2012年03月

2012年03月31日

若い世代にツケ 先送り(日経報道)

『欧州危機がやや収まりつつある中で「次は日本かも知れない」といった緊張感は薄れつつある。
ギリシャを脅しに使うなという声も政治家の間で聞かれるようになった。
だが、日本は大丈夫と本当に言えるのか?増え続ける国債の消化に貢献してきた家計の貯蓄は減少し始めている。
どこかの時点で危機が起きたとしても「想定外」と逃げられない状況が生まれつつあるようにも見える』

これは昨日の日経一面トップの記事の締めくくり部分です。

今、日本などでは危機は去った、株価も上がった、これで日本経済は復活するという声も聞かれ、個人が猛然と株を買い始めていますが、本当にそうでしょうか?

ユーロ危機にしましても、ユーロ圏内の首脳の危機意識が薄れ、1兆ユーロと言われてきました金融安全網8000億ユーロまでしか出来ず、しかも、この8000億ユーロも日経新聞も指摘していますが、実態のない上げ底であり、実際には5000億ユーロしかなく、これでは次のギリシャ・ポルトガルで終わってしまい、スペイン、イタリアは救済出来ません。

そのギリシャでは、選挙が4月10日解散・5月6日投票となったようで、4月10日から事実上政治は機能しなくなりますが、問題は与党の支持率が今の段階でも10%しかなく、緊縮財政の内容が更に明らかになってくれば、この10%ですら危うくなってきます。
野党にはユーロ離脱派が多く、選挙で与党が大敗し、野党連合が政権を取れば、ギリシャの次回の国債借り換えが出来ない事態に陥ります。

今、危機は終わったのではなく、金融緩和で抑え込まれた段階にあり、株価でみましても、アップル株は昨日600ドルの大台を維持できなかったのも、大口投資家が株は「売り」としているためです。

日本でも以下のようになっています。

個人の買い 信用1233億円、現金 886億円
外人の売り 2695億円

外人が逃げているのが分かります。

アップル株の600ドル台維持が出来なかったことと、個人の買い・外人の売りが一体何を意味しているのか。

金融危機は封じ込められているだけであるという認識が広まりつつある今、金融市場は一体どう動くでしょうか?





nevada_report at 08:23|Permalink

2012年03月30日

お知らせ(稀少金貨販売再開につきまして)

今晩中にサイトにて【ウルトラハイリリーフ金貨】の販売を再開いたしますのでお知らせ致します。


今回は2枚のみの販売となりますが今後も順次販売致したいと思っております。




nevada_report at 20:50|Permalink

ブログの一元管理

以下のロイヤルアートのトップページに、ブログの更新情報をアップしましたので、こちらをご覧頂けますと、いつどのブログが更新されたのか、お分かり頂けるようになりました。

http://www.royalart-japan.com/




nevada_report at 15:30|Permalink

スタバーが焼き討ちされる画像(スペイン)

スペインの暴動で、スタバークスが襲われる(焼き討ちされる)映像が共同通信によって配信されています。

http://news.aol.jp/international/articles/790847/



nevada_report at 11:10|Permalink

ゼネストがスペインに波及

スペイン政府の緊縮政策(350億ユーロ削減)に反発する労働組合がゼネストを行い、GM・ルノー等の工場の操業が止まり、ヨーロッパ域内間の航空便や鉄道・バス便が止まっていると報じられています。

スペイン国民はマドリードのプエルタ・デル・ソルを埋め尽くすデモ行動を起こしており、一部は火をつけると言った行動を起こしており、今後、更に過激化することもあり得、政権が崩壊する事態に直面するかも知れません。

今はまだ労働者は単独で動いていますが、裏では一斉抗議行動を計画していると言われており、近いうちに
ヨーロッパ域内で一斉ゼネストが発生するかも知れません。

既にこのような動きを嫌い、スペイン株式市場は8日連続安となってきています。

ヨーロッパ金融市場が大荒れになる日も近いかも知れません。





nevada_report at 08:22|Permalink