としては非常に難しい対応を迫られますが、今後この問題は先日のワールドレポートにありますとおり、北海道・九州・沖縄の帰属問題にも発展します。

今日発送しましたワールドレポートには中国問題を特集させて頂きましたが、次号はロシア問題になるかも知れませんが、
ロシア(白熊)が動けば、極東アジアは非常にややこしいことになります。





nevada_report at 19:19|Permalink