私の病気は癌である
それは天と地がひっくり返ってもひっくり返らない
厳然たる事実
癌は浸潤性を持つからこそ恐ろしい
どんな病期でも、その再発と転移はいつどこでやってくるかわからない。
どんな性質でも、だ。
研究者にも、医師にもわからない。
それが私の背負った運命。
それが私の背負った人生。
そのことを忘れてはならない。
楽天でもそれは一生ついてまわる
しかし
だからこそ、
だからこそこの今一瞬がこの人生の最後だとして
気楽に焦らず気長に楽しく
機嫌良く過ごしていきたい
今を憂いて未来を案じて生きることだけはしたくない
これが最後だ。
今が最後だ。
どんなに不機嫌になっても
次の瞬間にはからっとしていよう
それができるチャンス
いつまでも引きずらない
いつまでも同じことで悩まない
ようやく私の人生がピッタリ当てはまった今
こんなに楽しく生きることが出来る今
どうして楽しまずにいられよう。
甘えてぶすっとした顔をしていないで
カラッと今を楽しく生きよう
どんなに辛いことがあっても
機嫌がよければ過去として切り捨てられる
過去が苦しければ苦しいほど
未来に起こる出来事は受け止められるはずだ
どうか、日本中が、
世界が、
このようにして苦難を乗り越えられますように
どうか
同じ病気の人が一人でも
今という一瞬を機嫌良く楽しく過ごせますように
まだまだできる
いまこそ何かができる
機嫌さえよければ
心が折れさえしなければ
何かをきっとやり遂げることができる
過去においてきた心をさがすな
過去はもう過去で
今とは無縁のもの
やはりわたしは気楽な楽天家だ
そしてそれでよいとおもっている

