2009年05月

2009年05月31日

経済速報(金利上昇で住宅市場は?)

既報の通り、今、米国の金利がじわりじわりと上昇してきており先週には10年国債利回りが3.7%にまで上昇してきており、これで30年住宅ローン金利が5.45%にまで上昇してきています。
この5.45%は4月上旬に比べ0.5ポイント高い水準となっています。

今後この5.45%は更に上昇するとみられており、今増加しています<借り換え>が急減するとともに、投資用に動いています住宅購入が激減することになりかねないと専門家は危惧しています。

低金利+低価格(破産物件ではピークの半分以下)で投資需要が盛り上がっていましたが、金利上昇で投資採算に合わない物件が増えてくると見込まれており、今後住宅市場は第2位の底抜けを演じることになります。

楽観論が広まっています住宅市場ですが、日米ともそろそろ悲観論が増えてくるときになったようです。




nevada_report at 07:24|Permalink

2009年05月30日

経済速報(ある地方企業倒産)

福岡市の自動車輸入販売会社である【レクリス】は29日事業を停止し、事実上の倒産となっていますが、負債総額は約50億円と言われています。

【レクリス】社は、外車、国産高級車、自動車部品、レンタカー、飲食業を経営し、年間売り上げは100億円近くになっており、福岡としては比較的大きな地場企業と言えますが、多角化を進めたところに売り上げが急減したために、経営に行き詰ったものですが、このような事例は日本中ありとあらゆるところにあります。

日本政府の景気回復論にのり一気に規模を拡大したところに今回の経済混乱が襲ってきたものですが、楽観論に乗らずひたすら体力を温存し、準備を進めてきたところは今の状況でも平然としています。
勿論、売上半減となっている企業もありますが、それでも税金を納める体力を持っています。

今、東京都心でも地方でもお店が閉まり、事務所が急速に閉まってきており、<貸室・空き店舗>という宣伝が広く見られるようになってきていますが、今後もっとこの動きが広まり、東京都心でもゴースト店舗ビルが出現する筈です。

すでに東京の若者が集まります<中目黒>、<代官山>で超一等地でビル1棟貸しや貸店舗があちらこちらに見られるようになってきているのです。

四国・高松では空港から高松駅に行く道路では、閉店した飲食関係店舗がそのまま放置されていたり、貸し・売りがあちらこちらに見られ、現在毎月高松を訪れていますが、いくたびに閉店店舗・売り物件が増えているのがよくわかります。

1,000億円以上の倒産の陰でひっそり消えていく零細・中小企業の方が圧倒的に多いことを我々はもっと直視する必要があります。

気がつけば街が死んでいたということにもなりかねない事態が今進行していると言え
ます。





nevada_report at 11:34|Permalink

金融情報(日米揃って同じ動き)

日経平均 9522円(+71円)
NYダウ 8500ドル(+96ドル)

これだけ見れば、日米とも強い動きと言えますが、引け一時間前の状態を見れば様相は一変します。

NYダウ・日経平均とも<変わらず>となっていたのです。
即ち、引け一時間前あたりから買い上げが入り、引けにかけて一気に買い上げて”目標”の<8500・9500>を達成したのです。

日本を見てみますと【TOPIX】はわずか<2.32>ポイントの上昇となっており、日経平均に直せば23円の上昇となり、71円の上昇と比べて3倍以上の過剰な上昇となっているのです。

ここで【日経平均】と【TOPIX】を比べてみたいと思います。

日経平均  9522円
TOPIX 897.9X10倍=8979円

日経平均の方が500円以上高いことが分かります。
即ち、日経平均が500円以上高く買われすぎているのです。
これだけの”かさ上げ”があることが分かります。

今は日米とも、「陰の指数買い上げ部隊」の存在が噂されており、ここが実働しているのだと言え、人為的な株価になっているのが今の相場と言えます。

このような中、<買い上げが及ばなかった銘柄:金曜日終値>は以下の通りです。

三井住友  −1.34%
三菱UFJ −4.32%
みずほ   −1.29%
トヨタ   +0.26%(+10円)
ソニー   +0.60%(+15円)








nevada_report at 09:17|Permalink

経済速報(忘れていた不動産株の経営難)

東証一部上場のマンション分譲大手の【ジョイント・コーポレーション】は会社更生法の適用を申請し、事実上倒産しています。

負債総額は1476億円となっており、久し振りに1,000億円超の倒産となっていますが、同社は【オリックス】から資本参加を受けており通常なら倒産はあり得ませんが、【オリックス】が支援出来なかったものです。

このジョイント社は「アデニウム」ブランドのマンションを展開しており、熱海等でもリゾートマンションを分譲していましたが、資金繰りに困まり倒産となったものです。

ここしばらくは異常に不動産株は買われていましたが、今回の倒産及び決算が時間に間に合わなく経営に疑義が生じてきている企業も出てきており、上場不動産に倒産の嵐が吹き荒れる事態になるかも知れません。

実態が悪化している中、株価だけが上昇を続けることはあり得ません。





nevada_report at 01:22|Permalink

2009年05月29日

経済情報(異常な姿が出現し始めた雇用)

雇用情勢ですがガダガタになってきています。
【完全失業率】 5.0%(+0.2)

【有効求人倍率】 0.46倍
*過去最悪水準

【完全失業者数】 + 71万人 (346万人)
*この増加率は過去最大

【雇用者数】 −72万人(総数5464万人)

【就業者数】−107万人(総数 6322万人)
【雇用調整助成金対象者数】 +16万人(253万人)

これだけ悪い数字が次から次へと出てくるなというのが感想ですが、問題なのは最後の項目に入っています〈253万人〉です。

この253万人は本来なら失業者にカウントされるべき人数でしたが政府のお金で失業を一時的に「留保」されているのです。

政府が発表します失業率だけをみていれば今はそれほど心配する事態ではありませんが実際には恐ろしい数字が隠されています。

253万人が失業者にカウントされれば一体どうなるでしょうか?
更に求人を諦めた【非労働力人口】が42万人も増えている実体を併せれば日本の雇用情勢は今や崩壊寸前にまできているといえます。


nevada_report at 13:44|Permalink