株式情報

2008年08月14日

株式研究(逆粉飾?)

企業の決算を見ていますと、2つのパターンに分かれます。

一つは、より数字を良く見せようとして無理な決算数字を発表し後から減額修正するパターンと、これでもか、という位経費等を計上し後から増額修正するパターンです。

株式市場は前者の方を好みそのような会社の株を買い上げていますが、この理由は『アナリスト』の存在にあります。

会社からすれば『アナリスト』は会社発表の数字を鵜呑みにしてよいコメントを書いてくれるありがたい存在であり、大手企業の中には物凄い待遇をしている事例もあると言われています。
株を上げてくれる『アナリスト』はサラリーマン経営者にとってはありがたい存在なのです。

ところがオーナー経営者の中にはこのような『アナリスト』を好まない経営者も多くいます。
『アナリスト』の中には『コメントを書いてやる』という態度で接してくるからです。
ところがオーナー経営者にとり、株を上げることには意味がなく、会計法規上最大限の経費を計上して利益を少なく見せ、関心をそらせる方が得策となります。

結果、オーナー経営者の決算を分析しますと笑えるような決算数字を発表しているところもあるのです。
『ここまでやるか』という数字を出してくるからです。

一例をあげますと、【中北製作所】(コード番号 6496 大証】があります。
 
前期の決算をみますと15%の増収(+33億円)をなっているにも拘わらず、当期純利益は12億6200万円となり、前期に比べ<2,600万円減益>となっているのです。
そこでこの減益になった理由ですが、決算報告書を見ますと<特別損失>として<2億2878万円>を計上しているのです。
これは有価証券評価損となりますが、これを計上しなければ純益は2億円以上多く、
一株あたり利益は80円を超えていた筈なのです。

では、なぜこのような減益決算としたのでしょうか?
それは配当性向にあります。
【中北製作所】は配当性向を50%としており、もし増益なら配当金は現在の年間30円から40円に増配することになっていたのです。
オーナー経営者からすれば一円でも会社に残しておきたいと思うはずであり、結果、
今回の決算・配当金となったものですが、では次はどうなるでしょうか?
受注も300億円に迫る勢いであり、もはやこのような”芸当は使えません。
結果、猛烈な増益・増配となるはずです。

うるさいスティールパートバーズ社が消えて、経営に専念できるわけであり、今後
じっくり株を保有してくれる企業・個人にはそれなりの”恩恵”を与えてくれる筈です。












nevada_report at 10:48|Permalink

2008年08月06日

株式情報(増額修正:大和重工)

【大和重工 東証2部 5610 】は、中間決算数字を以下の通り大幅に増額修正してきています。

売上    +7.7%
営業利益 +30.6%
経常利益 +42.0%
純益   +32.8%

通期の予想は据え置いており、いずれ大幅な増額修正してくるはずですが、【中北製作所】同様、決算予想はいつも控えめとなっており、この控えめ予想で株を売った個人はいつも後から『失敗した』となっています。

日本にはなくてはならない会社の一つである【大和重工】はそのまま保有されることをお奨め致します。
いずれ過去最高益を更新する【大和重工】は、解散価値(240円)以下の今の株価は大バーゲンとも言える水準だと言えます。






nevada_report at 17:15|Permalink

2008年08月05日

株式情報(有機EL剤:ケミプロ化成)

次世代にはなくてはならない電子材料として見られています【有機EL】の材料製造を手がけます【ケミプロ化成(コード番号4960 大証】が第一四半期決算を発表し、以下のような<赤字>決算となっており、株価も若干売られていますが、決算内容をみますと売られる材料はなく、反対に買われましても不思議ではない内容となっていました。

アナリストも【ケミプロ化成】のような小さい会社をフォローしていませんから、誰も解説をせず、数字だけが一人歩きしている場合が多いですが、決算報告書をみますすと、世界経済が破綻しましても、その後の世界で生きていける企業というのは必ず存在しています。
技術力をもっています企業はどのような経済下でも生きていけるのです。

<決算発表内容>
第一四半期
売上   27億9600万円(前年度比+4.4%)
営業益  −4,500万円
経常利益 −6,700万円

この赤字ですが、実は会計基準変更に伴う『棚卸評価損 9,800万円』が入っており、これがなければ黒字決算だったのです。
売り上げが4.4%増えていながら赤字決算となったのはこのような理由からで<通期>予想では何ら決算予想は変更していません。

<通期予想>
売り上げ 102億円(+1.7%)
営業利益 4.4億円(+48.1%)
経常利益 3.1億円(+68.7%)
一株利益 18.09円

この赤字になった四半期決算ですが、分析しますと以下のようになっています。

1)有機EL剤  +267%  売上    7,200万円
2)紫外線吸収剤 +10.9% 売上 18億8,000万円
3)化成品    +13.7% 売上  5億3,100万円
4)ホーム事業  −31.5% 売上  3億8,400万円

【有機EL剤】は100億円を投じて福島に工場(今は研究所)を建設しており、
今後数十億円規模の受注もまかなえるだけの投資を行っており、今後飛躍的に売上が増えていくことになるはずです。
また主力の【紫外線吸収剤】も今後地球温暖化対策としても有効であり、売上が伸びていくのは必至であり、今後【有機EL剤】と【紫外線吸収剤】分野だけで【ケミプロ化成】は、高度成長をする可能性を持っているのです。

相場に振り回されずに個人投資家がじっくいり保有するのには適した会社だと言えます。



nevada_report at 11:10|Permalink

2008年07月11日

銘柄研究(有機ELの本命は?)

有機EL事業が本格的に動き出していますが、最近の発表で企業集団に政府補助金(35億円)をつけて事業化するというものですが、政府補助金に頼って新規事業が果たしてうまくいくでしょうか?
1,000億円規模の補助金で金に糸目はつけないということであれば話は別でしょうが、わずか35億円規模の補助金を目当てに各社が保有している最先端の秘密の技術を他社に公開するでしょうか?

今回のプロジェクトに参加しなかった【ケミプロ化成】(コード番号 4960)は、独自の道を歩むことになっていますが、既に10億円以上をかけて福島に有機EL関連工場を立ち上げており、他社に頼る必要はないのです。

一株利益18円、解散価値245円の【ケミプロ化成】が本格的に有機EL事業で開花すれば、株価は大きく居所を変えていくことになるはずです。

時価 239円(前場終値)






nevada_report at 12:04|Permalink

2008年07月04日

銘柄研究

先日の岩手地震もそうでしたが、日本は地震と共存しなくてはいけない地理にあるといえるのですが、では我々はどのような対処が出来るでしょうか?

防災グッズを買っておくのもよいでしょうし、お水を確保しておくのもよいと
思います。
更に、TVや家具の転倒を防止するための道具を買っておくのもよいと思いますし、花瓶やランプの転倒を防ぐ道具を用意するのもためになるはずです。

では、どのような道具が有効になるのでしょうか?

先日【不二ラテックス】の株主総会に出席しました際に社長より紹介されました【不動王】という振動吸収シートは大学と研究しただけあり、かなりしっかりした製品であり、安全対策には最適な製品だと言えます。

弊社が所有しております【美術館・ギャラリー】にて早速実験しましたが扱い易く、これなら使えると思っており、【不二ラテックス】の戦略商品に育っていくかも知れません。

この防災関連グッズ関連の売り上げは今後飛躍的伸びます業績見通しには一切勘案されておらず、今の200円台の株価は居所を大きく変えてくるかも知れません。

【不二ラテックス】(コード番号 5199番)店頭市場
株価 230円
株価収益率 13倍


nevada_report at 21:31|Permalink