09年9月から続いている上関原子力発電所予定地の埋立工事の抗議活動をきっかけに、この問題をより多くの人に考えてもらおうと、全国各地でイベントや活動が盛んに行われているようです。

グリーンハーツ
GreenHeartsプロジェクトのビラより

 東京の20代男女6人が立ち上げたプロジェクト「Green Hearts(グリーンハーツ)」では、上関原発計画に反対する祝島(いわいしま)を緑のハートに見立て、現地の反対運動を応援しようと、緑色のハートが写った写真やメッセージを全国から募集する「緑のハートでつなげよう!PHOTOメッセージキャンペーン」を展開。映像にまとめて公開しているほか、グッズ販売や署名・カンパも集めているようです。
 09年12月26日に同プロジェクトのブログやYouTubeで公開された第一弾ムービー(下)では、全国376人から寄せられた249枚の写真が、メンバーが作詞作曲した曲「Green Hearts 〜祝いの島の祈りのうた〜 」とともに紹介されており、完成度の高い内容が反響を呼んでいるようです。



●Green Hearts Blog(09.12.26)緑のハートでつなげよう!PHOTOメッセージキャンペーン 【第一弾】 ムービー公開☆

 一方、山口県や広島県では、映画を通して上関原発問題を考えてもらおうと、役所広司主演の映画『東京原発』(山川元監督・2004年)の上映会実行グループがそれぞれ発足し、各地で上映会が開催され始めているようです。
 作家・広瀬隆の著書『東京に原発を!』をもとに制作されたこの映画は、役所広司演じる東京都知事が、原発を地方に押しつけることに疑問を感じ、東京への原子力発電所誘致を提案、それに反発する副知事や都職員らとの議論や、プルトニウム輸送車が核ジャックされる騒動を、豪華キャストで演出したコメディー映画。扱われている原発情報もかなり正確といわれており、ユーモアとともに原発問題を学べるとあって定評があるようです。
 山口県内では、1月29日に防府市で上映会(下記)が行われる予定で、同時開催の写真展「チェルノブイリと祝島」が1月23日から始まっているほか、当日はトークイベントも開かれるようです。『東京原発』の上映会は、今後も岩国市、下関市、柳井市、山陽小野田市、光市、下松市などで開催予定があり、県内全市町での上映を目指しているようです。また、広島県内でも三原市、尾道市をはじめ、各市で上映計画が進んでいるようです。

●タウンNEWS広島 平和大通り(10.01.20)映画「東京原発」上映運動


東京原発防府映画「東京原発」上映会
【日時】 2010年1月29日(金)
【場所】 防府市地域協働支援センター多目的ホール(防府市栄町1−5−1 ルルサス防府2階)
【昼の上映】 13時30分〜15時30分 【13時開場】 
 ※ルルサス防府2階親子ふれあい広場にて昼の部は託児致します。託児ご希望の方はメールか電話で事前にご連絡ください。
【夜の上映】 19時〜21時【18時30分開場】
【前売券】500円 【当日券】 700円 (高校生以下無料)
【プレイガイド】防府市:アスピラート、防府市公会堂、トレボーノほか 山口市:山口情報芸術センター、わっか屋ほか
【お問い合わせ】 TEL:080-1948-7651(石川)MAIL:tenjin-cineclub@mail.goo.ne.jp
【主催】 天神シネクラブ
【後援】 防府市 、防府市教育委員会

らん☆ぼうお話会「アフリカと山口から見えたこと」&お茶会
映画上映後、エコツアーコンダクターのらん☆ぼう君がケニアで見てきたこと体験してきたことを映像を交えながらお話してもらいます。びわ茶とお菓子をご用意してお待ちしています。お気軽にご参加ください。
(らん☆ぼうプロフィール)
1982年北海道生まれ。27才。山口県田布施町在住。あーす☆ガイド代表。2006年に地球一周を体験。スタディロードという環境問題や農作業を学ぶ体験学習型ツアーを山口県とケニアで主催している。上関原発を考える山口若衆(わかいし)の会共同代表。

写真展「チェルノブイリと祝島」
防府市地域協働支援センター(ルルサス防府 2階)メインロビー ◆入場無料◆
1月23日(土)〜1月29日(金)9:00〜22:00
広河隆一氏(フォトジャーナリズム雑誌「DAYS JAPAN」編集長)のチェルノブイリの写真や祝島の写真と絵の展示を行います。


 1月17日には、「足もとの平和と自然保護をねがう」という趣旨で集まった山口市や防府市の女性7人グループ「NANA(ナナ)」が、山口県産食材をふるまうイベント「レインボー大作戦」を山口市内の商店街で開きました。イベントでは、上関原発問題にもっと関心を持ってもらおうと、祝島のタコ飯やびわ茶を使ったランチ30食や、祝島の氏本農園で育った放牧豚のソーセージなどを販売、会場には約150人が詰めかけ、これらの商品はすぐに売り切れたそうです。

NANA
NANA ホームページより

●毎日新聞(10.01.14)NPO:県内女性7人が結成 山口市で県産品「食イベント」
●NANA(10.01.18)大盛況!レインボー大作戦ミッション
●毎日新聞(10.01.20)安部みちるさん:山口のバッグデザイナー、「祝島」テーマに新作