私は小中高大と沖縄で過ごしたが、政治に興味を持ったのは反米感情からだったと思う。
沖縄で事件事故を起こす米軍人及び軍属に本気で腹が立ったし、戦争映画とかで米軍が日本軍をなぶり殺しにするのを見て、アメリカを滅ぼしたいと考えていた。
だから、最初「ウヨク」になった。高校の弁論発表でクラスメイトが個性豊かな高校生らしい主張をする中、私だけ中国の脅威を訴え、防衛をアメリカ任せにしている日本の不甲斐無さを批判し、憲法9条改正による自主防衛と核武装の必要性を述べた。反応は「まぁ、よくわかならいけど、高校生離れしてて凄まじい説得力でした」みたいな感じだった。
そういう感じで高校生から大学2年くらいまでは反米保守だったが、これが次第に変化していく。
反米保守だったが、ナチス・ドイツがやったような、人種差別に基づくユダヤ人、東欧人、ロシア人及び有色人種の虐殺のことは胸糞悪く感じていた。また、学徒が爆弾を抱えて米軍戦車に突撃したことを讃えるだけで終わるような日本の「保守」の側の歴史観に疑問を感じていた。水兵の尻を太い木の棒でぶった叩いたり、責任を取るときにすぐに切腹するよな日本軍が嫌いだった。
不合理な日本軍みたいな雰囲気は、今の日本社会にも残っている。なかなか減らない過労死やパワハラ、宴会でまで必要以上の「礼儀」を求められるような日本社会の空気である。
一方、アメリカは戦前も戦中も戦後も明るく開明的な雰囲気である。
だから、第2次世界大戦で枢軸国や大日本帝国をアメリカが倒してくれたことは日本人を含む全人類にとって幸運であったと言える。

沖縄ランキング