2012年07月21日

危機的水準になってきたスペイン国債と暴落した銀行株

スペイン国債が急落し、利回りが7.25%となり過去最高に達しています。

この7%台を通過していきますと、もはや制御が効かない状態に陥ると見られており、今、スペインは瀬戸際に来ていることになりますが、銀行株の動きを見ていますと、市場はもはやスペインを見放しています。

スペイン株価指数 −5.82%

Banco Santander  −7.32%
BBVA         −7.80%

主要銀行株が大きく売られているのです。

そしてイタリア国債も売られ、イタリア国債10年もの利回りが6.15%にで上昇しており、ミラノ株価指数が
4.4%下落しています。


ユーロ問題は日本では殆ど報じられていませんが、今やヨーロッパ金融市場は崩壊の危機に瀕しており、今でも11%を超えていますユーロ圏失業率もさらに上昇することが避けられません。

溶けだしたユーロ圏金融市場の行く先は、金融崩壊しかありません。
即ち、ユーロ消滅です。

今まで数々の先送り策で解決策を先送りしてきたユーロ圏ですが、スペイン国債が7%を超えてスペインが崩壊するようなことになれば、もはや打つ手がなく、怒涛の崩壊が市場を襲うはずです。

その時、一瞬にして金融市場は閉まり、暗黒の世界が世界を覆います。

株式・FX等の差金取引で、儲けていると思っていましても「決済不能」となればそれは絵に描いた餅になります。

オークション会社の幹部のもとには世界中の資産家から数億円、数十億円単位で現物資産への疎開手段につき照会が来ているようですが、大口の取引は秋のオークションまで待つしかありません。

そもそも今の時期に売る人は殆どおらず、事業や運用に失敗した人しか売ることはないために現物資産が枯渇しているのです。

買う人はそのような「売り物」を待ってました、として買い取りますが、ここでも栄枯盛衰が見られます。
資産を持てる人と持てない人とにはっきり分かれるのです。

ギリシャの民営化担当大臣が逃げ出していますが、今頃は自分の資産をモナコやスイス・アメリカに逃がし、完璧な資産保全を行ったはずです。
だからこそ逃げ出したのです。

ユーロ危機がいつ勃発するか。

時計の針は一層早く進んでいっています。













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