2012年08月15日

急落が続く鉄鉱石と世界景気

今、世界は厳冬に備え始めていますが、鉄鉱石の価格を見れば今や市場は暴落前夜という様相を示していると言えます。

まず、今年の高値から18%急落しているというのは「たかだか」18%ではないかと言えますが、では過去24営業日で22営業日で下落しているというのはどうでしょうか?
市場がいかに弱気になっているか、如実に示しています。

そしてこの状況を受け、中国で何が起こっているかと言いますと、鉄鉱石を長期契約で輸入した中国の鉄鋼会社が引き取れずに港で山積みにしており、この山積みされた鉄鋼石を今度は中小の鉄鋼会社が安値で買いたたいて買っていっているのです。

今、大手鉄鋼会社の業績が軒並み悪化しており、中には資金繰りに窮してきているところも出てきていると言われていますが、用船料も払えない会社もあると言われており、これを受けてバルチック海運指数が再度急落してきています。
今までは港に留め置く会社も多かったようですが、鉄鉱石価格が下落してきており、このままでは赤字どころか、
販売代金がすべて用船料に消えるという状況になりかねないのです。

中国経済は今や崩壊寸前に入ってきており、この影響をいち早く察知した米国企業は大急ぎで人員削減を行っていますが、日本は完全に置いてきぼりとなっており、このままいけば、需要が激減してからリストラに入るという
周回遅れになる日本企業だらけになります。

世界は今需要消滅という最悪の状況に備え始めています。

詳しくはワールドレポートにて解説させて頂きます。




nevada_report at 08:55│