2012年08月05日

重大局面に差し掛かってきたシャープ

シャープへの台湾メーカーの出資が暗礁に乗り上げてきており、このままいけばシャープの経営が重大なリスクに直面します。

もっともこのブログで指摘しておきましたが、当初からあり得ない出資払込み内容であり、当初から「?}となっていましたが、ここにきて台湾メーカーは案の定、「株価が下落してきたために出資条件を再交渉することで合意した(シャープは否定)」と発表しており、両社がいがみ合う事態に発展しており、日本でも子会社への凸版等による出資交渉が遅れており、シャープから一斉に距離を置こうという事態になりつつあります。

赤字拡大予想で連結剰余金がマイナスに転落するギリギリの状況になってきており、連結負債1兆円が経営に重くのしかかってきています。

エルピーダのようにいったん倒産させ、借金全額カットと従業員を半減させ、再生させるという手法が一番簡単ですが、「名を失う」ことに経営陣がどう判断するのか。

そして1兆円の負債を被る金融機関もただではすみません。
おそらく、どの金融機関も健全債務に分類しているはずであり、引当金を殆ど積んでいないからです。

延命策を取るにも赤字が拡大している中、方策は限られています。
ここ数日が山場になりますが、どのような結論にシャープが至るのか。
シャープショックが市場を走るかも知れません。







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