2009年01月

2009年01月31日

金融情報(ギリギリ守った8,000ドルと8.8%の下落)

NYダウは148ドル下落の8,000.86ドルで終わり、ぎりぎり8,000ドルの大台を守りましたが、この1月の月間下落率は<8.84%>にも達し、S&P500種の下落率も<8.57%>に達しており、1月としては過去最悪の下落率になっています。

また、今週の解雇発表数は100,000人を超えており、次第に解雇予定数が増えてきており、このままいえば、月間の失業者数は100万人に達するのも近い将来かもしれません。

日本でも今や大企業の赤字オンパレードであり、【日立】の純損益は7,000億円の赤字となるとされており、この額は金融機関を除くと日本企業歴代第2位の記録(第一は2002年にNTTが計上しました8,121億円)となるとされています。

世界経済はこれから本格的に悪化していき、来年3月期が最悪の決算となる筈ですが、今からこれだけの赤字を計上すれば来年3月期にはとてつもない赤字額になり、企業存亡の危機に直面する大企業も多く出てきます。

【ワールドレポート新年号】で解説しました超大型企業がはたして生き残ることができるかはこれから経営陣が鬼になって社員のリストラ、事業のリストラを行うかどうかにかかっていますが、世界の大企業から”周回遅れ”になるのが日本企業であり、
生き残ることができるかどうか、極めて微妙な時期に差し掛かってきており、このままいけば、恐ろしい企業倒産が日本社会を襲うことになります。




nevada_report at 20:53|Permalink

金融情報(8000ドルを守ることができるか?)

(本日、ドバイからの帰国となりますので、ブログ更新は本日夜になります

【NYダウ】は8000ドルの攻防となっていますが、日本は一足早く8,000円を下回っており、NYダウの8,000ドルの攻防は激しさを増しています。
1月末の株価を意識している投信も多く、引け前30分の攻防は見ものかも知れませんが、一貫して述べてきております通り、人為的な株価引き上げは後に禍根を残すだけであり、決してプラスにはなりません。

為替も本来なら今頃は一ユーロ110円を下回っているはずですが、基準価格を守りたい為に投信が買い支えをしており115円前後でこう着状態に陥っているのです。
ここでのこう着状態は相場的にいえば、エネルギーを蓄えている時期と言え、ここでのこう着状態が続けば続く程、今後の相場に与えるエネルギーは大きくなります。
即ち、【ユーロ】売り込みのエネルギーがたまることになるのです。

NYダウの8000ドルの攻防、そしてユーロの110円台確保はたしていつまで続くでしょうか?


nevada_report at 04:29|Permalink

2009年01月30日

経済速報(NECの2万人リストラと今後)

NECはグループ全体で2万人の削減を発表していますが、今後はグループ企業の削減に踏み込むことになります。
これは日本の巨大企業全てに広まることですが、すでに既報の通り【三菱商事】が発表しており、今後猛烈な勢いで企業集団が縮小していきます。

これで何が起こるかですが、企業が消えるということはオフィスが余るということであり、事務機器・PC等も必要なくなります。
また、削減される会社・事務所の周りの飲食店も打撃を受けることになります。
ありとあらゆる分野で<消費の縮小>に入ることになりますので、関係会社はよほどしっかり対応をしておきませんと、取り返しのつかない事態に追い込まれます。

今回のNECの2万人削減がまさに「リストラ」の始まりなのです。



nevada_report at 23:06|Permalink

金融情報(頑張ったものの)

【日経平均】は最後頑張ったものの7,994円で終わり、8,000円台を回復せずに終わっています。
今週は7,000円台割れは防ぎましたが、8,000円台を回復・守ることが出来なかったもので、それだけ今の相場が弱いということでもあるのです。

また、今日、【ユーロ】が再度114円台に突入してきており、週末ヨーロッパで金融危機がぼっ発すれば、【ユーロ】は暴落することになり、週明けの日経平均は暴落することになります。

今週末、米国の金融当局者は殆ど徹夜で対応策を取る体制に入っていると言われており、世界中の金融市場が震撼する事態に陥ることになるかも知れませんが、米国が最大200兆円の資金投入を用意して事態の推移を見守っている姿は異常な姿ですが、【ワールドレポート新年号】にて解説いたしましたが、これが2009年の姿であり、2010年前半はもっと悲惨な姿をさらけ出すことになります。

日経平均   −257円 終値 7,994円
東証株価指数 −24   終値   794ポイント


nevada_report at 15:23|Permalink

経済速報(ドバイ経済#2)

ドバイの経済を見る上でもう一つ重要なことは消費ですが、巨大水族館があります【ショッピングモール:ドバイモール】を見る限り、消費は死んでいます。
店にお客がいないのです。
それは高級店に限らず普通の店にもお客がいなく、店員がいるだけという店が圧倒的になっています。
巨大水槽の周りには人はいますが、フードコートにもまばらしか人はおらず(サブウエーやマクドナルドがあり、サブウエーの味は日本と差ほど変わっていません)、また、近日中にオープンとなっている店が多く、いったいどのような開店をしたのか、疑問が残るショッピングモールとなっていましたが、とにかく消費しようという人がいない以上、店側としてはどうにもなりません。

また、郊外に車で出かけましたが、唖然とする光景が見られます。
砂漠の真ん中に街をつくろうとして放置されつつある場所があちらこちらにあるのです。
準政府系企業が手掛けますプロジェクトサイトにあります宣伝用の巨大看板が壊れてしまっているところもあり工事は中断はしていませんが現場としては死んでおり、細々とアリバイ作りのために工事をしているという現場があちらこちらに見られるのです。

まさに砂上の楼閣とは良く言ったもので、今後工事がストップすれば砂漠の中に埋もれていく”街”になるかも知れません。

この【不動産】ですが、ドバイ市内では<60%まで値引きます>との宣伝もあり、今や買い手はほとんどいない状態になりつつありますが、問題は今工事していますビル・アパートが完成しましても住む人がほとんどいないという現状があります。

また、工事現場にいきますと分かりますが、広大な土地に何十ものビル・アパートが建設されているのですが、一歩間違えば、工事現場にまで辿りつけない状態になっているのです。
道がないのです。
普通は工事現場に行くためのインフラを整備してから工事に入りますが、ここドバイはそのような考えはないようで、現地視察中に運転手が何度も引き返すという有様で、運転手も苦笑いしていました。

即ち、今徐々に完成しつつあるビル・アパートがありますが、いったいどうやってそこまで辿りつくのかという疑問が出てくるのです。
個別ではそれは立派なビル・アパートですが、そこに行く道が整備されておらず、また工事用車両が物凄い埃を上げて走りまわっており、全体の工事が完成する2015年以降になってはじめてまともに住める”街”になるかも知れませんが、すでに工事が大幅に遅れている物件も多いようで、いつになったら完成するのか、誰も分かりません。

今まさにバブルが崩壊しつつある【ドバイ】ですが、鍵はアラブ首長国連邦政府や近辺のアラブの王様がどれだけ自己資金を出して【ドバイ】を救済するかにかかっていますが、総額で数十兆円とも100兆円とも言われています借金を肩代わりすることが出来るかどうか。
共倒れになる前に逃げだす筈ですが、どうなるでしょうか?









nevada_report at 12:22|Permalink