2010年07月08日

「MacBook」か「MacBook Pro」か、それが問題だについて少し考えてみた


会社では「MacBook」か「MacBook Pro」か、それが問題だのニュースで盛り上がってます。ちょっとわかったメンバーがおおいかな?なんて思う一コマです。他の会社でもこんなニュースで盛り上がったりするのかな?

内容:

 アップルがノート型MacとしてラインアップするMacBookファミリーは、MacBook、MacBook Pro、MacBook Airという3つの製品群で構成されている。いずれもMacの魅力を十分に堪能できるオールインワンパッケージだが、このうちエントリー向けのMacBookは、「これからMacをはじめよう」と考えている人にまずオススメしたいモデルだ。



【拡大画像や他の画像】 【表:ベンチマークテストの結果】



 13型ワイド液晶を搭載するボディは、ときどきカバンに入れて持ち歩いたり、書斎や寝室、リビングルームと、部屋を移動しながら使う個人用マシンとしてうってつけだし、何より9万4800円(Apple Store価格)という価格設定が大きな魅力となっている。



 ただしここで問題になるのが、予算を2万円上乗せすると手が届く13型MacBook Proの存在だろう。従来のMacユーザーにとって“Pro”の名はそれだけでプレミアムな響きをもっていたが、現行ラインアップを眺めると、MacBook(MC516J/A)とMacBook Pro(MC374J/A)の性能差はほとんどないと言っていい。もちろん、MacBookの外装がポリカーボネート素材であるのに対し、MacBook Proはアルミを採用するなど見た目の違いはあるものの、一体成形のユニボディデザインや、LEDバックライトを搭載した13.3型ワイドの光沢液晶(1280×800ドット)、本体に内蔵されたロングライフバッテリーなど、その特徴は驚くほどよく似ている。



 この点は基本スペックも同様だ。下に掲載した画面の通り、両モデルともに45ナノメートルプロセスルールのCore 2 Duo P8600(2.4GHz)を搭載し、グラフィックスにはNVIDIAの統合型グラフィックスコアであるGeForce 320Mを採用、250GバイトのHDDと8倍速のスロットローディング式SuperDriveを備える。ちょうどそれぞれの旧モデルが、GeForce 9400Mベースでほぼ同じ仕様だった関係を引き継いだ格好だ(ちなみに先日レビューしたMac miniも同等の基本システムを採用している)。



 見た目の印象がかなり異なるとはいえ、想定される用途から見れば、ほとんど双子といってもよさそうなMacBookと13型MacBook Pro。Arrandale世代に移行した15型/17型MacBook Proに比べて差別化のポイントが少ないため、2万円の価格差をどこに見出すか、どちらを購入するかで迷っている人も多いだろう。そこで今回は、最新MacBook/13型MacBook Proの強化点を振り返りながら、改めて両モデルの違いについて見ていく。また、性能差を検証するためにMac OS XとWindows 7の両環境下で定番ベンチマークテストも実施した。



●継ぎ目のないユニボディデザイン――ポリカーボネートとアルミニウム



 MacBookとMacBook Proで最も分かりやすい違いといえばやはり外観だろう。一体成形による継ぎ目のないボディを実現したユニボディデザインは、今やMacBookファミリーだけでなく小型デスクトップPCの「Mac mini」も採用しているが、その中で唯一、素材にポリカーボネートを用いているのがMacBookだ。



 酸化皮膜処理を施したアルミボディに比べて、ポリカーボネートの外装は光沢感があり、実際の手触りもまったく異なる。特にこれを意識するのは、キーボードを打つ際に手のひらをパームレストにのせたときで、アルミのMacBook Proが比較的サラサラとした手触りであるのに対し、MacBookはやや吸いつくような感触になる。手のひらに汗をかきやすい夏場はわりと気になるかもしれない。



 また、本体に光があたるとMacBook Proの場合はボディの曲線にあわせてかすかにグラデーションを描くが、MacBookはほぼそのまま光を反射する。デザイン上の優劣は個人の好みによるところが大きいとはいえ(真っ白で清潔感のあるMacBookを好む人もいる)、高級感という点では金属的な質感を持つMacBook Proに軍配が上がりそうだ。このほか細かいところでは、液晶ディスプレイの額縁が黒いMacBook Proのほうが、写真や動画を表示した際に没入しやすいと感じた。



 一方、入力環境はほぼ共通化されており、特にマルチタッチに対応したガラス製トラックパッドは非常に使いやすい。1本指から4本指までさまざまなジェスチャーに対応し、さらにボタンとしても機能するこの広くて多機能なパッドは、MacBook/MacBook Proを魅力的にしているギミックの1つだ。もちろん、Windows環境でも、2本指を使った上下スクロールや、2本指でのパッド押下による右クリックなどが利用でき、Boot CampでWindowsをメインに使っているユーザーにとっても有用だろう。



 キーボードも十分なサイズを確保しており、つや消し塗装のキートップは手触りもよく快適にタイプできる。ただし、MacBookとMacBook Proの違いとして、キーボードバックライトの有無がある。環境光センサーが周囲の明るさを検知し、暗闇で自動的に光りはじめるこのキーボードは、かつてMacBook Proの中でも差別化のポイントとなっていただけに気になる人も多いのではないだろうか(光るキーボードを自慢したいがためにProの上位モデルを買った人もいるはず)。ちなみに、キートップの色はMacBookが白、MacBook Proが黒で、前者はやや汚れが目立ちやすい。



●インタフェースや本体サイズの違い



 MacBookと13型MacBook Proは、同じサイズの液晶ディスプレイを搭載しているだけあって、本体サイズはそれほど変わらない。ただし、数値でみるとMacBookの330.3(幅)×231.7(奥行き)×274(高さ)ミリに対して、MacBook Proが325(幅)×22.7(奥行き)×241(高さ)ミリと、MacBook Proのほうがフットプリントが小さく、ボディも薄くなっている。また、重量はMacBookが約2.13キロ、13型MacBook Proが約2.04キロで、後者が90グラムほど軽い。どちらも2キロを超えており、最近の薄型ノートPCに比べると積極的にモバイルPCとして活用したくなる重さではないが、本体のエッジが緩やかにわん曲するユニボディはカバンへの収まりもいいし、約2.54キロの15型MacBook Proに比べれば十分許容範囲だ(なお、モバイル用途には約1.36キロのMacBook Airが用意されているが、MacBookファミリーの中で唯一アップデートが見送られているため、このタイミングで購入するのは微妙かもしれない)。



 一方、差別化のポイントとなっているのは本体左側面に用意されたインタフェースで、音声入出力と2基のUSB 2.0、Mini DisplayPort、ギガビットLANに加えて、MacBook ProにはSDメモリーカードスロットとFireWire 800も搭載されている。SDメモリーカードスロットはデジタルカメラなどとの連携がしやすく、USB接続のカードリーダーを持ち運ぶ必要もなくなる。FireWire 800については「ないと困る」という場面は少ないかもしれないが、これまでビデオ機器やストレージなど特定のデバイスで利用してきた、あるいは「オレはまだ初代iPodを使ってるぜ」といった人たちには気になるところだろう。



 このほか、両モデルの左側面を比べるとMacBook Proにはバッテリーインジケータが搭載されていることに気付くはずだ。このボタンを押すとバッテリーの充電状態を示す緑色のランプが点灯し、本体を起動せずにあとどれくらバッテリーが持つのか目安を教えてくれる(以前はバッテリー単体での充電状態確認ができたが、ユニボディに内蔵される一体型バッテリーの採用でできなくなった)。こういう細かい配慮はさすが“Pro”といえる部分だ。



●最大メモリ容量やHDDのレイアウトが異なる



 冒頭でMacBookとMacBook Proの基本スペックはほぼ同じと伝えたが、実はメモリ構成に若干の違いがある。MacBook(MC516J/A)が1GバイトのPC3-8500モジュールを2枚搭載する一方、MacBook Pro(MC374J/A)は2GバイトのPC3-8500モジュールを2枚搭載しており、標準でメモリ容量に2倍の差がある。また、最大メモリ容量もMacBookは4Gバイトだが、MacBook Proでは8Gバイトまで拡張できる。このため、VMware Fusion 3やParallels Desktop 5 for Macで複数のOSを同時利用する、あるいはBootCampで64ビット版Windows 7の導入を考えている人にとっては、より多くのメモリ領域を利用できる後者が適しているといえそうだ。



 また、HDDのレイアウトも異なり、MacBookは左パームレスト直下、MacBook Proは右パームレストの直下にHDDが内蔵されている。両モデルともに筐体内部の熱はファンによって背面側のスリットへ排気される構造だが、システムに高い負荷をかけるとMacBookは左手、MacBook Proは右手にほんのりと熱を感じる。



●性能はほぼ横並び――ベンチマークテストで検証



 それでは最後に定番のベンチマークテストでMacBook(MC516J/A)とMacBook Pro(MC374J/A)の性能をチェックしていこう。なお、ここでは比較対象として、Core i7-620Mを搭載する15型MacBook Pro(MC373J/A)も並べている。まず、Mac環境ではCINEBENCH R10とiTunesのエンコードにかかる時間を測定した。



 CINEBENCH R10の結果は、Multiple CPUのスコアがMacBookの5060に対して、MacBook Proの5061、OpenGLのスコアもMacBookの4439に対してMacBook Proが4437と完全に横並びの状態だ。iTunesを使ったテストでも同様の結果で、再生時間1分のQuickTimeファイルを「iPod/iPhone用」に変換する際に要した時間は、MacBookが74.8秒、MacBook Proが72.7秒、再生時間10分のAppleロスレスファイルをAACに変換した際の時間もMacBookの20.4秒に対して、MacBook Proが20.7秒と、誤差の範囲に収まっている。



 続いてWindows 7環境下でベンチマークテストを実施した。Windows用のドライバはMacBookのパッケージに付属する「BootCamp 3.1 Build 2351」で統一している。実施したベンチマークテストは、PCMark05、PCMark Vantage、3DMark06、FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3だ。



 PCMark05の結果を見ると、総合スコアのPCMarksではMacBookが4838、MacBook Proが4695となっており、MacBookがわずかにMacBook Proを上回った。個別のテストではMacBook ProがMemoryスコアで優位に立つ一方、HDDスコアでは東芝製HDDを搭載するMacBookが良好な結果を出している。もっとも、Core i7とGeForce GT 330Mを組み合わせた15型MacBook Proに比べれば50歩100歩という結果だ。PCMarkVantageも同様の傾向で、MacBookとMacBook Proの間に有意な差は見られなかった。



 3DMark06とFINAL FANTASY XI Official Benchmark 3も結果はほぼ誤差の範囲。最新型のMac miniと同じく、グラフィックスにGeForce 9400Mを採用する旧モデルに比べてGPU性能は最大2倍に向上しているものの、やはりディスクリートGPUを搭載する15型MacBook Proには及ばない。軽めの3Dゲームタイトルなら楽しめる、といった程度だろう。



 バッテリーベンチは、Mac OS XとWindows 7の両環境で実測した。Mac OS Xでは画面輝度を最高にしたうえで、1分間のQuickTimeファイルを全画面で連続再生し、バッテリーが切れるまでの時間を手動で計測している。一方、Windows 7環境下では、海人氏作の「BBench 1.01」を利用して、画面輝度を中間、10秒おきにキーボードを押下、60秒ごとに無線LAN(IEEE802.11n)によるインターネット巡回(10サイト)を行う設定でテストした。



 結果は下のグラフの通りで、両モデルともにやや厳しめの条件下でも3時間以上の駆動時間を達成した。また、メールを書いたりWeb閲覧を行う程度の負荷であれば、Windows環境下でもMacBook Proが4時間半、MacBookが6時間程度のバッテリー寿命を持っていることが分かる。特にMacBookは公称値で最長約10時間駆動をうたうだけあって、モバイル用途でも1日安心して利用できるはずだ。



 以上、新しいMacBookと13型MacBook Proを比較してきた。基本的にはMacBookより2万円ほど価格が高いMacBook Proの優位点が目立つものの、性能面ではほぼ横並びで、バッテリー駆動時間など一長一短の部分もある。



 性能と可搬性の両立を望むユーザーの中には、13型MacBook ProにCore iシリーズのCPUを採用したモデルがないことを惜しむ人も多いと思うが、NVIDIAがArrandale向けの統合チップを市場に出していない以上、エントリー機としてコストパフォーマンスが重視される13型ワイドのラインでは、Intel HD Graphicsに比べるとGPU性能で優れたGeForce 320Mを採用するシステムはトータルバランスがいいといえる。“Pro”の名を冠しながら中身はほぼ同じというなんとも微妙な状況だが、細部の作り込みはやはりMacBook Proに分があり、予算に10万円以下というしばりがないのであれば、最終的にはアルミとポリカーボネートのどちらが好きかで決めてしまうのがよさそうだ。【後藤治(撮影:矢野渉),ITmedia】




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100708-00000047-zdn_pc-sci

Yahooニュースより


new2oo at 13:55 
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