2012年08月04日

明らかになったウォーレン・バフェット氏の損失

ウォーレン・バフェット氏が経営するバークシャー・ハザウェイの決算で、デリバティブで7億ドル近い損を被っていることが明らかにされています・

ウォーレン・バフェット氏は理解できないものには投資しないために成功してきたと言われていましたが、今回7億ドルと巨額な損を被ったことで、言っていることとやっていることが違っていることが明らかになっています。

このウォーレン・バフェット氏の投資手法ですが、先日の日経のコラムに書かれていましたが、保険会社を手に入れ、この保険会社という組織は、それは良くできた組織であり、顧客から事実上0%でお金を獲得し(掛け金)、利回り5%以上の株や債券を買い運用すれな誰でも利益を上げることができるのです。

ウォーレン・バフェット氏はこの濡れ手で泡の取引でお金を集め、ジレットやコカコーラ、マクドナルド、ディズニーと言った安定優良株を買い進め、このウォーレン・バフェット氏が買っているということで、ほかの投資家が提灯をつけて買いに入りますので株価が上昇し、そこで益出しの売り買いを繰り返すか、そのままさらに保有して含み益を拡大させ、信用をつけて資金を集めて、また株を買う、という見事な戦略をとっていたのです。

ところが、今や低金利で国債利回りは3%を切り、配当利回りも3%前後まで落ち込み、昔のような利回りを確保できないために、手を出したのが「デリバティブ」です。

結果、7億ドルの損を計上したのです。

もっともウォーレン・バフェット氏からしますと7億ドルなど大した金額ではありませんが、最近の投資先で失敗する事例も出てきており(中国のBYD社等)、今、企業業績が悪化する中、どのような投資戦略をとるのか。

ピムコの幹部は「株は死んだ」と論評し、撤退を推奨していましたがウォーレン・バフェット氏とピムコ、この対極の動きは見ものだと言えます。






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