信州ではあちらこちらで、桜の開花宣言が始まりました。梅も五分咲き、新年度が始まります。
ところで日本はなぜ4月が年度初めなのでしょう。世界的には9月や1月が多いようです。実は明治時代の国家財政の事情から始まったそうです。
その頃政府の会計年度(年間予算の区切り)は財政により何度か変更されたそうですが、財政が厳しくなり農家がお米を収穫し納税をした後、税が入った4月から新しい年度を始めれば余裕を持って予算を組めると4月が年度初めとなり、それが今も続いているとのことです。
さて桜の4月スタートに、知人から松下幸之助さんの桜の一文を知りました。
悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。おしなべて、事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。あせらずあわてず、静かに時の来るを待つ。
時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。だが何もせず待つ事は僥倖を待つに等しい。
静かに春を待つ桜は、一瞬の休みもなく力を蓄えている。たくわえられた力がなければ、時が来ても事は成就しないであろう。
4月スタートは学生を思いますが、新社会人も同様です。今まで親の元で育ってきた彼らが、初めて自分の力で歩くのです。大変な毎日に体も心もくたくたに、悩む時もあるでしょう。しかし桜のように、時が来るのを待ちましょう、力を蓄えながら。
必ずその日はやってきます。
