2007年08月03日

みなさん、こんにちは!株式会社Newhandsの鈴木です。

突然ですが、弊社は"画楽"という映像コンテンツに関する事業を立ち上げております。「一体どのような事業なのか?」ということに関しては、CEO木原が当ブログにて詳述すると思いますが、『映像を愛するすべての人のために』を理念に掲げて日々取り組んでおります。

そんな画楽プロジェクトの一環として、映画館に携わる方に現状をお話していただき、昨今の映画事情、劇場としての取り組み等をみなさまにお伝えしていこうという企画『匠が魅せる映画館』をスタートさせました!

記念すべき第一回目は、【シネマGAGA!】さんです。
映画館ひしめく渋谷の中でも、厳選された良コンテンツを提供し続けているシネマGAGA!さん。一体どのような取り組みをされているのでしょうか・・・


シネマGAGA!さんの劇場コンセプトである「サムシングサプライズ」は、具体的にどういうことですか?

映画配給会社のGAGAが、劇場を立ち上げるということで、既存の映画館にはない「おもしろさ」や「楽しさ」をお客様に提供していくという事を劇場コンセプトとして考えています。上映作品の撮影小物や、出演者のサイン入り小物の展示、そしてご来場のお客様へのプレゼントなど、「映画+何か」をお客様に提供していきたいと。また、日頃映画をあまり観られないお客様に認知していただくために、映画と関係ないイベント等も積極的にしていきたいと思っています。

▼エントランスの内装は「cool&relax」をテーマに、IDEEさんが手掛けていらっしゃるようですが、お客さんからはどのような反応がありますか?

cinema_gaga1コンセプト同様、「映画館じゃないみたい」というところと、「cool&relax」というところを白と緑で表していただいて、ご来場のお客様には非常にご好評いただいています。エレベーターを降りて、「ここ映画館ですか?」というお客様もかなりいらっしゃいますし、「キレイですね。」というお声もいただいてますので、良かったと思います。

▼上映作品を選ぶ時のポイントは、どのようなものがありますか?

まだ出来て間もない劇場なのと、内装や構造が面白いということ、また、立地もいいので、とにかくたくさんのお客様に一度足を運んでいただいて、認知していただこうと思っていますので、ジャンルにとらわれないラインナップになっています。強いていうと、やはり「渋谷」ですので、「渋谷」に強い作品をやっていきたいというのはあります。ただし、ディズニーストアの上にあるということからはお子様向けの作品も有効だと思っていますし、ドキュメンタリーなどの社会的な作品や文芸色の強い作品、その他、娯楽性のある作品など、とにかく今はいろいろと上映しています。ただ、オープンから1年半経つこの秋からは、作品の流れ、というものを大切にしていこうということで、若干女性のお客様に寄った、ちょっと文芸色の香りがする作品が続く予定です。1本見たお客様が、次も必ず見に来ていただけるような工夫と努力をしていきたいと思います。

▼平日と休日では客層は異なると思いますが、平日だとどのようなお客さまが多いですか?

作品と、時間によっても大分変わってくるのですが、平日は1人のお客様や主婦のお客様、シニアのお客様、映画ファンのお客様が多い気がします。

▼時間帯によって、客層はどのように変わりますか?

朝は年配のお客様、夜は若い方へと朝→夜に年齢が下がる感じです。これも平日と土日、作品によっても異なりますが。

▼平日の朝・夜は主にどのようなお客さまが多いですか?

平日だとやはり年配のお客様が朝はよくいらっしゃいます。夜は、会社帰りの方が多いので、退社後に見られる時間ということで、最終回の設定を若干遅めにして、料金をお安くするというレイトショーサービスをしています。

▼時間帯別にプログラムを組んだりされていますか?

いい作品があって、朝や夜に特化してもお客様が来てくださるものがあればいろいろ入れていきたいとは思います。

▼映画作品の告知は、主にどのような媒体が多いですか?

告知方法は既存の映画情報誌や映画館のホームページ、劇場HPや作品の公式HPなどで告知しているのがメインですね。もちろん、作品の告知はチラシと予告篇に負うところが多いので、基本はそれでしっかりと。後はGAGAつながりでGyaoやUsenの従業員向けの冊子などですね。これからメルマガなどを発行して映画館のファンを増やしていきたいと考えていてメルマガは近いうちに始める予定です。

▼メルマガを発行されていますが、具体的にどのような展開をお考えですか?

配信を希望していただくためには何らかのメリットがないといけないので、まずはそこを配給会社のGAGAを生かしていきたいと思っています。試写会へのご招待、非売品グッズのプレゼント、公開前に劇場で映画が観られる、など。配信させていただくお客様には、必要な情報や楽しい、お得な情報をご案内し、配信停止されないように頑張りたいです。

ホームページ内でブログを開設し、フードなどを紹介されていますね。映画にちなんだパフェなどもありますが、映画以外でのサービスに関して、お客さまの反応はいかがですか?

cinema_gaga2パフェやブログに関してはお客様からご意見をたくさんいただきます。ブログでは、お褒めの言葉をいただいたりもしてます。パフェに関しては、ほんとに好評で「パフェを食べに来ました」というお客様もいらっしゃって、劇場に入ってすぐパフェを食べて写真を撮って映画を観て帰られる方が多いです。映画の出演者の方にちなんだパフェだと記念グッズとして買っていただけるのでお客さんのためにもいいなと思います。ほとんどの作品でやっていますね。パフェの企画は主に私とアルバイトの子に聞いて考えます。

▼トークイベントなどを頻繁にやられていますが、どのくらいの頻度で行っているのですか?

作品によって変わってきますが、映画と関係のないイベント的なものも入れていくとそこそこやっていると思います。

▼今後どのようなプロモーションを考えられていますか?

チラシを配ったり、近隣のショップとタイアップして何かするということはやっていますが、更にいろんなことをやりたいですね。ちょっとふざけているというか、なんでこんなことやるの?と興味を引くようなことをやりたいですね。映画に興味はないけど、ここにいったら何か出来ておもしろそうだからいっちゃおうとか、映画の力だけでは拾いきれないようなお客さまへ訴求するような劇場宣伝をしたいと考えています。
あとは、劇場を知って欲しいので、例えばカフェとして使ってもらったりして1800円払わなくても楽しめる空間を作りたいなと考えています。


▼問題意識という部分で、それはリンクしているということですか?

1スクリーンしかないため、年間の本数も限られており、1人でも多くのお客さまにリピートしていただけるような努力と、たくさんのお客さまに観ていただいて、更に劇場認知度をあげたい、という意味でもリンクしていると思います。

▼話は変わりますが、劇場を取り巻く環境が変わったと思うところはありますか?

昔はロードショー館だったので人が入れば何もしなくても売店は売れたし、チケットも売れました。いい接客をしていれば映画にお客さんがついてきてくれるので、特に企画を考えてやってはいませんでした。
単館になってからは劇場でちゃんと宣伝しないとお客さんは来てくれないし、映画を観ても売店で買ってくれなかったりするので、そういう面で創意工夫をしなくてはいけないということは変わりましたね。


▼今後どのような映画館にしていきたいですか?

シネマGAGA!に行けば何か面白いことが売っていたり、やっていて楽しいと思ってもらえるような映画館にしたいですね。あとはまた行きたい、居心地がいいと思われたいですね。「好きな劇場はどこですか?」と聞かれた時に、映画ではなく映画館としてシネマGAGA!と言ってもらえるような映画館にしたいですね。

cinema_gaga3シネマGAGA!
所在地:東京都渋谷区宇田川町20-15ヒューマックスパビリオン4F
連絡先:03-3462-2539
アクセス:JR渋谷駅ハチ公口から徒歩5分。公園通り沿い。
URL:http://www.cinema-gaga.jp/


…今回、お忙しい中インタビューにお答えいただいたのは、サブマネージャーの伊藤さん。キラキラした表情で、今後の展望を語っていただいたのが印象的でした。ありがとうございました!


聞き手:株式会社Newhands松村、鈴木

(03:33)

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔