2018年07月11日

【今週の日記】 目下治療中①

先週、再診再検査を受けてきた。

東京駅に到着後、予約時間までかなり時間を余したので軽く蕎麦を啜ってから新橋にあるGateJに寄った。





gj





サラブレッド好きにとっては素晴らしい施設だ。

他所ではお目にかかれない様々なサラブレッドの資料がたくさんある。すっかり夢中になってしまい、何時間居ても飽きがこない。だから予約時間が刻一刻迫ってくると非常に困ってしまった。閉館までずっとその場に居たい気持ちに陥ってしまうのである。

結句うしろ髪を引かれる思いで閲覧を断念し、渋々目的の病院へ向かった。



到着後、すぐに検査でレントゲンやらCTやらMRIを撮影。

下記の画像はちょうど1年前のレントゲン写真。





首首2上肢上肢3





二度の激しい追突事故によって頸椎が変形し左上肢の骨は萎縮しているそうなのだが、頸椎の方は、矯正手術を受けてでも現在悩まされている自覚症状を治したい気持ちは強い。脊柱管拡大後日増しに症状が悪化しているような気がしている。なので来月に再手術の仮予約をとって頂いた。だが、診察室という空間がすこぶる嫌いになってしまった。もう示談済みだというのになぜあんなに大勢のNsがそう広くはない診察室に集まってくるのだろうか理解に苦しむ。いや、本当はその理由もわかっているのだけれど、もう正直あの病院には通いたくない。同様に手術も受けたくない。単に被害妄想に過ぎないのかもしれないが、あれだけ多くの凄まじい排斥の念の籠った視線を浴びせられてはどんな患者だって精神が疲弊する。心から信頼できる前執刀医の先生がその病院に勤務しているという安心感は本当に強くあるのだけれど、他院を含めてあの悪夢のようなシーンはこれで、三度目だ。その日の夜は深い落胆で一睡も出来ず、その後しばし軽い不眠に陥り、今後のなりゆきを考えると吐き気を催すほど全身が通院への拒絶反応をおこしだす。もううんざりである。決して、患者は弱者ではない。むろん、強者でもない。間違いなく、詐病患者こそが弱者なのである。そんな輩が存在するかぎり詮無いことだと諦観して悲憤慷慨するよりほかない。でもいい加減、さらに悪化の可能性もあり得る頸椎手術はキャンセルしてそろそろCRPSの本格的な治療に移るべきだという天啓が、三度目の事象、なのかもしれない。神は信じないが天は信じる。幸いにもタイミング良く、地元のかかりつけ医から、「rTMS」という治験を行っている他院へ紹介状を書いて頂けることになった。それで効果が現れないようなら、次は御茶ノ水にあるペイン科を受診して「SCS」を予定しているが体内に電気装置を埋め込むことが非常にネックである。年始に一度はその覚悟も出来たが、日によって激変する上肢疼痛によって、風見鶏のように考えが方向転換してしまうのが現状だ。

まったく、すべてにおいて、嫌、になる。





川崎競馬





考えるのが心底億劫になって、その足で川崎競馬場へ行ってきた。

4場ある南関競馬場のなかでも大井と川崎は色んな意味でやさしい。

浦和と船橋は感覚的に苦手である。

9Rからパドックに参戦したが、馬券は買わずに終始、見(ケン)。

それでも十分たのしかった。

久々の地方競馬であったせいか、てっきり12Rあるものだと勘違いをして全レース終了後しばらくの間パドックに立って馬が出てくるのを待っていたw

馬も厩務員もファンもなかなか現れず、「あ、もう終わりなのか」と気付いた時、真剣に馬を待って突っ立っていたので周りの視線がかなり恥ずかしかった。



※     ※     ※     ※



翌日は、所要で3年ぶりの渋谷へ。

お昼にバゲットが食べたくなったので有名らしき店で購入してみた。

だけどあまり口に合わず・・・。





 メゾンカイザー





上の写真はメゾンカイザーのバゲット。

やはりこの店のバゲットが最も口に合う。でも、今まで食べてきた中でいちばん美味しかったのは、当然だがパリで食したバゲットだ。

食感が違う。本場のクラムはまるで炭酸飲料を食べているかのように口の中でシュワシュワと弾けていく。さらに小麦の旨味と塩加減のバランスが絶妙で感激するほど美味しい。何の味付けをしなくても何個でも食べれる美味しさである。

そしてクワッサン(※発音が難しい)は感激を通り越して、感動するほど美味しい。その時パリにコンビニがほとんどない理由がなんとなくわかったような気がした。



※     ※     ※     ※



さて、現実逃避していないで、月末に予約した次回の診察までに手術を受けるかどうか決断しなければならない。

迷いに迷う。

健康な頸椎を取り戻すために、身体を守るべきなのか、それとも自尊心を守るべきなのか。

そもそも守るという思考自体が、おかしい。

そんなことを考えることよりも、美しいサラブレッドを観て、美味しいモノを食べていたほうが遙かに健康的かも知れない。



neverperiod at 00:08|PermalinkComments(0)今週の日記 

2018年06月25日

【先週の結果】 人と馬、そしてまた人。

今年の宝塚記念は、春天皇賞4着だった無ミッキーロケット(父キングカメハメハ、栗東・音無秀孝厩舎)が、香港ワーザーの猛追をクビ差ふり切ってGⅠ初優勝。

ゴール入線直後の和田騎手が見せたしぐさが印象的で、勝利ジョッキーインタビューで語った通り、「テイエムオペラオーが後押ししてくれた」のかもしれない・・・いや、きっとそうだと、信じたい。


いまから17年前。

古馬になってからのテイエムオペラオーを思い出すと、真っ先にメイショウドトウとの激闘譜が頭をよぎる。

2000年の宝塚記念から始まった両馬の宿命の対決。

ずっとオペラオーが勝ち続けて5連勝し、毎回あと一歩届かずの5連続して2着だったドトウ。

そんな彼らの最後のワンツー決着は、一年後の2001年宝塚記念だった。

最後は着順が逆転した。

メイショウドトウがようやく王者テイエムオペラオーに土をつけたのである。

その後の彼らの成績はというと、激戦の疲れがあらわれたのだろうか、再びGⅠを勝つことも、ワンツー決着することもなく、2001年の有馬記念を最後に両馬はターフを去った。

懐かしい思い出である。


オペラオーの主戦をつとめた和田騎手は、オペラオーが引退後一度だけ牧場で再会したきり、その後は再びGⅠを勝ってから会いに行くと心に決めていたらしい。

結局、オペラオーが今年5月に亡くなってしまったためにそれは叶わなかったみたいだが、オペラオー以来となる和田騎手のGⅠ優勝が、最後の最後にメイショウドトウ負けた『宝塚記念』になるのだから、やはり人と馬が織りなす不思議な縁を感じてならない。

天国のオペラオーが、後押ししてくれた、のだろう。



※     ※     ※     ※



宝塚記念の予想の「テーマ」は結果的に良かった。騎手が乗り替わりばかりの有力馬に嫌気がさして、荒れるだろうと読んでいたから。

優勝馬ミッキーロケットも、3着ノーブルマーズも前走に続いて騎手が乗り替わっていない。それがいい。まあ結局はノーザンファーム産の優勝だったけれど、それでもこの結果には好感が持てる。


競馬がなぜおもしろいのかと言うと、やはり「人と馬」が紡ぎ出すストーリー性だと思う。

メイショウドトウの大馬主さんの座右の銘にあるように、「人がいて、馬がいて、そしてまた人がいる」、それがすべてだと、わたしは思いたい。

言葉は通じ合わないけれど、人と馬は、ずっと大昔から「ともだち」なのだ。



※     ※     ※     ※



さて、腕試しに参加してみた「春のGⅠブロガー・予想王決定戦」は63ポイントの9位の結果だった。でも全レース参加されてない方や、スーパー勝負を忘れた方もいるみたいなので、実質的には10位以下だろう。

個人的には、天才馬アーモンドアイに完全に負けた。

桜花賞は納得できる結果なのだけれど、オークスは未だにあの馬体で、あのレースとあの勝ち時計で優勝したことに信じられないでいる。あんな馬はじめて観た。

秋はどんな馬体に成長してターフに戻ってくるのだろうかと楽しみな気持ちでいっぱいだけど、たぶん同じく天才馬ディープインパクトと同じで、馬体はそう変わらないんだろうなと思う。


秋の活躍を期待したい馬と言えば、3歳馬のNHKマイルカップ◎ミスターメロディと日本ダービー◎ブラスワンピースだ。前馬は今後どのような路線で活躍するのか始動戦が待ち遠しいし、後馬は秋以降にとんでもなく強い馬に成長する可能性を秘めていると思う。

まずは3頭とも、無事に夏を乗り越えてほしい。



※     ※     ※     ※



夏を乗り越えなければならないのは自分自身もそうで、やっぱり夏競馬は辞退して、長期放牧に出ることにしました。すっかり悪くなってしまった体調をしっかりと立て直してから、また秋に戻ってこれたらいいなと考えています。

今春後半の予想はまったく良いところがなく、自分の底力のなさを痛感しましたが、それでもコメントをくださった方々には感謝しております。ありがとうございました。


それではまた。
秋競馬で再会しましょう。



neverperiod at 18:46|PermalinkComments(0)先週の結果 

2018年06月23日

【今週の予想】 宝塚記念 「遅れてきたディープインパクト産駒」

猫の目のように次々と騎手が乗り替わる日本の競馬。

デムーロでGⅠを制した馬が短期間でルメールへ替わり、ルメールでGⅠ2勝馬は戸崎のカリソメ騎乗で、その戸崎は今回お手馬を手離して前デムーロの重賞1勝馬へ代打、以下ダービージョッキーの福永も武豊も川田も岩田も同様の乗り替わり。

もはや馬も人もファンもない、何でも有りの島国競馬化しつつある。


そんな騎手的飽和の状況下で、先週は香港リーディングジョッキーのジョアン・モレイラがJRA移籍を表明した。日本中の競馬ファンが驚いたが、現在栗東には欧州騎手が2名存在するのだから、あと1名の大物騎手の移籍もありそうな予感がする。モレイラひとりでは足りないかもしれない。いずれにせよ、美浦の調教師が歓待するのは間違いない。

これで少しは騎手の乗り替わり問題が解消されそう・・・だが、若手ジョッキーの士気は下がる一方ではないか、GⅠ優勝の夢も希望もますます小さくなる。早急に、たとえばエージェント制から専属契約制へのルール変更や、土日の騎乗回数制限等なんらかの対策を講じなければ、日本の競馬は未来あっても、日本の若手ジョッキーに未来はない。



春のグランプリとは名ばかりの宝塚記念は、騎手の使い分けに辟易して、香港最強クラスのワーザーに本命を打つ予定だった。

大阪杯がGⅠに昇格後、ハナからココを春最大の目標に掲げる日本陣営などほとんどなかったように年末の有馬記念とおなじく、所詮オマケのGⅠなのだ。

だからこそ4月の時点で遠征を表明したワーザー◎だったのだが、木曜の馬体重計測で前走から-19㌔の「454㌔」では限りなくレッドに近いイエローカード。これではとても◎を打つことなどできない。


したがって木曜の夜に、馬体を観直した。

初心にもどって、今年の優勝候補となる馬体を挙げていこう。


・ヴィブロス
・サトノダイヤモンド
・ゼーヴィント
・ステファノス
・ダンビュライト
・ノーブルマーズ
・パフォーマプロミス
・ワーザー



以上、香港国際競走のパドックで観たワーザーも含めて8頭。

その中から、さらに絞ると5頭になる。


・ヴィブロス
・サトノダイヤモンド
・ゼーヴィント
・パフォーマプロミス

・ワーザー


絞りきったそれぞれの理由は、ステファノスは「高齢」、ダンビュライトは「スピード不足」、ノーブルマーズは頗る状態良しも「重賞実績不足」である。



上記5頭の中から、予想を組み立てたい。

今年の宝塚記念の騎手采配が何でも有りなら、当然「印」だって何でも有りでいい。過去のGⅠ実績や既成概念に捉われていては、面白みに欠ける。


遅れてきたディープインパクト産駒◎ゼーヴィントの一発に期待した。

福島で重賞2勝目をあげ、いざGⅠ獲りとなった矢先に剥離離骨折の不運。約8か月の休養を経て復帰戦となった日経賞は6着で、つづく目黒記念でも6着であったがパトロールリプレイを観れば敗因は一目瞭然。陣営にとっては遺憾のひと言だろう。まして距離がすこし長かった。

例年の宝塚記念なら切り捨てになる着順だが、同馬の臨戦過程を熟慮すれば、度外視していい。

個人的に宝塚記念で重要視しているデータがある。それがコース形態が似ている中山2000~2500ⅿでの重賞実績だ。

過去10年の優勝馬を遡ると、


・2017サトノクラウン(弥生賞)
・2015ラブリーデイ(中山金杯)
・2014,2013ゴールドシップ(皐月賞)
・2012オルフェーヴル(有馬記念)
・2010ナカヤマフェスタ(セントライト記念)
・2009ドリームジャーニー(朝日杯FS)


2016マリアライトと2011アーネストリーと2009エイシンデピュティの3頭以外は、いずれも中山での重賞実績が光る。

その3頭にしても、体型的には小回りが合う体型の持ち主ばかりで、牝馬のマリアライトは日経賞3着があり、アーネストリーは宝塚V直後にオールカマーを優勝している。

エイシンデピュティだけが何の実績もないのだが、同馬も間違いなく小回りコースが合う体型だった。要は中山出走経験がほとんどなかっただけの話である。


で、ゼーヴィント。重賞勝ちこそないが、セントライト記念とアメリカジョッキーCといずれも中山2200ⅿで2着があり、左回り【0‐0‐1‐3】に対して、右回りは【4‐3‐0‐1】と完全に右回り巧者。

さらに距離2000~2200ⅿは【2‐3‐1‐0】と4着以下なしである。初出走でも阪神2200ⅿが合わない理由を探すほうが難しい。輸送は福島で経験済みだ。


今年3走目、競走状態はさらに上昇中、目下の抜群のデキ、そして全国リーディング7位の厩舎力を加味すれば、今年の宝塚記念なら優勝があっていい。

木村厩舎初となるGⅠタイトル獲得は◎ゼーヴィントと読んだ。



相手筆頭は、帰国後緒戦でも最高の状態で出走してくる〇ヴィブロス

同レース3着の姉とは馬体の造りが違う。ゆえにここに適性があるかどうかは走ってみないことにはわからない。一見、稍重が得意と思いきや秋華賞の勝ちタイムが秀逸で馬場状態は問わないだろう。

課題はやはり距離と斤量とコース適性の3つで、いずれも克服するようなら宝塚3頭目となる牝馬優勝も期待大。華奢な馬体を観れば観るほど、まったく底がみえない不思議な馬である。


単穴は、復活間近の▲サトノダイヤモンド

馬体だけならすでに輝きは取り戻している。あとはターフでの輝きを取り戻すのみだが、完全復活の舞台は阪神小回りよりも府中2000~2400ⅿのほうが相応しい。さらに宝塚3着馬は府中2400巧者の馬体データもある。逸る気持ちを抑えて、秋を待つ。


連穴が、香港トップクラスの★ワーザー

わずか3日間で馬体重が元に戻るとは到底思えないが、当日470㌔台なら間違いなく優勝争い。やたら「スイマー」という言葉がもてはやされているが、香港2000ⅿで「2:00.0」の好時計の2着を忘れてはならない。馬場状態は不問の馬なのだ。馬体重が走るわけではないが、仮に460㌔台でも押さえなければならない強豪馬である。



馬券は⑮の単複がメイン。

あとは馬連⑩-⑮、③-⑮、⑬-⑮の3点。

遊びで、3連単⑮→⑩→③と3連複③-⑩-⑮を買う予定。



最後に「希望」と「夢」を少し語って終わろう。

ジョアン・モレイラの通年ライセンス取得によって、若手の活躍はますます厳しくなり、そして少なくなる。ゆえに急遽乗り替わりでも、ダービージョッキー池添がGⅠを優勝することによって、少しでも新人や若手を活気づけてほしい。それが⑮本命に託した、希望だ。


そして、終わってみれば、

『ディープインパクト産駒のワン・ツー・スリー』

それがわたしの宝塚記念の夢である。







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neverperiod at 19:37|PermalinkComments(0)今週の予想 

2018年06月22日

【今週の調教】 宝塚記念 ◎7頭

△アルバート
【南W 2頭併せ】



◎ヴィブロス
【栗坂 単走】



▲キセキ
【栗CW 単走】



△サイモンラムセス
【栗坂 単走】



▲サトノクラウン
【南W 3頭併せ】



◎サトノダイヤモンド
【栗CW 3頭併せ】



◎ステファノス
【栗CW 2頭併せ】



〇ストロングタイタン
【栗坂 単走】



〇スマートレイアー
【栗坂 2頭併せ】



◎ゼーヴィント
【南W 3頭併せ】



△タツゴウゲキ
【栗坂 2頭併せ】



◎ダンビュライト
【栗坂 2頭併せ】



〇ノーブルマーズ
【栗坂 単走】



◎パフォーマプロミス
【栗CW 単走】



〇ミッキーロケット
【栗坂 2頭併せ】



◎ワーザー
【阪神芝 単走】






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neverperiod at 14:14|PermalinkComments(2)今週の調教 

2018年06月21日

【今週の馬体】 宝塚記念 激選馬3頭

△アルバート
メンタルB テクニカルB フィジカルC
7歳。前走は得意の長距離戦でもトップクラスが相手になると好走できなかったように、GⅠの舞台では役不足だった。レース後は疲労も溜まったようで、馬体は前走時よりも仕上げられておらず、まだ太さも残っている。距離短縮も経験不足で急対応は難しいだろう。ここは見送りが賢明か。






〇ヴィブロス
・2018ドバイターフ2着 ・2017ドバイターフ ・2016秋華賞
【メンタルA テクニカルB フィジカルS】
5歳。連覇を狙ったドバイターフは2着。約3ヶ月ぶりの帰国後緒戦となるが、馬体を観る限り疲労はまったく感じられず、ここに向けてメイチに仕上げれており、牝馬とは思えないほど逞しい筋肉に覆われている。状態面に不安は皆無だが、課題は距離と斤量に尽きるだろう。全姉とは異なりコンパクトなまま馬体が完成されたので、距離は1600~2000ⅿまでが守備範囲と読みたい。56㌔を背負って2着もあるが、牝馬限定戦で勝ち切れなかった結果に危惧の念を抱く。






▲キセキ
・2017菊花賞
【メンタルB テクニカルA フィジカルB】
4歳。極悪馬場の菊花賞を後方一気で優勝したが、その後は香港遠征するも9着に惨敗し、帰国後緒戦の日経賞でも9着だったように、古馬相手では頭打ちの現状であり結果を出せていない。今回は約3ヶ月間ここに向けて入念に調整されたようで馬体はきっちり仕上げられてはいるが、まだキ甲が抜け切っておらず成長力に欠ける。古馬になって馬体が大きく変わってきた印象はない。本格化は秋以降と読みたい。






△サトノクラウン
・2017宝塚記念 ・2016香港ヴァ―ズ
【メンタルC テクニカルA フィジカルC】
6歳。前年度チャンピオンだが、昨秋の天皇賞2着後は10→13→7着とまったく走っておらず、どうも有馬記念の頃からメンタル面が芳しくない。昨年同レースを優勝した時は馬体を大きくみせていたのだが、今年はまったく力強さが感じられず、かなり小さく観えてしまうのは不安視すべきポイント。昨年のデキには遠く及ばず、この競走状態では得意の道悪になっても、好走は難しいだろう。






◎サトノダイヤモンド
・2016有馬記念 ・2016菊花賞
【メンタルA テクニカルA フィジカルA】
5歳。昨秋のフランス遠征から成績不振が続いており、前走の大阪杯は見せ場なく大敗を喫した。3歳時の輝きが失われつつあるが、それでも陣営の渾身の調整によって、今回の馬体はひと味違う。弱点だった前躯がビルドアップしており、後躯の筋肉量もキープしている点が復調の兆しである。この馬体なら前走からの巻き返しは必至で、馬体から窺える強かった頃の輝きはすでに取り戻している。あとは闘争心のみだが、立ち姿勢からノープロブレムとジャッジしたい。






〇ステファノス
【メンタルA テクニカルA フィジカルA】
7歳。ハンデ戦の前走は参考外、ここに向けた布石だったはず。小柄だが実に壮健な馬でとても7歳には観えないほど若々しく、馬体の張りも毛艶もすこぶる良好で絶好調と判断していいだろう。阪神コース内回りは得意条件であり、ひと叩きされた今回はまさに走り頃。人気がなくても軽視は禁物、穴で狙うなら積極的に買ってみたい馬である。






▲ストロングタイタン
・鳴尾記念
【メンタルB テクニカルA フィジカルB】
5歳。前走は従来のレコードを更新して重賞初制覇。馬体を観ると、真っ先に集中力に欠けるような表情が目立つので、馬具による競走効果はやはり大きい。レコード勝ちの反動はそれほどなく、引き続き張りも毛艶も良好だと言える。阪神2200ⅿにも体型的に問題はないが、まだ重賞を勝ったばかりで、このメンバーに入ると馬体が一枚観劣ってしまうのは否めない。デキの良さでどこまで上位に食い込めるか。





★スマートレイアー
【メンタルB テクニカルA フィジカルA】
8歳。牝馬ながら長距離の天皇賞・春で7着ならよく頑張っていると言っていい。まだまだ矍鑠で、今回は全9勝のうち最多の6勝を挙げる得意の阪神コース且つ距離短縮なら、さらなる期待を持ってもいいかもしれない。前走後もここに向けて順調に調整されており、引き続き前走時の状態をキープしている。あとはGⅠの舞台で、強豪牡馬相手にどこまで闘えるか。






◎ゼーヴィント
【メンタルA テクニカルA フィジカルA】
5歳。重賞2勝目を挙げたあと骨折で戦線離脱。約8か月ぶりの復帰戦となった日経賞は6着で、前走も同じく6着であったが、斤量57.5㌔を背負いながらも上がり3ハロンは最速タイをマークしている。体型的に2500ⅿはやや長く、1800~2200mの小回りコースが合う好馬体。阪神コースは初出走になるが、不安よりも期待のほうが遙かに大きい。状態面も文句なしで、非常に良いコンディションをキープしている。この時季だからこそ、侮れない未知の惑星。






△タツゴウゲキ
【メンタルA テクニカルA フィジカルB】
6歳。昨秋ハンデ戦の重賞を2連勝し、9か月ぶりとなった前走の鳴尾記念は見せ場なく大敗。叩き2走目となる今回は、立ち姿勢こそ上々で好転を期待してもいいだろうが、このメンバーに入ると馬体レベルも実績面も乏しいと言わざるを得ない。距離に関しては問題ないがGⅠの舞台では強調点はどこにも観当たらず、見送りが賢明だろう。





〇ダンビュライト
・AJCC
【メンタルA テクニカルA フィジカルA】
4歳。今年始動戦となったAJCCで重賞初制覇。海外遠征の前走は、大幅な馬体減が示す通りベストな状態ではなかったことが敗因だろう。帰国後の疲労が焦点になるが、好調時は重心が中央に定まる馬で、今回のやや前肢に頼った立ち姿勢を観ると、疲労はまだ抜け切っていないと判断したい。ただし道悪は歓迎材料で、距離2200ⅿも内回りも合う。古馬になってからの底力が試される一戦。






〇ノーブルマーズ
・目黒記念2着
【メンタルA テクニカルA フィジカルA】
5歳。前走の目黒記念は10番人気の伏兵ながら2着と好走。バランスの良い中距離馬の体型で、年明けからコンスタントに使われているが、今が充実期のようで好調が長く続いている。特に毛艶が素晴らしく黄金色に輝いている。右回りに良績が集中しているように阪神2200ⅿはおあつらえ向き。相手は一気に強化されるが、今のデキならここでも楽しみな存在である。穴馬。






◎パフォーマプロミス
・日経新春杯
【メンタルA テクニカルA フィジカルS
6歳。1600万条件を4戦目にして勝ち上がると、1番人気で迎えた日経新春杯で晴れて重賞ウイナーとなった晩成型。前走は3着だったが、ここに向けた叩き台だったと考えていい。馬体重450㌔台と小柄な馬だが、父よりも肌馬の血が濃く表れている筋肉質の馬体で完成形に近づきつつある。立ち姿勢が素晴らしく、心身ともにパーフェクトな状態で、これで勝てなかった仕方がないとさえ言える出来映え。体型的にGⅠの舞台なら阪神2200ⅿが最も適しているように感じる。ここが最大の目標か。






★ミッキーロケット
【メンタルB テクニカルA フィジカルB】
5歳。距離不向きの天皇賞・春で4着なら健闘だろう。前走後はここに向けて調整されていたはずだが、長距離戦の反動が大きく出てしまったようで、今回の立ち姿勢には前走時の力強さは感じられない。表情も冴えなく、馬体の張りも毛艶も下降気味である。距離短縮は歓迎できるがまだまだ活躍を期待できる馬、秋まで待つべきか。







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neverperiod at 11:58|PermalinkComments(0)今週の馬体