四大名捕~都に舞う侠の花~ 第1話


四大名捕~都に舞う侠の花~ 第1話


難攻不落の天山牢獄から極悪非道な四大凶徒が脱獄した。彼らを地下牢に閉じ込めた神侯府の総管・諸葛正我(しょかつ・せいが)に復讐すべく、諸葛の部下である冷血、無情、追命、鉄手にそれぞれ闘いを挑むが、都に名を轟かせるこの4人の捕吏に敵う者はいない。だが、四大名捕と呼ばれる彼らが極悪人たちを追っていた頃、別の場所で事件が発生していた。重臣の家が襲撃され、家族全員が殺されたのだが…。


四大名捕~都に舞う侠の花~ 第2話


四大名捕~都に舞う侠の花~ 第2話


神侯府の手柄を横取りして四大凶徒を連行した都の警察・六扇門(りくもんせん)だったが、その牢獄から再び4人が姿を消した。諸葛正我は、重臣の殺害事件との関連を疑うが…。そんな時、失踪した皇帝の側室候補を捕らえよという王命が神侯府に届いた。凶悪事件の捜査を置いて出掛けることに不満な冷血たちだったが、皇帝直々の命令にしぶしぶ従う。一方、脱獄した四大凶徒は、皇帝の異母弟 安世耿のもとにいた。


四大名捕~都に舞う侠の花~ 第3話


四大名捕~都に舞う侠の花~ 第3話


皇宮に向かう途中で逃げ出した妃嬪候補の楚映雪(そ・えいせつ)は、冷血たちに捕らえられ連行される。都に入った映雪たちは、逃げた他の娘たちが護送車で運ばれてゆくのを目にする。重い罰を受ける逃亡者は、まるで罪人のような悲惨な姿だった。その姿に同情心が芽生えた追命たちは、反対する冷血を尻目に映雪を神侯府に連れ帰る。映雪は、自害したと報告され、楚離陌と名を変えて神侯府の下働きとなるが…。


四大名捕~都に舞う侠の花~ 第4話


四大名捕~都に舞う侠の花~ 第4話


安世耿の一連の事件への関わりを疑った諸葛正我は、探りを入れるために食事の席を設ける。16年ぶりの再会とは思えないほどの若々しさを見せる安世耿。正我が招待したもう一人の客人、皇帝の弟であり安世耿の異母兄である朱煦悌(しゅ・くてい)が同席する。皇帝と同じ朱という姓を名乗れなかった自分の生い立ちを卑下し、16年前のある事件を機に隠棲している安世耿は、義母兄の優しい気遣いを素直に受け入れられず…。


四大名捕~都に舞う侠の花~ 第5話


四大名捕~都に舞う侠の花~ 第5話


新入りいじめに耐えながら働き始めた楚離陌。無情が離陌のことを案じて顔を出すと、下女頭の春萍(しゅんへい)は更に仕事を増やすため、休む暇もない。一方、冷血のことが好きな皇帝の娘 紫羅(しら)公主は皇宮を抜け出しては度々、神侯府にやってくる。つれない冷血の態度に、いつも不満顔の公主をなぐさめるのは、仲良しの追命だ。女好きを公言し、軽口を叩く追命が心に想う人は、他でもない紫羅公主だった。


四大名捕~都に舞う侠の花~ 第6話


四大名捕~都に舞う侠の花~ 第6話


変装して親友の葉児(ようじ)とともに町に出掛けた楚離陌,スーツ シーズン6。神侯府に戻ると、冷血に見破られて叱られてしまう。妃嬪候補だった離陌が生きていることが知れれば、四大名捕のみならず神侯府もただでは済まないのだ。一方、皇太子の教師である太師の屋敷までが襲われる事件が発生。遺体には噛み痕が残り、獣のにおいが西域の香料でごまかされていた。諸葛正我は、その歯形から獣の正体を割り出そうとするが…。