2012年11月08日

静かなる急落(ニューヨークダウ)

ニューヨークダウは312ドル余り急落していますが、これだけ下落する理由はありません。
誰も明確な理由を持っていないのです。
ただ、売りが集まり300ドルを超える急落をして終わった、となっているのです。

今回のダウの下落率は2.36%と率としては大したことはありませんが、個別で見ますときつい暴落となっている銘柄があります。

モルガンスタンレー −8.58%
バンカメ        −7.14%

日経平均に当てはめれば、モルガンスタンレーは700円を超える下げ幅となる下落となり、まさに「暴落」という表現が当てはまる下落率となっています。

また、相場をリードしてきていました【アップル】株はと言いますと22ドル余り下落の558ドルで終わり、下落率は
3.83%とこちらもそれほど大きな下落率とはなっていませんが、完全に500ドル割れを視野に入れた動きとなっており、700ドル以上で買いついた投資家だけではなく、600ドル前後まで下がってきたところを押し目買いした
投資家も含み損が拡大してきており、今後500ドルを割るようなことがあれば、総投げが入り、一気に暴落を演じることになりかねません。

あらゆる投資家が『金融緩和は買い』として動いていましたが、金融緩和で最も恩恵を受ける上記2社の金融会社株が静かな暴落を演じていることは今の金融緩和策相場の終焉を意味しており、今後、経済の実態悪を見に行く相場になることを示唆していると言えます。

即ち、世界の株式市場の暴落です。

1987年の暴落の前に<金利の上昇+静かな急落>が見られ、今回もすでに<金利の上昇+今回の急落>があり、いつ1987年当時のブラックマンデーが起こってもおかしくはない状況になってきたと言えます。

ただ、今の世界中の金融市場を見ますと、過剰債務が世界中で見られ、もはや持続不可能の状態になりつつあり、金融市場大崩壊が迫っていると言えますので、金融市場パニックではなく、金融市場取引停止となるはずであり、これが長引けば、「買い方」も「売り方」も決済不能となり、取引自体が「消滅」することもあり得ます。

今後しばらくは小さな上下動を繰り返しながら一気に崩壊に入るかも知れず、状況をしっかり見ていくべきだと
言えます。

崩壊は一瞬にして襲ってきます。






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