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2012年06月30日

6万2700ベクレルの汚泥を埼玉県加須市に放置

千葉県野田市の産廃業者は、自主検査して62,700ベクレルのセシウムが検出された汚泥の保管を自社から遥かに遠い、埼玉県加須市の同社所有地に500トンを保管していたとして発表されています。

ところが、不思議な事に千葉県が検査したところ、この汚泥からは7190ベクレルしか検出されず問題ないとしてセメント材料に回されることになっています。

産廃業者の検査 : 62700ベクレル
千葉県の検査  : 基準以下の7190ベクレル(基準は8000ベクレル)


どちらを信じるかはこの報道を読んだ方次第ですが、果たして国民はどうでしょうか?

<報道>

産廃業者が無許可保管、汚泥から放射性セシウム

千葉県は29日、同県野田市の産業廃棄物処理業者「エバークリーン」が、埼玉県加須市の同社所有地に脱水汚泥約500トンを無許可で一時保管し、この汚泥から1キロ・グラム当たり最大7190ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。


国の基準では埋め立てが可能なレベル(同8000ベクレル以下)を下回っているが、両県の指導を受けて同社は20日までに汚泥を野田市の事業所に戻し、飛散防止措置を取った。

両県や同社によると、同社は汚泥をセメント原料として販売していたが、3月に販売先から購入を拒否され、自主検査したところ、最大6万2700ベクレルが検出された。

事業所内で保管しきれなくなり加須市の所有地に運び埼玉県に報告したところ、産廃の保管許可を取っていないことが判明した。

汚泥は、福島県を含む東北と関東の自動車洗車場から廃水を収集、脱水したもので、セシウムは自動車に付着していたとみられる。



nevada_report at 09:56│
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