2008年04月27日

自己マネジメントの彼方

先日、仕事で、今をときめく経済評論家の勝間和代さんにお目にかかってきた。著書を何冊か読ませていただいていたので、直接お話しできる機会があって光栄だった。

無駄のない、“効率”のいいライフスタイル。彼女の著書を読み、話を聞いていると、印象はそれに尽きる。

仕事は時間通りに済ませ、プライベートの時間はきちんと確保する(3人の娘さんの母という顔もお持ちなので)。19歳で史上最年少の公認会計士になったときも、「弁護士は2000時間、公認会計士は1000時間勉強すればいい。だから1000時間の勉強時間を確保して、公認会計士になったのだ」という。

若い女性にとっての仕事と育児の両立について聞くと、「仕事の時間を決めて、それ以外は育児、とはっきり分ける。それが、将来、管理職になるためのマネジメントの勉強にもなる」と即答。

「仕事か、結婚か」という、よくある選択の話にならなかったのがおもしろい。また、いまの若い女性が将来、管理職になる可能性があるという前提に立っての話だったことも興味深かった。

休暇に入ったからと言って、眠気の差すままだらだらと昼寝をしてしまった我が身を振り返っていたら、そのことを思い出した。自己マネジメント不足なり。

勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド


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