2007年05月17日

相国寺承天閣美術館「若冲展」先行プレビューブログを読んで

相国寺承天閣美術館で。6月3日(日)まで開催中(会期中は無休)の「若冲展」では、美術界初の試みとして、ブログや、HPを持つ人のために、先行プレビューが行われています。
わずか45分ですが、ごく少人数の一般人により「若冲展」の会場を見学して、それをウェブサイト上の記事にする、というものでした。

伊藤若冲の作品は、最近は高く評価されていますが、戦後間もない頃からしばらくは、美術の専門家からも、あまり評価されない時代が続きました。狩野派、琳派、四条円山派のように、弟子達にその画風を引き継がれなかったせいかもしれません。
再評価のきっかけになったのが、2000(平成12)年に京都国立博物館で開催された、没後200年Jakuchu!(若冲!こんな絵描きが日本にいた)でした。
この特別展覧会は、前半と後半では、客層がかなり変化したそうです。
開催当初は、いかにも絵をよく見に来ているような人が、中心でした。
それが、ある時期からから、美術館であまり見かけないような、若者なども来るようになったそうです。
図録は、途中で在庫がなくなり、一度重版しますが、それも完売しました。来場者は、京都会場だけの開催だったにもかかわらず、9万人を超えたそうです。

「若冲大全」という本は、、この時の図録がもとになっています。
主催者は、この変化は、口コミで、展示品の噂が広まったためではないか、と考えているようです。このときは、宮内庁、ジョー・プライスさんをはじめ、内外から協力を得て、伊藤若冲の代表作の多くをが集められています。来場者から噂が広がり、これが伊藤若冲に対する評価も見直されるきっかけとなったのです。

今回の先行プレビューも、こうした効果をねらっているのかもしれません。
どの記事も面白いし、宣伝効果は抜群です。できれば、近いうちにコメントも書いてみます。

若冲展、先行プレビューブログ

2007.05.15
相国寺承天閣美術館の若冲展 その一
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15083525

開基足利義満600年忌記念若冲展〜釈迦三尊像と動植綵絵 120年ぶりの再会〜@相国寺承天閣美術館を観る [アート]  
http://blog.so-net.ne.jp/kurohani/2007-05-14/trackback

「若冲展」京都で奇跡を観た 展示編
(Celtic Forest - Yoko Hayashi)
http://www.yoko-hayashi.com/archives/2007/05/15/89/trackback/

伊藤若冲〜動植綵絵展先行プレビュー(4) 
(海の見えるベランダ)
http://blog.kansai.com/tb/7804/157

伊藤若冲大全


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