2009年04月21日

金融情報(バンカメ・シティの黒字・赤字と本当の勝ち組)

【NYダウ】は289ドル余り下落(−3.56%)して終わりましたが、好決算を発表しました【銀行株】は暴落という状態になっていました。

純利益が<3.5倍>になったと発表されました【バンカメ】は24.34%下落し、先日1600億円の黒字になったと大々的に報じられました【シティ】は19.45%下落して終わっていました。

今回の銀行決算ではこのブログでも指摘してきましたが、金融化商品の時価評価せずという”いかさま”決算が市場で否定されてきたために、好決算発表=売り、という形になってきたのです。

【シティ】の決算ではゴールドマンサックスが以下のような意見を述べており、実質赤字として目標株価を今の半値の$1.5とし、現状を「売り」と判断しています。
「シティの決算には複数の一時的項目(会計基準の変更等)があり、業績の実態が見えづらくなっている」

オバマ政権は強硬とも言える手法で時価会計凍結を関係機関に求めあっという間に時価会計凍結が決まり、これをもって世界中の金融機関の株価は急騰していましたが、今や市場に完全に化けの皮をはがされてしまい、反対に売り材料とされてしまっているのです。

と、同時に【為替市場】が大荒れになり、一時の「楽観ムード」から「警戒ムード」に変わりつつあるのです。

何度も述べます通り、根拠なき「楽観」が経済・景気の実態悪を見に行けば今の株式市場はどんでん返しとなり、一斉に「悲観」が支配し始めます。
今日の日経新聞広告に「月刊 ネットマネー6月号」の広告があり、ここで以下のような見出しが掲載されています。
「世界の損失は1京円。万一を考えて・・・。日経平均暴落への備え方」

大暴落の前には必ず「ヒント」が出ているものであり、その「ヒント」を如何に投資・資産保全に使うか、が分かれ目になります。

いつの時代でもリスクを忘れた個人・投資家・経営者は市場の洗礼を受け、淘汰されていきます。
生き残る個人・投資家・経営者は一握りであり、その一握りの生き残った【個人・投資家・経営者】が大多数が失った富を吸収して経済・金融破綻後の社会では莫大な富を得て、本当の【勝ち組】になるのです。






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